膀胱がん  勇気とともに

56歳で、膀胱を埋め尽くす10cmものガンが見つかった夫との日々

白目をむいて寝ている

2012-11-14 17:30:46 | 闘病
2012年 11月14日(水)


まもなく、夫が退院してくる。
夫がいないときに
聞きにくい質問などを済ませておこうと
いつもの友人のドクターに
気になっていた点を聞いてみた。

彼が寝ている顔を見ると
目がちゃんと閉じず
白目が3mmぐらい見えている
その顔は、なにか気持ち悪く
どうも気になる、と。

そんな顔して寝る人いますよ
とドクターは答えられた。

軽く言われたけれど
結婚して35年近く経つのに
そんな顔をして寝ているのを見たことがなかった。

だからなんとなく、納得できなかったのだけれど・・・




<2013年11月28日 後記>

彼が亡くなって、喪中ハガキを出したら
たくさんの方々から、驚きのお電話やお手紙をいただいた。
その中から、若い娘さんをがんで亡くされたお母さんの話 

「娘が亡くなる5日ぐらい前から
 白目をむいて寝るようになったんです」


また上述の友人放射線科ドクターは、私と白目のことで会話した後
奥さまに「あと1週間ぐらいやと思う」と言われたと後で伺った。
その通り、夫は1週間後の11月22日に亡くなった。


人は死が近づいてきたら、目をちゃんと閉じることができなくなるんだね・・・





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