普通の日本人は公平だ。
性犯罪が発生した場合、噂を捏造してでも加害者とその家族を糾弾し社会的に抹殺しようとするが、
その代わり、在日米兵が性犯罪を起こした場合は、全身全霊で被害者を責め立てる。
普通の日本人は公平だ。
性犯罪が発生した場合、噂を捏造してでも加害者とその家族を糾弾し社会的に抹殺しようとするが、
その代わり、在日米兵が性犯罪を起こした場合は、全身全霊で被害者を責め立てる。
アイオワで飛行機事故があった。
2座席の小型飛行機がまともに墓地に墜落した。
救急隊員が2468名の遺体をすでに発見したそうだ
東京都墨田区の町工場の技術を結集し、有人の小型飛行機を組み立てて大空に飛ばすプロジェクトが進められている。さまざまな業種の“職人”たちが集まって、昨年3月から始まり、週1回のペースで作業を進めている。「ものづくりのまち」として知られる同区だが、町工場の数は減少傾向にある。しかし、職人たちは「いつか墨田で作った飛行機を飛ばすぞ」との熱い思いで作業に取り組んでいる。
短滑走で距離可能な2人乗り飛行機
組み立てているのは、短距離で離陸可能な2人乗りの「STOL CH-701」の製作キット。完成すると、機体の重量は約500キロ、全長は約6メートル、全幅は約8メートルになる。
購入したのは、高速通信機器の製造などを行っている「ソネット」(同区業平)の小林博昭代表(71)。「災害時に短い距離の滑走で飛び立ち、物資が届けられる飛行機があれば」と、10年以上前に米国で手に入れた。
ただし、キットと言ってもアルミ合金の板や骨組み、エンジンなどが入っているだけで、ほとんどの材料は加工が必要なものばかり。ドリルで穴を開けたりする必要もあるが、図面は英語の上、材料に穴を開ける場所を示す印などはない。
いい年したおっさんたちが…
小林さんは何度か製作しようと考えたが、「仕事が忙しくてできなかった」と、手付かずの状態が続いていた。
そんな中、町工場からの相談などに応じる「すみだ中小企業センター」(同区文花)の相談員が、小林さんを訪ねた際に製作キットの存在を知り、一緒に組み立てる話が持ち上がった。
区内の工場主や町工場の作業員らに呼び掛け、飛行機作りのプロジェクトはスタートした。
「みんなで、他ではやっていないようなことをやろうって盛り上がった。いい年したおっさんたちが集まって作業しているよ」と小林さん。
作業は毎週水曜日の夜に、同センターの一角で行われている。訪れたこの日は、午後7時ごろから作業着姿の人たちが集まり出し、約10人で水平尾翼の骨組みに、アルミ合金をかぶせる作業を行っていた。
板金工や金属加工、電気関係など、さまざまな職種の人が1つの作業に取り組む。
プロジェクト代表で、プラスチックの真空成型を行っている「吾嬬製作所」(同区立花)の松村昌幸専務(41)は「いろいろな業界の人と、知恵を出し合うことで、新しい加工方法が生まれるなど、面白い化学反応が起きている」と笑う。
「つくる楽しさ」がものづくりの原点
「ものづくりのまち」として知られ、多くの町工場が並ぶ墨田区。しかし、昭和45年に約9700あった区内の工場も、平成25年度の区の調査では約3千軒にまで減少するなど、“町工場の衰退”が進んでいる。
松村さんは「この作業が仕事につながるかは分からない」とした上で、「ただ、ここに集まっている人たちの活性化にはつながっている」と力を込めた。
同センター近くに住み、建設機械会社に勤める40代の男性は「飛行機が作れるのは幸せ。みんな、お互いに刺激を受けながら、いつか飛ばすぞっていう強い思いでやっている」と話した。
「『つくる楽しさ』を感じることが、ものづくりの原点だと思う」と同センターの瀬戸正徳館長(49)は語る。
「このプロジェクトから新たな発想やビジネスチャンスが生まれたり、見学にきた子供たちが、ものづくりの素晴らしさや楽しさを知ってもらえるきっかけになれば」と期待を寄せている。
飛行機の完成にはまだまだ時間がかかるが、完成後は小型機操縦訓練などを行っている国内の飛行場で、飛ばしたい考えだ。
大阪の性犯罪に歯止めがかからない。大阪府警が今年1~4月に認知した強制わいせつ事件は294件。前年同期より56件少ないが、全国最多だ。実は大阪は強制わいせつ事件の認知件数が、昨年まで5年連続の「全国ワースト1」。このまま推移すれば、6年連続という不名誉な記録もちらつく。例年、春に急激に数字を伸ばすと、夏に向けて右肩上がりに増加する。初夏が到来し、街を歩く女性も薄着になり始めた。性犯罪の被害を避けるため、府警が過去の事例をもとに分析した注意すべきポイント3カ条とは-。
