猫に腕枕

腎不全の猫と暮らした日々+

個展無事終了しました~

2017年08月30日 | 銅版画


初めての個展。
直前まで刷っていて、果たして準備が間に合うのか、お客様に来ていただけるのか
不安なままスタートしましたが、始まってしまえばあっという間。
昨日、無事終了しました \(^o^)/

個展の前の週までは、まるで梅雨のようなお天気で涼しく、このまま秋になるかと思いきや
個展が始まった途端、晴れて真夏に逆戻り・・・
いいんだか、悪いんだか・・・晴れ女なんですよねー(^_^;)

とにかく、そんな暑さの中、たくさんの方に足を運んで頂き、感謝の気持ちでいっぱいです。

少しだけ、個場の様子と新作、チャリティについてご報告致しますね。



今回展示したのは、2007年から現在までに制作した21点です。
出そうと思えばあと5点くらい追加できたのですが、スペースや額等を考えて21点に。
十猫十色猫だらけ展というグループ展に参加したのが2007年5月でした。
もう10年も前?!と驚くと共に
私という人間はこの10年間「猫」にしか興味を持たなかったんだな~と
作品を見渡して、何だか複雑な気持ちでいっぱいになりました(^_^;)
猫、猫、猫・・・猫しか描いていません。それもほぼメゾチントのみで。
人間も一部描かれていますが、あくまでも主役は猫で、人間は背景の一部という・・・(-_-;)

10年経って、一緒に暮らしていた猫達はみんな虹の橋へ行ってしまいました。
みんな一緒だから、きっと淋しくはないでしょう(残された人間家族は淋しいのですけれど)。

これを区切りに、もう少し違う題材、画材、描き方を模索してみようかな・・と思います。
(といっても、十猫十色猫だらけ展があるうちは猫を描きますよ!)

21点のうち、今年制作したのは下記の5点。


「雨上がり」(12×15cm)
モデルはゆずです。いつもこうして土手を一緒に散歩しました。
空を見上げるゆずと水たまりに写る青空。
8月なのに梅雨のような雨続きにうんざりして青空を描きたくなったのかも。
今回の個展の一番人気でした。
ありがとうございました。


「胡蝶の夢」(7.5×12cm)
モデルはももちゃん。
ときどき何もない空間をじっと見ていたももちゃん。
瞳が空色だったので、空と死者の魂を象徴する蝶を描いてみました。


「Stand By Me」(7.5×12cm)
モデルはミニ。
ミニたんも、甘えん坊でした。
他の子がいる時は甘えなかったけど、ふたりだけになった途端に甘えん坊になるミニたんでした。
一番最後までそばにいてくれた甘えん坊の勇者。


「あたたかな手」(6×6cm)
以前作った手のシリーズを手直ししたものです。
モデルはコブちゃん。
人間にも猫にも甘える、甘えっ子コブちゃんです。


「目覚めよ」(直径6.5cm)
コブちゃんは、毎朝私の顔をポンポンと叩いて起こしてくれました。
だから目覚めて最初に見るのはコブちゃんのこんなお顔。

「目覚めよ」というタイトルから、宗教画っぽい額に入れてみました。

こちらはチャリティ作品の中の一番人気でした(^^)
あらかじめシートをもっと多く刷っていれば、もっと里子に迎えてもらえたはずなのですが・・・
間に合わなかった・・・ううっ残念(^_^;)


そう、チャリティは、新作の「目覚めよ」を加えて5点でした↑
猫の十字架のように並べて展示。
「目覚めよ」(真ん中)は、額装2点、シート2点、
「Marmalade Cat」(向かって右)は、額装1点、
「My Honey」(向かって左)は、シート1点、
「Full Moon」(上)は、シート1点、
「思い出」(下)は、額装1点、
合計8匹が里子に出て、チャリティ金額は24,000円となりました。
ご協力頂いた皆さま、本当にありがとうございました。
たくさんの方に足を運んで頂いたお礼も兼ねて少し追加して
30,000円を「福猫舎」さまに寄付させて頂きます。
「福猫舎」さまの活動については、下記のサイトをご覧下さい。
ブログは https://ameblo.jp/311fukunekoya
Twitterは https://twitter.com/fukuneko_ya
HPは http://fukunekoya.com/

新作以外で人気だったのは↓

「いってらっしゃい」(23.5×9cm)
縦長の構図が良かったのでしょうか。レースにふわふわの白い猫は可愛いの定番かも?




暑かったけれどずっと晴れに恵まれて、たくさんの方にご来場頂き、たくさんの方にお手伝い頂き
感謝!感謝!です。
本当にありがとうございましたm(__)m

次は第8回十猫十色猫だらけ展(・・っていつ?!)でお会いしましょう(^_^)/

ミニの好きな散歩道

2017年08月01日 | 猫の思い出話
ずっと銅版画をやってたら行き詰ってきたので気分転換!

久々にミニの写真をアップ。
S市に住んでいた頃、家の目の前の土手は、犬猫の良い散歩コースとなっていました。











ミニもこの土手が大好きで、よく一緒に散歩したものでした。



ごろん、ごろん。



ふっくら福々のミニたんでした。