あそびなんかじゃない

「キャプテン翼」を愛する一個人による、極めて個人的な考察や雑感などをつらつらと。
可能ならばパソコン閲覧推奨です。

ツッコミの値打ちもない その6

2015-01-24 00:27:06 | アニメ「キャプテン翼」(2001) 雑感

テーマ 「スターティングメンバーとベンチ入りメンバー」

「ツッコミの値打ちもない その3」で、漫画と「平成版」アニメで、ジュニアユース時代の(西)ドイツとの決勝戦、スタメンが異なることについて触れました。
前日のフランス戦で退場した早田誠くんは、漫画では決勝に出場してましたが、「平成版」アニメでは井沢守くんに変更。


見上 「MFは大空、岬、井沢、沢田」  4人「はい!」

これ以降も、「平成版」アニメではスタメンとベンチ入りメンバーに 「はー!?」 と叫びたくなる状況がいろいろと……。

まずは「第40話 新生・日本代表」より。 オランダとの親善試合のスタメンは、ゴールキーパーからフォワードの順で、一人ずつ紹介されました。
だんだんズームされていくので、最初に紹介された若林くんと最後に紹介された小次郎さんの大きさが違うのよ……。

しかもDF4人、MF3人、FW3人のシステム。 漫画ではDF4人、MF4人、FW2人が定着してるけどね。


















はー!? 滝くん!?  ……と素で声をあげてしまった、まさかの滝くんスタメン!

……いえ、分かってるのよ……後で出場する葵新伍と交代するためなんだってことは……。






続いては最終回、「第52話 フィールドの戦士たち」より。 日本で開かれた「インターナショナルカップ」(←W杯のこと。平成版アニメでは、この名称になっていた)のブラジル戦が始まったところで終わります。

スタメン紹介は全員じゃなく途中から、しかもポジションもバラバラで。 これもだんだんズームしていきますが、最初と最後で差がありすぎるー!


三杉くん、小さすぎる~!  もうちょっとアップにしてくれー!
オランダ戦に出てなかったので、こちらで出しておこうと決めたのかな、スタッフさんたちは。




よりにもよって「12番」と場内アナウンスしやがってー!!  12番は松山光くんよ!

これ、聴き間違いじゃないって! DVD等お持ちの皆さん、ご確認お願いします~。
声優さんの言い間違いか、脚本のミスなのかは存じませんがね。





こうして並べると、ホントに三杉くん、小さすぎる。

しかしもっと驚愕することが、この後に!


早田くん、まさかのベンチスタート!

なーんーでー!?
  これは目を疑ったわ。

その他のベンチメンバーは……




高杉くん、邪魔。

なんで井沢くんと反町くんの間に座ってるー!
せっかくのイケメン二人の並びを妨害しやがってー! 反守スキーさんたちの反感買うぞ。

ハッ、それともこれはもしかして、若林くんの密命を受けていたのか高杉くん?
源守スキーさんたちなら、そういう見方も出来るかも……なーんてね。




それでは最後に、オランダ戦とブラジル戦の記念撮影をご覧ください。
オランダ戦。

後列左から 早田くん・次藤くん・石崎くん・松山くん・小次郎さん・若林くん
前列左から 滝くん・タケちゃん・新田くん・岬くん・翼くん


小次郎さんと若林くんが並んで肩を組んでいるのが、未だに違和感がある私です……。

ブラジル戦。

後列左から 若林くん・新田くん・タケちゃん・小次郎さん・次藤くん・三杉くん
前列左から 松山くん・石崎くん・葵新伍・岬くん・翼くん


三杉くんと松山くんのお顔と番号が、どうも逆になってるようにも見えるんだが……。

総じて平成版アニメは、

岬くん・松山くん・三杉くん・反町くんの描き分けが出来てない、手抜き状態

だったことは、異論ございませんでしょう、皆さん?
最後の最後まで、これは解消されませんでした。 各キャラクターのファンは、みんな泣いてるぞ。

ブラジル戦は、DF4人、MF4人、FW2人。
さて、早田くんがスタメン落ちしたのは、誰のせい? (知らん)


ツッコミの値打ちもない その5

2014-12-16 22:54:22 | アニメ「キャプテン翼」(2001) 雑感
今年最後の「グランドジャンプ」で次号予告を確認しましたが、新年からの連載再開はありません! シクシクシク。

