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RC-NET(レイプクライシス・ネットワーク) BLOG.

RC-NET STAFFによる、日常の些細な出来事から、お知らせまでいろいろなぶろぐ。

ブログ不定期更新宣言!笑

2009-12-20 07:41:30 | スタッフ雑感
はっ!
一度更新に失敗したからといって、ブログ更新を怠けていました。笑

とはいいつつも、
金曜日からは以前の職場のお手伝いも始まって、思いの外忙しい日々を過ごしています。
こんな感じが、どうやら年明けまで続きそうです。
忙しいですが、なかなか楽しい感じなので、がんばろ!と思っています。

月曜日には、今後予定しているイベントの会場を見学にいってみたり、スタッフ等での飲み会!とか、行っちゃう予定なので、今日はまた頑張ります。

てことで、これからブログの更新は、不定期になります。

がっつり更新してんなーーー
という時があれば、
最近、何してんの?
っていうような時もあると思いますが、

なんせ、着々と、私たちは歩き続けています。
ので、 応援よろしくお願いします!

またお知らせなどもガツガツブログにあげていきたいと思いますので、お楽しみに~♪


せっせせっせと

2009-12-15 22:54:13 | スタッフ雑感
今日は、一日中今企画しているイベントを練り直したり、企画をノートにまとめていたり、暫定的なフライヤーを作ったりしていました。
決定しだい、またみなさまにもお知らせできると思いますのでちょこっとお待ちくださいませ。

フライヤーに関して、感想をいただいたりしています。
「性暴力被害者支援なのに、めっちゃデザインかわいいし、なんかイメージ違う!えぇやんかー」
とか、
「パッと見なんだかわかんないけど、これなら手に取りやすい」
とか、
「デザインって大事なんだなーと改めて思った」
とか、かなり嬉しいことを言ってくれて、みんなきっと、私を調子に乗らせようとしています。笑
まだ、このフライヤーに顔向けできるようなこと、なんにもしていないのですが、
これを作ったことで、よし、やっていこうっていう気持ちが、ほんとムクムクと、沸き上がっております。
まだ見てないーと言う方に。これです↓


フライヤー091129.JPG

フライヤー091129裏.JPG

メールにてお問い合わせいただけば、送らせていただきますので、必要部数、配布場所、ご連絡先などをお送りくださいね。
info@rcsnk.com(@を半角に直してください)

今日は、これにて!

またお仕事に戻ります。


あ、そういえば、
友人が発行している「月刊ゆきゆか」という有料フリーペーパー。この非常に自己矛盾を醸し出した素敵なものにRCSNKの紹介を載せてくれるらしいです。
一体全体、それがみなさんのところに届くことがあるのかどうかは謎に包まれていますが、
楽しみです。
頑張って原稿を書こうと思います。
載った時には、このブログにも紹介したいな~と思います。
「月刊ゆきゆか」誰の期待をも裏切るユルさで、一部では大人気、話題沸騰中です。笑

グッズ作りてーなぁ

2009-12-14 04:28:34 | スタッフ雑感
アメリカのNPOで収集したもので、ポスターと、そして他「グッズ」があります。

爪ヤスリとか。
ボールペンとか。
本の栞とか。
コンドームとか。
まぁ、そういう感じの。

先日とあるBARに行ったのですが、そこのマスターとお話しをしていると、
「僕も実はこの問題に直面したことがあって。だから、凄くわかります。応援します。フライヤー二枚ください。両面店に張っておきますから。」というようなことをおっしゃって。
全然、そんなフライヤーとか張ってある感じの店じゃなかったので、マジでいいのかな??と思ったのですが、真剣に言ってくれているので、フライヤーというマイベイビーズをお渡しさせていただきました。
ありがたや~~~!


barとかで、飲み物に薬をいれられて被害にあってしまった、という事例もあります。
特に、アメリカなんかだと多いんだろうなぁ。
向こうのレイプクライシスで、バー向けのグッズを作っているとこも一杯ありますよね。
今回、こうした出会いがあって、ふと思いついたのですが、
ライターとか作ったらおもしろくないです??笑

ライター.JPG

あ、ガールズバーじゃないけども。笑
アドレスも載せて、こんなよくある黒いライターとかで、忍ばせておくみたいな。

あはは。なんだか妄想してしまいました。

アメリカなんかでは多い、と書きましたが、日本の薬物事情も、以前とは比べものにならないくらい、深刻になってきているとは思います。
入ってしまえば、どんどんその中に吸い込まれていってしまう。
そこで被害が起きていた場合、どのようにして支援者と出会うことが出来るのでしょうか。
最悪のとこに行き着く前に、です。

