リファインおおぐち

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暮らしのヒント (27) … <「間仕切り開閉壁」の活用><―気をつけよう「夏太り」―>

2011年07月27日 | リフォーム
               パナソニックのリファインショップ http://www.refine.jp/

 こんにちは。Refine MAILです。

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このページは、話題と
○住まいのリフォームのヒントを「Q&A」でご提供します。  

┏━リフォームQ&A━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

 【Q】キッチンとリビングをひと続きにした広い空間にリフォームしようと
   考えているのですが、来客時に煩雑なキッチンが丸見えになってしまうのが
   気になります。必要なときだけ簡単に隠す方法はありますか?

 【A】広々としたリビングキッチンにリフォームするのなら、空間を1部屋から
   2部屋へと自由に使い分けられる「間仕切り開閉壁」を取り付けては
   いかがでしょう。

  開閉方式は、
 
 ☆扉を折り畳んでフルオープンにできる「折れ戸タイプ」
 ☆下レールがなく床面がすっきりする「スライドタイプ」
 
 などがあり、お好みに合わせて選ぶことができます。

  素材は、
 
 ☆ナチュラル感のあるウッド
 ☆光を通す磨りガラス
 ☆和室にマッチする格子
 ☆独立性の高い部屋がつくれるウォールタイプ
 
 をはじめ、多彩に揃っているので、インテリアにも違和感なく調和します。

 この件につきましては、こちらをご覧ください。
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  https://sumai.panasonic.jp/door/livie/lineup/02partition/index.html
  
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○ちょっと暮らしのヒントを(えっ?夏痩じゃなかったの?!これは驚き!!)

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 ―気をつけよう「夏太り」―

 最近「夏太り」という言葉をよく耳にしませんか?
 普段に増して体力を消耗する時期なのにどうしてなのでしょう。
 体を36~37℃の平熱に保つエネルギーをいわゆる“基礎代謝”といいます。
 冬場は外気温が低いため、体温を維持するために基礎代謝が上がるのですが、
 夏は外気温との差が少ないので、冬ほどのエネルギーを必要としないのです。
 たとえ汗をたくさんかいても、
 決して脂肪を燃焼しているわけではないのです。

 それに加えて、食生活にも原因があります。
 「スタミナ補給」といいながら、脂っこいものを頻繁に食べていると、
 単純にカロリーオーバーになります。
 また、エアコンの効いた涼しい部屋に長時間いると、
 冷えやむくみの原因になり、ますます体重オーバー

 「夏だから大丈夫」という思い込みはやめ、

 ☆いつも通りバランスのよい食事を心がける。
 ☆体を冷やしすぎない

 のが一番の対策といえそうですね。

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                          Refine MAIL 2011.07.27号
(Refine MAIL)より
【提供】
 パナソニック電工株式会社
 住建マーケティング本部
 ホームページ http://www.refine.jp/




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     (㈱酒井建築
電話 (0587)95-2252
FAX (0587)95-2299
 http://sakai-kenchiku.co.jp/


7/15 栃木県南部地震(茨城県境内陸部)

2011年07月19日 | 耐震・震災・地震
地震情報(震源・震度に関する情報)

平成23年07月15日21時10分 気象庁発表
15日21時01分頃地震がありました。
震源地は茨城県南部 ( 北緯36.3度、東経140.1度)で震源の
深さは約60km、地震の規模(マグニチュード)は5.5と推定されます。
各地の震度は次の通りです。

[震度3以上が観測された地域]
震度5弱 栃木県南部
震度4 茨城県北部 茨城県南部 埼玉県北部 埼玉県南部
千葉県北西部 東京都23区
震度3 福島県中通り 栃木県北部 群馬県北部 群馬県南部
千葉県北東部 千葉県南部 東京都多摩東部 神奈川県東部
神奈川県西部 新潟県中越 山梨県東部・富士五湖

[震度4以上が観測された市町村]
震度5弱 真岡市
震度4 笠間市 小美玉市 土浦市 石岡市 下妻市 つくば市
八千代町 境町 守谷市 坂東市 稲敷市 筑西市
かすみがうら市 桜川市 常総市 つくばみらい市 宇都宮市
栃木市 鹿沼市 小山市 西方町 益子町 岩舟町 熊谷市
行田市 加須市 鴻巣市 久喜市 川口市 春日部市 上尾市
草加市 戸田市 宮代町 さいたま大宮区 さいたま中央区
さいたま桜区 さいたま南区 千葉花見川区 印西市
東京板橋区
この地震による津波の心配はありません。


◆考察

※ この地震は、4月16日11時19分に発生した震源地とほぼ同位置で深度がやや浅くマグニチュードも4ポイント(.4)ほど低いので、最大震度も5弱となっていますが、この3ヶ月ぶりの地震の発生は、本ブログの「4/16 栃木県南部地震(茨城県境内陸部)」に書きました様に活断層が未知、未発見の地域です。気になるのはこの震源地の西にフォッサマグナの東縁の構造線、柏崎・千葉構造線及び北部の新発田小出構造線があることです。構造線はいってしまえば、大断層帯、この構造線には、ほぼ活断層は無いと考えられていますが、2004年の新潟県中越地震ではこの構造線が原因ではないかと疑われた事もあります。