今回はツッコミというほどのツッコミはございません。

「キャプテン翼J」の最終回(オリジナル部分にツッコめ! その8参照)、日本が誇るゴールキーパー、若林源三と若島津健との確執(?)がありましたが、「平成版」でもあるのよね。

漫画がそういう対立軸になっている……というだけでなく、制作側としても「ドラマ」としてやりやすい、ということも考慮にいれなきゃなりませんが、「J」も「平成版」も、それぞれのオリジナルの特色があって、なかなか面白いです。

フランス戦の「第26話 華麗なる司令塔」より。

ピエールにゴールを決められて落ち込む健ちゃん。


おれは 昨日のアルゼンチン戦でも
勝ったとはいえ ディアスにハットトリックを許してしまった



ベンチに顔を向ける健ちゃん。


そんなおれに なぜいつまでも正ゴールキーパーを任せておくんだ
若林は 「おれが出る」と なぜ言わない


一方、ベンチの源ちゃん。


若島津 今のおまえに足りないもの  それは 国際経験だ


世界トップクラスの壁にぶち当たってこそ  真の実力がつく


今は悔しいだろうが  乗り越えるんだ

源の心、健知らず。

うわあ……こんなのやられたら、源スキーも健スキーもたまらんわあ。
悶えるか歯軋りするかのどちらかだよね。

若林くん14歳とはいえ、心構えは大人、プロなのよね。
余裕と言ってしまえばそれまでだけど、試合に出られない辛さはケガをした小学生の頃から知っているわけですよ。

今回はケガではなくて、試合には出場できる状態だけど、あえてしない。
見上さんが何度か若林くんに「どうする?」とアイコンタクトしてましたが、「この試合は若島津に託す」という意思を、頷き一つで示してる場面もありました。

若林源三が持つこの包容力に、心惹かれます。

残念ながら健ちゃんには、この包容力があまり感じられないのだよなあ……。 せいぜい、小次郎さんやタケちゃんに対してくらい、か?


「第28話 誇り高きPK戦」より。 ついにPK戦へ。


右手の痛みを堪えながら、ゴール前に向かう健ちゃん。


若島津 辛いだろうが がんばれ
ここはキーパーのふんばりどころだ


それても思うようにシュートを止められない健ちゃん。


見守る源ちゃんと、その視線を感じたのか


くそう こんなぶざまな姿を
若林 おまえには見せたくなかった


この話のタイトル通り、若島津健も「誇り高き」男ですからね……。



またもやシュートを止められず、落ち込む健ちゃん。


乗り越えろ 若島津
世界に通じるゴールキーパーを目指すなら
この壁は おまえ自身で乗り越えなければダメなんだ


源の心は母心。

そんな源ちゃんの心の声が届いたのか、それとも悟ったか、または開き直ったか。
5人目のルイ・ナポレオンを迎えます。


若林 おれの前には いつもおまえが立ちはだかって


そのおまえが おれのライバルだと思って闘ってきたが
今闘うべき相手は



おれの目の前にいるフランスのストライカーと


自分自身だ

自ら気づいた健ちゃん。 そう、今は源ちゃんと争っている場合ではないの。

ここはホントにアニメオリジナル設定なので、PK戦の最中に若林くんに対するむき出しのライバル心・敵意は、漫画にはないのですよ。
若林くんも、「負けるな がんばれ 若島津!!」 と心の中で応援しているくらいだもん。

つーか、現実のPK戦を見れば、そんな余裕かましてる状況にないでしょ。必死で祈ったり、神懸かったりの状態ですもん。

そして怪我を負っている右手でナポレオンのシュートを止めます。




やったな 若島津
それでこそ 真のゴールキーパーだ
おれのライバルだ


えっ……ライバルだと認めていたの?

源の心、誰も知らず。


アカン……ちょっと朦朧としてきたので、明日以降、手直しする予定。
とりあえずアップします。



ツッコミの値打ちもない その4

2014-12-15 00:32:00 | アニメ「キャプテン翼」(2001) 雑感

その3と前後しますが、フランス戦。
エル・シド・ピエールの描き方に不満タラタラよん。

そんなに「気障」を押し出さなくてもいいじゃないのっ! 音楽まで重厚かつ華麗なメロディで。一歩間違えればお笑いの世界やん!

