平野啓一郎 著
天才クラシックギタリスト・蒔野聡史と、国際ジャーナリスト・小峰洋子。四十代という“人生の暗い森”を前に出会った二人の切なすぎる恋の行方を軸に、芸術と生活、父と娘、グローバリズム、生と死などのテーマが重層的に描かれる。いつまでも作品世界に浸っていたいと思わずにはいられないロングセラー恋愛小説。
なんだこの恋愛小説は。。。。。。。。。。。
こんな純愛を私は体感したことがあっただろうか。
そしてこの主人公は40絡みのオッサン、オバハンだという奇跡・・・・だからこそ最後の愛として心が熱くなってしまうんだよね。
上手いことアンジャッシュのすれ違いコントのように男女がすれ違う、もう読む手が止まりませんでしたよ。
私は問いたい!
あの人を、あなたは許せるでしょうか
これはしばらく私の心をかき乱しそうです
ちなみに映画化もしておりますのでそちらででもどうぞ。
私は観ておりませんが、鑑賞した妻は良かったらしいです。