断捨離な日々

埋もれた歴史も面白い
縄文からの日本文化が興味深い

アメリカの危険な賭け、ドル安容認

2009-11-27 | 金融危機

http://blogs.jp.reuters.com/blog/2009/11/26/%e7%b1%b3%e3%81%ae%e5%8d%b1%e9%99%ba%e3%81%aa%e8%b3%ad%e3%81%91%e3%80%81%e3%83%89%e3%83%ab%e5%ae%89%e5%ae%b9%e8%aa%8d/

MARKETS-FOREX/

ドル/円が14年ぶりに86円台へと下落した。市場では、ポジションの傾きをはじめ

さまざまな要因が指摘されているが、最も大きかったのは、米連邦公開市場委員会

(FOMC)の議事録で示された中身だろう。

米連邦準備理事会(FRB)が24日に公表したFOMC議事録では、これまでのところ

ドルの下落は「秩序のある(orderly)」動きであると言及した。

市場関係者の多くは「米通貨当局がドル下落を容認した」(邦銀関係者)と

受け止めた。

最近、市場関係者の中でささやかれているシナリオでは、米当局が緩やかなドル

安を容認し、輸出主導で景気の回復を目指す。バランスシート調整に苦しむ個人

や米企業の現状を見れば、米国の内需主導で景気を回復させるのは難しく、ドル安

をテコに輸出拡大で米景気を離陸させる。その間、超低金利政策は持続され、

ドル安の基礎的な構造をサポートする──という思惑だ。

さらに日本や中国で円や元の通貨高圧力が高まれば、介入が実行され、

ドル買い/円売りで増えたドルは、米国債購入に向かい、ドル安で

不安視される米債急落懸念を緩和させることにもなる、という筋書きが

あるのではないか、という観測だ。

だが、相場は得てしてオーバーシュートする。緩やかなドル安が急激なドル安にいつ

変化するのか、だれにもわからない。ドルの天井が崩れてきたと感じた時に

「米国債を買うお人好しはいない」(別の邦銀関係者)だろう。

米国の金融情勢に詳しいある市場関係者は「米国のやっていることは危険な

賭けではないか」と指摘する。

リーマンショック後の金融危機は、表面上はいったん改善に向かっていると見られて

いたが、ドル安という新しいフェーズに突入した可能性が高い

これが「ドル危機」に発展する日が来るのかどうか。米政策当局の本音を

のぞいてみたい。

(写真/ロイター)

*****

アメリカは、ドル高/円キャリー取引で円安→日本の輸出振興/日本の米国債

投資でアメリカは金融で稼ぐ を逆転させて、今までの日本のやり方と

同じ ドルの低金利でドルキャリー取引でドル安→アメリカの輸出振興

しかも、ドル安、円高、元高におびえる日本や中国の米国債の購入による

為替介入も狙っているようだ でも、ドル安は続き、暴落も予想される中、

為替介入で米国債を買うのはリスクが大きい それに、一度買ったら最後、

アメリカは日本に返すつもりもない もう、IMFのSDRとかにして

しまったら? もう、アメリカが日本の真似して、ドル安で輸出を狙うようなら、

ドルの基軸通貨を支える必要はないのかも?? それとも、お人よしな

日本人が脅かされて米国債を 買いささえるのか??? 

アメリカも、こんな対策では、ドル暴落が早まる可能性もある訳で、

そこは、ユダヤ金融の国だから、なにか秘策があるのか??

どうする? 日本!! 

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ドル急落、2012年にも米経済に破滅的打撃=有名アナリスト

2009-11-26 | 金融危機

http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-12625920091125 

[ニューヨーク 24日 ロイター] 最近の信用危機を予想したことで知られるアナリスト、デービッド・ウィドマー、ロバート・ウィドマー両氏は、米ドルの急落は、早ければ2012年にも米経済に破滅的な打撃を与える可能性があるとの見方を示した。

 海外投資家が同年にも米ドル資産から大量に資金を引き揚げる可能性があるという。

 今月出版された最新著書で指摘した。

 両氏は、過去2年でクレジットや株式、住宅バブルが崩壊した後も、米ドル資産は過大評価されており、より大きな危機は今後訪れると指摘。

 巨額の米国債増発により、米ドルは一段安となるとの見方を示している。

 短期的には、中国などが米ドルに対する自国通貨の上昇を抑制するため、米国債の購入を継続する見通しだが、長期的には、米国債の価格下落に伴い、購入を減らす可能性があるとしている。