深度が60km~70kmと比較的、深く、揺れが拡散する傾向と、多少揺れが緩和されていると考えられます。

最大震度は栃木県南部で観測されましたが、震源地は茨木県です。北米プレートの南西端に当たります。この地震は断層発生により起震したと考えられますが、原因は不明。やはり東日本大震災の余震と考えられますが、まだまだ余震は続き、北米プレートの歪も気がかりです。
(筆者記載)



☆地震情報・活断層情報は、
①震度、震央情報は、国土交通省気象庁ホームページ
  http://www.jma.go.jp/jma/index.html
②中央防災会議公表情報は、内閣府防災ページ
  http://www.bousai.go.jp/
③活断層情報は、独立行政法人 産業技術総合研究所 活断層・地震研究センター(AIST)
 活断層データベース
  http://riodb02.ibase.aist.go.jp/activefault/index.html
④活断層評価情報は、地震調査研究推進本部事務局
         (文部科学省研究開発局地震・防災研究課)
 活断層の長期評価(位置図)
  http://www.jishin.go.jp/main/p_hyoka02_danso.htm
⑤NIED 独立行政法人防災科学技術研究所
  http://www.bosai.go.jp/
を参考にしてください。



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住宅耐震診断・耐震補強工事:専門技術者
増改築リフォームの
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NPO法人 住まいの構造改革推進協会・正会員(2-0603)
(財)住宅リフォーム・紛争処理支援センター・会員
NPO法人 東海耐震マイスター倶楽部・正会員
ウッドピタ工法協会(woodpita)会員・正規代理店

☆ 総合建設業・㈱酒井建築
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 ※地震と耐震の総合ページ (ぜひご覧ください。)
  http://sakai-kenchiku.co.jp/woodpita/index.htm
ウッドピタは矢作建設グループの耐震化外付け工法です。






【大口町歴史民俗資料館】企画展『ザ・ジャパニーズ・マジック~河合 勝コレクション~ 7/16~9/19』

2011年07月16日 | 地域
【地域情報】のご提供です。

子どもの健やかな成長を願って・・・。

☆ 企画展  『ザ・ジャパニーズ・マジック~河合 勝コレクション~』

○開催期間  平成23年7月16日(土)~9月19日(月・祝日)
        9時~17時(休館日毎月・火曜:祝日開館)

     ※マジックショー開催  開催日:8月6日(土)、8月20日(土)、9月17日(土)
                          <午後2時から1時間程度>

○展示場所  大口町・ほほえみプラザ3階(健康文化センター)・・駐車場完備(屋外)
       大口町伝右(でんね)一丁目35番地 (歴史民俗資料館)0587-94-0055

○観覧    入場無料

○アクセス  駅からバスで行けます。《大口町コミュニティーバス》乗車1回100円です。一日乗車券・回数券あります。
        (名鉄犬山線:柏森駅=基幹ルート、江南・布袋駅=巡回バス・中部、南部ルート)土日運行あり
        ◎バス停『健康文化センター』下車

○主催    大口町 0587-95-1111

○その他  ★「ほほえみプラザ 5F」にはフィットネス、至近に室内プール、
         福祉センターに「憩いの四季」お風呂、お食事「さくら屋」がございます。
         お買い物に便利な大型ショッピングセンターもあります。



┏━ レトロの雰囲気いっぱい ━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

     河合 勝コレクション

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拡大画像・ホームページ直リンクは、
 http://www1.ocn.ne.jp/~sakai-c/wk_wide_110715_01.htm

 株式会社酒井建築は「大口町歴史民俗資料館」企画展開催に協賛・応援しております。
  


《ニュース提供》
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活断層と地震 (32) … 7/5 和歌山北部地震を検証

2011年07月15日 | 耐震・震災・地震
再掲] (平成23年7月11日)地震調査研究推進本部 地震調査委員会の評価
○7月5日に和歌山県北部の深さ約5kmでM5.5の地震が発生した。この地震の発震機構は北西-南東方向に圧力軸を持つ逆断層型で、地殻内で発生した地震である。

以上の評価公表でしたが、活断層が無いこの地区に頻繁に発生する地震。今回は震度が震度5強で和歌山北部地震となりましたが、震災後の活発化は以前にも増して注視せざるをえません。
地震記事でも書きましたが、和歌山県北部と言っても震源地は和歌山県中央北部に位置し東側は山岳地帯の地形です。関心は、大阪府と接する本来の北部に発生確率の高い著名な日本を縦断する「中央構造線断層帯」(埼玉県から群馬、長野、静岡(愛知県三河部)三重、和歌山、四国を縦断、豊後水道を経て九州中部に至ります)があり、この断層の沈黙が、心配の種となっています。
そこで、活断層の公的評価機関の地震調査研究推進本部さん資料を紹介、引用して考察してみます。