道案内を装い…
「道が分からないので教えてほしいんですが」
4月上旬の平日、午後8時15分ごろ。大阪市内の路上を歩いて帰宅していた女性(20)は男に呼び止められた。府外から来たため周辺の地理に不案内だという。
「あそこで聞いたらどうですか」
近くに交番があったため、こう男に勧めた。しかし交番には向かおうとせず、「教えてください」としつこく食い下がってきた。
「仕方ない。案内しよう」
そう思い、道を教えようと前に立ったとき、男は背後から突然スカートの中に手を伸ばし、下半身を触ってきた。とっさに声を出し、体をすくめると、男は一目散に逃走した。
これは、府警に寄せられた強制わいせつの被害相談の一例。この事件はまだ解決していない。
ピークは夏 冬場の2・5倍に
この事件のような性犯罪が増える季節がやってきた。
府警によると、府内の今年3月の強制わいせつ事件の認知件数は60件だったが、4月は120件と2倍に増えた。
Q:「赤の広場」で自動車をただで配ったというのは本当の話なのでしょうか?
A:事実である。
ただし、「赤の広場」でなく、「ゴーリキー通り」であり、「自動車」ではなく、「自転車」であり、
「配った」のではなく、「盗まれた」である。
しかし、他の点については全て事実である。
女性用水着が登場したのにはさまざまな説があり、古いものではポンペイで発掘された壁画にツーピースの水着のような服を付けている様子が描かれていたと言います。時代が進むと共に女性水着のスタイルも大きく変化してきたとのことで、1890年から2015年までの女性水着の移り変わりを振り返るムービーが公開されており、なかなか興味深い内容になっています。
Evolution of the Bikini with Amanda Cerny
◆1890年代
水着のモデルを勤めるのは雑誌プレイボーイのアマンダ・チェルニーさん。1890年代の女性水着は、ワンピースのような水着の下に、膝下までの丈のショートパンツを着用するスタイル。
黒と白のシマシマ模様で、トップスは胸の上の方まであり、現代の水着とは全く違います。
膝下くらいまでのショートパンツをはくのが流行だったようです。
◆1910年代
1910年代になると、ヒラヒラしていた水着からピタッとしたスポーティーなものに変化。
ピタッとしている素材は1890年代のものよりかは泳ぎやすそう。
トップスはTシャツのようにも見えます。
◆1930年代
1930年代になると、胸から上と腕の部分の露出がアップ。
ところどころにボタンが付いていて、2枚重ねになっていることがわかります。
お尻の露出も多くなってきましたが、現代の水着と比べると控えめです。
◆1940年代
1940年代は1930年代とさほど変わらないものの、薄手のストールのようなものを羽織るのが流行だった様子。なお、1940年代からは映像がカラーになりました。
色は明るめのパープル。
◆1950年代
胸に大きなスリットが入ったのは1950年代。
水着は模様に合わせて肌が透けてみえるデザインです。
胸にスリットが入ったことで、徐々にセクシーになってきました。
なお、女性が黒縁のメガネをかけるのがオシャレだった様子。
背中はパッカリと大きく開いています。
◆1960年代
1960年代になると、上下が分かれたビキニタイプの水着が流行したとのこと。
ボトムスは花柄のホットパンツ風です。
トップスとボトムスが別れたことで肌の露出も大きくアップしています。
◆1970年代
1970年代の最先端はヒッピーファッション。
ジョン・レノン風のサングラス。
トップスは、ひもで留めるものになりました。
◆1980年代
1950年代にトレンドだったスリット入りの水着を、さらにセクシーにしたのが1980年代。
ものすごく鋭角のハイレグカット(ハイレグ)。
胸には大きなスリットが入っています。
背中は水着で隠れている部分がほとんどなく、お尻もTバックで露出がかなり多いです。
◆1990年代
こちらは1990年代。ビキニスタイルが再び復活し、単色ではなくカラフルな模様が入っています。