 ロバート・ウィドマー氏は今週、ロイターとの電話取材で、米ドルへの圧力は、主に人民元や上昇傾向にある他のアジア通貨から来る見通しだが、最終的には米ドルは対ユーロでも大きく下落すると指摘。ユーロは今後2─3年で、対米ドルで約2ドルの水準まで上昇し、その後同3ドル超まで急騰する可能性があると述べた。

 また両氏は、海外投資家が消去法的に米ドルを選択しているというのは、米ドルにまつわる最も大きな誤解だとして、多くの海外中央銀行や政府は、外貨準備の一部を、他の通貨や金などの商品(コモディティ)へとシフトし始めていると指摘した。

*****

2012年にドル崩壊というのは、副島氏の本にも出ていたけど、

やはり その可能性が 最近は、各国の外貨準備金をドルを

減らしてユーロあたりが増えているのは、上記のような理由?

紙幣への不安が高まる中、中国など、必死で 金や資源を買いあさって

いる ドルの下落を見越して、IMFのSDRを使うという方法を

中国は提案しているけど、どうなるのだろう?? 日本政府は、

ドルが暴落する可能性についての対策は、あるのだろうか?

*****

【[北京 17日 ロイター] 国際通貨基金(IMF)のストロスカーン専務理事は17

日、世界的な通貨の安定拡大を確保するなら、世界はいつまでも1国の発行する通

貨に依存することはできなくなる、との見解を示した。専務理事は、世界の新基軸通

貨は特別引き出し権(SDR)に基づく可能性があるとの考えを改めて示した。


専務理事はフォーラムで「グローバル化した世界では、国内的な解決策はない」と

述べた。】

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中国はデリバテイブ金融商品の損失拒否!?日本の買い込んだ自治体は破綻?

2009-11-25 | 金融危機

「すでに世界は恐慌に突入した」によると

http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4828415475.html

世界中で、投資銀行のデリバテイブ商品の損害が膨大になっている中、

なんと、中国は、デリバテイブ商品の損害は、払わない!!宣言

さすが、中華思想の国 金融資本家に牛耳られているアメリカと

政治問題になるだろうけど、米国債を日本の倍買っている中国だし、

米国債やドルが暴落させる事ができるから、アメリカは どういう対応するん

だろうね そもそも、ギャンブルをもっともらしく装ったデリバテイブ商品を

世界中に売りまくって、世界中をおかしくさせたのに、今だに億単位の

収入を得ている金融銀行を誰も規制できないなんてのが おかしいので、

中国のやり方は、傲慢な西欧金融銀行達への拒否で 溜飲が下がる面がある

”儲けは自分の物、損は政府と国民のもの”という 一貫した姿勢の 

ユダヤ金融銀行は、いい気になりすぎ

でも、非常に問題なのは、アメリカを信じる日本で、世界中が米国債、

米ドルの暴落に警戒している中、いまだに長期米国債を買い込んでいる

との事 (世界は、もう短期米国債しか買っていないらしい)

しかも、年金基金、地方自治体、大学、あらゆる組織、企業で

仕組みもよく分からないまま、大量にデリバテイブ金融商品を買い込んで

いるらしい。 こういう金融商品は、ゼロサムゲームの商品で、

誰かが損すれば、誰かが儲かる~というシステムで、金融にウブな

日本人がユダヤ金融に勝てる訳もなく、騙されているだけ ところが、

それが、”仕組み債”という円高にならなければ、高金利を約束するような

金融商品を大阪府(1050億)をはじめ、自治体が相当 買っているらしい

これは、日本の資産をうまく奪うための金融商品の一つで、円高になるのは、

必至だから、地方自治体では、デリバテイブ商品の為に、破綻する所が

相次ぐと (騙されやすすぎだよ、日本人

船井氏は、日本も、”すべてのデリバテイブ契約無効”宣言を

すべきだと言っている。 (少なくとも、自治体や年金が どのくらい

危険なデリバテイブ商品を買っているのか、政府は調べるべきで、

その対処を考えるべきだと思う)

どうする?? 日本!!

