日本の規制値「理解できない」=ベラルーシの放射能専門家
旧ソ連(現ウクライナ)のチェルノブイリ原発事故による放射能の影響を調べているベラルーシの専門家ウラジーミル・バベンコ氏が12
日、日本記者クラブ(東京都千代田区)で記者会見した。東京電力福島第1原発事故を受け、日本政府が設定した食品の暫定規制値
が高過ぎるなどと指摘し、「日本の数値は驚きで、全く理解できない」と述べた。
ベラルーシはウクライナの北隣に位置し、チェルノブイリ事故後、元原子力研究者らが「ベルラド放射能安全研究所」を設立。住民の被
ばく量検査や放射能対策指導などをしており、バベンコ氏は副所長を務めている。
バベンコ氏は、ベラルーシでは食品の基準値を細かく分類していることや、飲料水の放射性セシウムの基準値が1リットル当たり10
ベクレル(日本は同200ベクレル)であることなどを紹介。「日本でも現実の生活に即した新しい基準値を設けられるはずだ」と語った。
(2011/10/12-19:18)
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やっと、記者クラブメデイアが 日本の食品の暫定基準値の高さの異常さを 報道した。
ベラルーシは、ウクライナより、甘い基準値なのに、そこに驚かれるのだから、どんなレベルか 分かるというものだ。
もう、専門家から、さんざん、警告されているのに。
http://ex-skf-jp.blogspot.com/2011/09/500bqkg.html
http://www.youtube.com/watch?v=TFy8IUHhGkQ
http://takedanet.com/2011/09/post_4f85.html
http://news.livedoor.com/article/detail/5591773/
記者クラブって、トロすぎ。 さすがに 出さざるをえなかったのか? いい加減にしてほしい。
こういう食品の規制値への不信感から 福島の食品を買えない ~ と 逆に思ってしまう。
ウクライナ並みなら、福島や北関東の食材を買ってもいいと思うけど、500ベクレルに近い食品が
混じっていると思うと、腰が引ける。 福島の米だって、セシウムが不検出というのが多いのだし、
ウクライナ並みの20ベクレル以下にしても、大丈夫のはず。 そうしたら、福島の米が買える。
もちろん、ドイツ放射線防護委員会が考えてくれた日本の子どもを守る摂取限界値
http://www.youtube.com/watch?v=-tdLYv_iE3s
の子供4ベクレル、大人8ベクレルにしてほしいが 子供は、4 べくれる にすべきだけど、大人は、
現実的には、難しい話なのかもしれないので、せめて、日本政府は、何度もブログで書いたように
、ウクライナ並みの基準値にするべきだ。 そして、子供の為に、不検出だった食品は、
表記して、子供向けと分かるようにするべき。 子供には、極力 放射能で、内部被ばくさせない
工夫をすべき。
ウクライナの基準
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/Chernobyl/saigai/Nas95-J.html
強制・義務的移住の実施 5ミリシーベルト 以上
希望移住の実施 1ミリシーベルト 以上
ついでに、食品の基準値
品名 セシウム137 ストロンチウム90
パン パン製品 20 5
ジャガイモ 60 20
野菜 (根菜、葉菜) 40 20
果物 70 20
肉、肉製品 200 20
魚、魚製品 150 35
ミルク・乳製品 100 20
卵 (1個あたり) 6 2
飲料水 2 2
コンデンスミルク 300 60
粉ミルク 500 100
野イチゴ、キノコ(生) 500 50
野イチゴ、キノコ(乾) 2500 250
薬草S 600 200
その他 600 20
幼児食品 40 5