断捨離な日々

埋もれた歴史も面白い
縄文からの日本文化が興味深い

太平洋 絶望の戦場 ~ 南方、沖縄の犠牲 ~ 地獄の中で数十万の兵隊と民間人が無駄な犠牲に

2011-12-07 | TPP

太平洋戦争についての NHKの 「証言記録 日本人の戦争 - 太平洋 絶望の戦争」 を見た。

http://www.nhk.or.jp/special/onair/111204.html

以前から南太平洋での戦争は悲惨極まりなく、飢えで何万人もの兵隊が亡くなったと本で読んでいたが、

例えば、大岡昇平の「野火」なんかだけど、http://www.geocities.co.jp/Bookend-Soseki/6354/sakka/OHOKASYOHEI/NOBI.htm

飢えの極限状態で人肉を食べたとかあって、地獄だなあと思ったものだが、

今回のこの番組では、その事を何人もの人が証言していた。 もう、80歳を超えているので言い残す必要があると思われたのだと

思う。 特にニューギニアの戦場での話が中心だったが、20万人の兵隊のうち、生き残ったのは、2万人だけ。

ニューギニアは、食糧になるようなものが鬱蒼としたジャングルになく悲惨だったようだ。 そして、大本営が、

アメリカ軍の侵攻で援軍も補給もできなくなった中、飢えに苦しみ人肉を食べた兵隊がいた為に、連隊会報で

「人肉を食する者は厳罰に処す。 敵国人は除く」というのがあったと言う。 それで、一人で歩くのは禁止になった。 一人だと

銃で撃たれて食べられちゃうかもしれない!!という訳で、敵国人なら食べてもいい?? 

餓死した人やウジにまみれた人がゴロゴロしていたという事だ。 ある兵隊は、塩を缶一杯持っていたために

2人の兵隊に殺されたと憲兵だった人が証言していた。 地獄だね。  

ニューブリテン島で負傷兵を置き去りにするよう命じられた元日本兵の人が、泣いていた。

ニューギニアだけではない、フィリッピン・レイテ島でも、ガダルカナルでも、そうだった。 この現実を忘れてはいけないと

思う。 戦闘で亡くなった人より、病や飢えで亡くなった人の方が多かったという現実。

沖縄では、10代の少年が青年義勇兵として戦車に爆雷を持って特攻をしている。 少女も砲弾を運んで

戦闘に参加。 最後の突撃では兵隊と一緒に10代の少女達が涙もみせずに出撃して、一人も帰ってこなかったと

妹が幼かった為に残された女性が語っていた。 集団自決では、当時18歳の少年だった証言者が 手を合わせる

母を撃ち、妹が手を合わせた時に、「お兄ちゃん、水が飲みたい」と言ったと言う。 それで、水を飲んだ後、

「お兄ちゃん、水がおいしい。 これでお母ちゃんのところに行ける」と言って手を合わせたとと涙ぐむ。

壕の中で赤ん坊の弟が泣いたために、兵隊に殺せと言われ、母がわが子を圧死させたと証言。

その母は戦後、亡くなる前、亡くなった弟の名前を叫んでいたと言う。

中には、飢えで全員亡くなるよりはと、投降した部隊もあったようで、元参謀は

「割り切れない。心を鬼にして耐えるべきだった」と言っている。 これは、補給を考えない無謀な戦闘で兵隊を飢え死にさせた

大本営や無能な参謀の責任を放棄している。 精神論だけで現実的な戦術に失敗した事実を正視していない。

日本人は、庶民が冷静で我慢強い。 そういう事にあぐらをかいて、庶民を苦しめる傾向があるのは

今も同じ。 こういう事を忘れてはいけない。  

戦争の悲惨さと沖縄の犠牲の元に今の平和があり、沖縄は戦争中も戦後も苦しんできた事を

日本人と日本政府は、忘れてはいけないと改めて思う。

それが、無謀な戦争で亡くなった多くの日本人の願いでもあると思う。

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TPP エコノミックヒットマン 略奪型資本主義を阻止すべきと主張

