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アメリカで1922年に創刊され、今現在でも、Better Homes and Gardens誌に次いで売上数を誇る、サイズの小さなあるアメリカの雑誌は、保守的、楽天的、そしてアメリカ至上主義的である。この雑誌の基本的価値観は、個人の成功、楽天主義、道徳的保守主義、自由市場経済支持である。アメリカで最も慎重に編集され、記事の信憑性が非常に高いことでも知られているこの雑誌とは、Reader's Digestである。NHKまでも合衆国高官から、名指しでフェイクニュース、と呼ばれたこの時代、弛まぬ努力で記事の信憑性を追求する態度は、ありがたい。残念ながら、日本版は1946年に創刊され、1986年に休刊し、2007年に日本のウェッブサイトができたが、これも時を経ずして閉じられている。
私の好きな読み物の一つが、このReader's Digestだと言うと、夫は「世代が違うんじゃないの?それは両親の世代までだよ?」などとからかうが、私は、この雑誌が好きである。Uplifting(気持ちを高める)な実話や、記事が多いし、ダイジェストだから、すぐに読み切れる。合衆国で、歯科医や医師の待合室にあるような雑誌で、気軽に手に取って読める。今年のクリスマスに、家族の歴史センターで一緒に奉仕する夫妻が、この購読をプレゼントしてくれた。一週間前にすでに最初の号が届けられ、下のような記事を今日はご紹介したい。
題して、”I will be happy next year if I can..."「来年もし。。。できたら、私は幸せでしょう」。
コネチカット州ダンベリーのテイア・マッカウさん:「聞くのをやめたらね、私の心理分析医の言うことを。」
ニュージャージー州ポートリパブリックのダナ・パッサカパッサレリさん:「何かの中毒になっている人を助ける。」
ヴァージニア州セイラムのマージー・ダーラムさん:「パートタイムで働いている職場で、フルタイムで雇われること。この職場が大好きなんです。」
ミシガン州グロッスイルのジャネット・グロンダさん:「私の5番目のイーグル・スカウトとなる孫息子を自慢できること。プレッシャーじゃないわよ、コーディー!」
ウィスコンシン州ボスコベルのジェン・ジャコバスさん:「過去数年にわたって煮詰まってきている回想記を書くこと。」
イリノイ州シャムバーグのジョアン・フレッダーモンさん:「私の娘の高校シニア年を生き延びること。」
インディアナ州マーチンズヴィルのクリス・ハムリンさん:「通常の家族形態ではない私の家族を受け入れてくれる教会を見つけること。」
サウス・キャロライナ州ウエストペルツアのアンデイ・デイヴィスさん:「依然として美味しいミルクシェイクを飲んで健康でいられること。できますよね?」
テキサス州サンアントニオのステイーブ・リチャーズさん:「ウクレレが弾けるように習うこと。」
アイダホ州メレディアンのG.N.H.さん:「75歳にして新しく発見した半分姉妹に会うこと。彼女は亡くなった父のファイルから、私の居所を見つけたのです。」
カリフォルニア州フレズノのエイドリアナ・スターさん:「愛に溢れた家族を必要とする子供をとうとう養子(養女)にする決心。私は5年前に死産したのです。」
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この方々の幸せが叶うように願う。あなたは、来年何をしたら、幸せとお思いだろうか。