あそびなんかじゃない

「キャプテン翼」を愛する一個人による、極めて個人的な考察や雑感などをつらつらと。
可能ならばパソコン閲覧推奨です。

岬一郎と由美子(旧姓不明)、山岡浩二と山岡由美子

2015-01-21 01:25:11 | 「キャプテン翼」 カップリング考察
カップリング考察第2弾、またもや謎だらけ、不明なことだらけの夫婦。

まずは岬太郎くんの父親と母親、一郎パパと由美子ママ。

翼の両親同様、いつ、どこで出逢って、どうして夫婦になったのか。
見合いか、恋愛か。年齢も不明。

見合い……は有り得ないか。
一郎パパが惚れて、押し切られたか由美子ママ?
あるいは由美子ママが惚れて、なし崩し的に結婚したか一郎パパ?

「古い日記」の歌のような、「若気の至り」という言葉がふさわしい付き合いだったのかなあ?
それとも駆け落ちに近い形だったのかなあ?


分かっているのは、岬くんが生まれた頃に離婚したこと。


これはどう見ても、数か月経ってないだろう。

しかし辛かったろうな、由美子ママ……。こんな小さいときに引き離されては、お乳あげたくてもあげられないし。

離婚してからは、どういう生活してたんだろう。
そして山岡氏と結婚するまでの過程は?

私の考えた想像、公開しますね。

離婚してからの由美子さん、親を初めとする家族に頼れないとなると、一人で生活して働かなきゃなりません。
となると、毎日ではないけれど、昼はスーパーマーケットのレジ係、夜はスナックのホステスで働くのが順当なところかな。

そのスナックで知り合ったのが山岡浩二さん。
会社の上司や同僚たちと初めて訪れたスナックで、隣席についたのが由美子さん。
由美子さんの一挙手一投足、笑顔などに一目惚れした山岡氏は、それからも時間の許す限り、通います。
でも、それだけ。 口説いたり誘ったり、そういうのは一切出来ない山岡氏。

由美子さんは若くて綺麗だから競争率も高く、口説く男、誘う男、下心のある男もたくさんいましたが、そういうことをせずに、ただお店に通って、お酒を飲んで話をするだけの山岡氏を、不思議に思う由美子さん。
会う度に、話す度に、山岡氏の温かな人柄を知っていきます。

そしていつの間にか、自然に付き合い始める二人。
お休みの日はデートを重ねてゆきます。

当然の流れで、山岡氏はプロポーズ。
でも由美子さんは断り、隠していた過去を話します。

「あなたのお気持ちは嬉しいです。 でも私は、一度結婚に失敗した女で、前夫との間に子どももいます。 生まれた子どもを育てられなかったこんな女を妻にすれば、あなたが世間の笑い者になるだけです」

一旦はショックを受けた山岡氏ですが、自分の気持ちを見つめ直して、揺るぎのないことを確認し、改めてプロポーズ。

「過去は過去だ。無関係とは言い切れまい。 しかし僕には、その過去を抱える君を包み込めるだけの自信はある。 別れたご主人のことも、子どもさんのことも忘れなくていい。すべて僕が受け止める。 そして今度こそ、君は幸せになるんだ。 僕と一緒に築こうじゃないか」

そして二人は晴れて夫婦になり、数年後には愛娘・美子ちゃんを授かったのであった……。


……おそまつ。

皆さんの想像&妄想も、よろしければ教えてくださいね~。

って、こんなこと考えつくの、私くらい?


大空広大と大空奈津子

2014-11-02 23:33:18 | 「キャプテン翼」 カップリング考察
主人公夫妻を差し置いて、カップリング考察第1弾に、翼の両親をもってきました。

この夫婦、謎だらけ、不明なことだらけですね。

いつ、どこで出逢って、どうして夫婦になったのか(←失礼な)
見合いなのか、恋愛なのか。
年齢も不明。

翼パパはお髭のせいもあって、結構な年齢かもしれない。
でも見上さんのように、額の皺の強調が和らいで、年々若く見えるという逆現象も起こっているからなあ……。実は見た目よりも、もっと若いのかもしれない。

翼ママはパパの外見のせいで逆に若く見えるという、女にとっては非常に羨ましい利点が……。
翼を出産したのが仮に数え年20歳とすれば、南葛市に引っ越してきたときは数え年31歳、か。 ふむ。

そもそも二人の名前、マンガには出てきてないんですよね。
初代アニメのエンディングで、声優さんたちの配役を見て、初めて名前を知った、という方がほとんどだったのでは?
(一時期「菜津子」表示になっていたこともありましたが、正しくは奈津子)


しかし特筆すべきは、「やっぱり翼の両親なんだなあ」ということ。



端から見ればたわいなくも漠然とも見える小学生の息子の夢を理解し、意思を尊重し、手放しで応援できる腹の据わった親って、今となっては絶滅種に近い。

アニメ「キャプテン翼J」で、翼ママが相当ブレて揺れ動いてましたが、そこらへんの親としてはそれこそが普通の反応でしょう。

翼ママの理解力と肝っ玉の大きさには感服いたします。

こんな両親だからこそ、翼は「大空翼」でいられたのかなあ……と。

翼、幸せね。 当人はどこまで感謝してるのかどうか、窺い知れませんがね。


大人になった今、改めて見るとこの夫婦って、私の一種の理想ですね。
何がって……

亭主元気で留守がいい。

数か月の航海で家を留守にし、戻ってきて、また航海へ……という翼パパ。
ロベルトも「翼を連れて行けば、ママさん一人になってしまう」と悩んでましたが、意外と翼ママ当人は、あっけらかーん! としていたかも知れないよ?

このせいて、ロベルトと不倫しているという噂が密かにあったのも、仕方ないのですけどね~。


何はともあれ「キャプテン翼」の最終回、大地くんの妊娠は、高橋先生からの二人への贈り物だったのかもしれません。