断捨離な日々

埋もれた歴史も面白い
縄文からの日本文化が興味深い

中国が歩む日本と同じ道

2009-11-30 | 国際政治

ニューズウィークに中国とのG2についての記事があり、その一部が下記

 ***

 中国が歩む日本と同じ道

アメリカのタカ派は、中国は、自国の経済手法でアメリカを打ち負かし、

支配しようとという中国の「100年計画」があると言うけれど、

結局、中国は 自分達が永久にこの世界経済システムに組み込まれて

いく事を おそらく予想できていなかったからだ。

この点は、日本と幾分似ている。 日本は、20世紀に2度の戦争を

引き起こした1度目は、軍隊によって、2度目は、貿易によって

だが、執拗な圧力を受けて、市場を開放した日本経済が成熟すると

日本の官僚や財界のエリートは欧米経済との「共生」という概念を

流布し始めた。 日本の多国籍企業は生産拠点を国外に設けだした。

輸出の貿易制裁を避けるためにアメリカに、安い労働力を求めて

アジアに、といった具合に。

その結果、日本は 「日本株式会社」という国益を失い始めた。

三菱、トヨタ、松下といった戦後の復興に貢献した国家の誇りとも

言うべき企業は、生産拠点を海外に移していった。 こうして日本製品が

グローバル化したお陰で、日本企業は、「彼ら」ではなく 「われわれ」

になったのだ。

もし、中国をうまく誘導する忍耐力があるのなら、この日本が歩んだ道

が中国に向かっているところでもある。 ゆくゆくは、(あと100年は

かかるかもしれないが)中国国民が豊かになるにつれて、彼らの

消費力が高まり、米中間の資本の流れにバランスをもたらすだろう。

*****

アメリカは、日本との軍事戦争にも、経済戦争にも勝ったと意識している

訳で、もう完全に、日本はグローバル化させて、脅威ではなくなったと

認識しているということだ  日本株式会社~日本的経営は

解体されたのだという事だろう 今は日本の大企業の利益は、

日本に還元される訳ではなく、 日本企業の強みと利益は、欧米の(資本家)

