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より深く、より美しくそりたい…男性の美容意識が進展 電気シェーバーの機能拡大

2015年06月01日 | ニュース

【ビジネスの裏側】

より深く、より美しくそりたい…男性の美容意識が進展 電気シェーバーの機能拡大

多機能化する電気シェーバーの並ぶ量販店。水槽に沈めて防水機能をPRする展示も=大阪市北区のヨドバシカメラマルチメディア梅田


 より深く、より美しく-。男性の美容意識の進展に合わせるように電気シェーバーの機能向上が進んでいる。風呂場でもひげをそれる機種は今や定番となり、音波でひげを立ててそりやすくするなど、肌をいたわる構造が進化してきた。メーカー、量販店とも、ねらいは若年層の取り込みにある。(織田淳嗣、写真も)

 お風呂使いOK

 「顧客は二極化し、売れ筋というと実は難しい」。家電量販店のヨドバシカメラマルチメディア梅田の担当者はこう明かす。

 調査会社のGfKジャパン(東京都中野区)によると、シェーバー市場では価格が1万5千円以下の初心者モデルが全体の9割を占める。「T字カミソリを使っている人が、まず初心者モデルを購入。その後、2万円以上の中~高級機種に移行する流れ」(ヨドバシカメラの担当者)という。

 初心者モデルで若年層拡大をねらう国内最大手のパナソニックは5月1日、「ラムダッシュ」の新機種を発売。手に持ったシェーバーを一度往復させるだけでなくなりがちなシェービングフォームを顔の上に残せるよう、外刃の外枠に溝をつけたのが特徴だ。

 ラムダッシュには5枚刃の製品もあるが、新機種は3枚刃とし、市場想定価格は税別1万1500~1万3500円。若年層が買いやすい価格に設定した。

 ラムダッシュは、パナソニックが風呂場でもひげをそれるよう打ち出した「お風呂シェーバー」シリーズでもある。同社担当者によると、美容意識の進展に伴い、手足の脱毛などを風呂場で行う若年男性が増加。一緒にひげそりもできるよう防水対応を施し、シャワーで洗いやすい「お風呂シェーバー」と銘打った新製品を22年に発売した。

 同社の調べでは、21年の国内全体の電気シェーバー市場の規模は612万台だったが、25年は700万台にまで拡大。「市場を底上げしたという自信がある」(担当者)という。

 肌にもいたわり

 日立ブランドの日立コンシューマ・マーケティングは今月21日、新製品「ロータリージーソード」を発売。音波によって内刃に与えた振動でひげが立ち上がって切りやすくなる独自技術を採用し、肌に優しい構造となっている。刃が振動することでひげを切るときの抵抗をやわらげるため、スムーズにそれる効果もあるという。市場想定価格は税別2万7千~3万円。

 こうした上位モデルは肌に優しく、かつ深くそれる構造を追求している。ドイツのブラウンが26年11月に発売した「シリーズ9」の最上位機種は税別4万2800円。2つの網刃の間に2種類の刃を配置し、寝ていたり、向きがバラバラになっていたりするひげを整えられる。さらに毎分1万回の音波振動を与えて、そりやすくしている。

 オランダのフィリップス製の電気シェーバーは3つの円形の網刃が肌に密着し、回転によってひげをそる構造をとる。昨年9月に発売した9000シリーズ(税込み2万5800円から)の上位モデルでは、モーターの回転数を3段階から選択できる設定を用意した。肌荒れがある場合は、回転数を落としてそることができる仕組みだ。

 男性の美容意識拡大は、売り場作りにも影響している。ヨドバシカメラマルチメディア梅田のシェーバー売り場では、風呂場で使える脱毛器や美顔器、鼻毛をカットするエチケットシェーバーなどの「メンズエステ」周辺機器を充実。「以前もこれらの機器は同じ売り場に置いていたが、申し訳程度。ここ数年で設置面積が増えて本格化した」(担当者)という。肌の露出の増える夏場に向け、電気シェーバーに限らず、男性向け美容機器の需要は拡大しそうだ。

 

 

 

     

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