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1804 中村記念美術館 美のチカラ~茶事の妙~ 前期

3館目
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中村記念美術館
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特別展「美のチカラ~茶事の妙~」 前期
期間:4月21日(土)~5月6日(日)

前期は炉の道具の取り合わせ
竹一重切花入 千利休作
全体に白みを帯びた寂び竹で、やや背が高く静かなたたずまいの花入。
筒裏に利休のケラ判がある。小堀遠州の添状には「利休作に紛れもないもので、近年珍しい」と記されている。
尾張藩徳川家伝来。
古瀬戸肩衝茶入 銘 山名
大名物。全体に轆轤目が廻り黒釉が鶉斑をなす。
山名宗全が所持した事から「山名肩衝」と呼ばれる。
伝来は山名宗全、中川半左衛門、前田利常、以降は加賀藩主前田家伝来。
大井戸茶碗 銘 筒井筒
喜左衛門井戸と並び称される名碗。筒井順慶が所持した事から「筒井筒」と呼ばれる。
順慶から秀吉に献上された。ある時秀吉の近習が誤ってこの茶碗を落とし割ってしまった。秀吉は激怒し近習を手討にしようとしたところ、細川幽斎が「筒井筒五つに欠けし井戸茶碗咎をば我に負いにけらしな」と詠んで取り成した。

上記以外にも未見のものが多く有る所には有る物だと思いました。
023
展示を拝見したあとは庭園を見つつ一服
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青井戸茶碗「雲井」(写し)と生菓子「藤棚」
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