ものでもあるという事だ。

それが、さかんに グローバル化と言っていたアメリカや日本の自民党の

構造改革派の導きたい結果だったのだよね プラザ合意から始まった~

バブル~バブル崩壊~小泉構造内閣(竹中氏、日銀・福井氏らのアメリカの

エージェント)によって、日本型経済は、すっかり 解体したという事で、これは、

彼らのシナリオ通りなのだ 

そして、私もグローバルの波に洗われている所

会社の給料が大幅ダウン。 そのことを社長が欧米の投資家に説明

していて、 これだけ固定費を下げたのだから、次に売り上げが伸びたら

どれだけ利益が出せるかと。 そして、欧米の投資家は満足と

もう、日本は かつての日本型の平等で従業員を大切にしたような

企業社会は すっかり失われてしまったのだろうか? それにより

日本企業の強みは 失われる面があるのでは? 従業員の忠誠心に

よる働き方とか。 (私は、すっかり意欲をなくしている

日本型経営の素晴らしいところは、会社と自身を

一体化させる事で、急成長してきた所だと思うから、グローバル化した

企業は、以前ほど、欧米が期待した程の成長は見せないのでは?と

思うけどね。 (かつての日本企業が、ひどく懐かしいこの頃です

いづれにしても、中国も日本と同じようにできると

欧米資本家は、思っている訳ですな

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アメリカに奪われてきたジャパンマネー

2009-11-29 | 国際政治

自民党の失敗は、米国が日本を脅威に思う程、経済の成功に

走らせた事なのかもしれない 米国に脅威を与えない程の

経済成長で、あとは、国民生活の質を高めるような政策を打ち出す

方向転換が必要だったのだろうと思うし、国民もそれを望んでいただろうと思う。

経済は成長したけど、長時間労働で、住環境も貧しく、豊かさも

感じられないでいたのだから。

高度成長を支えてきた大企業中心の経済政策は、日本を経済大国に

押し上げた。 でも、冷戦が終わった事と、アメリカが、財政と貿易赤字に

苦しむ国になった事で、日本が軍事とは別の経済戦争としての敵に

なってしまった事が 今の日本の苦境につながっているようだ

日本を脅威に感じたアメリカ~国際金融銀行家達は、アメリカの赤字を

埋める為に、ジャパンマネーをアメリカの為に使う事にして、日本の

金がアメリカに流れるようなシステムを作るシナリオが、プラザ合意~

バブル崩壊~小泉政権での構造改革 という流れになっていく。

貿易黒字をためこんでいた日本の資金をプラザ合意で、円高にする事で、

アメリカの不動産を買いまくり、日本の企業もアメリカに生産工場を移して、

日本資産の移転を計らせた。 同時に内需拡大の圧力を

受けた政府・日銀は、公定歩合の引き下げを行い、銀行に不動産、

金融商品に融資させるようにして、バブルを起こさせ、洪水のように

アメリカにジャパンマネーが入っていく事で、アメリカの不景気が

収まり、ひといきつく事ができた。 でも、これで終わらず、そのままでは

利付きで日本に資金が帰ってしまうと、再び、日本の輸出が強化され、

せっかくのアメリカ経済に悪影響を与えてしまうので、次にバブル崩壊を

画策 誰彼かまわず貸しまくる無節操な銀行によって、国民の現金

と信用が吸収されつくしたと見るや、政府・日銀は、アメリカの意のままに

金融引き締めと、事実上の土地売買の禁止を打ち出した。 それに

よりバブルは、一気にはじけ、その結果、何が起こったかというと、

アメリカに出張していたジャパンマネーの帰還が完全に不可能に

ものの見事に日本のお金がアメリカに吸収されてしまった

その後も、低金利政策で、貿易黒字分を米国債を買い続け アメリカに

資金を提供、アメリカは それにより金融立国となっていく。

同時に 日本にはグローバル化をおしすすめ、日本独特の制度を

変えてしまうことで、より一層、ジャパンマネーを吸い取りやすく制度

改革を求めたわけだ 小泉構造改革は、日本の経済の弱体化と

アメリカにとって都合の良い政策を実行させる為だった

日銀は、その間、低金利でアメリカに資金が流れる仕組みを維持させた

けど、外為法改正は、アメリカの思惑では、日本の預金者は、もっと

外資に流れるはずだったのが、日本人というのは、例え、ゼロ金利でも

日本の銀行に預けたままにするというのは、思惑からはずれたようだ

郵政民営化も そうした ゼロ金利でも預けているような日本の国民の巨大な

財産を吸い取る目論見なのだよね また、貿易黒字を米国債で

蓄えてきたけど、この金融危機で、米国債暴落となれば、紙くずとなる

可能性があり、またまた、日本の資産は、消え去ってしまう事ななるのかも

さすがに 日本の国民も 国民の事よりアメリカのポチである事を優先する

自民党には 愛想が尽きて 民主党に政権交代した訳だけど、まだまだ、

マスコミも検察も、アメリカに言いなりなのが、多いので、注意が必要だ

もう、米国債は、返ってこないだろうけど、もう、これからは、国際金融資本家

共に やりたい放題にはさせないような 賢明さが求められてくる

日本なのだと思う。  それにしても、今回の金融危機。 貪欲な

金融資本家の暴走で、彼らの自滅にも見えるけど、これも、また、

シナリオだったりするのかとも 疑ってしまうけどね

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アメリカの危険な賭け、ドル安容認

2009-11-27 | 金融危機

http://blogs.jp.reuters.com/blog/2009/11/26/%e7%b1%b3%e3%81%ae%e5%8d%b1%e9%99%ba%e3%81%aa%e8%b3%ad%e3%81%91%e3%80%81%e3%83%89%e3%83%ab%e5%ae%89%e5%ae%b9%e8%aa%8d/