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和歌山県に被害を及ぼす地震及び地震活動の特徴

和歌山県に被害を及ぼす地震は、主に太平洋側沖合で発生する地震と陸域の浅い地震である。なお、和歌山県とその周辺で発生した主な被害地震は、図7-44のとおりである。

 太平洋側沖合では、南海トラフ沿いでM8程度の巨大地震がほぼ100~150年間隔で繰り返し発生してきた。和歌山県では、これらの地震の震源域が内陸の一部まで達するため、強い揺れを感じることが多い。例えば1946年の南海地震(M8.0)では、県内のほぼ全域が震度5相当の揺れを感じた。また、その直後に大きな津波に襲われることが多く、津波の高さは高いところでは10m以上の高さになることがある。南海トラフ沿いで発生する巨大地震は紀伊半島沖を境に東側で発生する場合、西側で発生する場合、その両方を震源域として我が国最大級の地震が発生する場合がある。和歌山県は、そのいずれの場合でも、地震動や津波による被害を受けることがある。

 和歌山県の地形を見ると、県内の大部分は山地となっており、県北部に流れる紀ノ川沿いの低地や和歌山平野を除き、大きな平地はない。県内の主要な活断層は、県北部の和泉山脈の南麓に沿って中央構造線断層帯が東西方向に延びている。中央構造線は地質構造の境界線であって、その全部が活断層ではないが、和歌山県から四国地方にかけての中央構造線は規模の大きな活動度A級の中央構造線断層帯である。県内の主要な活断層はこれだけであるが、この断層帯で発生した被害地震は知られていない。
図7-45は、和歌山県の地形と主要な活断層を示したものである。また、和歌山県南部の海岸部には、南海トラフ沿いで発生する巨大地震に関係した階段状の平坦な地形(海岸段丘)が分布している。特に串本町付近では、約125,000年前に海岸線だったところが、現在では標高約60mの高さまで持ち上げられていることが知られている。

 和歌山県では、歴史の資料により938年(M7)以降、古くから数々の陸域の地震によって被害を受けてきたことが知られているが、震源が和歌山県内にあると推定されている地震の数は少ない。しかし、古い地震の震源の精度や、震源の位置はよく分からないものの紀伊半島南部に被害が生じたとの記録がいくつかあることを考えると、必ずしも県内で発生した地震が少ないかどうかは分からない。
 さらに、活断層のない地域や紀伊水道も含めて、県内のところどころで、M7より小さいが局所的に被害が生ずる地震が発生することがある。被害地震としては、明治以降では、1906年(M6.2)と1924年(M5.9)の日高川流域の地震、1938年の田辺湾沖の地震(M6.8)、1948年の田辺市付近の地震(M6.7)などが知られている。

 また、周辺地域で発生する地震や1899年の地震(M7.0、推定の深さ40~50km:紀伊大和地震と呼ぶこともある)や1952年の吉野地震(M6.8、深さ60km)のように沈み込んだフィリピン海プレート内で発生するやや深い地震によっても被害を受けることがある。また、1960年のチリ地震津波のように外国の地震によっても津波被害を受けることがある。

 また、和歌山市付近では定常的に地震活動が活発である。ほとんどがM5程度以下の中小規模の地震であるが、有感地震回数は年平均35回程度にのぼり、日本で最も有感地震回数の多い地域の一つである。特に1920年以降報告回数が増えたことが知られている。
近年この地域に大規模な地震の発生は知られていないので、この地震活動は特定の大地震の余震ではない。その規模は最大でもM5程度であるが、震源がごく浅いために、局所的に被害が生じたこともある。この付近の東側と西側では、フィリピン海プレートの沈み込む角度が違い、この付近の地下構造は複雑になっている。
 また、この付近の深さ数kmまでの浅いところは、堅いけれども脆い性質を持つ古い時代の岩石が分布している。これらのことが、和歌山市付近の定常的な地震活動の原因と考えられる。また、地震が発生する深さは数kmよりも浅いところに限られており、上記の岩石が分布している深さで発生していると考えられる。
 なお、この地震活動が発生している地域の北部には中央構造線断層帯がある。その活動を起こす力の向きは、和歌山市付近の地震活動(東西方向の圧縮力)と中央構造線断層帯の活動(北西-南東方向の圧縮力)では異なっているが、両者の関係についてまだはっきりとは分かっていない。


表7-7 和歌山県に被害を及ぼした主な地震



図7-44 和歌山県とその周辺の主な被害地震(~1997年6月)



図7-45 和歌山県の地形と活断層




引用:地震調査研究推進本部地震調査委員会
     旧版
    日本の地震活動 -被害地震から見た地域別の特徴- <追補版> (平成11年4月1日発行)


