「挿絵本の世界―きれい、カワイイ、怖い―本と版画のステキな関係展」@国際版画美術館
ひさびさの町田、駅前がグンと様変わりしていた。ぐるっとパスで最終日に入場。学芸員によるギャラリートークがあったが、40分の予定のところを70分かけてみっちりトークしてくれた。
15世紀末頃の印刷技術が無かった頃の手描きの書物から活字印刷本、そしていきなり19世紀以降の書籍の中の版画に飛ぶ。「きれい・カワイイ・怖い」がテーマだが、「怖い」はいまいち「怖くない」展開に終わった。エッチングに手彩色したファッション雑誌の挿絵のような優雅なものや、童話の絵本的な子供が飛びつく「カワイイ」もの、デューラー、ミュシャ、マネ、ビアズレー、ルドン、ピカソ、シャガールなどの版画を入れたいろいろな書物などが展示してあった。
初期のころの印刷書物は綴じずに売っていて、どんな背表紙をつけるかは買った人が決めていたらしい。だから書物を買うたびに同じ装丁の背表紙をつけて製本して、「我が家の書籍」として揃えて書棚に並べていた金持ちもいたようだ。
製本はそれぞれ勝手にやっていたので、同じ書物でも見た目だけでなく、大きさも同じでなかったり、切り揃える時に切りすぎて下端の文字が端っこに寄っちゃってたりするものもあったようで、そんな危なげなおまぬけ本も展示してあった。
ひさびさの町田、駅前がグンと様変わりしていた。ぐるっとパスで最終日に入場。学芸員によるギャラリートークがあったが、40分の予定のところを70分かけてみっちりトークしてくれた。
15世紀末頃の印刷技術が無かった頃の手描きの書物から活字印刷本、そしていきなり19世紀以降の書籍の中の版画に飛ぶ。「きれい・カワイイ・怖い」がテーマだが、「怖い」はいまいち「怖くない」展開に終わった。エッチングに手彩色したファッション雑誌の挿絵のような優雅なものや、童話の絵本的な子供が飛びつく「カワイイ」もの、デューラー、ミュシャ、マネ、ビアズレー、ルドン、ピカソ、シャガールなどの版画を入れたいろいろな書物などが展示してあった。
初期のころの印刷書物は綴じずに売っていて、どんな背表紙をつけるかは買った人が決めていたらしい。だから書物を買うたびに同じ装丁の背表紙をつけて製本して、「我が家の書籍」として揃えて書棚に並べていた金持ちもいたようだ。
製本はそれぞれ勝手にやっていたので、同じ書物でも見た目だけでなく、大きさも同じでなかったり、切り揃える時に切りすぎて下端の文字が端っこに寄っちゃってたりするものもあったようで、そんな危なげなおまぬけ本も展示してあった。
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