断捨離な日々

埋もれた歴史も面白い
縄文からの日本文化が興味深い

新自由主義と搾取のツケ

2009-01-31 | 政治・社会

 ◇内需に目を向けた戦略とるべきだった--BNPパリバ証券、河野龍太郎・チーフエコノミスト  

米国の過剰消費がいつかは限界に達することは分かっていた。日本の製造業はもっと内需に目を向けた成長戦略を探るべきだったが、バブル的な輸出ブームに流れてしまった。04年3月まで続いた政府の多額の円売り・ドル買い介入や日銀の超低金利継続による「円安政策」も、日本経済の輸出依存体質を一層強めた。米国をはじめとした外需の落ち込みは年後半には止まるだろう。だが、バブルだった近年の輸出水準まで戻るとは考えられず、日本は国内の過剰設備・雇用の大幅な縮小を余儀なくされる。仮に08、09年度の2年間、2%のマイナス成長になれば、失業者数が100万人増加する可能性もある。

 毎日新聞 2009年1月25日 東京朝刊

********************

政財界は、長期的視点で優れていた日本型経営を放棄して、安易に、

新自由主義を取り入れて、政府は、(小泉・竹中路線で)円安を長年誘導し、

派遣法を改正して人件費を抑えられるようにして、輸出企業を甘やかし、

国民には、利益を還元されないシステムを作り上げ、景気のいい時は、

派遣を使って搾取して、景気が悪くなれば、切り捨てて、

社会不安で、内需の消費を冷え込ませている。 最近は、

スーパーも 人が少ないように思う。 皆、生活防衛で、節約に走っているのだろう。

定額給付金も、貯蓄にまわる可能性が高いと思う。

新自由主義の間違いを認めた今でも、製造業派遣は、必要だと

駄々をこねているのを、放置している。 貧困を大量生産するシステムを

政府は、変えるべきだ!! そもそも、ここまで、輸出企業を

甘やかさず、利益も国民に還元するシステムにしておけば、今回の

危機も、もう少し軟着陸できたと思う。 少なくとも、生活保護を

必要とする人を大量に出す (雇用保険も払っていないぐらい労働者を

搾取していた)事は、なかったはずだ。  結局、政財界も、国民を

ないがしろにしていたら、そのツケは、自分にも 巡ってくるという事だ。

自民党は、次の選挙で、そのツケを払わされる可能性が高い。

結局は、政財界も国民に甘えていた事を自覚すべきだ! 国民の

犠牲の上で、繁栄してきたのが、今回の いざなぎを超えるという景気

だったのだ

今の派遣の状態を変えれば、国外に製造業が出ていってしまう と

いう主張があるが、搾取するような企業なら、出ていってもらっても

いいと思う。 日本は、物作りに優れているのと、勤勉なのが 特徴だから、

優れた企業を 又、育てる事ができるだろうし、内需も しっかりして

くるようにすればいいだろうし、働いても、搾取されるばかりなら、

意味がないと思うし、 輸出企業も、結局のところ、本来の国際競争力と

いうより、安易な搾取で 利益を上げるような姿勢になったら、将来性も

ないと思うから、搾取したいなら、他国に行ってもらっていいと思う。

政治でも、企業でも、人でも、自分の利益だけ追求すると、最終的には、

ツケを支払わされるのだなあ と、結局、賢明なあり方は、全てに配慮できる

政治や、企業や、人で、そういうあり方が、最終的には、生き残るのだなあ 

という、自然の摂理を 改めて感じた。 日本の政府や企業は、そういう事を

大切にして、日本や日本人の特徴や良さを生かして、平和に繁栄するように、

努力すべきだ。 ましてや、これからは、アメリカに盲従するやり方は、

通用しないと思うし。

オバマ大統領の就任演説でも、”富者を引き立てるだけでは、国は長く

繁栄できない”と言っている。 アメリカも、さすがに 気がついたらしい。

それにしても、この円高を生かす話が、まったく出ないのは、なぜなのだろう?