トップスは胸にぴったりフィット。
1980年代よりも角度は大きくなったものの、ハイレグが主流だったようです。
お尻の部分は1980年代のTバックから大きく変化して、お尻全体を覆うノーマルなものになりました。
◆2000年代
2000年代もビキニタイプで色は単色に。ボトムスは前面の面積が小さくなっています。
トップスはカップの間のモチーフが透ける構造。
お尻は露出が多くなり、ボトムスはひもで留めるものになりました。
後ろから全身をみると、トップスのサイドベルトが広くなっているのがわかります。
◆2015年
そして最新の2015年。トップスは首の後ろで留めるホルターネックがトレンドとのこと。
ボトムスはローライズ。
トップスには、ひもを垂らした飾りがオシャレなフリンジが付いています。
2015年以降は過去のスタイルが再び流行するのか、それとも新しいスタイルの水着が登場するのか、気になるところです。ムービーに出てきた水着以外にも、過去にはさまざまなスタイル女性水着が登場しており、スリングショットやマイクロビキニといった刺激が強すぎるものもあったようです。
酒場やクラブが軒を連ねる歓楽街につきものといって良さそうなのが、ところ構わずおしっこをしてしまう「立ちション」の風景といえます。飲んだ勢いで建物の陰でチョロチョロとするのは、本人にとっては気持ちのいいものかもしれませんが、おしっこをかけられてしまう側にとっては一大事。街の景観にとってもマイナスになるということで、ドイツの有名な歓楽街「ザンクトパウリ地区」では、壁にある工夫を施すことで立ちションを撲滅しようという試みが行われています。
In Hamburg′s St. Pauli, it′s peeback time | Visit Germany | DW.DE | 05.03.2015
http://www.dw.de/in-hamburgs-st-pauli-its-peeback-time/a-18297795
ザンクトパウリ地区で行われた「立ちション撲滅運動」でとられた手法が、以下のムービーにまとめられています。
St. Pauli pinkelt zurück // St. Pauli Peeback - YouTube
ザンクトパウリでは特に、「世界で最も罪深い1マイル」とも呼ばれる歓楽街・レーパーバーンが世界的にも有名。ハンブルクはかつて港町として栄えたこともあって、ドイツでも有数の歓楽街が発達したといわれています。
お酒に酔っていい気分になった人がやることといえば……
立ちション。
辺り構わずジョロジョロと。
ザンクトパウリ地区では長年、立ちションの被害を受けてきました。どういう心理が働くのか、立ちションの被害を受ける場所は集中する傾向があり、特にそのような場所に住む人たちにとっては大きな問題となっています。
「あちこちでおしっこをするなんて、本当に腹立たしいわ」と憤る女性。
「子どもの遊び場所でおしっこをする人もいて、とても怒っています」という女性もいました。
その昔、アニメ「妖怪人間ベム」の替え歌で「♪闇にかくれて 立ちションベン」というものがあったように、立ちションは人目につかないところで行うもの。そのため、いくら防止策をとっても、なかなかうまく効果が出ないという問題があったそうです。
そこで投入したのが、「Ultra Ever Dry」という塗料。ナノテクノロジー効果で水や油、泥などの汚れをはじき、あらゆる素材を汚れから守るという驚異の撥水性塗料です。
作業員が「立ちションポイント」にスプレーでUltra Ever Dryを塗りつけ……
「Do Not Pee Here! We Pee Back. (ここで立ちションするな。かけ返すぞ)」という注意板をぺたり。
街のあらゆる場所に加工を施しました。
画面のコンクリートブロックでは、向かって右側にUltra Ever Dryを塗ってある状態。緑色の水をかけると、未施工の左側にはどんどん水が吸収されるのに対し、右側では水が玉の状態のまま流れ落ちてしまう様子がわかります。
このUltra Ever Dryを壁に塗っておくことで、引っかけられたおしっこを全てはじき返し、ご本人にお返しするというのが狙いです。
何も知らず、立ちションポイントに近寄る男性。
「ふぅ……」と立ちションを始めたその瞬間……!