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◆考察
※ 東日本大震災発生により茨木から静岡に至る日本列島中央部を横断するフォッサマグナ、その西側(西縁)の糸魚川静岡構造線断層帯は確実に岩盤ストレス(歪)に影響与えているのは自明(静岡県西部地震の起震)ですが、日本列島の北関東から西日本を真っ二つに縦断する「中央構造線断層帯」は未知と言いますか全く影響不明です。歪解放の起震(地震発生)なく(もちろん人間に感じる有感地震以上で、震度1未満は無数に発生していますが)。不気味と言うしかなく、この中央構造線は北米プレート及び大陸(ユーラシア)プレート上にあり、フィリピン海プレートが北上し前のプレートの境である南海トラフで岩盤下へ潜り込む圧力で中央構造線の活動が変動すると考えられてます。この構造線の活断層は主に紀伊半島から四国、九州の範囲で不連続に活断層帯を形成していますから、東海、東南海、南海地震との関連性は深いと思います。
 以上から描けるのは、東日本太平洋沖海溝型地震、中央構造線活断層(内陸型地震)、そして中部・西日本海溝型地震(東海、東南海、南海地震)のトライアングルで、その発生周期が数十年から数百年ですから、地球歴史では極めて短期間に繰り返す危険な(人類にとって)断層地震となります。この関連性こそが、今、神経質な程に、固唾を呑んでではありませんが、見守る、凝視すべき重要点です。
 中央構造線活断層は日本列島内陸型発生確率が第3位。規模も阪神淡路大震災の野島断層破砕を上回ります。
 よって、今回の和歌山県北部地震は発生メカニズムや原因が良く分からないので、注目していますが、中部・西日本の内陸型活断層、海溝型の異常値は観測されてはいませんが、その中での、今回の地震は、より不気味な存在と言わざるを得ないのです。被災は幸い少なく、余り関心を集めませんが、やはり災害は忘れた頃に来るのでしょうか。名古屋大減災連携研究センターの鷺谷威教授が言われるように、何所が何時には全く分からないが、「どこで起きてもおかしくない」を心しておく必要があるのでしょう。
 昔人の言う「くわばら、桑原」は地震の際、逃げる場所と言われています。現代では、桑畑の姿もほとんど消えましたが、『備えを怠らず』で、今日の締めくくりとさせていただきます。
(筆者記)



☆地震情報・活断層情報は、
①震度、震央情報は、国土交通省気象庁ホームページ
  http://www.jma.go.jp/jma/index.html
②中央防災会議公表情報は、内閣府防災ページ
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③活断層情報は、独立行政法人 産業技術総合研究所 活断層・地震研究センター(AIST)
 活断層データベース
  http://riodb02.ibase.aist.go.jp/activefault/index.html
④活断層評価情報は、地震調査研究推進本部事務局
         (文部科学省研究開発局地震・防災研究課)
 活断層の長期評価(位置図)
  http://www.jishin.go.jp/main/p_hyoka02_danso.htm
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活断層と地震 (31) … 6月の地震活動の評価

2011年07月13日 | 耐震・震災・地震
やはり関心持たざるを得ないのは4ヶ月を経た「平成23年東北地方太平洋沖地震」(東日本大震災)の余震とプレート活動に対する影響ですが、一般的に言われたいいるのは、半年から2年間位は油断できないと言うことです。
海溝型の余震は震災直後に比べ大幅に減りましたが、地震調査研究推進本部・地震調査委員会の6月評価は大変気になる内容です。
観測機器、GPS、海洋調査では、東海・東南海・南海地震の起震の兆候は現れていないと解説されていますが、内陸部の活断層や、宮城県沖の海洋型断層(海溝プレート上)の活動は活発なようです。特に、今回の1000年に一度発生、国内観測史上で最大、マグニチュード9.0の発生があっても、歪(プレート・岩盤ストレス)が解消された訳ではなく、茨木県沖では、むしろ高まったとも言われています。
これを証明、解く鍵はありませんが、地道な研究者の報告と専門家の議論を読んで探るしかないようです。

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平成23年7月11日
地震調査研究推進本部
地震調査委員会

2011年6月の地震活動の評価  (主要点のみ引用します)

1.主な地震活動
○ 6月2日に新潟県中越地方でマグニチュード(M)4.7の地震が発生した。この地震により新潟県で最大震度5強を観測し、被害を生じた。
○ 6月23日に岩手県沖でM6.9の地震が発生した。この地震により青森県と岩手県で最大震度5弱を観測し、被害を生じた。
○ 6月30日に長野県中部でM5.4の地震が発生した。この地震により長野県で最大震度5強を観測し、重傷者が出るなどの被害を生じた。

2011年6月の全国の地震活動(マグニチュード4.0以上)