悪い面ばかりではないと思うし、それを強みに変えられれば、

また、別の出口があると思うのだけど。

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生活保護の申請での 窓口対応の冷酷さ

2009-01-29 | 政治・社会

”憲法第25条 すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する ”

上記の憲法があるから、公的セーフテイネットの 生活保護制度があり、

国民は、憲法25条の規定する生活以下の困窮する状態に陥ったら、生活保護を

請求する権利があるのだ。 にも関わらず、自治体窓口では、

申請した3人に2人は、色々な口実をつけて、拒否していたとの事。

そういう対応が、大量のホームレスを産み、自殺者を増加させているのだ。

年間自殺者3万人。 交通戦争とうかいうけど、自殺者の数からして、

過激な戦争並みだ。 日清、日露戦争より、多いだろうと思う。

ガザ爆撃を同情するけど、日本の身近な所でも、悲惨な事が起きているのだ。

ガザは、テロをピンポイント攻撃してるけど、日本では、弱者へのピンポイント攻撃

をしていて、かなり破壊力抜群。 その破壊力を逃れるため、自殺しないで、

生きるため、(刑務所に入れば、衣食住が確保されるから) 犯罪をあえて犯す

人も増え、刑務所から出所した高齢者は、再犯する事が多いのは、生きて

いけないから 刑務所をなんと、最後のセーフテイネットとしているのだ。 

弱者狙い撃ちの、ピンポイント攻撃の戦場より、そりゃ、刑務所の方が安全だよね。

ピンポイント攻撃を逃れるため、右往左往している人も多い。

また、北九州市では、3年連続で、生活保護を受けられなかった人が

餓死している 私は、これは、業務上過失致死にあたると

思う  憲法違反だし、犯罪だ!! 死ぬ可能性があると

分かって放置したのだから 人間として許されない!! (できたら、

仕置き人に処分をお願いしたい) 社会的弱者の困窮者が、

生活保護を申請に行くと、個室で、ウダウダ言われて、3人に2人は、

拒否されていたのが、弁護士や司法書士が同行すると、すぐ通るらしい。 

なぜなら、当然の権利だから。

(それを悪用しているのが、暴力団関係なのだろう。 弱者は、怖くないから、

憲法違反でも拒否できるけど、彼らは怖いから、すぐに支給されるのかな?)

そもそも、生活に困窮したら、当然、もらえる制度なのだ。

だから、派遣村で、すぐ生活保護が出た事を 色々言う人がいるけど、

生活保護とは、そういうもので、窓口担当が、なかなか出さなかったりする

のは、憲法違反の弱いもの苛めで、権力にこびた、どうしようもない奴等

なのだから、憲法違反で捕まえて、みせしめに、ムチ打ちの刑にでも 

すればいいんだそれを指示した政府、自治体は、組織犯罪だ 

公安が動くべきだ!

生活保護が必要になったら、派遣村で頑張っていたNPOや、法律の

専門家と同行してもらい、役所の横暴を許さないようにしよう!!

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麻生総理が 小泉構造改革路線転換?

2009-01-28 | 政治・社会

麻生総理が 施政方針演説で、小泉構造改革路線を転換!!

http://mainichi.jp/select/today/news/20090128k0000e010064000c.html

そう言うのであれば、小泉構造改革を支持して、庶民いじめの悪行の数々を

強行採決してきた罪を 自民党は、認めたのだから、 元に戻すのだろうね!!

当然!! 間違っていたという事なんだから。

まず、最大の悪行の 派遣法の改正も元に戻すよね。

次に、後期高齢者医療改悪も 血も涙もない悪行だったねえ。 

それも 戻すっと。

それから、虐待としか思えない生活保護の母子加算廃止も無しだよね。

人口増えなくっていい!と言っているような悪行で、社会的犯罪だったからね。

医療制度改正も、元に戻すし、介護は、もっと改善するんだよね。 

色々 悪行があるよねえ。

全て、戻してから、小泉構造改革の路線変更と 言って欲しかったなあ!!

でも、当然、覚悟して言ったんだろうね!! 

