ままちゃんのアメリカ

結婚42年目のAZ生まれと東京生まれの空の巣夫婦の思い出/アメリカ事情と家族や社会について。

大切なことは

2017-12-14 | アメリカ事情

 

昨今はインターネットショッピングが盛んで、よって各配送業者の配達員が、特にクリスマスシーズン中は、我家にもよくやってくる。UPS(あの茶色い配達車ートラック,とは言わないそうであるーで配送している)は、例えば左にターンせず、必ず右ターン(日本ならば左)で道を曲がること、などという細かいコードがある。そして厳しく管理されている時間。今の時期、たくさんの発送物を抱えて早く早く、とばかりに次の家へ回るのである。できるだけ早めに、正確な住所に、そして品物を壊さないように、と注意をしてUPSマンは働いている。UPSだけではなく、USPS (合衆国ポスタルサーヴィス=郵便局)や、FedExなどいくつかある。

 

https://upload.wikimedia.org  UPSの配達車

 

この忙しい時期、犬に噛みつかれるのは、仕事のうち、と言われる茶色い配達車であちらこちらを行くUPS配達人を見ると、いつもお疲れ様、ご苦労さまです、と思う。そして、昨日Pinterestを何気なく見ていて、こんな写真をたくさん見つけた。これらは、UPSや、USPSや、その他の配達員への、ギフトである。簡単なスナックや水、ソーダなどを大きな箱や容器に、取りやすいようにポーチや玄関先に置いてあるのだ。 


こうしたものを「配達員(ドライバー)さん、御自由にお持ちください。いつもありがとうございます」と、感謝の言葉と共に書いてある。これを見た時、「あなたの宝のある所には、心もある。。。」(マタイ伝6:21)を思った。あなたの宝、それは家族、その家族の住む場所には、あなたの思いやりもある、と。それは今日12月14日のクリスマスカレンダーである。

 

  

https://www.instagram.com/p/BckgDgKh29U/

 

 

http://www.scarymommy.com/gift-box-ups-viral-facebook-post/

 

 

貴方の宝は、貴方と家族の住む家かもしれない。貴方が、人生で何が一番重要かを見失わない限り、そして他者への思いやりを忘れなければ、この世で所有することは、何も悪くはない。時には、その他者への思いやりに、真の幸福を見つけられるかもしれない。何が重要であるかに焦点をあてるための提案が下である。

  • 多忙を物語る貴方の予定表の一部を白紙にして、貴方の大切な人と過ごす時間を作りませんか?
  • 生活に支障をきたさない程度のお金がありますか? 貴方の大切な子供や孫のために、大学進学基金・預金に、あるいは、お住まいの地域の福祉活動に、少額でも寄付をしませんか?
  • 貴方のお好きなお食事は何でしょうか?それ一回分の費用で、ひもじい思いをしているホームレスを食べさせることができるかもしれません。お金で渡すのではなく、ギフトカードやチケットで買って渡すのです。アメリカでは、マクドナルドなどのハンバーガーチェインで、そうした冊子を売っています。
 


コメント
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