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RC-NET(レイプクライシス・ネットワーク) BLOG.

RC-NET STAFFによる、日常の些細な出来事から、お知らせまでいろいろなぶろぐ。

様々な人権問題、その中の自分たち。

2010-04-02 22:56:44 | スタッフ雑感
japan youth treasure house、再生塾YARの吉見さんが講師だった研修にご縁ありまして相乗りの形で、以前もブログで書かせて貰ったようなポスターの展示を2回ほどやらせてもらいました。
また、全研修の場で活動紹介もしていただきました。

研修自体は、人権問題全般についてということで、吉見さんがこれまでやってこられた活動、その中でも問題を主として取り扱った講演内容でした。おもしろかったのは、という「一つの問題」の中で見落とされがちな「一人の人間の生き様」にコミットして、差別って一体なんなのか、なぜ、この人は傷ついたのか、そして、何故人はこの人を傷つけたのか、ということに聞く側の意識をシフトさせていくという、「」を語りながら「全ての人権」を語るという実に彼女らしい研修で、参加者ではない私も、非常に興味深く聞かせていただきました。

一つの問題に関わると、その内部の人間や外部の人間、関わる全ての者にとってそれ自体が「特別な存在」になってしまいがちなのではないかな、と思います。
ただ、忘れてはいけないことがあって、
それは「何故それを問題というのか」というところではないかなぁ、と。

そこには、傷ついた存在がいるからじゃないか、と。

結局のところ、同じことなんだよなぁと改めて再認識する良い機会になりました。

活動紹介の中でも、私たちの活動の話を聞いて涙を流してくださる方がいらしたとか、ポスターを真剣に見てくれるかたもおられたり、
翻訳の部分などで準備不足なところが沢山あったのですが、やはり人の目を通して見て貰いたい、というのは、絶対にそうだな、と感じるのです。

出会ってもらいたい、知って貰いたい、私たちがここにいるっていうこと。



そんなこんなで、RCSNKのポスター展は引き続きやっていきますので、開催希望の方、募集中です。
一緒にもりあげていきましょう。
ミニワークショップなども受け付けていますから、お問い合わせお願いします。

問い合わせ 事務局(担当:岡田)info@rcsnk.com


モーニング(講談社)

2010-04-02 07:15:39 | スタッフ雑感
今日は何個か書こうと思っていることがあるのですが、
朝なんで軽くこんな話題から。(笑)

モーニングっていう週刊誌、知っていますか?
私、めっちゃ好きで、かれこれ3~4年、毎週読んでるんです。
タイやらアメリカやら、海外行ってた時も友達に頼んで買っといてもらいましたから、
ほんと毎週読んでます。

最近では、宇宙兄弟、ひまわりっ 健一レジェンド(連載終了。新作連載開始してます)、天才柳沢教授の生活、クッキングパパ、あたりが好きかな。他のも好きなのあるけど、特別はこのへん。脚本・演出家の本谷さんの連載も好きです、漫画じゃないけど。

で、モーニングの今週号がですね、やばかったんですよ・・・

以下、ネタバレ有りなので読む予定の人は読まないでくださいね。


主には、宇宙兄弟と柳沢教授です。

宇宙兄弟とは、小さい頃から宇宙飛行士になることを夢みてきた兄弟の夢を現実にするまでの話って、簡単に言うとそんな感じなんですけど、
兄ムッタが訓練中にね、トラブルを抱えてしまって、それでもそれを乗り越えようと、頑張るわけですよ。

その時の言葉が、やばいんです。


「1位と最下位との差なんて
大したことねーんだよ

ゴールすることと
しないことの差にくらべりゃ」


これって、ありきたりな言葉なのかもしれないけど・・・
私はめちゃくちゃ感動してしまって。

学校やら、上司やら親やら、そんな中で言われても、全然ピンとはこなかったと思うんですけどね。
例えばマラソンとか、(私にとっては)いやいややってたものとか、
そういうのに対して、そんなことは、思えないのですよ、私は元々、どうやらやる気無い人間なので(笑)

でも、ムッタはね、
自分がやりたい!って心底思ってる事の中で、
この言葉を、自分に対して言ってるんです、誰かを励ますためでもない、自分に対して。

そうか、と思いました。
頑張れとか、諦めんなとか、そういう言葉だったりって、
「絶対にやるんだ!」って思ったことに対して、自分が自分にかける言葉、なのかもしれない、と。
人に言われてる時も、それを心から、自分自身に言えたときに、人って、やれるんだなって。
逆にね、そんなでも無いときって、やれないし、やらないでいいのかもしれない、選択肢としては。
無理をするっていうこととは、絶対に違うから。
ただ、それでもやってみたら、いいこともいっぱいあるかもしれないし、学べることはあるかもしれないんですけどね。

本当に、やりたいことが、これだって思うことがあるとき、
人はそのことに一生懸命になれる、
それは、夢希望の話でもそうだし、「生きたい」とかいう、根源的な願望に対しても、そうかな。

望むことに、貪欲である自分を許すことでもあるかもしれない。
諦めないんだって、決めること、でもあるかもしれない。

結果なんて、どうでもいいから、
そこで、一歩踏み出す勇気を、もしも持つことが出来たなら、本当に本当に、かっこいいです。

小さな小さなことでいいんだと思います。
逆に、大きな夢に対してでもいいです。

諦めたくない、最下位でも、なんでも、人から見たらダメダメだとしたって、
リタイアしたときには見えない風景が、

絶対に見えるように、なるんだと思いました。

人生の中で一つだけでもいい、そういう風に言えるもの、絶対に人には、あります。
信じられなくても・・・あるんですよ、これが。

その一言に、私自身は、すごく救われた気がしました。


あとね、柳沢教授は、
漫画本編はもう、ほんと良かったんだけど(号泣)
最後のページの作者のコメント?みたいのが、本当に秀逸で。
この話については、内容はネタバレさせずになんですが、

