ままちゃんのアメリカ

結婚42年目のAZ生まれと東京生まれの空の巣夫婦の思い出/アメリカ事情と家族や社会について。

ブレッドプディングとルカの話とホットチョコレート

2020-12-20 | クリスマス

menofthewest.net

 

 

 

朝晩冷え込み、そんな時は、こんな物をトレイダー・ジョーで仕入れてきて、大気汚染情報と相談して暖炉に薪をくべても良いのか調べ、良し、とあれば火を焚く。もしその晩が冷たい雨でも降っていれば、空気は汚れていないので、焚ける。ガス仕様の暖炉にすればお伺いを立てなくとも好きな時に使えるが、とかくカリフォルニアはここは規制が多い。

その雪だるまを熱いミルクのマグに入れて、溶けていくのを小さな子供たちと見ながら、ホットココアになるのを待つ。この雪だるまが「いい湯だな」と思っているかどうか。

トレイダー・ジョーがお近くにない場合、がっかりすることはない。大きめのマシュマロ3個を枝状プレッツェルを写真のようにさして頭と胴体をつなぐ(欧米の雪だるまは、三頭身であることをお忘れなく)。プレッツェルを手足としても使う。少量溶かしたチョコレートを小さめのプラステイック袋に入れ、ひと隅を小さく切って、目とボタンをつける。鼻はキャンデイ・コーン(ハロウイーンの残りは往々にしてキャンデイ・ジャーに残っているものだ。)か、鼻になりそうなキャンデイを差し込む。出来上がった雪だるま(あるいはオーラフ)をそっとすでにマグに入れてある熱いココアに下のように置く。

 

冬に嬉しいデザートは、ナツメッグ・ブレッドプディング。 ココアを用意する前に作り、供する時にマイクロウエーヴオーヴンで少し温める。甘いから、ココアの代わりに暖かいアップルサイダーでも、ハーブテイでも、お供にになる。

材料

2個 大きめの卵、室温
2カップ 全乳
1/4カップ バター、小さなキューブに切っておく
3/4カップ 砂糖
小さじ1/4 塩
小さじ1杯 挽いたシナモン
小さじ1/2 ナツメッグ
小さじ1 バニラエッセンス
4-1 / 2〜5カップ 柔らかいパンを小さくキューブに切ったもの*
1/2カップ レーズン あるいは干したクランベリーでも良い

バニラソース:
1/3カップ 砂糖
大さじ2 コーンスターチ
小さじ1/4 塩
1-2 / 3カップ 冷水
大さじ3 バター
小さじ2 バニラエッセンス
小さじ1/4 ナツメグ

*薄切りパンなら9枚程度。

作り方:ブレッドプディング

  1. 大きなボウルに、卵を割り入れ、軽くかき混ぜる。 別のボールに牛乳とバターを混ぜ合わせ、そこへ砂糖、塩、スパイス、バニラと一緒に卵液に加える。 キューブ状のパンと、レーズンを追加し、静かにかき混ぜる。
  2. よく油を塗った11x7インチ(28cmX18cm?)のベイキング皿かパンに、1を注ぎ入れる。175度Cのオーブンで40ー45分焼く。 端から2cm程度離れた部分にナイフを挿し入れ、何も付着していなければ出来上がり。

作り方:ソース

  1. 砂糖、コーンスターチ、塩を鍋に入れ、水を入れて滑らかになるまでかき混ぜる。
  2. 中火で沸騰させ、トロッとするまで約2分間かき混ぜながら調理する。
  3. 火から下ろし、バター、バニラ、ナツメグを入れてかき混ぜる。
  4. 温かいプリンに添える。

ソースをかけてからアイスクリームやホイッピング・クリームを添えて。

それでは、暖炉の前で、子供たちと一緒に座り、まずクリスマス物語を読む。読み終わったら、火傷をしないように気をつけながら、先ほどの雪だるまココアを飲んだり、ナツメッグ・ブレッドプディングをどうぞ。これが我が家の設立当時からの習慣である。

*******

そしてこれが真のクリスマスの物語である。欽定訳新約聖書ルカによる福音書第2章1〜20節から。

 

そのころ、全世界の人口調査をせよとの勅令が、皇帝アウグストから出た。 

これは、クレニオがシリヤの総督であった時に行われた最初の人口調査であった。

人々はみな登録をするために、それぞれ自分の町へ帰って行った。

ヨセフもダビデの家系であり、またその血統であったので、ガリラヤの町ナザレを出て、ユダヤのベツレヘムというダビデの町へ上って行った。

それは、すでに身重になっていたいいなづけの妻マリヤと共に、登録をするためであった。 

ところが、彼らがベツレヘムに滞在している間に、マリヤは月が満ちて、 

初子を産み、布にくるんで、飼葉おけの中に寝かせた。客間には彼らのいる余地がなかったからである。 

さて、この地方で羊飼たちが夜、野宿しながら羊の群れの番をしていた。 

すると主の御使が現れ、主の栄光が彼らをめぐり照したので、彼らは非常に恐れた。 

御使は言った、「恐れるな。見よ、すべての民に与えられる大きな喜びを、あなたがたに伝える。 

きょうダビデの町に、あなたがたのために救主がお生れになった。このかたこそ主なるキリストである。 

あなたがたは、幼な子が布にくるまって飼葉おけの中に寝かしてあるのを見るであろう。それが、あなたがたに与えられるしるしである」。 

するとたちまち、おびただしい天の軍勢が現れ、御使と一緒になって神をさんびして言った、 

「いと高きところでは、神に栄光があるように、地の上では、み心にかなう人々に平和があるように」。 

御使たちが彼らを離れて天に帰ったとき、羊飼たちは「さあ、ベツレヘムへ行って、主がお知らせ下さったその出来事を見てこようではないか」と、互に語り合った。 

そして急いで行って、マリヤとヨセフ、また飼葉おけに寝かしてある幼な子を捜しあてた。 

彼らに会った上で、この子について自分たちに告げ知らされた事を、人々に伝えた。 

人々はみな、羊飼たちが話してくれたことを聞いて、不思議に思った。 

しかし、マリヤはこれらの事をことごとく心に留めて、思いめぐらしていた。 

羊飼たちは、見聞きしたことが何もかも自分たちに語られたとおりであったので、神をあがめ、またさんびしながら帰って行った。

 

 

 

 

 

 

コメント (2)
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