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二科100年展 伝説の洋画家たち

2015-07-21 19:28:28 | 美術[な]
「二科100年展 伝説の洋画家たち」@東京都美術館

 2007年には「日展100年展」をやっていたが、2015年は「二科100年展」を開催。今年で100回目だそうで、歴代のアーティストたちの作品で二科の歴史を振り返る記念展。藤田嗣治、東郷青児、岸田劉生、佐伯雄三、岡本太郎などの有名画家が名を連ねる。もちろん聞いたこともないような画家の名前も出てくる。最近は芸能人画家の参加でよく話題になる。一時期は前夜祭として裸の女性を乗せた神輿を担いだりするパフォーマンスをしていたようだ。まさにお祭り騒ぎ。

 小出楢重の「帽子をかぶった自画像」は全身を描いてあるが、なぜか靴が画面からはみ出してしまったようで、しかたなく5cmくらいカンヴァスを継ぎ足して靴の部分を描いてある。大きな絵だが近くで見ると継ぎ足した跡がわかる。自分の足を長く見せたかったのだろうか。



 東郷青児の「超現実派の散歩」は一旦は公開禁止になったらしい。それで一部修正を加えて公開したとのこと。いったい何がいけなかったのだろう? ちんこ描いちゃってたのかな?



 石井柏亭の「麻雀」という作品。麻雀などやりそうもないお母さんと小さな娘たちが4人で麻雀に興じているのがやたら違和感たっぷりで面白い。石井柏亭という人は知らなかったが、この人の家族は常日頃から麻雀を楽しんでいたようだ。

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