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ミロ展

2025-03-17 19:54:40 | 美術[ま]
「ミロ展」@東京都美術館

 「ホアン・ミロ」かと思ってたら「ジョアン・ミロ」になったりしてたのに近頃は「ジュアン・ミロ」と呼ばれている。調べたら「ホアン・ミロ」はカスティーリャ語発音、「ジョアン・ミロ」は英語発音、「ジュアン・ミロ」はカタルーニャ語発音だそうで。日本語表記が定着しちゃってから変わると違和感が生じるけどしかたない。「ツヨイコノ・ミロ」

 約100点を集めたミロの大回顧展。都美の地階・1階、2階が展示室になっていて、最後の2階フロアのみ写真撮影が可能となっている。ミロは昔から好きなほうだった。好きな作品もあれば好きじゃない作品もあるっちゃあるけど。

 初期の写実的作品は何の絵なのか見ればすぐわかるが、点と線の集まりみたいな作品は何が何だかわからない。説明を読むと「あぁ、これが女性でこっちは鳥か」とわかることもあるが、説明を読んでもやっぱりわからない事案も頻発している。

 ちなみにフライヤー画像に載っている青っぽい作品のタイトルは《カタツムリの燐光の跡に導かれた夜の人物たち》(1940)・・・えっ、なにが?!

 これがミロだよという作品。そんなカラフルな模様や記号が命を吹き込まれて踊っているような、全体像がほんわりそわそわしたお祭り気分を醸し出している作品。その場合はもう何の絵なのかはどうでもよくなる。そういう作品はそこにあるだけで「なんかいいかんじ」


《スペインの踊り子の肖像》(1921) 交流のあったピカソが生涯所有していた
 
《オランダの室内l》(1928)
 
《明けの明星》(1940)
 
《クモを苦しめる赤い太陽》(1948)
 
《逃避する少女》(1967) 着色ブロンズ
 
アトリエ写真
 
アトリエ写真
 
ずっと前にどこかで買ったマグカップ、どこだったかなぁ~
 
バルセロナのモンジュイックの丘にあるミロ美術館 (2013撮影)
 
バルセロナのミロ公園にある巨大な立体作品《鳥と女》 (2013撮影)
 
バルセロナのランブラス通りの舗道にあるミロのモザイク画 (2013撮影)
 



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