今日は通院日。
朝一番を目指して早めに家を出たのだが
着いたのは9時(診察開始時間)ちょうど。既に3人待ちだった・・。
ゆずの動物病院、日曜は午前中のみの診療だから混むのだ。
仕方ない、おとなしく待つしかないか・・と
キャリーを膝に乗せ椅子に座り雑誌を読んでいたら
突然ヨークシャテリアがぴょんとゆずのキャリーを覗き込んだ。
ゆず、怒り爆発っ!
「うわあおーーんっ!」と雄叫びをあげキャリーの中で大暴れ。
「ゆずー、大丈夫だよー」と声をかけるがゆずはちょっと興奮気味。
まずいなぁ・・と思ってるうちに診察室に呼ばれた。
いつものようにキャリーのチャックを開けゆずを出そうとした途端
「ギャンッ!」とゆずが腕に噛み付いてきた。
ま、コートの上から噛まれても痛くないからいいんだけど
問題はゆずがかなり興奮していることと、キャリーから出ようとしないこと。
看護士さんが「ゆずちゃーん、どうしたのぉ?ゆずちゃーん」と呼びかけるも無視。
キャリーに手を入れようとすると噛み付くから手が出せない。
今日の診察はロマノフ先生。「だんだん病院が痛いところだと分かってきちゃったのかな?」と言うので、「待合室でワンちゃんに近寄られたんで怒ってるんです」と説明した。
先生は「ちょっと興奮が納まるまで待ちましょう」としばらくそのまま様子を見た。
そして頃合を見計らってタオルを用意。
前の病院でもゆずが暴れていた時にタオルを使った。
噛みつかないよう顔にタオルを被せて皮手袋で押さえて診察していたのだ。
ああ・・この病院でもゆずついにタオルを被せられちゃうんだと悲しく思ったが、
ロマノフ先生のタオルの使い方はちょっと違った。
先生はキャリーの後ろチャックを開け、後ろからタオルでゆずの体をくるみ
キャリーから出して診察台に乗せると、すぐにタオルは隠してしまった。
そしてゆずが落ち着くまで触らず騒がずまた様子を見たのだ。
私が「ゆずー」と名前を呼んで撫ぜてみたら
ゆずはおとなしく撫ぜられている。
先生はそれを見て「だいぶ落ち着いたみたいですね。では触診しましょう」と診察を開始した。
ゆずは少し唸ったりしたものの、さしたる抵抗はしなかった。
いつも通り輸液開始。
輸液中、ゆずは看護士さん(ゆず好みの小柄で可愛い女の子)を見つめ「ニャン」と鳴いた。
時々それを繰り返すが暴れることはなかった。
若い男の先生が診察室に入って来て大きな機械に何やら投入しスイッチオン。
機械がガタガタガタ・・と動き出したので、ゆずはびっくりして機械を見つめる。
思わず「あの機械は何ですか?」と聞くと
看護士さんは「ブンポウキです。薬を包む機械です」と答える。
先生が「最後にまた大きな音がするからびっくりしちゃうかもしれません。すみません」と言った。
大きな音ってどんな音?と身構えたが、
最後の音は掃除機のゴォーーーッという吸い込むような音。
ちょっと拍子抜け。ゆずも全く反応せず。
先生に「掃除機みたいな音ですね。ゆずは掃除機全然大丈夫なんですよ」と話すと
「珍しいですね。猫はたいてい掃除機嫌がりますよ」と驚かれた。
「掃除機かけてても全く逃げないでデーンと寝てて・・
邪魔なんで時々掃除機で吸ってみるんですがゼーンゼン平気で吸われてるんです」
と言ったら、先生も看護士さんも爆笑。
「reiさん、掃除機で吸わないで下さーい」と言われてしまった。
笑ってる間に輸液終了。
素早くエリスロポエチンの注射を先生が打ち今日の診察も終了。
終わりよければ全て良し~♪
最初はどうなるかと思ったけど、ロマノフ先生がゆずの様子を見ながら慌てず無理せず診察してくれて良かった。
暴れる猫の対応って病院それぞれ。
同じタオルを使っても使い方もそれぞれ。
やっぱり病院は選ばなきゃだなと思った。
ロマノフ先生のようなやり方をしていたら
病院としては時間がかかちゃってしょうがないだろうとは思う。
短時間で患者をさばかないと儲からないだろうし。
前の病院は混んでいたから、暴れる猫は何が何でも洗濯ネットに入れ
タオルを被せて皮手袋で押さえて無理矢理でも診察しないとならなかったんだろう。
待合室で聞いた話だが、ある病院では暴れる動物は全て麻酔で眠らせ診察しているそうだ。
だから診察代がビックリするほど高くなるとか(麻酔代が入るので)。
それってかなり問題があると思う。
年老いた動物や病気の重い子(例えば腎臓の数値がゆずくらい悪い子)には麻酔は危険でかけられないはずだ。
病院は本当にきちんと吟味して選ばないといけないのだ。
ロマノフ先生、ありがとう。30分近く診察にかかってしまってすみません。
----------------------------
ご飯:サイエンスダイエットシニア(ドライ)、焼津のマグロ(缶)、海缶、純缶
お薬:ネフガード2粒、塩酸ドキシサイクリン(パルドマイシン)1/2錠、プレドニゾロン1.5錠
輸液:ソルラクト250ml
朝一番を目指して早めに家を出たのだが
着いたのは9時(診察開始時間)ちょうど。既に3人待ちだった・・。
ゆずの動物病院、日曜は午前中のみの診療だから混むのだ。
仕方ない、おとなしく待つしかないか・・と
キャリーを膝に乗せ椅子に座り雑誌を読んでいたら
突然ヨークシャテリアがぴょんとゆずのキャリーを覗き込んだ。
ゆず、怒り爆発っ!