「わ!うわわ!」と慌てふためく男性。いつもなら壁伝いに流れていってしまうおしっこが、自分のほうに跳ね返って流れてきたため、とても慌ててる様子。
「なんだよ……」とばかりに立ち去る男性。次も同じようにおしっこが跳ね返ってくると思うと、なかなか外で立ちションする気にはなれないのかもしれません。
この試みを行っている団体、IG St. Pauli(ザンクトパウリ・インタレストグループ)のJulia Staron氏は「注意してください。今後、ザンクトパウリではあなたにおしっこをかけ返します」と注意を促しています。
なお、Ultra Ever Dryの効果を示しているムービーがこちら。ザンクトパウリでの立ちションはやめておいたほうが良さそうなのはもちろん、日本でも立ちションの被害に困っている人の役に立つのかもしれません。
The Official Ultra-Ever Dry Video - Superhydrophobic coating - Repels almost any liquid! - YouTube
あるご婦人がパン屋に飛び込んで来た。彼女は怒りにまかせてまくし立てた。
「今朝、こちらで、うちの息子にクッキーを2ポンド買ってこさせましたの。
でも家で量ってみたら1ポンドしかございませんでしたわ。
あなた、お店の量りの調子を確かめたほうがよろしいですわよ」
パン屋は、このご婦人をしばし冷静に見たうえで、こう答えた。
「いやー、そうでしょうか。奥様のほうこそ、お子さんの体重を量ってごらんに
なったほうがよろしいと思いますよ」
ある女の子は、名前を聞かれると、
「わたし、シュガーブラウンさんの娘です」と答えていた。
母親が、それは間違いだと言った。
「わたしはジェーン・シュガーブラウンです」と言わなければいけないと教えた。
日曜学校で、司祭が女の子に尋ねた。
「君はシュガーブラウンさんのお嬢さんじゃないかい?」
女の子は答えた。
「あのね、そう思っていたんだけど、ママが、そうじゃないって言うの。」
若い男が女性におくるカードを買いにお店にやってきた。
男は言った。
「何か、甘くて女性の心をつかめるようなカードはないですか?」
店員は答えた
「いいのがありますよ。こちらになります。」
『僕が今まで唯一愛したあなたへ』
「これはいい」と男はいった。
「じゃあ、これ4つもらうよ」
動物だって、有袋類とか固有種が多く存在するオーストラリアのことだ。菌類だって北半球とは一味違ったものが生息しているようで、食えるのか食えないのかはまったくわからないが、とりあえずこんなキノコがあるよということだけは押さえておくことにしよう。そうしよう。それにしてもブルーのキノコ、かっこいいな。
これらの写真はオーストラリア、ニューサウスウェールズ州のフォトグラファー、スティーブ・アックスフォードが裏庭や森などに出向いて撮影したものだそうだ。
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via:thisiscolossal
ソニーは、独自開発の難燃性再生プラスチック「SORPLAS(ソープラス)」の外販に向け、複数の企業と交渉を始めた。資源の再利用で環境負荷の低減につながるだけでなく、石油から直接つくられた樹脂よりも高い耐久性や耐熱性を持つのが特徴だ。2011年から、自社のテレビやデジタルカメラなどに導入してきた。ソープラスの利用はすでにコスト増要因ではなくなっており、外販が実現すれば収益化も視野に入る。
工場廃材など利用
ソープラスは「サステナブル・オリエンテッド・リサイクルド・プラスチック」の頭文字を取った。材料はCDやDVDなどの光ディスク、テレビ内でLED(発光ダイオード)によるバックライトの光を均一化する光学シート、主に海外で水を運ぶために使われるボトルだ。工場で廃材として出たものや使用済みのものを回収して使う。いずれも、「ポリカーボネート」と呼ばれるエンジニアリングプラスチックの一種でできている。