2.各地方別の地震活動
(省略)
(2)東北地方
○ 6月18日に福島県中通りの深さ約15kmでM4.6の地震が発生した。この地震の発震機構は南北方向に張力軸を持つ型で、地殻内で発生した地震である。
○ 6月23日に岩手県沖の深さ約35kmでM6.9の地震が発生した。この地震の発震機構は東西方向に圧力軸を持つ逆断層型で、太平洋プレートと陸のプレートの境界で発生した地震である。GPS観測結果によると、この地震に伴い、S普代観測点(岩手県)が約2cm東に移動するなどの地殻変動が観測されている。
(省略)
(3)関東・中部地方
○ 6月2日11時33分に新潟県中越地方の深さ約5kmでM4.7の地震が発生した。この地震の発震機構は北西-南東方向に圧力軸を持つ型で、地殻内で発生した地震である。同日12時51分にM4.1の地震が発生するなどのまとまった地震活動があった。
○ 6月3日に茨城県南部の深さ約60kmでM4.5の地震が発生した。この地震の発震機構は東北東-西南西方向に圧力軸を持つ逆断層型で、太平洋プレートとフィリピン海プレートの境界で発生した地震である。
○ 6月30日に千葉県北東部の深さ約50kmでM4.6の地震が発生した。この地震の発震機構は東西方向に圧力軸を持つ逆断層型で、太平洋プレートとフィリピン海プレートの境界で発生した地震である。
○ 6月30日に長野県中部の深さ約5kmでM5.4の地震が発生した。この地震の発震機構は西北西-東南東方向に圧力軸を持つ横ずれ断層型で、地殻内で発生した地震である。GPS観測結果によると、この地震に伴い、震央付近で小さな地殻変動が観測されている。
○ 東海地方のGPS観測結果等には、東海地震に直ちに結びつくような変化は観測されていない。
(省略)
(4)近畿・中国・四国地方
○ 6月4日に島根県東部の深さ約10kmでM5.2の地震が発生した。この地震の発震機構は北西-南東方向に圧力軸を持つ横ずれ断層型で、地殻内で発生した地震である。
(省略)

補足
○ 7月3日に福島県会津の深さ約10kmでM3.9の地震が発生した。この地震の発震機構は西北西-東南東方向に圧力軸を持つ逆断層型で、地殻内で発生した地震である。

○ 7月5日に和歌山県北部の深さ約5kmでM5.5の地震が発生した。この地震の発震機構は北西-南東方向に圧力軸を持つ逆断層型で、地殻内で発生した地震である。

○ 7月10日に三陸沖でM7.3の地震が発生した。この地震は太平洋プレート内部で発生した地震である。発震機構は西北西-東南東方向に張力軸を持つ横ずれ断層型(速報)であった。この地震により、大船渡(岩手県)と相馬(福島県)で0.1mの津波を観測した。
(省略)
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2011年6月の地震活動の評価についての補足説明
平成23年7月11日
地震調査委員会

1.主な地震活動について
2011年6月の日本およびその周辺域におけるマグニチュード(M)別の地震の発生状況は以下のとおり。
  M4.0以上およびM5.0以上の地震の発生は、それぞれ276回(5月は377回)および28回(5月は37回)であった。また、M6.0以上の地震の発生は4回で、2011年は6月までに99回発生している。

(参考) M4.0以上の月回数73回(1998-2007年の10年間の中央値)、
M5.0以上の月回数9回(1973-2007年の35年間の中央値)、
M6.0以上の月回数1.4回、年回数約17回(1924-2007年の84年間の平均値)

2010年6月以降2011年5月末までの間、主な地震活動として評価文に取り上げたものは次のものがあった。

- 福島県沖  2010年6月13日 M6.2(深さ約40km)
- 千葉県北東部  2010年7月23日 M5.0(深さ約35km)
- 新潟県上越地方  2010年10月3日 M4.7(深さ約20km)
- 宮古島近海  2010年10月4日 M6.4
- 父島近海  2010年12月22日 M7.4
- 三陸沖  2011年3月9日 M7.3
- 東北地方太平洋沖地震  2011年3月11日 M9.0(深さ約25km)
- 静岡県伊豆地方  2011年3月11日 M4.6(深さ約5km)
- 長野県・新潟県県境付近  2011年3月12日 M6.7(深さ約10km)
- 静岡県東部  2011年3月15日 M6.4(深さ約15km)
- 茨城県北部  2011年3月19日 M6.1(深さ約5km)
- 福島県浜通り  2011年3月23日 M6.0(深さ約10km)
- 茨城県南部  2011年3月24日 M4.8(深さ約50km)
- 秋田県内陸北部  2011年4月1日 M5.0(深さ約10km)
- 茨城県南部  2011年4月2日 M5.0(深さ約55km)
- 宮城県沖  2011年4月7日 M7.1(深さ約65km)
- 福島県浜通り  2011年4月11日 M7.0(深さ約5km)
- 長野県北部  2011年4月12日 M5.6(深さごく浅い)
- 千葉県東方沖  2011年4月12日 M6.4(深さ約25km)
- 茨城県南部  2011年4月16日 M5.9(深さ約80km)
- 長野県・新潟県県境付近  2011年4月17日 M4.9(深さ約10km)
- 秋田県内陸南部  2011年4月19日 M4.9(深さ約5km)
- 千葉県東方沖  2011年4月21日 M6.0(深さ約45km)
- 福島県浜通り  2011年5月6日 M5.2(深さ約5km)


