クロスビジョンはNTTドコモの新規事業創出プログラムを通じてサービスを始めた
非代替性トークン(NFT)を活用した音楽販売ができるプラットフォームを手掛けるCross Vision(クロスビジョン、東京・千代田)は31日、NTTドコモから独立して事業を始めると発表した。
同社はNTTドコモの新規事業創出プログラムを通じて2023年にサービスの実証を進めていた。
バーチャルユーチューバー(Vチューバー)を中心としたクリエーターらの音楽やグッズをNFTで販売する「Sound Desert(サウンドデザート)」を6月1日に始める。
音楽活動、ゲーム実況をしているクリエーターなどのコンテンツ企画や制作、販売を支援する。
実証実験では70組以上の音楽ユニットや300人以上のクリエーターが参加した。
Vチューバーなどがライブ配信をする際に連動してプラットフォーム上で音声グッズを販売するなど、クリエーターとファンの接点を増やす仕組みを作っていく。
NTTドコモやゼロイチキャピタルなどベンチャーキャピタル(VC)を引受先として第三者割当増資で5500万円を調達した。プラットフォームの開発や集客に向けた広告宣伝などに充てる。