2011-12-07 | TPP

エコノミック ヒットマンとは、アメリカ政府の意向を受けた謀略部隊に所属していた人

の事だけど、 パーキンズ氏が、70年代からの 略奪型資本主義を阻止すべきと

訴えている。 彼は、それに、加担してきたからこそ、罪深さが分かるのだろう。

資源のある国の指導者に世界銀行に多額の借金させ、その指導者を 

意図的に堕落させ、国民には還元させず、借金が返せないなら、石油をよこせ等々、

要求するような謀略に加担してきたわけだ。

70年代以降(レーガン政権以降)、アメリカの資本主義は、突然変異を起こし、

「企業活動の目的は利潤追求。 社会や環境への負荷は無視する」形に

変わったという。 

中南米では、民主的に選ばれた大統領が 国民の為に決然とした改革をしようと

すると、その国の富裕層や多国籍大企業が損失を被るので、(ひどい条件で働かせて

いたのに) その指導者を ①堕落させる ②暗殺する ③政権を転覆させる

という方法で つぶしてきた。 エクアドルのロルドス、パナマのトリホス、ハイチの

アリステイード大統領等だ。 ホンジュラスでは、セラヤ大統領が新憲法に

取り組み、ひどい条件で働かされていた国民の為に、最低賃金を6割上げる事を

検討していたが、富裕層と多国籍大企業の意向を受けてCIAの指揮で、軍がクーデターを

起こして、転覆させた。 

(日本で言えば、暗殺された?と思われる中川氏とか色々いるけど、

小沢一郎氏なんかも、これに やられていると思うね)

そういうやり方で、中東でもやってきたのが、結局、アメリカ自身にはね返ってきている。

この略奪型資本主義~新自由主義だね~は、

「企業活動の目的は利潤追求。 社会や環境への負荷は無視する」

「いかなる規制も悪であり、全てを民営化して、私企業の手に

委ねるべき」 「多国籍大企業は、地球全体を支配し、国境にも、法律にも

しばられない」という主張で、大企業だけを優遇し、世界を不安定化させ、持続不可能で

不公平で、危険な場所にしてしまったと。

ゴールドマンサックス、シテイバンク、GEの元経営者等々 たくさんの「追剥ぎ貴族」

がいる。 これを 変えるには、国民しかいない!! 召集ラッパが国民に響いている

政治家を動かして、企業の存在目的を変えさせ、社会や環境を無視した

最大利益追求ではなく、持続可能な公平で平和な世界の実現を条件にする

よう働きかけるべき。 テロリストは、略奪型資本主義の被害にあった農民や漁民で

しかないのだから、根本を変えるべき。

「証券と銀行の分離」 「企業は 環境と社会に対する責任を負う」

アメリカ建国 100年は、法人設立時に、公益に奉仕するという証明書が必要で、

10年ごとに認可が必要だった。 1880年に企業も個人と同じに扱うという判例が

あって、ロックフェラーが登場した。

アメリカは、原点に戻るべき。 「企業は、人間に奉仕するもの」 従業員や

顧客や経済全体に配慮する存在にすべきだとしている。

エコノミック・ヒットマン  Democracy Now!

http://www.youtube.com/watch?v=tcgzrhPIs0g&feature=related 1/2

http://www.youtube.com/watch?v=zUFWhnvOgJc&feature=related 2/2

 

結局、日本の近江商人の 「売り手よし、買い手よし、世間よし」 の精神 ~

日本型資本主義 ~ が一番 資本主義として優れているという事になるね。

だからこそ、日本は 経済大国になれた。 でも、今や 経団連は、

外資がたっぷり入って すっかり体質も変わって、略奪型資本主義に

加担して「追剥ぎ貴族」になり果て、TPPに大賛成。 

日本こそ 原点の日本型資本主義であった従業員を大切にして、顧客や

社会や環境を大切にした時代に戻るべき

日本がTPPに参加して略奪型資本主義に加担するのは、略奪資本主義に反対して

アメリカ中でデモが起きている訳で、アメリカ国民の為にもならない。 

だから オバマに遠慮は無用。 TPPを断固 拒否すべき!!