この再生を実現した大きな要素は、素材を燃えにくくする硫黄系の新型難燃剤「PSS-K」だ。
ソニーは02年ごろ開発。この難燃剤は分子の構造上、混合されたプラスチックに混ざりやすく、均一に分散する。このため、リン系など他の難燃剤では全体の2割程度混合させる必要があるのに対し、1%未満で済む。その結果、再生材使用率99%を実現したという。添加が少量で、プラスチックの持つ本来の機能を邪魔しないため、衝撃への耐性などについても、高い機能を持つ樹脂をつくれるようになった。
ソニーは難燃剤の開発に続き、これらの材料をさまざまな比率で配合することにより、多様な性質を持つソープラスをつくることに成功した。引っ張る力や曲げる力に対する剛性の高さ、衝撃への強さ、燃えにくさ、油分への耐性などがそれぞれ異なる。例えば、ユーザーがデジタル録画双眼鏡やデジタルカメラをハンドクリームを触った手で持った場合、耐油性や落としたときの衝撃への強さが求められる。
原材料は世界中から、ソニーが委託している中国南部の施設に集められる。粉砕・洗浄された原材料は、熱を加えながら大きなミキサーで混ぜ合わされ、難燃剤を添加する。成形機で押し出され、粒状のペレットにされる。この時に着色顔料を添加することで、黒、白、灰色のペレットをつくることができる。
ペレット状にしたプラスチックは、金型で成形され、さまざまな製品の部品に採用されてきた。液晶テレビでは画面のフレーム部品などに採用。デジカメでは上位機種「α99」や「サイバーショット」シリーズなどに導入された。
外販で社会貢献
外販へ向けた交渉は14年10月に開始。サンプル出荷もスタートし、電機のほか医療機器や建材、自動車などの関連企業へ売り込みをかけている。長期的な耐性テストなどが行われるため、実現まで一定期間は必要とみられるが、同社は外販により、自社だけでなく「社会での環境負荷低減」に貢献できるとしている。
ソープラスは、再生材の使用と難燃剤の少量添加により、高い環境性能を発揮。二酸化炭素の排出量をみると、輸送による排出増を考慮しても、石油からつくる樹脂と比べ約8割減らせる計算だ。
同社SORPLAS事業室の稲垣靖史室長は「樹脂のニーズはどんどん変わっていく。それに応えられるようにしていきたい」と、ソープラスを進化させていく考えを強調している。(高橋寛次)
インターネットで注文を受ける定額、低料金の葬儀「小さなお葬式」を全国展開するユニクエスト・オンライン(大阪市北区)が業績を伸ばしている。追加料金を請求しない明朗会計や通夜を省略する大胆なプランなどが人気だ。昨秋からは安心な料金プランのノウハウを生かし、結婚式事業に進出しており、業界の風雲児として話題を呼んでいる。(栗井裕美子)
独自調査で相場価格
ユニクエスト・オンラインは田中智也社長が平成18年に起業した。多くの追加料金を求められる葬儀費用に疑問を抱いたのがきっかけ。そこで、葬儀の会場やや参列人数などに応じて葬儀費用が自動で見積もりできるソフトを開発し、価格順に葬儀社がリストアップされる専用サイト「葬儀本ドットコム」の運営を始めた。
ところが、検索結果によって同じサービス内容でも葬儀社によって価格差が大きいことが分かり、顧客から「どの葬儀社を選べばいいのか分からない」という問い合わせが寄せられた。同社は「会場の使用料や棺の買い取り料などのサービスの相場価格が存在しないのが原因」と分析したという。
このため棺や花などの卸業者に聞き取りを重ね、独自に設定した相場価格をもとに定額制プラン「小さなお葬式」を開発。同社がインターネットなどで販売を手がけ、提携先の葬儀社に委託して葬儀を執り行うという業界初というビジネスモデルを構築した。
追加料金なしの定額制プラン