(2)東北地方
「6月18日に福島県中通りの深さ約15kmでM4.6の地震が発生した。(以下、略)」:
 この地震以外にも、福島県浜通りから茨城県北部の領域にかけてM4.0以上の地震が8回発生するなど、平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震の発生後から活発な地震活動が続いている。

-秋田県内陸南部と福島県会津では3月中旬からまとまった地震活動が見られている。

福島県浜通りから茨城県北部の地震活動


(3)東北地方太平洋沖地震に伴う地震活動及び地殻変動について
-3月11日に発生した平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震の余震域では、個別に評価した地震以外にも、最大震度5弱を観測する地震が発生するなど、活発な地震活動が見られる。今後も引き続き規模の大きな余震が発生する恐れがあり、強い揺れや高い津波に見舞われる可能性がある。また、引き続き東北地方から関東・中部地方の広い範囲で、余効変動と考えられる東向きの地殻変動が観測されている。

(4)関東・中部地方
6月30日に長野県中部の深さ約5kmでM5.4の地震が発生した。(以下、略)」:
 この地震の発生後、同日08時21分にM5.1の地震が発生するなどのまとまった地震活動が見られている。今回の地震の震源の東側に糸魚川-静岡構造線断層帯(牛伏寺断層を含む区間)が存在しており、余震の一部は牛伏寺断層の近傍で発生している。

「東海地方のGPS観測結果等には、東海地震に直ちに結びつくような変化は観測されていない。」:
 (なお、これは、6月27日に開催された定例の地震防災対策強化地域判定会における見解(参考参照)と同様である。)

(参考)最近の東海地域とその周辺の地震・地殻活動(平成23年6月27日気象庁地震火山部)

「現在のところ、東海地震に直ちに結びつくような変化は観測されていません。

1.地震活動の状況
 静岡県中西部の地殻内では、全体的にみて、2005年中頃からやや活発な状態が続いています。
 浜名湖周辺のフィリピン海プレート内では、引き続き地震の発生頻度のやや少ない状態が続いています。
 その他の領域では概ね平常レベルです。

2.地殻変動の状況
 全般的に注目すべき特別な変化は観測されていません。
 GPS観測の結果では、御前崎の長期的な沈降傾向は継続しています。更に、傾斜計、ひずみ計等の観測結果を含めて総合的に判断すると、東海地震の想定震源域及びその周辺におけるフィリピン海プレートと陸のプレートとの固着状態の特段の変化を示すようなデータは、現在のところ得られていません。
 なお、GPS観測の結果によると、「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震」による余効変動が東海地域においてもみられています。」
(以下、省略)

引用:(平成23年7月11日)地震調査研究推進本部地震調査委員会
    2011年6月の地震活動の評価

○ 長野県中部地震 6/30
松本の地震 引き続き警戒必要  信濃毎日新聞 07月01日(金)

 6月29日夜以降、松本などで続く一連の地震について、信大(信州大学)の地質や地殻変動の研究者は、直下型大地震の発生が予測される牛伏寺(ごふくじ)断層とは直接関係ないとみる。震源は、今春や2002年に松本市南部で起きた群発地震と同じで、今後同程度の地震が1週間ほど続くと推測している。

 地殻変動が専門の角野(すみの)由夫・理学部教授(62)は「今回の地震は松本盆地の通常の活動の一環」と指摘する。松本盆地の中央部一帯では、震源が深さ5~10キロと比較的浅い地震が過去にもしばしば起き、マグニチュード(M)4程度の地震も10年に1度は発生。過去の地震では1週間~10日間にわたって活発な状態が続いており、「今回も1週間は続くとみられる」と話す。

 松本平の断層に詳しい大塚勉・全学教育機構教授(55)は30日午前、松本市南部に入って被害を調査。今回は過去に松本市南部で起きた群発地震より規模が大きいため、未知の断層が動いた可能性もあるとの見方を示した。松本盆地中心部の被害については「盆地中心部は軟弱地盤が広がっている。その特性が揺れを大きくしたのではないか」とみている。

 気象庁は30日、今回の震源は牛伏寺断層付近で、断層面が水平方向にずれる「横ずれ断層型」との見方を示した。政府の地震調査委員会は6月9日、東日本大震災で牛伏寺断層の地震発生確率が高まった可能性があるとの見方を示したが、同庁は「今回、同断層が動いたかは分からない」としている。

 同調査委事務局の鈴木良典・文部科学省地震・防災研究課長は「牛伏寺断層が動けば規模はもっと大きいはず。今回は比較的小さな断層が動いた可能性が高い」と指摘。加えて「牛伏寺断層の地震はいつ起きてもおかしくない。引き続き備えを進めてほしい」としている。