MARKETS-FOREX/

ドル/円が14年ぶりに86円台へと下落した。市場では、ポジションの傾きをはじめ

さまざまな要因が指摘されているが、最も大きかったのは、米連邦公開市場委員会

(FOMC)の議事録で示された中身だろう。

米連邦準備理事会(FRB)が24日に公表したFOMC議事録では、これまでのところ

ドルの下落は「秩序のある(orderly)」動きであると言及した。

市場関係者の多くは「米通貨当局がドル下落を容認した」(邦銀関係者)と

受け止めた。

最近、市場関係者の中でささやかれているシナリオでは、米当局が緩やかなドル

安を容認し、輸出主導で景気の回復を目指す。バランスシート調整に苦しむ個人

や米企業の現状を見れば、米国の内需主導で景気を回復させるのは難しく、ドル安

をテコに輸出拡大で米景気を離陸させる。その間、超低金利政策は持続され、

ドル安の基礎的な構造をサポートする──という思惑だ。

さらに日本や中国で円や元の通貨高圧力が高まれば、介入が実行され、

ドル買い/円売りで増えたドルは、米国債購入に向かい、ドル安で

不安視される米債急落懸念を緩和させることにもなる、という筋書きが

あるのではないか、という観測だ。

だが、相場は得てしてオーバーシュートする。緩やかなドル安が急激なドル安にいつ

変化するのか、だれにもわからない。ドルの天井が崩れてきたと感じた時に

「米国債を買うお人好しはいない」(別の邦銀関係者)だろう。

米国の金融情勢に詳しいある市場関係者は「米国のやっていることは危険な

賭けではないか」と指摘する。

リーマンショック後の金融危機は、表面上はいったん改善に向かっていると見られて

いたが、ドル安という新しいフェーズに突入した可能性が高い

これが「ドル危機」に発展する日が来るのかどうか。米政策当局の本音を

のぞいてみたい。

(写真/ロイター)

*****

アメリカは、ドル高/円キャリー取引で円安→日本の輸出振興/日本の米国債

投資でアメリカは金融で稼ぐ を逆転させて、今までの日本のやり方と

同じ ドルの低金利でドルキャリー取引でドル安→アメリカの輸出振興

しかも、ドル安、円高、元高におびえる日本や中国の米国債の購入による

為替介入も狙っているようだ でも、ドル安は続き、暴落も予想される中、

為替介入で米国債を買うのはリスクが大きい それに、一度買ったら最後、

アメリカは日本に返すつもりもない もう、IMFのSDRとかにして

しまったら? もう、アメリカが日本の真似して、ドル安で輸出を狙うようなら、

ドルの基軸通貨を支える必要はないのかも?? それとも、お人よしな

日本人が脅かされて米国債を 買いささえるのか??? 

アメリカも、こんな対策では、ドル暴落が早まる可能性もある訳で、

そこは、ユダヤ金融の国だから、なにか秘策があるのか??

どうする? 日本!! 

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ドル急落、2012年にも米経済に破滅的打撃=有名アナリスト

2009-11-26 | 金融危機

http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-12625920091125 

[ニューヨーク 24日 ロイター] 最近の信用危機を予想したことで知られるアナリスト、デービッド・ウィドマー、ロバート・ウィドマー両氏は、米ドルの急落は、早ければ2012年にも米経済に破滅的な打撃を与える可能性があるとの見方を示した。

 海外投資家が同年にも米ドル資産から大量に資金を引き揚げる可能性があるという。

 今月出版された最新著書で指摘した。

 両氏は、過去2年でクレジットや株式、住宅バブルが崩壊した後も、米ドル資産は過大評価されており、より大きな危機は今後訪れると指摘。

 巨額の米国債増発により、米ドルは一段安となるとの見方を示している。

 短期的には、中国などが米ドルに対する自国通貨の上昇を抑制するため、米国債の購入を継続する見通しだが、長期的には、米国債の価格下落に伴い、購入を減らす可能性があるとしている。

 ロバート・ウィドマー氏は今週、ロイターとの電話取材で、米ドルへの圧力は、主に人民元や上昇傾向にある他のアジア通貨から来る見通しだが、最終的には米ドルは対ユーロでも大きく下落すると指摘。ユーロは今後2─3年で、対米ドルで約2ドルの水準まで上昇し、その後同3ドル超まで急騰する可能性があると述べた。

 また両氏は、海外投資家が消去法的に米ドルを選択しているというのは、米ドルにまつわる最も大きな誤解だとして、多くの海外中央銀行や政府は、外貨準備の一部を、他の通貨や金などの商品(コモディティ)へとシフトし始めていると指摘した。

*****

2012年にドル崩壊というのは、副島氏の本にも出ていたけど、

やはり その可能性が 最近は、各国の外貨準備金をドルを

減らしてユーロあたりが増えているのは、上記のような理由?

紙幣への不安が高まる中、中国など、必死で 金や資源を買いあさって

いる ドルの下落を見越して、IMFのSDRを使うという方法を

中国は提案しているけど、どうなるのだろう?? 日本政府は、

ドルが暴落する可能性についての対策は、あるのだろうか?