通夜と告別式と火葬をセットにしたスタンダードなプラン「小さな家族葬」(税込み49万3千円)、同じ内容で100人までの参列者に対応する「100名までのお葬式」(同64万3千円)のほか、通夜を省いた「小さな一日葬」(同34万3千円)や、火葬のみの「小さな火葬式」(同19万3千円)を販売している。
多機能化する電気シェーバーの並ぶ量販店。水槽に沈めて防水機能をPRする展示も=大阪市北区のヨドバシカメラマルチメディア梅田
より深く、より美しく-。男性の美容意識の進展に合わせるように電気シェーバーの機能向上が進んでいる。風呂場でもひげをそれる機種は今や定番となり、音波でひげを立ててそりやすくするなど、肌をいたわる構造が進化してきた。メーカー、量販店とも、ねらいは若年層の取り込みにある。(織田淳嗣、写真も)
お風呂使いOK
「顧客は二極化し、売れ筋というと実は難しい」。家電量販店のヨドバシカメラマルチメディア梅田の担当者はこう明かす。
調査会社のGfKジャパン(東京都中野区)によると、シェーバー市場では価格が1万5千円以下の初心者モデルが全体の9割を占める。「T字カミソリを使っている人が、まず初心者モデルを購入。その後、2万円以上の中~高級機種に移行する流れ」(ヨドバシカメラの担当者)という。
初心者モデルで若年層拡大をねらう国内最大手のパナソニックは5月1日、「ラムダッシュ」の新機種を発売。手に持ったシェーバーを一度往復させるだけでなくなりがちなシェービングフォームを顔の上に残せるよう、外刃の外枠に溝をつけたのが特徴だ。
ラムダッシュには5枚刃の製品もあるが、新機種は3枚刃とし、市場想定価格は税別1万1500~1万3500円。若年層が買いやすい価格に設定した。
ラムダッシュは、パナソニックが風呂場でもひげをそれるよう打ち出した「お風呂シェーバー」シリーズでもある。同社担当者によると、美容意識の進展に伴い、手足の脱毛などを風呂場で行う若年男性が増加。一緒にひげそりもできるよう防水対応を施し、シャワーで洗いやすい「お風呂シェーバー」と銘打った新製品を22年に発売した。
同社の調べでは、21年の国内全体の電気シェーバー市場の規模は612万台だったが、25年は700万台にまで拡大。「市場を底上げしたという自信がある」(担当者)という。
肌にもいたわり
日立ブランドの日立コンシューマ・マーケティングは今月21日、新製品「ロータリージーソード」を発売。音波によって内刃に与えた振動でひげが立ち上がって切りやすくなる独自技術を採用し、肌に優しい構造となっている。刃が振動することでひげを切るときの抵抗をやわらげるため、スムーズにそれる効果もあるという。市場想定価格は税別2万7千~3万円。
こうした上位モデルは肌に優しく、かつ深くそれる構造を追求している。ドイツのブラウンが26年11月に発売した「シリーズ9」の最上位機種は税別4万2800円。2つの網刃の間に2種類の刃を配置し、寝ていたり、向きがバラバラになっていたりするひげを整えられる。さらに毎分1万回の音波振動を与えて、そりやすくしている。
オランダのフィリップス製の電気シェーバーは3つの円形の網刃が肌に密着し、回転によってひげをそる構造をとる。昨年9月に発売した9000シリーズ(税込み2万5800円から)の上位モデルでは、モーターの回転数を3段階から選択できる設定を用意した。肌荒れがある場合は、回転数を落としてそることができる仕組みだ。
男性の美容意識拡大は、売り場作りにも影響している。ヨドバシカメラマルチメディア梅田のシェーバー売り場では、風呂場で使える脱毛器や美顔器、鼻毛をカットするエチケットシェーバーなどの「メンズエステ」周辺機器を充実。「以前もこれらの機器は同じ売り場に置いていたが、申し訳程度。ここ数年で設置面積が増えて本格化した」(担当者)という。肌の露出の増える夏場に向け、電気シェーバーに限らず、男性向け美容機器の需要は拡大しそうだ。