台風一過の下呂-10/22その3

御品書（神無月）

食前酒

前菜
　・柿、湿地茸の白和え
　・紅葉鮭、林子博多
　・生湯葉雲丹焼き、天盛り焼き松の実

吸物
　・土瓶蒸し（すだち、松茸、海老、栗、鱧、三つ葉）

造り
　・鮃、鯛、鮪（中トロだ！）

焼物
　・鰤月桂冠焼き
　・鮑、錦糸卵
　・豆乳入り蒟蒻旨煮
　・青味大根、柚子味噌

煮物
　・雲丹豆腐（スライス銀杏、滑子茸あん）

しのぎ
　・鮭笹寿司
　・子持鮎柔らか煮

花水鍋
　・飛騨牛コロステーキ、アスパラ、エリンギ、大根

一品
　・サラダ（野菜、ふぐたたき、鰻燻製）

酢の物
　・蟹身寄せ（穂じそ、糸瓜、茗荷、海草、木海月、もみじおろし）

食事
　・止椀、香の物、甘味（梨、葡萄、杏仁豆腐）

………美味でした。おなかいっぱい。


実は写真の料理はメニューの中にない。

飛び入り
　・アジメドジョウの甘煮

その日、たまたま出入りの業者が自ら清流で獲ってきたアジメドジョウを
板長が手に入れ、宿泊客の食卓に上ることになったらしい。
オットが見てひとこと、
「……これウチにいる」
は？
ウチって、
ウチの水槽のことか？
「うん、あのウチのドジョウと同じ」

ウチには水を含めて総重量100kgほどの淡水魚用水槽がある。
買ってきた魚もいるが、オットと私とで獲ってきたのもいる。（変な夫婦）
たしかにウチにいるよこのドジョウ。
同じ模様だ……。

オットはちょっと食すのを躊躇っている。
義父は美味しいと言って食べている。
義母はおなかいっぱいと言って私にくれた。
ひとくち食べてみた。

おいひい！（by氷川きよし）
というわけで、私は躊躇うことなく完食。ごちそうさまでした。