○ 和歌山北部地震 7/5
 別の機会に掲載します。

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◆考察
※ 文字ばかりで、読みづらく、すみません。これらの公表資料から、どう読み取るか至難の業ですが、巨大地震の後に被害をもたらす大地震の発生は常識となっております。日本人が文字を得たときから、記されてる史書や古文書は有力な地震情報となっていますし、その資料が今、一番有力な地震予知の元になっているのが、地震学です。最新科学をもっても東日本大震災は予知や被害を最小にすることは出来ませんでした。
有史から語り継がれている、危機管理の伝え、教えが一番の防災手段となっている事に悲しい限りです。
それを「事故は有り得ない。今回は想定外」と押し通してきた、行政と東電は、反面教師の存在しかなりえない。
莫大な核事業(原発)費用にむらがった現代の「ソドムとゴモラ」でしょう。
せめて、全電力消失(冷却停止)いや、欠陥品と主張されているGE原発機設計から紐解いて現在の苦闘、放射能拡散の実体を記録し公表し、国内他の稼動原発、世界の原発、そして後世に残すことが、国と東電の絶対的使命であると考える。
何をもまして、復興・再建を優先させ、政争に明け暮れる事をやめ、罹災国民の救済を進めなくてはならない。
数年前から、活断層と地震に関連する記事を書いてきましたが、大震災の発生と、何もやらぬ国会と何も出来ぬ自分が辛い。
過日、原発水素爆発を防ぐ手段を中電は建屋屋上にドリルで穴を開ける。と答えた事に驚愕した。正気かっ!!と思わず叫んでしまった。
(筆者記)



☆地震情報・活断層情報は、
①震度、震央情報は、国土交通省気象庁ホームページ
  http://www.jma.go.jp/jma/index.html
②中央防災会議公表情報は、内閣府防災ページ
  http://www.bousai.go.jp/
③活断層情報は、独立行政法人 産業技術総合研究所 活断層・地震研究センター(AIST)
 活断層データベース
  http://riodb02.ibase.aist.go.jp/activefault/index.html
④活断層評価情報は、地震調査研究推進本部事務局
         (文部科学省研究開発局地震・防災研究課)
 活断層の長期評価(位置図)
  http://www.jishin.go.jp/main/p_hyoka02_danso.htm
⑤NIED 独立行政法人防災科学技術研究所
  http://www.bosai.go.jp/
を参考にしてください。


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住宅耐震診断・耐震補強工事:専門技術者
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 「リファインおおぐち
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NPO法人 住まいの構造改革推進協会・正会員(2-0603)
(財)住宅リフォーム・紛争処理支援センター・会員
NPO法人 東海耐震マイスター倶楽部・正会員
ウッドピタ工法協会(woodpita)会員・正規代理店

☆ 総合建設業・㈱酒井建築
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 http://sakai-kenchiku.co.jp/

 ※地震と耐震の総合ページ (ぜひご覧ください。)
  http://sakai-kenchiku.co.jp/woodpita/index.htm
ウッドピタは矢作建設グループの耐震化外付け工法です。






活断層と地震 (30) … <誘発地震>どの活断層も危険性

2011年07月11日 | 耐震・震災・地震
東日本大震災から4ヶ月・・・、あらためて
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東日本大震災により亡くなられた方々に心からご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災者の
皆様にお見舞いを申し上げ、ご健康と一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。
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首題、ちょっとショックな新聞記事で、言葉が出ません。
活断層の考察も今回は鈍りました。記事の紹介と引用でご容赦を・・・・。


【地震特集「備える」】<誘発地震>どの活断層も危険性 遠方でもずれ発生、本震の数年後にも  2011年7月4日

 東日本大震災が起きて以降、東北から離れた地域でも大規模な地震が頻発している。震源域の海底プレートが大きく揺れ動いたことで、各地の活断層がずれる「誘発地震」だ。全国の主要な活断層は109を数える。大地震の発生地から遠方にいたり、時間が経過しても、誘発地震の備えは常に必要だ。(中略)

 名古屋大減災連携研究センターの鷺谷威教授(地震学)は「誘発地震はどこで起きてもおかしくない」と指摘する。

 東日本大震災は、陸側のプレート(岩板)の下に海側のプレートが沈み込む境界で、陸側のプレートがはね返ったことで発生。この結果、陸側プレートを抑えつけていた海側プレートからの圧力が弱まり、均衡を保っていた活断層のバランスが崩れ、誘発地震が起きたとみられる。栄村以外にも静岡県東部(M6・4)、岐阜県飛騨地方(M4・7)、島根県東部(M5・1)など各地で起きた。

 誘発地震は規模が本震に近い上、数年後に起きることもある。

 1944年12月に三重県沖でプレート境界型の昭和東南海地震(M7・9)が発生した際、1カ月後の45年1月に三河地震(M6・8)が発生。2306人が死亡し、7000戸超が全壊したとされる。さらに、48年6月の福井地震(M7・1)も昭和東南海の誘発地震だと考えられている。