「立ちはだかる、圧倒的に関与できない人生。たとえそうしたものだとしても、君の帰りを待っている。」

ていうの。

これは、なんていうか、
このブログで、みなさんとシェアしたいと思った言葉でした。本当に。
宇宙兄弟のと重なるんだけど、「決めたこと」に対して、それが他者にとってどうかは関係なく、どうにも出来ないことっていっぱいあります。人の運命って、やっぱりその人のものだから。

でも、やっぱり、
君の帰りを待っているからねって、そう伝えたい、そう思っている出会いや別れが、
あります。


朝から漫画ネタで一人ヒートアップしたRCSNK代表でした。(笑)

ツイッターその後

2010-03-14 14:40:54 | スタッフ雑感
ツイッター初めて3日目、ですか。
いやはや、まだよく分かってはいませんが、なんか楽しいです。
わかっちゃいるけど、いろんな人がいますよねぇ。
こないだオノ・ヨーコさんをフォローしたんですよ(好きなんです・・・)したら、今朝「オノ・ヨーコさんがあなたをフォローしました」っていうメールが届いてたんですよ。ぉわちゃーーー。
いえ、彼女をフォローしてる人数が80万人、彼女がフォローしてる人数が20万人ですから、そう珍しいことじゃないんですけど、
RCSNKのページを一瞬なり見てくれたっていうことですか?
もしかしてツイートを読んじゃったりしたんですか?
サイトに来てくれちゃったりしていたら・・・!
なんて妄想してしまいました。
どんなやねーーん!と、妄想具合に、自分で突っ込みいれてしまいましたよ(笑)

楽しんでます。
そんな難しいことは書けませんが、ツイッターしてる人は是非フォローミー!!
http://twitter.com/RCSNK



おめでとうでしたー

2010-03-13 20:05:16 | スタッフ雑感
先日、お世話になっている飲み屋さん酒場しろくまさんの二周年記念日の「次の日」におじゃましました♪
再生塾の吉見さんと行ったのですが、しろくまちゃんにはいつもほんまに癒されています。
その前に吉見さんと行った京橋のGARBでケーキを買って、ささやかながらお祝いを。
こんなお店が家の近所にあればいいのに・・・といつも思ってしまいます(一時期この近所に住んでいたのですが)
安らげるお店があるっていいことですね。これからも末永くおねがいします!
マッコリを振舞酒でごちそうになったり(写真のブレ度が私の酔い度。笑)、
しろくま.jpg
その日は朝方までグデングデンでしたが、ちゃんと8時台には起きた自分がすごいと思います。
まぁ、そのすごさは長続きしないのが問題です(^^:
たまにはむちゃしながらも、泣いて笑って喜んで、たまには悲しい思いをしながらも、なんか人生っていいなって思える瞬間を持ち続けることが出来るように、
一日一日をすごせればいいなぁ、なんて思っているのです。

ツイッター、フォローありがとうございます。
今後ともよろしくどうぞー。
最近再会した高校の同級生がフォローしてくれたり、嬉しいっす。
会員とかなっちゃえばいいと思います。(笑)
なんせ、ありがとうございます。

前回のドリカムワンダーランドでhappyhappybirthday歌ってたんですが、
その時に「今日も誰かの特別な日。だからみんなで、ハッピーバースデー歌うよ、みんなに届けー」みたいなことをMCが言っていたのですが、
ほんとにそうですよね。
今日も誰かにとっての、SPECIAL & PRECIAS DAY なわけです。
おめでとうございます!
いつでも、どこでも、何があっても、世界には必ずどっかに、愛があることを忘れちゃいけないなぁ、なんてことを思ったりします。

また一週間が終わって一週間が始まりますが、
やっぱり日曜日ってどっか嬉しいですね。ラララ、ラー♪と、日曜日の使者は、ほんとそんな感じです。
お休みの方も仕事の方も、どっちにも所属しない方も、いい明日を迎えられますように。
微妙でも、また来週もありますから安心してください。
私は、からくりテレビが楽しみです。


レイプクライシス・ポスター

2010-02-22 02:08:17 | スタッフ雑感
RCSNKには、全米のレイプクライシスセンターなどから集めたポスターを100点近く所蔵しています。
なかには、2mオーバーのものまであります(現在、大阪教育大学に置かせてもらっています)。
プロのフォトグラファー、デザイナーが作った超かっこいい作品から、学生達が意見を出し合って作った、創意工夫溢れるものまで、本当に多種多様に、レイプについて描かれたものたちです。

こんなかっこいいの。
mcsr1.jpg

これはMen can stop rapeという団体のものです。
「僕の強さは君を傷つけるためにあるんじゃない」なんて言ってます。
かっこいいです。

こうしたポスターを、CD-Rにまとめて、訳も全部つけて販売なんかもしてます。学生の授業とかにも使えるでしょうね。興味のおありになるかたはご連絡ください。
全部ながめるだけでも、なかなかおもしろいです。

このポスター達に関しても、事務所に眠らせておくだけではほんとにもったいないなぁ・・・と思っていまして、貸しだしなどもしているのですが、みなさんにお見せする機会が作れたらいいなぁ。
誰か、企画とか一緒にしませんか?

翻訳文のポップを、新たに作ろうとしているんですが、こういうものって、手を出すとほんと際限なくやりたいことが出てきますね(笑)

でもほんと、是非みなさんに見て貰いたいです。

SUNP0007.JPG


※ポスター画像の権利は全てRCSNKにあり、一切の転載等は禁止しております。