まずは「ボールはともだち。キャプテン翼展」でも原画が飾られた、ピエールのシャワーシーン。 2回行って、2回とも1分以上なめるように拝見しました。



「第26話 華麗なる司令塔」では……


これはほぼそのまま。 シャワー浴びながら思い出してるのは、岬くんとの対決シーン。
欲を言えば、オー・デ・コロンつける場面も欲しかったな~。



試合会場まではウォーミングアップ兼ねたランニング。
ところが……!


まさかの白馬に乗り、パリの街中を行くとは!

ピエールはオスカルさまじゃないのよっ!
  (オスカルは女、ピエールは男)

まあね、「ルパン三世」のアニメでも、「ベルサイユのばら」のオスカルとアンドレもどきのキャラが出ていたエピソードがあったもんな……。

それよりもねえ、アニメスタッフさん。 いつの時代のパリよ? 他人に迷惑じゃないの? 道に落ちた馬糞はどうすんの? 誰が始末するの? 試合会場にお馬ちゃんを入れておける厩舎とかあるの?

ちなみにこのお馬ちゃんの名前は 「グレープミル」 ……で、あってます?
前科があるので自分の耳に自信ない)

【2016.7.26 追記】 お馬ちゃんの名前は「スレイプニル」とのこと。 情報ありがとうございます♪


ピエール家の内部も凄かったので、スクショ保存してますが、公開は割愛。


個人的に許せないのはね、平成版での試合でのピエールの態度。

これは試合前ですが、


ファンがピッチに投げ入れた薔薇を手に取り、香りをかいで、ファンにアピールする場面。

薔薇の香りは心を落ち着かせるかもしれないが、本来のピエールだったら、集中を高めていく試合前にこんなことされたら、怒ると思うんだけどな……。


ゴールを決めて、額の汗をぬぐってファンに手を振るピエール。

試合中にそんな余裕かましてどうすんの。


「第28話 誇り高きPK戦」より。


PK戦、1本目のシュートを決めた後、投げキッス……。

私の方が嘆きっすだよ(←最初に変換されたのがこれだった)

私が知っている試合中のピエールは、華麗なプレイの中にも誇り高くて、実はもっと泥臭い人だったはず。

なんだろうなあ、「気障」と「華麗さ」と「誇り高さ」を取り違えているかのような……そんな平成版アニメのエル・シド・ピエールに感じられたことですよ、はい。


ほんとはこの後、フランス戦の若島津健ちゃんと若林源三くんを取り上げる予定でしたが、眠いので時間切れ。
待て、次回!


ツッコミの値打ちもない その3

2014-12-13 23:00:03 | アニメ「キャプテン翼」(2001) 雑感
タイトルに偽りあり。 でも変えない。 確信犯でつけたタイトルだから。

「ジュニアユース編」のフランス戦、そして(西)ドイツ戦。

「見上辰夫」と私。 でも愚痴を述べてますが、なんか井沢くんの扱いがさあ……。

「第27話 痛恨のイエローカード」より。


ルイ・ナポレオンの放つ弾丸(キャノン)シュートを阻止しようとする井沢くん。  それにしてもこの脚の開き具合が、えらく色っぽいな、井沢くん。 太腿、むっちゃ美味しそう(←おい)


えぐられて出血。 あれ? すねあてはないの?


美男子は、苦痛に悶えても美男子。


高杉くんとコーチの顔のパーツの手抜き具合があまりにも素晴らしいので(←褒めてないぞ、念のため)、より一層、井沢くんの美男子度アップ。
ちなみにこのコーチの名前は「加藤貢(かとう みつぐ)」。 漫画では「住友三郎(すみとも さぶろう)」だったのに……なんで変更したの?

で、翌日の(西)ドイツ戦。 マンガでは、スタメンは


このようになってました。
早田くん出場については「中学生だから、あのルールは適応しないのか?」程度の認識だった、当時の私。

ところがアニメでは、さすがにマズイと思ったのでしょう。メンバーとポジションとフォーメーションチェンジが施されることに。

「第29話 決戦! ニッポンVSドイツ」より。
ほんとはFW・MF・DFの順でスタメン発表されましたが、ツッコミのためにあえて順序変えました。


左から小次郎さん、新田くん、佐野くん。
佐野くん、FWに。 比良戸中ではFWだったから、本来のポジションに戻ったということで。
新田くんと佐野くんの間にいるのは森崎くん。 小学生編の第1話から、すっかり顔が変わってしまったね。


だって↑これだもん。  整形したのか?