*****

【[北京 17日 ロイター] 国際通貨基金(IMF)のストロスカーン専務理事は17

日、世界的な通貨の安定拡大を確保するなら、世界はいつまでも1国の発行する通

貨に依存することはできなくなる、との見解を示した。専務理事は、世界の新基軸通

貨は特別引き出し権(SDR)に基づく可能性があるとの考えを改めて示した。


専務理事はフォーラムで「グローバル化した世界では、国内的な解決策はない」と

述べた。】

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中国はデリバテイブ金融商品の損失拒否!?日本の買い込んだ自治体は破綻?

2009-11-25 | 金融危機

「すでに世界は恐慌に突入した」によると

http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4828415475.html

世界中で、投資銀行のデリバテイブ商品の損害が膨大になっている中、

なんと、中国は、デリバテイブ商品の損害は、払わない!!宣言

さすが、中華思想の国 金融資本家に牛耳られているアメリカと

政治問題になるだろうけど、米国債を日本の倍買っている中国だし、

米国債やドルが暴落させる事ができるから、アメリカは どういう対応するん

だろうね そもそも、ギャンブルをもっともらしく装ったデリバテイブ商品を

世界中に売りまくって、世界中をおかしくさせたのに、今だに億単位の

収入を得ている金融銀行を誰も規制できないなんてのが おかしいので、

中国のやり方は、傲慢な西欧金融銀行達への拒否で 溜飲が下がる面がある

”儲けは自分の物、損は政府と国民のもの”という 一貫した姿勢の 

ユダヤ金融銀行は、いい気になりすぎ

でも、非常に問題なのは、アメリカを信じる日本で、世界中が米国債、

米ドルの暴落に警戒している中、いまだに長期米国債を買い込んでいる

との事 (世界は、もう短期米国債しか買っていないらしい)

しかも、年金基金、地方自治体、大学、あらゆる組織、企業で

仕組みもよく分からないまま、大量にデリバテイブ金融商品を買い込んで

いるらしい。 こういう金融商品は、ゼロサムゲームの商品で、

誰かが損すれば、誰かが儲かる~というシステムで、金融にウブな

日本人がユダヤ金融に勝てる訳もなく、騙されているだけ ところが、

それが、”仕組み債”という円高にならなければ、高金利を約束するような

金融商品を大阪府(1050億)をはじめ、自治体が相当 買っているらしい

これは、日本の資産をうまく奪うための金融商品の一つで、円高になるのは、

必至だから、地方自治体では、デリバテイブ商品の為に、破綻する所が

相次ぐと (騙されやすすぎだよ、日本人

船井氏は、日本も、”すべてのデリバテイブ契約無効”宣言を

すべきだと言っている。 (少なくとも、自治体や年金が どのくらい

危険なデリバテイブ商品を買っているのか、政府は調べるべきで、

その対処を考えるべきだと思う)

どうする?? 日本!!

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日本のバブルも不景気も日銀のせい?

2009-11-24 | 政治・社会

今日のTVタックルで、今のデフレ不況について、勝間和代氏が 銀行が貸さないの

であれば、日銀が中小企業に貸し出しをし、国債を買って、金が日本に回る

ようにして、円を100円以上にすれば、全て解決するのでは?との発言に、

亀井大臣が「いい事いうねえ」と賛成していた。 きっと、そうなのだろうね。 

民間銀行が金を貸さなくても、中央銀行が 企業に金を貸し、政府に金を貸す。

そういう政策をとれば、経済に回るお金の量が増えて、景気が良くなるにに、

そういう政策を日銀は、採っていない

(返ってこない米国債を買うより、ずっと国民の為になると思うけどね)