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TPPで、国家はなくなる! TPPは自由貿易ではなく、多国籍企業が暴利をむさぼる貿易制限の条約

2011-12-07 | TPP

・ TPPは、自由貿易ではない。 多国籍大企業だけが儲かる 貿易の制限条約である。

  米韓FTAでも、大問題になっているISD条項のように、 国内の法律よりも  

    TPPの方が 上位にくるので、国内の法律や規制を変えるような事に

  なり、  国は、国民の安全、安心を 守る事ができなくなる。 

  国がなくなるのと同じ事

  多国籍企業だけが勝手な事をして、儲かる マーケットができるだけの事になる。

・  すでに、9か国で、TPPの枠組みは、決まり、ハワイで 野田総理が

  TPPの会議に参加できなかったように、これから、日本が有利な条件や

  不利な条件を変えてもらおうなんていうのは、ほとんど無理と確定してしまった。

  政府が言っていることは、茶番でしかなく、後は、すでに決まった内容を

  日本が飲むだけになる。

・ アメリカでは、労働組合も 農民も 反対。 また、多国籍企業が儲かるだけで

  本当の自由貿易でないとして、右寄りのテイーパーテイ派も反対している

  日本とアメリカは、充分に自由貿易の関係なので、アメリカでも反対が多いTPPに参加

  しないからといって、日米関係が壊れる事は、あり得ない。

・ TPPは、オバマ大統領の選挙対策でしかない

  オバマは、選挙で投票した人達を裏切り、多国籍大企業やウオール街の

  為に働いている。 でも、選挙に勝ちたい為にTPPを推進しているが

  TPPにより 雇用が2倍になる訳がない。 選挙用の政策でしかない。

・ 知的財産権の問題が ニュージーランドで強い反対がある。

  薬の特許で、貧しい国で薬が買えなくなる。 手術方法も知的財産権に

  含まれ、その為に特許料を払わなければならなくなる等々の大きな問題がある。

 TPPは自由貿易の否定である!【藤井厳喜】AJER

http://www.youtube.com/watch?v=S7VzWBk1ULI&feature=related

アメリカ国民はTPPに反対している!【藤井厳喜】AJER

http://www.youtube.com/watch?v=lNPrFNLiycA&feature=related

結局、アメリカの問題は、多国籍大企業やウオール街が暴走して、それを 

政府が止められず、 むしろ、その走狗になりさがっている為に、多国籍大企業や

ウオール街だけが儲かって、その恩恵は、一般市民に行かないようなシステムに

なってしまった事。

その為に、アメリカの市民を貧困化させ、今、格差デモが アメリカ各地で起きている。

格差が どれほど、加速しているかは、資料で明らかになっている。

http://labaq.com/archives/51710178.html

そして、そのシステムを日本にも押し付けて、多国籍企業やウオール街が もっと儲けようと

いうのが、TPPでしかないという事だ。  TPPは自由貿易ではない。 

多国籍企業(日本では経団連)以外の 勤労者、中小企業、農民、漁民、

サービス業 全てに被害があり(貧困化させる) 日本を壊してしまうような

TPPに絶対反対!! 

日本をTPPに参加させないように、反TPPの政治家を応援しよう!! 

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野田佳彦首相は、「TPP」「消費税増税」と、やりすぎると破綻する(板垣英憲)

2011-12-07 | TPP

野田佳彦首相は、「TPP」「消費税増税」と、やりすぎると破綻する(板垣英憲)

http://blogos.com/article/26178/?axis=b:205

 ◆野田佳彦首相の「ダマシ」の政治手法が、馬脚を現し始めた。最近では、「熟議」という言葉が、消え去り、「ていねいに」とは、鼻につき、イヤーな気分が充満している。とくに「ていねいに」とき、正確に言えば「ていねいにウソをつく」という意味だということが、バレバレになってきたからである。

その代表格が枝野幸男経産相だ。野田佳彦首相の場合は、もっと狡猾で手が込んでいて、ウッカリするとダマされていることすら気づかない。

だが、「TPP交渉参加→消費税増税→沖縄米軍飛行場の辺野古への移設」というハードルを眼前にすると、俄然、この狡猾さが、「能力全開」となる。

自民党の野中広務元幹事長が、「時事放談」(12月4日放送)で、野田佳彦首相を絶賛していたけれど、「まず結果を決めていて、そこへ引っ張っていく」という政治手法だ。

◆たとえば「TPP交渉参加」については、腹の中では「参加」を決断している。ところが、民主党内世論や国民世論の動向を見ながら「関係国と協議→交渉参加を決める→参加を閣議決定→条約締結→国会批准」というプロセスに誘導していく。

「消費税増税」については、8月末の民主党代表選挙で「増税」を打ち出しているので、「前言撤回」というわけにはい。財務省がバックからにらんでいることから「後退」はできない。