DF、4人から3人に。
左から松山くん、次藤、石崎くん。


見上 「MFは大空、岬、井沢、沢田」  4人「はい!」

鬼や! 見上監督とアニメスタッフは鬼やー!!

井沢くん負傷してんのよ!?  分かってんのか。それとも忘れてんのか。

他の控えメンバーでは頼りにならんの? それはそれで困ったことだけど。

漫画では、井沢くんは負傷退場した石崎くんと交代で途中出場するのですが、まさかのスタメン出場で、漫画よりも更に過酷な状況に。

ひどい! 見上監督とアニメスタッフはひどいー!!


早田くんが出場できない代わりに井沢くんに白羽の矢が立ったため、


アニメでは、このシュートシーンも井沢くんが担うことに。




カッコイイのねん。

そして試合出場出来ない早田くんは……観客席にいました。なぜか松山くんと一緒。


左・松山くん(偽)、右・早田くん(偽)

いい加減にしろ、アニメスタッフ。  ……と脱力したのは私だけではあるまい。
早田くんは黒髪ですから、実はこれは西洋人の早田くんのそっくりさん。
松山くんも同様。 だけど平成版の松山くんは茶髪なので、紛らわしいことこの上ない。

紛らわしいといえば、これに尽きる。 これは明確に誤りでしょう。



上段にいるのは松山くん。 下段の左端、24番は三杉くん。(とてもそうは見えないほど、麗しくない三杉くん)

今一度、スタメンをご確認ください。

三杉くんがなんで出場してんのっ!!

これでまた「松山くんと三杉くんは似てるよね」説が、より助長されるじゃないのさっ!

更に紛らわしいことに平成版は、

岬くん・松山くん・三杉くん・反町くんの髪の色を 濃淡はあれ、茶色系統に設定したため、作画の出来具合により、見分けが一層困難になる事態が発生

という、恐ろしいことになっている……。

この私が! 後日見返した際に「4人の見分けがつかなくなりそう」と判断して、スクショした画像の下に「○○くん」と逐一メモするハメになるとは!! 屈辱もいいところ。

手を抜くんじゃねえ、アニメスタッフ!

それにしても、見上さんの「大空」呼びは、違和感ありまくりのありまくり。
平成版では翼と見上さんは、顔見知りではないことになってるのか……?



ツッコミの値打ちもない その2

2014-11-24 23:48:52 | アニメ「キャプテン翼」(2001) 雑感
早い話が「ないない尽くし」なんです。

・カタルシスがない

・余韻がない

・印象に残らない

・あっさりしててコテコテじゃない

・マンガの展開そのままじゃない


例えば、先ほど「第14話 次藤からの挑戦状」を観終わったのですが、翼がドライブシュートを完成したところ、えらくアッサリしてて、これっぽっちも感動できなかった。

ドライブシュートを完成させる前に、完膚なきまでに叩きのめされかけて、



翼が絶望する場面もなかったから、よけいにドライブシュートが決まった印象、完成した感動が残らない。

マンガでは数十ページ費やして、各キャラクターの反応や解説までも楽しめたのに~。
そのカタルシスや余韻をバッサリと切って捨てたのが、平成版の特徴か。

そもそも放映1回分で一試合を消化って、ありえない。
数分間しかあてがわれなかった「南葛中vs大友中」の試合もヒドイ。 あれは試合とは呼べない、ダイジェストの更にダイジェスト。

昭和版なら、例えばドライブシュート完成した話でも、これでもか! これでもか! と、しつこいくらい繰り返されたコテコテ感が、逆にカタルシスや余韻を生み出し、持続させていた効果があったのよ。
だから強く印象が残ったし、感動も味わえたのよ。


マンガの展開そのままじゃない……というのは、「J」もそうだったから比較するのも愚かしいけれど……これだけは叫ばせてくれい。

「黄金コンビ」のツインシュートをなぜやらなかった!!

「黄金コンビ」の象徴と断言していいシュートやろ~! それを省くとは、ええ度胸しとるやんけ! 「黄金コンビ」ファンに喧嘩売ってんのか、ああん!?