終戦後、日本は、戦時国債を大量に保有していて、不良債権に頭を悩ませていた

のに、90年代とは比べ物にならないくらい、景気は急速に回復した。

それは、日銀が 自ら作ったお金を政府や企業に供給していき、

銀行の不良債権も簿価で買い取り、それから、復興金融公庫の活用を

したからだという。 でも、80年代から90年代、日銀は 日本の為に 有効に

機能していないどころか、かつて、日本弱体に手を貸していたようだ

(小泉構造売国政権と一緒だ

日銀の政策を アメリカの対日政策に添ったものだったと、リチャード・A・

ヴェルナー氏は 言っている。 

私の前回のブログhttp://blog.goo.ne.jp/ravender_001/e/90ec4561e7c59432079205d5af05bad9

にもあるように、国際銀行家達の常套手段は、

標的の国に金融緩和で、バブルを起こさせ、おいしくなった所で、金融引き締め

で、金を奪い、それにより ボロボロにさせた上で、優良企業を安く買い叩いて、

そこで儲けようとする。 まさに、日本は、それをやられた訳で、

その計略に、日銀が深く絡んでいたようなのだけど

日本にバブルが起きたのは、その当時、銀行は、中央銀行から、不動産向け、

建築向け、金融機関向けの非生産的な貸し出しを増やすよう、命令が

下されていて、 バブルを防ぐ事も、日銀はできたはずなのに、その政策も

とらなかったとの事 日銀は、銀行に対して、一度大きな貸出割当枠を与え、

バブルを目いっぱい膨らませた後、(金利の引き上げをゆっくりやるべき

だったのに)急に枠を引き締めて バブルが崩壊

それなのに、日銀は、92年、93年に経済からお金を引っ張るような

事をして、日本経済が疲弊していく様を あえて座視していた

しかも、政府の景気刺激策もサボタージュした。 

例えば、政府が財政政策で経済に投入したお金を 日銀は また経済から

引き上げるような事をしたと。 大蔵省もだまされたようだ

95年の円高の時、大蔵省は、為替介入を大幅にやったのだけど、

大蔵省は、「日銀が円を作って、米国債を買うのだから、円安になる」と

考えた訳でけど、実は、日銀は、日銀の保有する国債を売って、米国債を

買ったので、円の量を縮小させていたらしい(これって、犯罪?)

 

その当時、小泉構造売国政権と同じで、アメリカの為に日銀は、動いていたと

いう事だ。 その当時の福井総裁は、ゴールドマンサックスの出身だから、

アメリカの指示があったのだろう。 

アメリカは、余程、日本型経済を破壊して、成功を阻止したかったようだ。

(それだけ、日本型経済は、優れていたという事だろう 出る杭は打たれた

という事だ

そして、ボロボロにして、アメリカ型経済に日本をむかわせ、アメリカに

都合のよい経済にして、優良企業を安く買収したかったのだ。

ファンドというのは、ハゲタカなので、そんな企業が銀行を持つと大変

企業を倒産させて、それを 欧米企業が 買い取る事で儲けようとする

アメリカは、小泉売国政権、特に竹中氏や福井氏などの エージェントを

使って、国際銀行家達の日本への植民地政策を実行し、日本をボロボロに

させたという事で、国際銀行家の その意向にそった日銀の罪は 

かなり重いのかもね 日銀マンは、外資系金融に天下っている

誰の為に 仕事をしているか、これで 見えてくる

日本は、経済には成功したけど、金融にウブで 国際銀行家達のユダヤの

数千年の金融の知恵と陰謀を防げなかったのが、日本の弱点なのだろうね

せめて、これからは、罠にはまらないようにするべき 

ガンバレ!!日本!!

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マネー戦争~日本を反面教師にする中国

2009-11-22 | 金融危機

「ロスチャイルド、通貨強奪の歴史とそのシナリオ」は、中国で150万部を

http://www.amazon.co.jp/dp/4270004940?camp=243&linkCode=as1&creativeASIN=4270004940&adid=1XBP3CNS6F35HAYFGK6G&