全て戻したら、執行猶予つけても いいよ

国民の生活を破壊した罪は、消えないけどね。 その間、

大企業と富裕層は、肥えていたけど、庶民は、苦しみ続け、

自殺者が年間3万人だよ。 戦争犯罪並みでしょう

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野党3党 経団連に雇用についての要望書を提出

2009-01-27 | 政治・社会

野党3党が、経団連に、非正規雇用労働者の雇用対策として、

職業訓練や就労対策を行う為の基金創設の為、企業に資本拠出を

求める事を盛り込んだ要望書を提出した。

http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090128k0000m010026000c.html

3月までに、派遣切りが40万に!!http://www.asahi.com/job/news/TKY200901270287.html

企業が、派遣切りで社会問題を起こしていて、知らんりぷりで

無責任なのだから、自覚させる為にも、経団連に提出したのは、

大賛成(建前上でも、協力すると以前から言っているのだから)

深刻な雇用状況だから、定額給付金を こういう事に

使えば良かったのに、自民党は、無駄遣いする事を死守するのだから

こういう形で、企業に拠出金を出してもらうしかないし、個人の

定額給付金も、こういう基金に寄付してもらえば、役に立つかもね

 私は、職業訓練校を充実させて、派遣切りされた人や、ホームレスに

陥った人、母子家庭、低所得のワーキングプアの人を失業保険を受けながら、

新たなスキルや資格を身に付けて、転職や 新たな業種に転職するようにして、

日本の産業転換の転換も 効率良くできて、本人も、再チャンスがある

という風に、すればいいと思う (デンマークでは うまく運用しているとの事)

太陽光発電への補助金や、今回の雇用についての考えは、

民主党をはじめ、野党に大賛成

(北欧のセーフテイネットについては下記へ)