ついでに「おうごんコンビ」と全員発言してましたね。 ここはやはり「ゴールデンコンビ」と言って欲しかったわ。

他にもあれこれありますけど、ホント、キリがない。 思い出すだけでしんどい。

あとはストーリー展開に関係ない……こともないけれど、

描く人によって、岬太郎くんがちっともカッコかわいくないっ!  (二度目)

これは「J」のときも叫んだからね。

だから今回の平成版は、岬くんのスクショはそんなに保存してません。 カッコかわいくない岬くんを保存してもねえ……グチグチ これは岬スキーにはとても辛いわ、シクシク。

では誰を一番保存しているのかと言えば、やはり若林源三くんなんだな、これが。

実はこのひと、描く人によって、そんなにアタリハズレの差がないように思える。
枚数は数えてないけど、きっと「J」も若林くんのスクショが一番多いはず、です。


次の「第15話 雪国の熱き10番」……これも1回で終わりって!? あんなにエピソード満載なのに!?



ツッコミの値打ちもない その1

2014-11-15 18:00:58 | アニメ「キャプテン翼」(2001) 雑感
だって大部分がアニメオリジナル設定やんけ!

以上、感想終わり。  ……というわけにもいかない。

俗に言う平成版、「キャプテン翼」(2001)の視聴を始めました。
昔の記憶なので定かではないですが、本放送は、チャンネルを掛け持ちしながらの視聴で、確か数回で観るのを止めた気がする。

それにつけても、第1話はなかなか衝撃的でした。 観たはずなのに、これっぽっちも覚えていないという、この記憶力のなさが素晴らしい(自虐)

小学生編が始まったときから、既にアニメオリジナル。
だったらなんで「キャプテン翼」の名を冠したのだろうか。 キャラクター同じなのに、別のストーリーを見せられているかのよう。

いや、キャラは「同じ」じゃないな。 別物だ。

 キーパーは森崎 おまえいけ
この人↑ 私が知っている森崎有三くんじゃないよ!

このままでは脳内記憶が書き換えられてしまう! 正しい森崎くん、置くね。




何といっても特筆すべきは、高慢チキチキバンバンな若林源三くん。
漫画よりも、初代・2代目のアニメよりも、一層傲慢度がパワーアップしたというべきか。

だって得点したのに、


南葛なんか相手に喜ぶなバカ  (……まあ、そうだわな)


バカと思われた↑井沢守くん

源ちゃん、それはヒドイよ~。 かわいそうだよ~。

アップしてないんですが、「キャプテン翼J」でも、翼にゴール決められた若林くんを気遣う井沢くんに対して、手を振り払う描写がありましたが、それをはるかに上回る仕打ち。


あと耳についたのが、「この若林源三が」 「この見上が」 と、自身を呼ぶこの表現。
まるで車田正美先生のマンガを読んでいる感覚、といえば分かります?
「この紫龍 友のためなら喜んで命を捧げよう」(初代・日向小次郎の声で読んで)とか、「この一輝 愛も涙もとうに捨てた男なのさ」(二代目・ロベルト本郷の声で読んで)とか、思い浮かんだじゃないのよっ!

そういや「風魔の小次郎」でも、「キャプテン翼」をパロってましたね。
木に吊るされた小次郎が「だって竹刀はトモダチだもん!」と目をキラキラさせた場面があった記憶がある。

この当時の週刊・月刊問わず「ジャンプ」の作品は、サッカーシーンがあれば必ずといっていいほど「キャプテン翼」を連想させる台詞や場面がありました。

あれ、脱線しすぎた。

今さらなんですが、この当時のアニメは既に「セル画」の時代ではないのですね。
(「サザエさん」しかアニメは観ていない女なので、ごめん。「サザエさん」もデジタル化されて久しいらしいですが)
だから一時停止してスクショするときに、色が乱れたりトンでいたりして、非常に困る。

それでも21世紀に入ったばかりに制作されたアニメとはいえ、こんな古典的な表現は変わらないと。



翼に惚れたあねごの目にハートマーク。 制作サイドが昭和生まれですから、しょうがないね。

それから同じタイトルだとややこしいので、平成版のアニメオリジナルについては、このタイトルで通します。
皮肉と自虐を兼ね備えたタイトルになってますが、ご容赦。