断捨離な日々

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福島原発 チャイナシンドロームに近かった?

2011-12-03 | TPP

福島原発

溶融燃料65センチ侵食

格納容器床 あと30数センチで貫通

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik11/2011-12-01/2011120115_02_1.html

東京電力は30日、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)1~3号機の原子炉内で溶融した核燃料の損傷状況を解析した推定結果を発表しました。

 それによると、1号機では溶融した燃料は圧力容器底部から格納容器へ「相当量」が落ち、2、3号機では一部が格納容器へ落下したと推定。落ちた燃料はさらに熱によって格納容器底部の床にあるコンクリートを分解して侵食する「コア・コンクリート反応」が発生し、1号機では最大65センチ侵食したとしています。

 東電の解析によると、注水できなかった時間が2、3号機より長かった1号機では、地震発生前に燃料があった位置から完全に溶けて圧力容器底部にすべて落下。落下した燃料によって圧力容器底部が損傷し、さらに格納容器底部に、燃料の相当量が落ちたと推定しました。

 燃料の落下量などの推定から、格納容器底部にたまった燃料などの堆積物の厚さは81センチ。燃料の熱で格納容器の床のコンクリートを分解・侵食する「コア・コンクリート反応」が発生したとしています。コンクリートの厚さは約1メートルで、侵食は格納容器を覆う鋼板を突き抜けるまで残り三十数センチのところまで達していたことになります。

 2、3号機では、約6割の燃料が格納容器底部に落下したとして解析。格納容器底部の床でコア・コンクリート反応による侵食の深さは2号機で最大12センチ、3号機で同20センチと推定しています。

 東電は、注水によって燃料のほとんどは水に接しており、コア・コンクリート反応は現在、停止しているとしています。

 また、同日、経済産業省原子力安全・保安院が開いた「炉心損傷推定に関する技術ワークショップ」では、エネルギー総合工学研究所が独自に1号機の格納容器底部でのコア・コンクリート反応を解析した結果を発表。侵食の深さは2メートル未満だと推定しています。

 1~3号機の原子炉でコア・コンクリート反応が起こった可能性については、これまでも研究者から指摘されていました。しかし、東電は大規模なコア・コンクリート反応はなかったと説明してきました。


 コア・コンクリート反応 溶融した核燃料が格納容器底部などにあるコンクリートの上に落下した時に起こるもので、コンクリートが溶けるとともに水素などのガスが大量に発生します。大量に発生するガスによって格納容器内の圧力が高くなるだけでなく、可燃性の水素が大量に発生することで爆発の危険性が高まります。爆発すれば、大量の放射性物質が外部に放出されます。

*****

以前から言われていたことだけど、http://www.youtube.com/watch?v=35KzROHZUrA

やっと、チャイナシンドロームに近かった事を発表。 

でも、今までの隠ぺいの例からして、3か月遅れの発表で、現状が それより悪化している事ばかりだったから、

現在、チャイナシンドロームなのかもしれない。 相変わらず、情報小出しで専門家も判断つかない事が多いようだけど、

専門家によると、燃料棒が溶け落ちて固まった状態だと、燃料棒と違って冷めないのだそうだ。 つまり、

水がかかる表面は冷えるのかもしれないが、中心部は1000度~2000度あって、核分裂を起こし続ける、それで、

次々と貫通して、地中のもぐりこめば、チャイナシンドロームという事になる。

それを懸念して、地下ダムの建設が 10月末から始めたようだが、最初は1000億かかるとかで、東電が

着工をしぶっていたが、そうせざるを得ない状況という程、悪いのだろう。

チャイナシンドロームになると、当然、地下水を汚染して、それが、海に流れる→海洋を汚染する。

それで、海側に地下ダムを作るらしいが。 2年かかるというけど、間に合うのかね?

http://mainichi.jp/select/weathernews/20110311/archive/news/2011/10/26/20111027k0000m040080000c.html

チャイナシンドロームになると、最悪では、水蒸気爆発もあり得るらしい。

地中にもぐりこんだ核燃料が地下水脈にぶつかった時に、大量の水蒸気が発生、それが、圧力を増して それに

耐えられなくなった時に、水蒸気爆発に・・・  

http://www.youtube.com/watch?v=YcM_jegKwaw&feature=related

恐ろしい事態にならない事を祈るばかりだ。 

政府は、年内で冷温停止できると言っているが、燃料棒がどこにあるかも分からない、もしかしたら、

冷やしているところにないので、温度が下がっているだけなのかもしれないのだから、

政府発表は、いつもの茶番で、事態を小さく見せようというだけだろう。 相変わらず 姑息な詐欺的政府だ。

重大な危機の認識が足りない。 情報を全て開示して、世界中の専門家の知恵を集めなければならない時のはず。

4号機の使用済み核燃料は、建屋が吹き飛んで、雨ざらしになっているようだけど、

12月~1月に関東~東北で また、大きな地震があるかもしれないと言う。

http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20111118/dms1111181549019-n1.htm

4号機のボロボロの使用済み核燃料プールも含めた福島原発が心配。 致命傷にらないか? それに、また、大きな津波がきたら・・・・

福島原発は、これからも何十年、百年は問題を起こし続けていくのだろう。 災害の多い日本に、とんでもない物~原発を

作ってしまったものだ。 安全について、東電に責任があるのは もちろんだけど、営利企業である東電

に危険な原発の安全を丸投げしていた国の責任も大きい。 原子力安全委員会、保安院は、本来の

仕事をしてなかったという事に尽きるだろう。 危機管理ができないなら、原発など 持つべきではない。

もちろん 輸出もだ。 それに、輸出では核廃棄物を日本が引き取る条件とか。 ふざけるな!!だ。

自分の国の原発事故の処理もできないのに、核廃棄物の処分もできないのに、よくまあ、そういう事ができるもんだ。

あきれるね

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