「うわあおーーんっ!」と雄叫びをあげキャリーの中で大暴れ。
「ゆずー、大丈夫だよー」と声をかけるがゆずはちょっと興奮気味。
まずいなぁ・・と思ってるうちに診察室に呼ばれた。
いつものようにキャリーのチャックを開けゆずを出そうとした途端
「ギャンッ!」とゆずが腕に噛み付いてきた。
ま、コートの上から噛まれても痛くないからいいんだけど
問題はゆずがかなり興奮していることと、キャリーから出ようとしないこと。
看護士さんが「ゆずちゃーん、どうしたのぉ?ゆずちゃーん」と呼びかけるも無視。
キャリーに手を入れようとすると噛み付くから手が出せない。
今日の診察はロマノフ先生。「だんだん病院が痛いところだと分かってきちゃったのかな?」と言うので、「待合室でワンちゃんに近寄られたんで怒ってるんです」と説明した。
先生は「ちょっと興奮が納まるまで待ちましょう」としばらくそのまま様子を見た。
そして頃合を見計らってタオルを用意。
前の病院でもゆずが暴れていた時にタオルを使った。
噛みつかないよう顔にタオルを被せて皮手袋で押さえて診察していたのだ。
ああ・・この病院でもゆずついにタオルを被せられちゃうんだと悲しく思ったが、
ロマノフ先生のタオルの使い方はちょっと違った。
先生はキャリーの後ろチャックを開け、後ろからタオルでゆずの体をくるみ
キャリーから出して診察台に乗せると、すぐにタオルは隠してしまった。
そしてゆずが落ち着くまで触らず騒がずまた様子を見たのだ。
私が「ゆずー」と名前を呼んで撫ぜてみたら
ゆずはおとなしく撫ぜられている。
先生はそれを見て「だいぶ落ち着いたみたいですね。では触診しましょう」と診察を開始した。
ゆずは少し唸ったりしたものの、さしたる抵抗はしなかった。
いつも通り輸液開始。
輸液中、ゆずは看護士さん(ゆず好みの小柄で可愛い女の子)を見つめ「ニャン」と鳴いた。
時々それを繰り返すが暴れることはなかった。
若い男の先生が診察室に入って来て大きな機械に何やら投入しスイッチオン。
機械がガタガタガタ・・と動き出したので、ゆずはびっくりして機械を見つめる。
思わず「あの機械は何ですか?」と聞くと
看護士さんは「ブンポウキです。薬を包む機械です」と答える。
先生が「最後にまた大きな音がするからびっくりしちゃうかもしれません。すみません」と言った。
大きな音ってどんな音?と身構えたが、
最後の音は掃除機のゴォーーーッという吸い込むような音。
ちょっと拍子抜け。ゆずも全く反応せず。
先生に「掃除機みたいな音ですね。ゆずは掃除機全然大丈夫なんですよ」と話すと
「珍しいですね。猫はたいてい掃除機嫌がりますよ」と驚かれた。
「掃除機かけてても全く逃げないでデーンと寝てて・・
邪魔なんで時々掃除機で吸ってみるんですがゼーンゼン平気で吸われてるんです」
と言ったら、先生も看護士さんも爆笑。
「reiさん、掃除機で吸わないで下さーい」と言われてしまった。
笑ってる間に輸液終了。
素早くエリスロポエチンの注射を先生が打ち今日の診察も終了。
終わりよければ全て良し~♪
最初はどうなるかと思ったけど、ロマノフ先生がゆずの様子を見ながら慌てず無理せず診察してくれて良かった。
暴れる猫の対応って病院それぞれ。
同じタオルを使っても使い方もそれぞれ。
やっぱり病院は選ばなきゃだなと思った。
ロマノフ先生のようなやり方をしていたら
病院としては時間がかかちゃってしょうがないだろうとは思う。
短時間で患者をさばかないと儲からないだろうし。
前の病院は混んでいたから、暴れる猫は何が何でも洗濯ネットに入れ
タオルを被せて皮手袋で押さえて無理矢理でも診察しないとならなかったんだろう。
待合室で聞いた話だが、ある病院では暴れる動物は全て麻酔で眠らせ診察しているそうだ。
だから診察代がビックリするほど高くなるとか(麻酔代が入るので)。
それってかなり問題があると思う。
年老いた動物や病気の重い子(例えば腎臓の数値がゆずくらい悪い子)には麻酔は危険でかけられないはずだ。
病院は本当にきちんと吟味して選ばないといけないのだ。
ロマノフ先生、ありがとう。30分近く診察にかかってしまってすみません。
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ご飯:サイエンスダイエットシニア(ドライ)、焼津のマグロ(缶)、海缶、純缶
お薬:ネフガード2粒、塩酸ドキシサイクリン(パルドマイシン)1/2錠、プレドニゾロン1.5錠
輸液:ソルラクト250ml