売り上げ、韓国、台湾でも大ヒットした本で、ロスチャイルド家の歴史や

国際銀行家達のやり口を詳細に説明していて、驚くべき事が多い。

そもそも、イングランド銀行やFRB(連邦準備銀行)が、私企業というのは

聞いた事があるけど、なぜ、私企業が通貨を発行している状態を英米が

許しているのか??(おいしすぎる仕事でしょうが)が分からなかったけど、

英米には すさまじい歴史があったようですね 

イングランド銀行は、ロスチャイルドの支配にあり、FRBは、ロックフェラー等が

株主。 こういう国際銀行家達が世界の歴史を動かしてきた。 

哲学は ひとつ、日本で言えば、ゼニ~マネーという訳で

貪欲に金の為なら 何でもあり~の歴史は、英雄達も刃にかかっている。

リンカーンや、ケネデイは、国際銀行家に逆らって、自国に通貨発行権を

取り戻そうとして、暗殺された可能性が高い。 アメリカでも、戦った

政治家は多かったから、通貨発行権を取り戻したり、奪われたりした

歴史があり、最後は、騙されて、後は 脅されて 今に至っているようだ

基本は、ある国で金融緩和して、マネーをあふれさせ、投機でバブルを

起こしたところで、金融を引き締めて、膨れ上がっていたマネーを獲得し、

成長した産業を安く買い叩く。 IMFも、そういう金融資本の手先なのだ

だから、謀略をしかけられ、IMFに救済を求めると、一連の厳しい援助条件を

突きつけられる。 国有重要資産の民営化(日本の郵政民営化も同じ

やり口だよね) 資本市場の自由化、基本消費財の市場化、自由貿易の

国際化で、その「薬」 を飲んだ ほとんどの発展途上国は、重症を負うか、

死に至るか、免疫力の強い国でも活力を失い、脆弱になっていった。

(小泉構造改革も、IMFほどではないけど、同じような事をした訳だ。 騙されたのだ

)(超保守は、気に入らなかったけど、先日、死亡した中川昭一財務大臣は、

IMFへの巨額な援助と共に、そういうひどいやり方を変えるよう要求したんだよね。 

惜しい人をなくしたね でも マスコミがその件をあまり報道しないのは、やはり、

国際金融資本に牛耳られているのだろうね

東南アジアの金融危機では、日本が主導して、日本版IMF 「アジア通貨基金」

を創設しようとして ロンドンとウオール街に邪魔され、圧力に屈して、日本は

引き下がってしまい、東南アジアは、ひどい目に 

その中、韓国は、強い民族意識のお陰で、孤立無援の中、個人が保有していた

金や銀を国に供出してまで IMFの援助の毒薬をきっぱり拒否して、

歯を食いしばり頑張って 予想したほど、企業や銀行が倒産せず、欧米企業も、

ほとんど韓国の大手企業を買収できなかった偉いぞ、韓国

今、中国は、かつてのバブル直前の日本に似ているという事で、日本が

いかに国際金融資本とのマネー戦争に敗れたかを研究して、対処しようと

しているようだ。

日本が長期低迷しているのは、もちろん、内的要因もあったけど、

アメリカが突然しかけてきた予期せぬ、「金融戦争」が最大の原因だと。

日本は、アメリカに1941年 真珠湾攻撃という不意打ちを仕掛けたが、

1990年、アメリカは、日本に 「金融電撃戦」を仕掛けた。

その当時の日本は、勤勉な国民性と高い貯蓄率、高い技術力で市場競争を

勝ち抜き、最大の外貨準備金を持った。 その日本に強い警戒感を

国際銀行家達が持ち、日本の金融機能を弱体化する計画が上がってきた。

「プラザ合意」で 1ドル250円が3年で、120円に。2倍になって、日本の

金融業界の置かれた環境は激変。 輸出産業は活力を失い、その減少した

収益を埋めるため、株式市場や不動産市場に投資して、バブルに。

その日本に、致命傷を与える為、アメリカの最新鋭金融ミサイル 

”株式指数先物”を用いることにしたその当時の日本は、日本の

株式が下がるなんてことは、ないと信じている人が多かった(今、思うと

愚かな事だけど・・・) 日本の保険会社は、サブプライム並みの

デリバテイブ商品の”株価指数のオプション取引”という罠に簡単に

引っかかって、買い込んだ。 その後、日本株式市場は崩壊で、莫大な損失を

被り、銀行に対しては、自己資本比率8%という、日本の銀行を標的とする「バーゼル

合意」で、攻撃。 日本経済は、撃沈して、その後、長期不況に落ち込んだ 

その損害は 第二次大戦で失った国富に等しいという事だ

ウイリアム・エングダールは、日本が金融戦争に敗退した事について、

次のように語った。

  かつてアメリカの敵国であった日本ほど、ロナルド・レーガン時代の

  財政赤字と巨額の財政支出政策を支持した国はいない。 ドイツで

  さえ、ワシントンの要求を無条件に受け入れた事はなかった。

  日本人からすれば、東京が忠誠を尽くし、せっせとアメリカの国債や

  不動産やその他の資産を購入したにもかかわらず、挙げ句の果て、

  世界の歴史上もっとも破壊的な金融災難を与えられたようなものである。

 