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マネー戦争~日本を反面教師にする中国

2009-11-22 | 金融危機

「ロスチャイルド、通貨強奪の歴史とそのシナリオ」は、中国で150万部を

http://www.amazon.co.jp/dp/4270004940?camp=243&linkCode=as1&creativeASIN=4270004940&adid=1XBP3CNS6F35HAYFGK6G&

売り上げ、韓国、台湾でも大ヒットした本で、ロスチャイルド家の歴史や

国際銀行家達のやり口を詳細に説明していて、驚くべき事が多い。

そもそも、イングランド銀行やFRB(連邦準備銀行)が、私企業というのは

聞いた事があるけど、なぜ、私企業が通貨を発行している状態を英米が

許しているのか??(おいしすぎる仕事でしょうが)が分からなかったけど、

英米には すさまじい歴史があったようですね 

イングランド銀行は、ロスチャイルドの支配にあり、FRBは、ロックフェラー等が

株主。 こういう国際銀行家達が世界の歴史を動かしてきた。 

哲学は ひとつ、日本で言えば、ゼニ~マネーという訳で

貪欲に金の為なら 何でもあり~の歴史は、英雄達も刃にかかっている。

リンカーンや、ケネデイは、国際銀行家に逆らって、自国に通貨発行権を

取り戻そうとして、暗殺された可能性が高い。 アメリカでも、戦った

政治家は多かったから、通貨発行権を取り戻したり、奪われたりした

歴史があり、最後は、騙されて、後は 脅されて 今に至っているようだ

基本は、ある国で金融緩和して、マネーをあふれさせ、投機でバブルを

起こしたところで、金融を引き締めて、膨れ上がっていたマネーを獲得し、

成長した産業を安く買い叩く。 IMFも、そういう金融資本の手先なのだ

だから、謀略をしかけられ、IMFに救済を求めると、一連の厳しい援助条件を

突きつけられる。 国有重要資産の民営化(日本の郵政民営化も同じ

やり口だよね) 資本市場の自由化、基本消費財の市場化、自由貿易の

国際化で、その「薬」 を飲んだ ほとんどの発展途上国は、重症を負うか、

死に至るか、免疫力の強い国でも活力を失い、脆弱になっていった。

(小泉構造改革も、IMFほどではないけど、同じような事をした訳だ。 騙されたのだ

)(超保守は、気に入らなかったけど、先日、死亡した中川昭一財務大臣は、

IMFへの巨額な援助と共に、そういうひどいやり方を変えるよう要求したんだよね。 

惜しい人をなくしたね でも マスコミがその件をあまり報道しないのは、やはり、

国際金融資本に牛耳られているのだろうね

東南アジアの金融危機では、日本が主導して、日本版IMF 「アジア通貨基金」

を創設しようとして ロンドンとウオール街に邪魔され、圧力に屈して、日本は

引き下がってしまい、東南アジアは、ひどい目に 

その中、韓国は、強い民族意識のお陰で、孤立無援の中、個人が保有していた

金や銀を国に供出してまで IMFの援助の毒薬をきっぱり拒否して、

歯を食いしばり頑張って 予想したほど、企業や銀行が倒産せず、欧米企業も、

ほとんど韓国の大手企業を買収できなかった偉いぞ、韓国

今、中国は、かつてのバブル直前の日本に似ているという事で、日本が

いかに国際金融資本とのマネー戦争に敗れたかを研究して、対処しようと

しているようだ。

日本が長期低迷しているのは、もちろん、内的要因もあったけど、

アメリカが突然しかけてきた予期せぬ、「金融戦争」が最大の原因だと。

日本は、アメリカに1941年 真珠湾攻撃という不意打ちを仕掛けたが、

1990年、アメリカは、日本に 「金融電撃戦」を仕掛けた。

その当時の日本は、勤勉な国民性と高い貯蓄率、高い技術力で市場競争を

勝ち抜き、最大の外貨準備金を持った。 その日本に強い警戒感を

国際銀行家達が持ち、日本の金融機能を弱体化する計画が上がってきた。

「プラザ合意」で 1ドル250円が3年で、120円に。2倍になって、日本の

金融業界の置かれた環境は激変。 輸出産業は活力を失い、その減少した

収益を埋めるため、株式市場や不動産市場に投資して、バブルに。

その日本に、致命傷を与える為、アメリカの最新鋭金融ミサイル 

