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『夏への扉 - キミのいる未来へ -』

2021-06-26 23:08:36 | 映画[な]
『夏への扉 - キミのいる未来へ -』
原作:ロバート・A・ハインライン
監督:三木孝浩
出演:山﨑賢人、清原果耶、藤木直人、夏菜、眞島秀和、浜野謙太、田口トモロヲ、高梨 臨、原田泰造
主題歌:サプライズ/LiSA
挿入歌:CROSS ROAD/Mr.Children

 ハインラインの時をかける系の名作SF小説が映画になった。それもまさかの日本を舞台にした邦画になっちゃった。でも筋書きの主なポイントはしっかり押さえられているので、何の予習もしなくてもわかりやすい映画になっている。

 誰が何の役で出演するとかしないとか、そういう情報は仕入れて行かないほうが映画をより楽しめるという気がした。藤木直人が出てくるあたりから笑いの要素も混じってくる。夏菜も美貌を見せつけるし、ヒロインの清原果耶も女子高生役で、朝ドラとは雰囲気が違う。

 「バック・トゥ・ザ・フューチャーかよ!」ってツッコみたくなるシーンもいくつかあるけれど、同類のタイムトラベル映画なのでそれを感じるのもまた楽しい。『笑うなよ!』・・・『実はタイムマ

 この物語の一番の呼び物はコールドスリープ(冷凍睡眠)というよくあるやつで←よくはねぇが! 難病の人が医療の進歩した未来に夢を託して冷凍睡眠に入るという物語はよくあるやつで←あぁよくあるね! この映画の主人公は病気でもないのに30年も冷凍睡眠することになる。目覚めた未来は2025年の東京ということで、未来風景のお膳立ては割と楽ちん設計。それでもSFの中の世界なのでなにやら科学技術がスゴイことになっていたりする。

 そしてこの物語の一番大事な要素は猫のピートだ。科学者の主人公が飼っている猫で、あらゆる景色にピートが出てくる。ストーリー展開に積極的に絡んでくるわけではないので小説だったらどうってこともないが、映画ではリアルな猫にゃん映像が見られるので猫好きには見逃せない。ピートはいつも外へ出たがる。ドアを開ければ必ずそのひとつはに通じると確信して生きているのだ。





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