365日の空

空を見ていると会いたくなる人は居ませんか?空は その人の所まで繋がっています。
そう思って私は今日も空を見上げています

結願祭 フクミ

2009年09月24日 | 竹富島


本日の竹富島、晴れ 気温32度。

最近毎日のようにカイジ浜の海を写真に収めている。

本当に奇麗な色をしているからだ。
見ても見ても見飽きない。
なのに、今日もその色は上手く写真に残せなかった。






急いで不得意な自転車をこいだ。
切手を買って、今日中にポストに投函しておきたかった。
私から送れるものと言ったら、星型の幸せしかないけれど
手紙と一緒に、この幸せ送らせて貰いますねっ。



毎日のように通るコノ道で、校庭のブランコが目に留まった。
あのブランコに乗りたかった。
子供の時のように、ブランコに乗って 高く高くこいで
空を蹴とばすくらい足を宙に放り出したかった。

きっと、気分がスカッとしたはずだ。



“フクミ”とは、ようするに仕込み、リハーサルらしい。
けれど私の中では、フクミは・・・命を吹き込む。
与えられたその役に、命を吹き込む。
己の身に与えられたその役を含ませる・・・と、こんな感じに勝手に解釈している。

今日のフクミは、明日に迫った結願祭の為のものだが、
私の中では、すっかり今日の主役は、種子取祭の踊りを見せてくれた友人になっていた。

幾つか注意されながらも、終始笑顔で それでも真剣な目をした友人の姿から
一生懸命さが私の心にまで伝わって来たのだ。

今日のメインは結願であって、決して種子取ではないのに
彼女の一生懸命踊る姿に涙が溢れてきてしまった。

でも、ここで泣くのは本当に大間違いである。
種子取までは、あと少し時間があるじゃないか。
だけど、頑張ってるからさっ、仕事も踊りも頑張ってるからさっ。

天井の柱を見ていた。
フライングし過ぎた涙を溢さないように。





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