”株式指数先物”を用いることにしたその当時の日本は、日本の

株式が下がるなんてことは、ないと信じている人が多かった(今、思うと

愚かな事だけど・・・) 日本の保険会社は、サブプライム並みの

デリバテイブ商品の”株価指数のオプション取引”という罠に簡単に

引っかかって、買い込んだ。 その後、日本株式市場は崩壊で、莫大な損失を

被り、銀行に対しては、自己資本比率8%という、日本の銀行を標的とする「バーゼル

合意」で、攻撃。 日本経済は、撃沈して、その後、長期不況に落ち込んだ 

その損害は 第二次大戦で失った国富に等しいという事だ

ウイリアム・エングダールは、日本が金融戦争に敗退した事について、

次のように語った。

  かつてアメリカの敵国であった日本ほど、ロナルド・レーガン時代の

  財政赤字と巨額の財政支出政策を支持した国はいない。 ドイツで

  さえ、ワシントンの要求を無条件に受け入れた事はなかった。

  日本人からすれば、東京が忠誠を尽くし、せっせとアメリカの国債や

  不動産やその他の資産を購入したにもかかわらず、挙げ句の果て、

  世界の歴史上もっとも破壊的な金融災難を与えられたようなものである。

 

中国は、日本の轍を踏まないように アメリカを盲信する事はせず、

米国債やドルの暴落も見据えて、外貨準備で、金、銀の購入、鉱山を買収。

金鉱山の開発等、現物資産を必死で蓄えようと、国も国民もしているようだ。

日本は、アメリカに金を買う事は許可されていないそうだけど せめて、

他の資源を買うなりして、今後に備える必要があるし、もう、国際金融資本に

騙されないような知恵を持ち、東アジアや東南アジアと協調して 対策を考えて 

未来に向けて、共に繁栄するようにする時代なのだと思う

(ちなみにEUは、国際銀行の横暴から抜け出そうとして ドイツや

フランスが手を組んでできたとの事

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過剰な対米依存を変えないと日本は、もう成長できない

2009-11-17 | 金融危機

アメリカ発の金融危機の直接の被害が欧米より少ないにもかかわらず、日本が

先進国の中で一番影響が大きい 結局、日本の経済構造も、

企業の海外戦略も、日本人の意識も極端にアメリカに依存している

という事が問題の核心と言われる。 戦後の日本の経済、貿易構造

から政治、外交政策まで 全て米国を中心としてきた。 特に

日本の輸出産業の米国依存は際立ったものだった。 

1980年に西ドイツのシュミット首相が来日した時に、日本の対米輸出が

輸出全体の3割~4割を占めるのを知って、「だから、日本は、

アメリカにしか友人ができないのだ。 ここに日本の弱点がある」と語った。

よく 「アメリカが くしゃみをすると、日本は風邪をひく」と言われたけれど、

今や、アメリカは、重病で苦しんでいるのだから、日本も大変な事になる

でも現実は、今や 中国との取引の方が多い訳で、インドなども、インフラ整備

に必死なので、インフラ産業の得意な日本の輸出が急増していたりする訳で、

欧米は、金融の傷が深く、なかなか回復までに時間がかかりそうだ

アメリカに あまりに依存した関係は、解消していかざるを得ないだろうと思う。

それに、最近は、アメリカに依存しすぎているが為の弊害も大きくなって

きていた。 でも、長年、アメリカの言いなりになってきた事に慣れすぎて

自立が不安な日本人だけど、もう、そろそろ アメリカから 少し

距離を置いて、自立せざるを得ないようだ。 鳩山首相もオバマ大統領も

言っていた対等な関係というのは、そうでないと生まれない訳だしね。

中国、インドや、ロシア、新興国とも バランス良くやっていくような国に

変わらざるを得ないという事だろうね

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人民元、いずれ代替的な準備通貨になる=世銀総裁

2009-11-11 | 金融危機

人民元、いずれ代替的な準備通貨になる=世銀総裁

 [シンガポール 11日 ロイター] 世界銀行のゼーリック総裁は11日、準備通貨としてのドルの役割は「比較的強固」との見解を示した上で、人民元は、いずれ世界の代替的な準備通貨の役割を果たすとの見通しを明らかにした。

