高専観察録

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ガラケーじゃねぇ。『携帯電話』だ。

2013年01月29日 | Weblog
以前、別の研究室でスマートフォンを使った実験を手伝っていると、こんな会話が。

~休憩中の会話~
俺「いや~、スマートフォンに慣れてないときついね、これ。」

A「あ。まだガラケーなんですね。」

俺「え…うん。だって、スマートフォンってまだ高いし、ちょうどauに新しい電池パックを注文してもらったから、学生のうちは使うつもりだよ。」

A「そうですか…大学内でもガラケー使っている人って貴重ですよ。」

俺「まぁね~。もう辺りの人みんなスマートフォンでしょ。で、『やば、皆買い換えてるよ…(焦)』とか言って換える人が多いんじゃない?」

A「なるほど。それも一理ありますね。買ったからと言って使いこなせるわけでもないし。」

俺「そうそう。」

会話はそんな感じでしたが、まず俺は自分の携帯電話が『ガラケー』と呼ばれて「え?何それ?」と思いました。


で、いざ調べてみるとこういう事だったんです。

~ガラケーとは~

「ガラパゴス・ケータイ」の略。世界のモバイル・IT事情を知ってか知らずか、日本独自の進化を遂げた日本製の携帯電話のこと。
他の島との接触が無かったために独自の進化を遂げたガラパゴス諸島の生物となぞらえ、自嘲的な意味を込めてガラパゴス化した日本の携帯電話は「ガラケー」と呼ばれる。
先進的な技術や機能がありながら、海外では普及しなかった機能を有する。「多機能携帯」「フィーチャーフォン(特色のある電話)」とも言われている。


今やスマートフォンを持っている事が常識と化している気がします。時代の流れですね。
就職活動でもスマートフォンは必須だとか。移動中に企業の説明会エントリーを済ませたり、最新情報を入手したりと用途は広がるばかり。

『スマートフォンで何かをしたい』
とか、用途が決まってるんならいいんですが、

『スマートフォンは操作できないけど、周りの人が持ってるから自分も持ちたい』

と言った浅はかな理由で乗り換えるのはよくないんじゃないかね。宝の持ち腐れって言われますよ。

俺には「ガラケー」って、差別用語の様に聞こえてしまうんです。
携帯電話は携帯電話でいいじゃん。

『携帯電話=何でもできるちっちゃな機械』じゃなくて、『どこでも電話が出来る機械』の筈なのに。

さすが、『協調性』を重んじる日本人だ。いい意味と、悪い意味で。

そんなことを思った、どこか時代遅れの独り言。

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