↓↓↓↓

http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20090105/181859/

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若者の雇用対策

2009-01-27 | 政治・社会

若者の派遣切りや、非正規雇用が増えていて、社会問題化しているし、それでは、

将来の日本の 発展は望めない

それで、職業訓練校というシステムをもっと活用し、学べる種類を増やし、

 派遣切りされたり、ホームレスに陥った人とか、内定を取り消された人や、

母子家庭なんかも、いいと思う。 (パートをかけもちして、子供を育てて

いるような女性の苦労は、あまりにも辛すぎる。) もちろん、

パラサイトしかできない低所得の若者や弱者も、対象だ。

そういう、特に若者や弱者を対象に 雇用保険を払っていたかに関係なく、

職業訓練校に入校する意思がある人には、失業保険を払い、若者は、

それを、もらいながら、企業から見ると 即戦力になるように、訓練し直し、

もう一度、新たにチャンスが 生まれるようにすればいいのでは?と思う。  

本来は、派遣をやっていた人は、技術や経験がある人が多かったから、

必要なかったと思うが、今は、製造業等で、スキルアップが望めない場所

だったり、立場的に 派遣には、企業は投資をしないから、いつまでも、

低所得で年齢が上がっても所得は上がらないとなってしまうし、

そういう人は、家庭も持たない、持てない人も多いだろうから、出生率も

上がらないし、年金も払えない人も多いだろうから、若者に、そういう

無駄な事をさせるのは、本人にも、日本にとっても、もったいない 

企業からすると、なかなか人を育てるのは、手間がかかるから、経験者を

雇いたがる。 企業も、リストラで、無駄な従業員を減らしたから、

社員もサービス残業も多いぐらいだから、新人を育てる ゆとりがないのも、

若者を採用しない理由の一つだと思う。 私も、会社員だけど、学校出た

ばかりの新人だと、まず、挨拶や礼儀から教えていかなければならず、

とっても手間がかかる。 やはり、本当の戦力になるのに、3年ぐらいかかる。

まったく、新しい分野に職業が変わった人でも 同じだと思う。

これが、経験者だと半年や一年で、戦力になるから、その部分を埋めるような

部分を職業訓練校で教えて、即戦力になれば、当然、若者の方がいい訳で

雇用にもつながるし、単に失業保険や生活保護を与えるだけより、

日本経済の活性化にもなるし、職業訓練校で 資格をとったり、新たなスキルを

身に付ける事は、本人の次のチャンスにもなるし、

日本全体の雇用のバランスも、そこでとれるし、(正社員の雇用や、派遣でも

生活できる給料が確保しやすい職業の訓練をすればいいと思う。 

しかも、ある程度、基礎を身に付けた人で、短期間で即戦力になる人が、

採用できるのだから、企業にも メリットが大きい。 

例えば、営業になりたい人用の 職業訓練校なら、営業の基本を教えるとか、

介護の仕事につきたい人には、介護の勉強をしてもらうとか、

新たに農業をやりたい人には、そういう職業訓練をする。

色々、きめ細かく 希望の職種にあるカリキュラムを作り、場合によっては、

現在ある専門学校を利用するとか。 能力のある人なら、ITの職業訓練を

させるのも いいと思う。 数学的才能が抜群のインドなど、そういう

事に力を入れて、人材が、世界中に ひっぱりだこな訳だし。

こういう投資は、定額給付金をばらまくより、よっぽど、将来の為になる。 

デンマークが そういうシステムがあると聞いたが、デンマークでは、失業が、

次のチャンスにつながる認識があるらしい。 北欧が賢明なのは、

高福祉で税金が高いのに、日本より経済成長が高いのは、教育に、すごく力も

入れているからという事らしい。 日本は、教育の大切さを どの国よりも

知っているはずだ。 貧しい国だった時にも、教育には、投資していた。

こういった事も、教育の一環だと思うし、でも、昔のように、教育に お金を

かけていない。 (それは、現状の学校教育についても そうだ。

経済大国なのに、貧しかった時の 教育の体制のままだ

政府も、真面目に政策を考えれば、

無駄なお金を使わない、色々なアイデアがあると思う。

 


生活保護申請が3割増

2009-01-27 | 政治・社会

派遣切り等で、生活保護申請が、3割増えた

http://www.asahi.com/special/08016/OSK200901240096.html

それだけ、雇用保険に入っていない人も多いという事なのかな。

企業は、低賃金で使えて好き勝手に派遣を解雇できるから、(その為に

政治献金をたっぷりして、派遣法を改正させるように、小泉総理に

働きかけたのだからという、言い分か) あとは、生活保護を

頼ればいいという無責任さ。 (企業は、儲かる事しか考えない。 それで、

いいというのが、新自由主義) また、母子家庭の平均年収は、213万円。 

パートをかけもちしているなど、働けど暮らしていけない人も多いようだ。

ひどく弱者に本当に冷たい社会になってしまっている。 

そんな社会は、先進国とは言えないのでは? 遅れている国でしかないよね

今、世界で貧困の割合が多いのが、一位がアメリカで、

二位が日本だそうだ。 日本は、20年前の2倍に貧困率が増えた。

日本は、かつて、平等で、中流階級が多く、会社への帰属意識も高かったから、

生産性も高く、経済大国にもなれたし、世界に誇れる技術大国になれたのだ。

でも、アメリカの唱えた新自由主義の本家のアメリカと アメリカに

盲従する日本(小泉・竹下路線)だけが、富裕層の所得は増え、

中流階級が没落し、貧困層が激増 派遣切りや、企業が利益を

経営者には、たっぷり還元して、労働者に還元しないシステムの新自由主義

というのが、弱者に冷酷で、いかに、富裕層が富むための陰謀だったかが分かる。

その点、ヨーロッパは、アメリカの新自由主義には、賛同した訳ではなかった

ようで、第1次世界大戦の前に、やはり新自由主義的な事が ヨーロッパで

混乱を生んだ経験があり、アメリカのように、単純には信じなかったらしい 

その時も、企業の搾取が、貧困と格差を産み、ロシア革命につながったと

いう事らしいので、 大人のヨーロッパは、うまくいかない事を知っていたのでは。 

そして、その上、日本の最近の国際競争力は、低下してきている。

これは、日本型経営の日本の良さと強みを自覚せず、アメリカの真似をして、

見失ったしまった結果だと思う。 (日本は、植民地か?)そして、

会社も国民も、社会も 荒廃しつつある

もしかしたら、日本型経営が非常にうまくいっているのを 壊したかった

外資の巨大資本の陰謀なのかもしれない (日本が、繁栄したり、

立派だったりすると困るのかも) 本当の日本の国益(=国民の利益)を考える

事ができて、賢明という風に、日本の政治家のレベルが相当上がらないと、

日本も浮かばれないという事か (昔の官僚は、本当に偉かったのだね

だからって、渡りは 許さないけどね)