 同総裁は「今後10―15年にわたり、人民元はまず国際化され、代替的な役割を提供する見通しだ」と語った。

 米国は、ドルの地位に甘んじるべきではないと指摘した。 

http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-12400220091111

*****

英HSBCが「人民元建て決済の規模は、2012年に年間2兆ドルに

達する」と発表した。 ということはすなわち、今から2年後には、

人民元がドルと並ぶ世界通貨になることを予言していることになる。

中国は、世界中の金を獲得すべく動きだしているらしい

「人民元を国際化し、国際基準通貨にする為には、その裏付けと

なる金を買い増す必要がある」と 中国共産党中央政策研究所の

李運仲経済局長が、2009年の6月25日の金融関連フォーラムで

語った。 中国は、石油、石炭、銅、鉄、アルミニウムの鉱山に豊富な

外貨を振り向けだした。何よりもゴールドを目的としだした。

中国には、金の新規鉱山の開発がすすんでいる。 ロシアも

米国債の比率を下げて、やはり、金の獲得をしようとしているようだ。

金の価格は、高騰しているし、この調子だと まだまだ上昇しそう

日本は、アメリカに遠慮しているけど、金のリサイクル回収にのりだして

でも、金を買い付けていくべきかも。 米国債が紙くずになる

可能性もあるのだから・・・

「ロスチャイルドと共産中国が2012年、世界マネー覇権を共有する」

http://www.7andy.jp/books/detail/-/accd/R0461873

 

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先進国がデフォルトする日

2009-11-08 | 金融危機

ニューズウイークの記事では、裕福な先進国も、多額の借金をしていて、

財政赤字が膨らんでいるので、”貸し手も貸し出しを続け、政府は

これからも借金返済を続ける”という前提が崩れる日が訪れるかも

しれないとしている。(借りた金は、返さない!宣言) 

ドルの信認が崩壊する可能性があるとして、

その例として、日本を上げている。 09年の債務残高のGDP比は

200%に近づいている。 日本は経済の伸び悩み、度重なる景気刺激策、

社会の高齢化、世界的景気後退を背景に債務残高のGDP比は、

300%になりえて、将来的に日本政府は、消費税を12%に引き上げ、

支出を大幅に削ることになるだろうと JPモルガンは予想している。

でも、日本は、日本の投資家が日本国債を支えていて、貯蓄率の高い

国民性のお陰で政府は 好きなだけ借りられている。 この記事で

日米欧の政府のデフォルトの可能性を示唆しているけど、一番

危ないのは、アメリカだと思う。 なにせ、FRBが米国債を買い取る

~つまり、ドルを刷りまくって 米国債を買っているという禁じ手を

使っているぐらいだから。 アメリカが日本より 中国を重要視しているのでは?

というのが多いけど、今のアメリカの状況だと 中国が米国債を

買い支えているのだから、当然なのだろうと思う。 日本は属国だから

簡単に売ったりはできないけど、中国は、その可能性もある訳だから、

中国の顔色を見ざるを得ないし、中国は、これから 発展していく訳で、

金のなる木でもあるのだから、衰退しつつあるように見える日本より

重視せざるを得ないのだろう。 (最近の欧米の記事は、中国、インドばかりで

日本の記事は、経済対策の失敗例として出ているぐらいだ。~

巨額の財政赤字、低賃金の派遣労働者に支えられた経済で、支出が

伸びず、内需も期待できない とか~自民党、反省しろよ!!)

アメリカは、いづれ デフォルト~それも、計画倒産を企画していると

いう事をいう本もある(計画倒産国家 アメリカの罠

http://www.bk1.jp/product/03115862

http://money.mag2.com/invest/kokusai/2009/10/post_134.html

アメリカは、したたかに計画倒産と、次のステージでの発展を画策している

としている。 米国債も、紙くずになる可能性もあるという事だ。 

(ニューズウィークでも、先進国は、日本の将来のように政府支出を抑えた上で、

12%の消費税をとるような事態になれば、国民に痛みを強いる事になり、

かえって、経済を弱体化させ、赤字を増やす結果になりかねない。

それよりは、債務の全部もしくは、一部を不履行にする方が他の方法より

経済的・政治的なイメージが少なくて済むという結論に達するかもしれないと。 

債務不履行は、国の信任失墜して景気が低迷するか、ハイパーインフレか、または両方を味わう事になる 

でも、そんな事態を現実味をおびる程、今の状況は厳しく、何が起きるか

分からないとしている)

オバマ大統領が アメリカのデフォルト宣言をする!なんて事になったら

日本の海外資産(米国債がほとんど)は吹っ飛ぶから、

財政赤字だけが残る事になるし、日本も大変な状況に 

なんか、非常に不気味だけど、あり得ない事態ではない。

でも、米破綻の可能性を書いている本も、世界の中では 日本の将来は

暗くないような結論になっている。 金融で欧米ほど痛めつけ

られていない事、しっかりした製造業、これからの産業の環境産業での

先端性とか、それを 信じていくしかないだろうね ガンバレ!日本!

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