チャウ・シンチーの新作
カンフーハッスル オフィシャルサイト
元旦公開ってところからして阿呆であるが、それを元旦に見てしまうのはいかがなものか。と思いもせずに見ちゃったのはやはり阿呆だからだ。満席だったし。
ありえねぇ~カンフー、じゅうぶんありえねぇ作りになっているし、お笑いシーン満載で、つい「く、くだらねぇ」と小声が出てしまったが、よい作品であった。
少林サッカーを超えた!なんてキャッチフレーズだが、少林サッカーは超えられない。カンフーで相手がぶっ飛ぶのは、限度はあれど、それほど珍しくない。しかしサッカーで相手が空飛んで全裸になるのは「ありえねぇ」のだ。常識はずれなサッカー映画だからこそ体調を壊すくらい笑ったのだ。少林サッカーで味を占めてますます非常識な映画になってしまったが、馬鹿馬鹿しさ97%のカンフーハッスルはやはりお勧めの馬鹿映画と言える。今年一番のお勧め、ってまだ1作しか見てないが。
誰が強いのかわからないところがキーポイントだったりする。
元旦からこんな映画を見る奴の気が知れないが、今年1年がこのように馬鹿で幸せでありますように・・・ということを言いたかったのであろう ←誰が?