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小泉元総理の詐欺的提案が再び・・

2009-01-25 | 政治・社会

小泉元総理の発言が元らしいが、最近、麻生総理が、一院制を言い出したり、

公明党が 議員数削減の制度改革とかを言い出したりしているのが、どうも、

あやしい

小泉元総理は、詐欺師的才能があると思う。 あの郵政民営化で、

”改革!” ”改革!”なんて言って、国民を騙して、本当は、狼のくせに、

赤頭巾をかぶって、見た目がおいしそうな”毒リンゴ”を 食べさせようとするのが、非常に うまい

”改革”という、まるで、正義の味方みたいな顔して、国民の人気を

基に、麻生総理 (小泉の悪賢さはなく、この人、意固地でアホなだけだけど、

この危機に いい加減にしろ!!いう、アホさ加減だよね)なら、

絶対通りそうもない、タカ派的な、つまりは、弱肉強食の法案が、

次々と通るのには、あ然としていたし、腹も立ったし、小泉とマスコミに騙されて、

正直、”日本人も、人が良いのも、いい加減にしろよ! アホじゃない!”と、

あの時は、思っていた(被害者となる人が、加害者を応援するという、

マゾなのか?という社会現象が信じられなかった) 結果は、今の最悪の

状態な訳で、今回の発言にも、同じものを感じる。 

 

きっと、麻生総理の あまりのアホさぶりに、小泉は、入れ知恵しているに違いない

一見、良さそうに見える言い分には、気をつけた方がいいですよ 

定数削減、経費節約!!という 一見、立派そうな看板の裏に、

二院制を止めさせて、自民党に有利な議会制度にしようという、

民主主義の根幹に関わる制度改悪をたくらんでいるのが、透けて見える。 

今回は、騙されては、駄目ですぞお

小泉の言い出す事は、まず、詐欺で、裏に何かあると思った方が いいですよ

行政改革や、議員定数削減は、しっかりやってもらって、一院制なんて、

独裁政治を生むような事を許したら、また、泣くのは、国民だからね

今、大問題になっている ”派遣切り”ですが、小泉政権の時、どんな言葉に

騙されたか覚えてますか? 日本の”労働市場の活性化”と”働き方の

多様性”ですよ。 一見、なる程!!と思わせる政策の裏に、今回の

”派遣切り”の罠が仕込まれていたのです。 今になって分かったように、

財界の要望だけを考えて、弱者切捨てでしかない提案だったのです。

もっと、国民は、賢くならなければならないですよ 

せっかく、議員の定数削減と言い出しているのだから、減らせばいいと思うけど、

一院制は、絶対 許しては駄目です!! 日本人の国民の性格からして、

(お上に忠実だから) 独裁政治を生み、また、戦前のようになって、

下手したら、不景気になるたび、戦争をしかける傾向のある(それで、

軍需産業で儲けて、経済を活性化してきのだから)

アメリカの戦争に、日本の若者を 戦前のように 巻き込む可能性も

高くなるような危険な臭いを感じますよ  もしくは、

また、アメリカ型金融資本主義で、今まで、日本の金を、うまく

搾り取ったアメリカの貪欲な資本家に、また、貢いで奴隷化される

国民になってしまいますよ 今は、オバマになって、おいしい

思いをできなくなったアメリカの貪欲な資本家達は、まだ、金を

持っている日本を狙い撃ちにする可能性もあるのですから。

ぼんやりしていては、いけないですよ

マスコミも 政策を中身を 国民にしっかり 説明すべき!!

面白おかしい事だけを報道するのではなく、表面だけを説明するのではなく。

(権力にこびず、利権だけを考えずに)

それに、政府には、雇用や、弱者救済とか、国民の為に やるべき事が

山積みじゃない!! なんで、消費税で、次が、議員制度改革なんだっ!

絶対、9月までに、自民党、財界、官僚に都合のいいように、色々、強行採決で

持っていくつもりなんだ!! なんとか、ならないの!! 国民投票で

解散させるとか、そういう制度改革やってくれ!!!