とはいえ、私たちはその人達に対して直接的に支援する力を持っていないし、それをこれから、みなさんのお力を借りながら作っていきたいと思っているのですが、
そこまでのアクセス方法は、きっと多種多様で、いろんなやり方があるのだろうなぁと思います。

そんな危険な場所に行くのが悪いんだ、なんてつれないこと、言わんとってあげてください。
表だった問題に対して、怒ったり、悲しんだり、無関心になったり、そして、排除したり。
それだけやっていたのでは、物事は何も、進んでは行かないのですから。
いい悪いの問題じゃなく、現実的にここにいる、ここにある物事に、真摯に向き合うことって、凄く大切なことなんじゃないかと思います。

物事を多面的に見ると言うことは、すごくおもしろいことですよね。
だって、思いもよらないようなシーンに相対したり、そこからスゴイ、気づきを得たり。人生って、何があるかわからないからこそ、楽しいなぁって私は思います。
時にはそれが、とても悲しい思いとしてリンクすることもあるけど、
やっぱり、二次元だけでは、物事の全体は、見えないんやと思います。

そんなこんなで、
今日はライターの事を考えながらワクワクしてみたりしました。


でも、今ほんとにやりたいのは、
やっぱり講座かなぁ。
一人でも多くの人に伝えたいなぁと最近思ったり、しています。

さぁて、資金をどうするか、です・・・・。

関西性教育研修セミナー2009冬

2009-12-13 18:09:19 | スタッフ雑感
例の、阪神高速の見所の一つ、
高速が貫通しているビルでのセミナーでした(笑)やっぱりすごいですよね、高速が貫通。
見応え有ります。

さてさて、今回のセミナーHIV関連で活動されている三名の講師の方を招いてということで、
○そして歴史は繰り返された
―エイズから新型インフルエンザまでをめぐる社会の反応と対応を読み解く―
  北丸雄二氏(NY在住ジャーナリスト/作家
/元中日新聞=東京新聞ニューヨーク支局長)
○関西における陽性者支援の現場から
岳中美江氏(陽性者サポートプロジェクト関西)
○Living Together:「新宿2丁目」におけるコミュニティ・アクション
  張由紀夫氏(Rainbow Ringディレクター/エイズ予防財団流動研究員)

この三本を軸としたものでした。
印象に残ったものを何個か書こうと思います。


北丸さんのお話しの中で印象に残ったものは、「公的≠公共的」ということ。public(公共的)であることを、official(公的)であることと勘違いしてはいけないということと、アメリカでの人に対する接し方の中では自分自身と他者がいる、という関係の中だからこそcome-outしやすい環境が出来ていて、日本での「身内」と「赤の他人」、そしてその中間に「客」がいるという関係性の中では、なかなか多様性を受け入れることが出来ない、というような話。
これはとてもわかりやすかったし、だからこそ社会的弱者を自分に関係のない「赤の他人」として排除してしまう、ということは、
なるほど、そういうことだったのか、という、これまでどうにも腑に落ちないところが、ストンと落ちた、という感じでした。
とても分かり易い言葉を使って、冷静に観察しているというその姿は、すごく楽しかったし、いい時間でした。

また、岳中さんは、なんだかとても凛とした素敵な女性で、かっこよかったですw
それぞれが抱えた健康被害には、それぞれのバックグラウンドがあり、表出された問題だけに惑わされないこと、というような彼女が学んできたコミュニティーヘルス(公共衛生≠公衆衛生)の前提条件というような言葉に、すごく共感しました。
また、彼女の取り組みへの姿勢というものには、本当に感化される素晴らしさがありました。
淡々とその物事に向き合い、それを継続していく力というか。

張さんのお話では、なんといっても、手記の朗読が、よかった。Living Together計画の中で、よく朗読会をしているのですが、また行きたいなぁと思いました。
思わず涙してしまいました。
活動へのスタンスというか、それがとても素敵で、すごい共感しました。
ボランティアって、清く正しく美しくなけりゃ出来ないなんて違うよ、余裕あるやつだけ出来るもんでもない。それを仕掛ける側だって、いろんな人が参加できるような仕組みや、ある意味「餌」があったっていいじゃないか。というような。
Living Togetherなんかは、ほんとにそうだなぁと思うのですよ。
かっこいいし、なんかいろんな人に出会えそうだし、行ってみたいなーやってみたいなーって思う。それってめっちゃ素敵なことですよね。