中国は、日本の轍を踏まないように アメリカを盲信する事はせず、

米国債やドルの暴落も見据えて、外貨準備で、金、銀の購入、鉱山を買収。

金鉱山の開発等、現物資産を必死で蓄えようと、国も国民もしているようだ。

日本は、アメリカに金を買う事は許可されていないそうだけど せめて、

他の資源を買うなりして、今後に備える必要があるし、もう、国際金融資本に

騙されないような知恵を持ち、東アジアや東南アジアと協調して 対策を考えて 

未来に向けて、共に繁栄するようにする時代なのだと思う

(ちなみにEUは、国際銀行の横暴から抜け出そうとして ドイツや

フランスが手を組んでできたとの事

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デフレ不況

2009-11-21 | 政治・社会

金融危機で、ドル安の傾向は続いて、2番底がくると、60円ぐらいに

なるという説もある だから、円高が普通になってくるのだと

思うから、資源や輸入品が安くなるから、物価は安くなって デフレにはなると思う。

そのままなら、給与は増えないけど、生活は楽になってくるはず。

でも、企業は、不景気に対処する為に、思いっきり給与やボーナスを

減らして、人件費を抑えてきているので、消費が冷え込んでいる

私も給与が 思いっきり減らされて、節約生活を余儀なくされている

黒字の会社なのに、赤字部門とくっつけられて、給与は下げられると

いう状態で、納得できないけど、ボーナスは なんとか出ると思う。

ボーナスが出ない会社も多いようだ そういう報道が続くと、ボーナスを

出さなくてもいいんだ!!なんて考える経営者も増えるから困る

新自由主義が すっかり浸透して、昔の日本の会社は、人件費を減らす

事は最後の手段だったけど、(雇用を守ろうとしたけど) 今は、まっさきに

手をつける。 経営努力が足りない事を忘れて、人件費を下げると

一応、黒字になって、それで、株価が上がるから、経営者の

評価につながるから、すごく安易な手段だと思うけど、こうして、デフレスパイラル

に陥る (厳しい会社も多いけど、不景気だからという看板で 安易に人件費を

下げている会社も多いと思う

雇用調整助成金等で、雇用もまだ、崩壊まではいってないようだ。

今、世界の株価は、上昇している中、日本の株価の上昇は にぶい。

でも、各国、恐ろしいような金額の景気刺激策で、一時的な金じゃぶじゃぶ

状態で、株や不動産が上がっている面があり、そのカンフル剤が切れた

時に、2番底に陥る可能性が高いという。 民主党は、公共事業等の

無駄をはぶこうとしている。 それ自体は、日本の今までの政官財の癒着を

断つ上では必要な事だし、こども手当て等、マニュフェストにある政策を実行する

ためにも必要だと思う。 ただ、今までも、橋本政権の時に、せっかく

消費が上向いてきた時に、消費税で冷や水を浴びせて失速させた政策のように

どうも、財務省は 税収の近視眼的な事ばかりに走り、マクロの経済の

知恵が足りないように見えるから、財務省の意見ばかりで、突っ走らず

マクロ経済を踏まえた政策を 早く実行して欲しいと思う。

長期的な民主党の政策は、間違っていないと思うけどね

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日本の経済発展のカギ~中国市場、生産拠点から消費者市場に

2009-11-18 | 中国

[ソウル 31日 ロイター] 韓国外交通商省のキム・ジョンフン通商交渉本部長は31日、中国市場について、以前は生産拠点として中国に注目する韓国企業が多かったが、最近は消費者市場としての中国に関心が集まっていると述べた。

 ロイター・チャイナ・インベストメント・サミットで述べた。

 中国は韓国最大の貿易相手国。

 本部長は、両国間の貿易は引き続き急ピッチで拡大するとみられるが、韓国は中国に対して技術面での優位を維持する必要があると指摘。中国企業の海外進出は「大きな脅威」だと述べた。

 本部長は「韓国と中国が外交関係を樹立した1992年、両国間の貿易額はわずか50億ドルだったが、2008年には1700億ドルまで拡大した。16年で34倍になった。信じられないペースだ」と発言。