あーあ、オバマがいるアメリカが、うらやましい

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構造改革を懺悔する経済学者

2009-01-23 | 政治・社会

今や、日本は、アメリカについで、世界で、2番目に 貧困層の多い国になってしまったそうだ

かつて、細川内閣や小渕内閣で構造改革を積極的に主張して、

政府与党の政策の枠組みを作った 中谷 巌氏が、構造改革を間違っていた 

と懺悔し、”資本主事はなぜ自滅したのか” (集英社インターナショナル)という本を出版した http://www.murc.jp/nakatani/column/2009/01/20090120.html

その構造改革=グローバル資本主義が、格差を広げ、一部の富裕層と

多数の貧困層を生み出し、日本の江戸時代からの伝統的な良さで

ある、平等、信頼、安全で、協調して発展する良さを壊し、若者を貧困と孤立化

させたと、自分は、間違えていた と語っている。

それに、気づかされたのは、グローバル資本主義を あえて、拒否した

キューバや、ブータンだったと言う。 彼らは、貧しいけれども、

安全と安心があり、明るく、表情が輝いていた。

競争社会ではなく、人々には、”社会とのつながり”や”人と人との

信頼関係”が、ある事が、幸せなのではないか?と。

幕末の頃に、日本に来た外国人達は、日本は安全な社会で、

人々が、礼儀正しく、品性を持っていて、それは、もっとも貧しい人でも

そうだった事に、驚いたと書いている人が、たくさん居る。

そういう日本の良さがあったからこそ、明治時代以後や、戦後も、

日本は発展してきたのではないのか?と 感じたという事だ。

そして、構造改革で、伝統的な日本の良さは、失われつつあり、

新自由主義の、全ては、自己責任という、富裕層に都合の良い理屈により、

社会的に救済すべき貧困を放置している。

そして、同時に、日本の国際競争力も低下してきた 

高福祉の北欧の方が、今や国際競争力が高いのは、やはり、

安全、安心な社会だからこそ なのではないかと?

 

私も、その通りだと思う。 きちんとした社会保障があって、安心できれば、

前向きなエネルギーにもなると思う。 今の日本は、協力して、

仕事をするより、競争の方に、エネルギーを使い、それは、

マイナスのエネルギーでしかない また、貧困層を引き上げ、社会保障を

充実させ、日本本来の良さを、もう一度、見つめなおして、再生していくしかない

と思う

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金融危機

2009-01-23 | 政治・社会

オバマ大統領就任式があったのに、NY株式市場が、急落したのは、英国の

ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド という、英銀大手が、巨額の損失を出した事だったとの事。 金融危機は、ヨーロッパが、火を噴いている状態

アメリカの投資銀行というのが、もともと、ボロ儲けできる商売だったのを、

もっと、儲けようとして、 頭だけメチャいいけど、世間知らずの理系の

人間に、一般人には、理解不能の、難解な商品を作り上げさせ、

住宅価格が上がり続ける前提のサブプライムローンという爆弾入り金融商品を

世界中に売り歩いて、結果、アメリカの住宅バブルがはじけて、

爆弾入り金融商品を、一杯買った銀行や国家が、破綻の危機に

(この商品 評価は、AAAで、超安全という評価だったから、

安心して買っていたという、詐欺まがいの商品だった。 怪しいのは、

超安全なのに、金利は、高いというところだった訳

しかも、どうも、サブプライムローンだけでない、爆弾も入っている商品も

あるらしく、という訳で、自分の持っている金融商品に、どのぐらいの

爆弾が調合されているか、分からないし、ましてや、他の銀行の

持つ金融商品に、何が入っているか分からないから、銀行同士が

不信感で、お金も廻らなくなるという、最悪の事態

これが、アメリカ型金融システムの恐ろしさだったのだ

日本は、たまたま、バブルの後遺症があり、銀行は、公的資金が

入ったりして、爆弾入り金融商品を 他の国ほど買っていなかったから、

まだ、ましだったみたいだけど、金融立国を目指して成功していたアイスランドは

国家破綻に  で、その爆弾入り金融商品を売った投資銀行の

責任者は、何十億円もの退職金をもらっている。 大体、投資銀行と

いうのは、一般の社員でも、何億という給料をもらっていたのだ

そんな給料だから、ハーバード等の超優秀なのが入社するから、

巧妙に儲けるカラクリは、一般人には、手に負えない

そんな一つのリーマンブラザーズが、破綻しても、アメリカ人が同情しなかったのは、

(あいつら、あくどい商売して、何億も給料もらっといて、公的資金で救済しろ とは、

ふざけるな!!という訳)