また、今回のセミナーの企画をしてくださって、府立大の東さん、教育大の野坂さんも、非常に素敵な方々で、ご挨拶させていただいたら、ほんまにたくさんの方を紹介してくださったり、フライヤーも会場におかせていただいてご案内までしていただき・・・
とても感謝です。

やっぱり、こうして活動していくためには、多くの方々、団体、組織、すべてが連携していき、協力し合ってこそ出来ることが沢山あるよな、というか、そうしていけばいいんだよなぁという、単純なことに改めて気づきました。
楽しかったです。

またの機会には、ぜひまた参加させていただきたいなぁと思いました。

ありがとうございました!

感謝としか言えない1

2009-12-13 04:42:30 | スタッフ雑感
2003年でしょうか、私はJASE、そして「ぷれいす東京」が主催する講座やイベントによく参加していました。
大阪開催のものもあったし、東京開催のものであっても、自分がピンと来た物には、極力多少の無理をしても行くようにしていました。
正直、HIVとかをメインの事業とするこれらの団体と、レイプクライシスはみなさんのなかで繋がらないかもしれません。

でもね、
私が今ここにいる、原点をつくってくれたのは、彼らだと言ってもいいと思います。
こないだもブログで書かせて貰いましたが、めーーーーっちゃ、かっこよかったんです。Living Together計画にせよ、ぷれいすの取り組み、aktaもそうだし、mash大阪のdistaにせよ、
かっこよかったんです。
誤解を恐れずに言うと、私は、これまでの「フェミニスト」の一員として、自分を捉えることが出来ませんでした。
女だから、とか、女として、とか、よく分からなかったんです。
女の権利とか、主張したいわけじゃないんです。
でも、女だからってバカにされるのも嫌だし、女だからって何が出来ないとかも、思ったことないです。

今でもそうです。私は、常々、かっこいいことをしたいと思っています。

JASE,プレイス東京の、池上さんは、きっと私のことなど覚えていないでしょうが、
私、実はめっちゃくちゃ尊敬してるんです。
始めてお会いしたときの笑顔と、その握手は、きっとこれから先ずっと、忘れないと思います。
あぁ、この人は、一人の人間として私を見てくれてる、そう思いました。どこそこの私じゃない。今、ここにいる私と、握手してくれてる、それは、なんとも言えない感覚でした。
握手って、気持ちいいな。人と繋がるって気持ちいいな、そんなことを思わせてくれる出会いでした。
実は、彼女との出会いがあったからこそ、私はRCSNKを再開させたいと思ったんです。


今日は、そのJASE主催の性教育に関わるイベント、HIV/AIDSを主題としたイベントに参加させていただきました。
久しぶりに再開する方、
初めましてでお会いする方、
たくさんの出会いがありました。
こんな一つのイベントで大げさって思われるかもしれないのですが、
本当に、生きててよかったーーーーって思いました。

主題は違っても、同じような問題を抱えて、それをどうにかしよやーって生きてきた方、
話せば話すほど、あぁやっぱそうだよねってわかりあえたり、
あーめっちゃその気持ちわかる!!って思えたり、
あーそっか、そうすればいいんだ!っていう一歩前を進んでたり、
なんていうんだろう、

一人じゃないんだなって。
当たり前なのですが。
凄く、本当に嬉しかったんですよ。

池上さんと出会った時というのは、ある意味、私が「セクシャリティー」というものを自分の強みとして生きていこうと決めた時期でもありました。
性教育であったり、もちろん私の根本には常に性暴力というものがありながら、性ってなんだろう、そして、生ってなんだろう、と考えだした時期でありました。

性の多様性というのは、イコールで私にとっては、生き方の多様性なんです。
なんていったらうまくつたわるのか、いまいち言葉に仕切れないところがあるのですが、
レイプの問題でもそうだし、他のことでもそう。
私たちはどう生きるのか?
そして、私たちがどういう生き方を選んだとしても、
それは否定されることでもないし、めっちゃ褒められることでもないし、
なんていうんだろう。
あたりまえじゃん
っていうことなんです。

私たち、どんな生き方してもいいんです。
私たち、いろんな生き方を、していいんです。

褒めてもらえなくてもいい。

でも、否定されることもないんです。


あー、ええと、長くなりそうなので、明日に繋げたらなと思います。



出会い、人と人とが、知り合うっていう、それってめっちゃスゲーことなんだよって。
なんかわからないけど、ほんとにすごいことなんだよって、そんなことを思います。