Aさんと元自宅前で思い出話をしました。
台風が過ぎ去り、空は澄みきって半月が美しく輝いていました。
昔、お隣りは板金屋さん、そのお隣りは歯医者さん、そしてお米屋さんでした。
それが今はマンションになっています。
板金屋さんのご主人は、かっぷくのいい気のいい方でした。
ある日、
ゴーヤを1本私に手渡しながら、
「縦はんぶんに切って、種を取ったら薄切りにしてね。
油でいためて、醤油とかつぶしで味付けしたらおいしいよ」
と手渡してくれました。
(確か・・・そう言ったと思います。苦味ぬきは聞かなかったと思います)
私はそのとうりに調理したものの、猛烈な苦さに驚きました。
これが、おいしい????
あれが40年前のゴーヤとの出会いでした。
Aさんに、初めてゴーヤを食べて、その苦さに驚いた話をすると、
「大分では昔から食べられているのよ・・・」と笑いました。
すでに引越ししてしまったという板金屋さんのご主人は、
お元気なのでしょうか・・・ふと、思いました。
今では夫が市民農園を借りて、毎年ゴーヤを作ってくれています。
ゴーヤチャンプル、ゴーヤに竹輪とごぼうを入れたかき揚げ、
ゴーヤ入りソーメンチャンプルは、 夏のわが家の定番になっています。
ゴーヤを食べるたびに思い出す、大分の体験です。
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