 今年の貿易額は2000億ドルを超え、今後も貿易額の増加が続くとの見通しを示した。

 本部長は「中国経済は年8%の成長が続いており、生活水準が上がっている。中国経済は、単なる生産拠点から消費者市場へと大きな変化を遂げつつある」と指摘。

 高速鉄道、原子力発電所、グリーンエネルギーなどインフラ事業にも大きな投資機会があるとの認識を示した。

*****

世界中から 今や 中国に投資が流れているようで、中国は バブル的に

発展しそうだ 中国は、共産党一党支配なので、トップの判断での

国の方向転換が早い。 民主主義国では、合意に至るまでの時間と

コストがかかる。 世界的な金融危機も、中国政府は、見越して、

サブプライムローンを含む金融商品に注意するよう、金融機関に警告をして、

監視した為、被害が少なかったようで、中国は、外部危機に強いようだ。

弱点は、内政に弱いところ。 格差(地方と都市部、漢民族と少数民族)が

大きく、中国の所得上位10%の収入総額が貧困層の10%の収入総額の100倍

以上あるという格差や共産党幹部の腐敗を原因とする農民暴動、民族暴動

が頻発している。 (日本は、格差は広がったけど、中国ほどではなく、

その点では 日本の方が社会主義的) それでも、中国の発展により

農村でも少しは、収入が増えているようだけど、この点を変える事が

課題だろうし、中国の所得が向上すれば、世界にとって、巨大な市場になる。

日本の高性能の付加価値の高い商品は、中国の富裕層にとって、

魅力的で、その富裕層や中間層が、急激に増えている中国は、日本に

とっても 素晴らしい可能性を秘めているという事だ。 なにせ、車の

所有率が5%しかない。 だからこそ、上海モーターショーは、世界の

自動車メーカーが必死の売り込みで、活況となったのだ。

その上、意外に資源の少ない中国(だからこそ、資源獲得の為、中国は

必死なのだ)が発展していけば、今までのエネルギー効率ではやっていけないし、

日本の省エネルギー技術や環境技術が必要になってくる。

日本は出番がたくさんありそうだ。 それと、懸念としては、日本が

一人あたりのGDPがアメリカを抜いた時、アメリカからジャパンバッシングを

されて、その後、日本は低迷していくのだけど、中国も チャイナバッシングを

警戒している。(人民元の急激な切り上げ~日本がやられたプラザ合意の

ような事) アメリカも、金融危機で瀕死の経済では、中国頼りなので、

しばらくは 封印して、そのかわり、中国は米国債を売らないという事に

持ちつ持たれつの”チャイメリカ”の関係は しばらくは 続きそうだ。 

もちろん、知的所有権の問題もきちんとするよう持っていく必要もある。

日本の民主党は、中国と太いパイプを持っている。 だからこそ、

それを活用して、内需と中国、インフラ産業の可能性の高いインドをはじめとする、

これから発展する新興国への輸出に力を入れる政策が ぜひとも

必要だし、それが、日本の発展にもつながると思う。 

(中国、インド、新興国との貿易の利益は、アメリカのように、そのかわり

米国債を買え!!という圧力にはならないのが、なにより、いいと思うしね。

つまり、外貨準備を日本の国益に合った投資ができるという事だから

もう、日本の財政では米国債は支えきれないからね

中国経済の真実 http://www.artdays.co.jp/books/09/china/book.html

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過剰な対米依存を変えないと日本は、もう成長できない

2009-11-17 | 金融危機

アメリカ発の金融危機の直接の被害が欧米より少ないにもかかわらず、日本が

先進国の中で一番影響が大きい 結局、日本の経済構造も、

企業の海外戦略も、日本人の意識も極端にアメリカに依存している

という事が問題の核心と言われる。 戦後の日本の経済、貿易構造

から政治、外交政策まで 全て米国を中心としてきた。 特に

日本の輸出産業の米国依存は際立ったものだった。 

1980年に西ドイツのシュミット首相が来日した時に、日本の対米輸出が

輸出全体の3割~4割を占めるのを知って、「だから、日本は、

アメリカにしか友人ができないのだ。 ここに日本の弱点がある」と語った。

よく 「アメリカが くしゃみをすると、日本は風邪をひく」と言われたけれど、

今や、アメリカは、重病で苦しんでいるのだから、日本も大変な事になる

でも現実は、今や 中国との取引の方が多い訳で、インドなども、インフラ整備

に必死なので、インフラ産業の得意な日本の輸出が急増していたりする訳で、

欧米は、金融の傷が深く、なかなか回復までに時間がかかりそうだ

アメリカに あまりに依存した関係は、解消していかざるを得ないだろうと思う。

それに、最近は、アメリカに依存しすぎているが為の弊害も大きくなって

きていた。 でも、長年、アメリカの言いなりになってきた事に慣れすぎて

自立が不安な日本人だけど、もう、そろそろ アメリカから 少し

距離を置いて、自立せざるを得ないようだ。 鳩山首相もオバマ大統領も

言っていた対等な関係というのは、そうでないと生まれない訳だしね。

中国、インドや、ロシア、新興国とも バランス良くやっていくような国に

変わらざるを得ないという事だろうね

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