 活断層は国内に無数に走る。しかも、地震の危険性を指摘されていなかった断層が震源となる例も多い。鷺谷教授は「断層がある地域で、地震が起こらないと想定するのは無理がある。建物の耐震性を高めるなど、対策を強化していくしかない」と話す。 (中村禎一郎・記者)

出典:中日新聞(CHUNICHI Web)


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◆考察
※ 前に記した通りで、今まで書いてきた考察が学術的に専門家が述べると、「はぁ~」とため息!
 地震への備えが今、必要なんです。としか今日は書けません。すみません!
(筆者記)



☆地震情報は、
①震度、震央情報は、国土交通省気象庁ホームページ
  http://www.jma.go.jp/jma/index.html
②中央防災会議公表情報は、内閣府防災ページ
  http://www.bousai.go.jp/
③活断層情報は、独立行政法人 産業技術総合研究所 活断層・地震研究センター(AIST)
 活断層データベース
  http://riodb02.ibase.aist.go.jp/activefault/index.html
④活断層評価情報は、地震調査研究推進本部事務局
         (文部科学省研究開発局地震・防災研究課)
 活断層の長期評価(位置図)
  http://www.jishin.go.jp/main/p_hyoka02_danso.htm
⑤NIED 独立行政法人防災科学技術研究所
  http://www.bosai.go.jp/
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7/5 和歌山北部地震

2011年07月06日 | 耐震・震災・地震
○地震情報(震源・震度に関する情報)

平成23年07月05日19時28分 気象庁発表

05日19時18分頃地震がありました。
震源地は和歌山県北部 ( 北緯34.0度、東経135.2度)で震源の
深さは約10km、地震の規模(マグニチュード)は5.4と推定されます。
各地の震度は次の通りです。<一部編集>


震度5強 和歌山県 和歌山広川町広 日高川町高津尾
震度5弱      有田市箕島 湯浅町湯浅
震度4~1 県内各地(省略)
《震度の計測された位置は各県内の一部です》
震度4~1 徳島県 香川県
震度3~1 大阪府 兵庫県 奈良県 岡山県 広島県 愛媛県 高知県
震度2~1 三重県 滋賀県 京都府 鳥取県 島根県 山口県
震度1   福井県 岐阜県 愛知県 長野県 静岡県 福岡県 佐賀県 大分県



                      気象庁:引用気象庁 リンク

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


◆考察
※ 和歌山県北部震央での起振は、昨年の3月に多発地震として掲載しましたが、最大震度3で、今回ほど強い揺れではなかったのですが、マグニチュードも3強ですから深さ10kmの同程度の発生でも今回は揺れが大きくなりました。気象庁の発表はM5.4 であれば相応な断層地震と考えられますが、前の記事でも書きましたように、この辺り(震央)では活断層なく、主要活断層にも取り上げられていません。
本来の和歌山県北部大阪府境近くには、主要活断層で発生確率の高い「中央構造線活断層帯」が存在しますが、今回の震央は北部と言うより和歌山県中部北と言うべきで山岳地が占め、航空写真測定調査でも容易に発見されない活断層が存在している可能性は捨てきれません。まだまだ活断層調査は過程ですから・・・。
地震伝播が西日本の広範囲で西に偏る岩盤揺れと、この断層の特色である多発性と地表に断層を出現させない特殊性があります。
不気味な存在であるな、が感想です。
(筆者記載)


和歌山県の活断層帯マップ

                技術士 蒲田文雄氏HP:出典
               [地震・防災「あなたとあなたの家族を守るために」]
               (都道府県別活断層一覧より)


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☆地震情報は、
①震度、震央情報は、国土交通省気象庁ホームページ
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【ウッドピタ】  従来工法では、耐震補強工事はほとんど改築となりますので、工事期間中は部屋を空けなければなりません。また、外壁、内装、柱・梁・筋交の施工と相当期間の工期を要しますので補強工事は高額となっていました。    『ウッドピタ』は、建物外側から外壁に取り付ける補強工法で、   ①完全外付施工 ・・・工事中に室内に立入る必要が無く、普段どおりの生活ができます。   ②短工期    ・・・概ね2週間程度で工事は完了します。(低コストで済む秘密ですね)   ③強力な耐震性能・・・現在想定されている東海・東南海クラスに大地震に充分な耐力を持ちます。   ④低コスト   ・・・補強箇所数6ヶ所程度であれば、スタンダード仕様で約200万円から補強可能です。(調査費・設計費・工事費・付帯工事費 含む)    地震対策も耐震、制震、免震とありますが、先ずは建物の半壊、全壊を防ぎ、命を守り、地震後にも住み続けられる事がいかに大事である事は、罹災・被災者様の共通の言葉です。    【News】   ◎愛知県で工法認定を取得しました。「耐震改修補助事業」   ◎助成金制度(上限60万円)が受けられます。(※愛知県内)    このほか市町村より補助金がでます。
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