当たり前だけど、でも、そのリーマンが売った商品が、暴落した所から、世界中の

金融機関がパニックになり、金融危機が始まったのだ。 AAAで、超安全な

はずだった金融商品が、爆弾入りの超危険物質だったのだ

オバマ大統領が、一部の貪欲で、無責任な人達と、はっきり言ったのは、

こういう商品を世界中にばらまいた連中の事で、日本の株式市場も、株を

やったことがある人なら、分かると思うけど、外国のこういう連中が、やりたい

放題なのだ。ウブな日本人など、カモでしかない

小泉・竹中路線は、金融立国を目指す事だったけど、その点、あまり

うまくいかなかったのは、幸いだっと思う。 成功してたら、今頃、とんでもなく、

大変だった

オバマ大統領が、金融危機の この状態に どう対処するか、

注目だ 彼は、 サブプライムローンに苦しむ庶民に選ばれた大統領だから。

こういう投資銀行や、ヘッジファンドとか、規制するのは、当然だ

世界の為に、二度と同じ事を起こさないために。

儲けるためなら、何でもありのハゲタカみたいな連中で、最近では、

原油相場を上げて、世界中に悲鳴を上げさせたり、穀物を暴騰させて、

貧しい国では、食料も買えなくなったりさせている。(日本の企業も

こういう連中に買収されるのを恐れて、自己資本比率を上げようと

して、儲かっているのに、人件費を抑えて、日本の景気が悪いままだった

(内需につながらない)し、派遣切りとつながっているのだ

結局、 新自由主義という、アメリカ型金融システムの 市場が正しい、

儲けるのが正しいというのは、悪魔に魂を売るようなものだったのかも

しれない

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ネットで生まれたオバマ大統領

2009-01-22 | 政治・社会

オバマ大統領は、ネットを実にうまく使って大統領になったとの事。

http://sankei.jp.msn.com/world/america/081108/amr0811080112000-n1.htm

今まで、政治を自分達には、関係ないものとして、関心がなかった、貧困層の

意見もすくいあげ、オバマの政策に賛同する庶民や学生等のボランテイアに

より選挙運動をして、ネットで寄付をつのり、寄付も庶民なので、1件あたり

200ドル以下が多いが、共和党のマケインの組織からの寄付より、莫大な資金が

集まった。 そういう資金と支持者とは、オバマとネットでつながっていて、

いつでも、政策や、また、意見が言えるシステムを作ったという、賢さ。

 ネットがなかったら、オバマ大統領は、生まれなかった。 アメリカは、

信じられないぐらいの富裕層がいて、なにかと、金で政局を動かすような

ところがあって、私も、そういうアメリカが好きではなかったが、オバマは、

庶民に支持されているからこそ、あれだけの熱狂になるのだと思う。 

まさに、金持ちでない庶民が選んだ大統領なのだ

さすがの 富裕層も、庶民の数で勝負の資金には、勝てず、あきらめたという事だ。 

たしかに、オバマは、ドラマみたいに、素晴らしい大統領なのかもしれない。

今日のニュースでは、ロビイストを規制するような指示をしているようだ。

庶民の意見を優先する政策を優先する意思なんだろう。 (日本の

政治家を思い浮かべると、月とスッポンほどの 差がある

アメリカの為、庶民の為、世界の為、オバマ大統領が成功して、いい

社会を作ってくれる事を切望する  黒人の若者が、勇気を与えられた!

と涙しているのを見ると、人生をあきらめていた人々に、大きな勇気を

与えたのだという事が分かる。 アメリカは、変わるのかもしれない

でも、巨大なアメリカ資本家が、邪魔をする可能性は、ある。 ケネデイの

暗殺では、CIAの関与も噂されている。 オバマ大統領は、ドラマ並みの

(ドラマ以上の)試練を 乗り越えていくしかないのだろう。 非常に賢い

人なので、アメリカの為、庶民の為、世界の為に頑張って欲しい。

たとえ、困難があったとしても、今までのイメージ通りの政治をやって欲しい!! 

 (まあ、アメリカ庶民の為となると、保護主義に傾きそうだから、

日本にとっては、必ずしも いい事ばかりではないかもしれないが、

何でも、アメリカの真似をする日本だから、アメリカが変われば、

日本も変わるかも と 期待 それから、ネットは、政治を変えるの

かもしれない と、オバマ大統領の誕生で、感じさせた。 政治にも

新しい時代がくるのかもしれない)

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