アーユルヴェーダの食は、色んな食事療法の中でも納得できることが多いです。
さすが、5,000年の歴史ですね
その中で、私はいくつかの事を生活で実践しています
その1つに、「ギー」があります
ギーとは、無塩バターを温めてつくったバターオイルのことで、
代謝過程で一切問題を起こさず代謝されるとして、古来から高く評価されている脂肪酸類なのだそうです。
バターというと動物性脂肪ですので、コレステロール値を高めるように思えますが、これは例外
コレステロールを高めないことばかりではなく、体の中に善玉のコレステロールが増えるといわれているのです
「ギー」は質の良い脂肪なので、体の中で悪い働きをしないと受止めることができます。
分子整合栄養学でのカウンセリングでも、脂肪酸の問題を持っている方と多く出会います
善玉コレステロールの低い方はとても多く、
この状態だと心臓、脳などの血管を詰まらせる動脈硬化の問題を引き起こすリスクが高いので、
分子整合栄養療法として、早めにEPA+VEでしっかりアプローチしていただいています
動脈硬化やアレルギーは、お食事の中の油も原因となっているので、丁度、日々の料理に使う油も気をつけたいと思っているところでした
よく食事療法をされている方で、油が問題だから「油抜きしている」という方も多くいらっしゃいます。
体重のある方は、カロリーが減るので確かに体が軽くなり、体調はよくなると思いますが、
脂肪酸も体を構成していくに大切な栄養素なので、長く油抜きをしていくデメリットも多く出てきます。
それは、VAやVEなどの不足が起こるのです。
脂性のビタミン(VAやVEなど)は、摂取した油に溶けて吸収していくので、油分のない食事をしていると様々な症状が起こってきます。
VAやVEは、もの凄い抗酸化物質で、全ての細胞分裂の正常化にも関わるので、油の摂取を上手に考えたいと思っていました。
しかし、食べても体の中で悪いことをしない油、良い油が見当たらないということから、一般的には食べるよりは油抜き!ということになるのでしょう。
これからは、「ギー」があるので大丈夫
ギーは代謝されるときに、一切の不純物を発生させないで代謝される油類だと解釈できるので、安心して使っています。
ギーの作用としては、イライラやワサワサの過剰な心の状態も抑え、目と知力に良く、抵抗力、意志力、精神力が強くなり、いつも穏やかでいられるようです。
健康維持増進には、ギーを毎日食すること!とてもいい食材なのです。
単なる民間療法ではなく、科学に裏づけされた学問が背景にあるアーユルヴェーダですので、試してみる価値はありそうです
但し、ギー以外の油は出来るだけ控えなくては意味がありませんよね
特に、天婦羅や揚げ物は油だらけですからね
ギーを使って緑黄色野菜を炒め、温かいうちに食してください~
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