子ども手当、所得税増税で=財源確保へ最高税率見直し-菅財務相
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201002/2010022000321
菅直人副総理兼財務相は20日、東京都町田市のJR成瀬駅前で演説し、子ども
手当について「たくさん収入のある方には少し率として多めに税を払っていただき、
そういうお金を子ども手当で応援に回していく」と述べ、所得税率の見直しで財源を
確保していく考えを明らかにした。
菅財務相は所得税に関し、「累進制が非常に緩和され、ある意味、お金持ちには
減税になっている」と指摘。最高税率を引き上げる意向を示した上で、「今年からそ
うした税制の本格的な議論を始めたい」と語った。(2010/02/20-20:06)
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金持ちの減税と 派遣法等の小泉改革のお陰で、格差が拡大
結局、消費税を上げた分は、大企業と金持ちの減税で チャラに
なっていたのだから、庶民は、ひどい目にあっているのだよね
(自民党が、政権を失った原因でもある)
最近、仕事でも感じるのは、すごく余裕のある層と 庶民が 隔離している
という事。 ネットカフェで寝泊りする人もいれば、こんな不景気でも
何でも買えるような層がいるという事。 これこそが、小泉改革の
成果なのだと思う。 だから、民主党の金持ちにも負担して頂くというのは、
当然だと思う。 (今時の金持ちは、相当 余裕があるぞ)
消費税の検討は、その後でいいと思うし。
派遣法を要求して自民党に圧力かけたトヨタは、結局、熟練工をリストラして、
派遣の低賃金労働者で大儲けの結果、品質低下で、今回のリコールに繋がった。
そういう人を大切にしない姿勢が、消費者への配慮にも欠ける事につながって
いるのだと思う。
もちろん、身勝手な米国の日本たたき であったにしろ、トヨタの
方にも、身勝手な企業精神が生まれていたのだろうと思う。
日本型経営を捨てた日本企業は、いづれ、何らかのツケを払う事に
なるとだという好例だし、 奴隷労働で一方的に儲かるだけなんてのは、
自然が許さないのだと思うね。 近江商人のような、社会にも配慮した
精神が日本企業の良さであり、それが、世界的企業になれた理由でも
あるのに、それを 強欲な欧米の企業のように、目先の利益の為に、
その精神を失ってしまった時、日本企業の衰退が始まるのだと思うね。
そして、日本社会の かつての良さは、格差のない、教育に力を入れる
勤勉な国民にあったのに、小泉改革の破壊の大きさが 日本社会を
ゆがめてしまった それを もとに戻すベクトルは、絶対 必要だと思う。