そこで「消費税増税素案→与野党協議→法案を閣議決定(実施時期について『景気好転』→国会上程→可決成立)という条件を付則に書き込む→実施タイミングを計る」という段取りを設定して、やはり、民主党内の意見を統一するとともに国民世論を誘導する。「結論部分」をあいまいに見せておき、「熟議」を図るように見せかけて、みんなをドツボにはめてしまう。これが「どじょう式」なのだ。

◆ところが、この狡猾さの底が割れてきている。というよりも、内閣記者会の首相番記者による「ブラ下がり取材」を拒否してきたのが、大きなマイナス材料となり、「首相は一体何を考えているのか分からない」という冷たい空気のなかで、「憶測」「疑心暗鬼」などが錯綜の渦を巻き起こして、民主党内世論や国民世論を「反TPP」「反消費税増税」へと逆走させる現象が起きている。

それが、毎日新聞の12月5日付朝刊、共同通信の同日付「世論調査結果」に如実に表れているのだ。

毎日新聞の野田佳彦内閣支持率は、38%(前回11月調査より4ポイント減)、不支持率34%(同3ポイント増)と、内閣誕生わずか3カ月で「30%台」に下落し、消費税増税「反対」(54%)「賛成」45%と評判が悪い。

共同通信の方は、内閣支持率44.6%(前回11月調査より2.5ポイント減)、不支持率40.3%(同6ポイント増)、法案成立前に「衆院解散実施」を50.7%が、「増税実施の前」の25.1%を大きく上回っている。いずれにしても、鳩山由紀夫元首相、菅直人前首相のときより急落のピッチは極めて速い。

これに「普天間問題」が加われば、奈落の底へと落とされるのは間違いない。

小沢一郎元代表が、憂慮しているのは、せっかくの政権交代が台無しになってしまうことだ。野中広務元幹事長は、小沢一郎元代表を「政局屋」と口をきわめて罵倒していたが、政権を失っては、理想や政策を実現することはできない。

「子 曰く過ぎたるは

猶お及ばざるが如し」

(論語巻6第11先進篇16)



やりすぎると必ずその陰に、無理があったり、人を傷つけたり、スキが出来て、破綻の原因となるという意味だ。徳川家康公は「遺訓」の最後に、

「及ばざるは、過ぎたりより勝れり」

と言い換えている。

*****(引用 終わり)

野ブ田総理は、何をあせっているのか、年内に消費税とか言っている。  東日本大震災の被災地対策こそ、厳しい冬を前に

あせるべきなのに、それは、気にならないらしい。   野田政権は、口先だけの前原とか、枝野を見ると、原発事故での

嘘ばかりが頭をよぎる。 また、嘘ついて、国民を騙すと連想する。 それに連動して、野ブ田は、丁寧な

詐欺師のように見えてしまう。  最近、大嘘をついている。  日本の中間層の復活だって??!

野田xxの一つ覚え 分厚い中間層 http://www.youtube.com/watch?v=PEA0m_KADnE

TPP参加、消費税増税、年金支給年齢の引き上げで、どうして、中間層が復活するどころか、

低所得に転落するのは、アメリカでNAFTAで、50万人が失業しているのを見れば 明らかなのに。

アメリカを見れば、グローバル経済がアメリカの庶民を直撃して、貧困化させている。

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1176602476?fr=chie-websearch-1&k=34vV7tyQnZaZkZqGzpWui5CPlsuRqIbT46SZnpuWlZHh1IutlpmQj5bL6ZCei6OWlZDU6c7h54ajlVfrHkb3FlLxIEz2BEzxDlse%2B1Qc8ZNX6xBG9wpS8Q5M9R9M7xFcGxZT%2FxmVoIvSzNeLqZCUmaOkmZ6TlpWRz9TZ3NiLqIWWlZHWhqOVqouaheXMkaiGm5Wgi9eFrougn5ufqaSbopqqo9DR2NLp2eWfk6udoKGamqeko%2BHS4N%2FU0uCap6qenpumn6Wnntzi4N%2FTx5aVkeKGo5WlnKCWpZ2mppmblaCL4tLfzt2QnoullpWQ1ZajkaGG5g%3D%3D

 TPPは、絶対反対!! それに、こんな不景気で 消費税はすべきでない。

東北が大変な時に、消費が落ち込むだけ。

東北の復興に目途がつき、行政の無駄をはぶいた後に、消費税問題を出すべき。 それが、民主党が

選挙で国民に提示した条件だ。

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