高専観察録

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県民性チェック~山梨編~

2009年11月02日 | Weblog
さて。今日は全国的に寒いです。でも、俺は長袖1枚で過ごしてます。新潟の最低気温は何と10度。昨日の東京都がうらやましいなぁ…。
ま、気分を変えていきますか。今回の県民性チェックは風林火山、上杉謙信のライバル、甲斐の虎武田信玄を生んだ山梨県です。
富士山は静岡には渡さない、って言ってるけども、それは日本全国のものだからね。

●富士山は絶対に山梨のものだと思っている。
→山梨県側からみると男富士、静岡側からは女富士が全国的に言われていますが、静岡県側は「いや、こっちが男富士だ!」と言っている人も多いとか。

●富士山の所有権に関して静岡県民に強い敵対心がある。
●山梨から見える裏富士のほうが女富士でキレイ、という無駄な自慢をしたことがある。
●他府県民から「山があっても山梨県」と、しょちゅう言われるのが不愉快だ。
→覚えやすいから、というのもあるかと思いますが、山以外にもあると思います。

●座右の銘は「風林火山」だ。
→「疾きこと風の如く、徐かなること林の如く、侵掠すること火の如く、動かざること山の如し」ですね。実は、これは孫子・軍争篇にある軍隊の進退法について書かれた一部を引用したものです。
正確には「其の疾きこと風の如く、其の徐(しず)かなること林の如く、侵し掠めること火の如く、知りがたきこと陰の如く、動かざること山の如し、動くこと雷霆(らいてい)の如し」です。つまり「風林火陰山雷」ですね。ま、風林火山の方が語呂がいいからこっちが定着したんですね。

●日本初のカタカナ市名“南アルプス市”はやっぱりあんまりだと思う。
●また、南アルプス市ができたせいで、周辺の地理がよく分からなくなった。
●オウム事件のときは、上九一色村(カミクイシキ村)を正しく読めないアナウンサーに威張って読み方をTV越しに注意した。
●ブドウ、桃、スモモ……果樹王国が自慢だ。
→どれもこれもおいしそうです。甲府盆地が生んだ果樹王国。

●武田信玄は誇りだが、山梨に城がないのが残念。途中で死んだのが悔やまれる。
→ 「人は城、人は石垣、人は堀。情けは味方、仇は敵なり」どれだけ城を堅固にしても、人の心が離れてしまったら世を治めることはできない。情けは人をつなぎとめ、結果として国を栄えさせるが、仇を増やせば国は滅びる。武田信玄の言葉通り、山梨県には城がありません。でも、唯一残っている居館は躑躅ヶ崎館のみ。人が沢山居ることで石垣となり、国自体がお城である。といっても過言ではありませんね。

●富士山・富士五湖は静岡県、清里高原は長野県と誤解されていると腹立たしい。
●無尽にいくつ参加しているかがステータス。
●山梨県のおばちゃんの最大の関心事は、信玄公祭りの信玄役が誰かということである。
●山梨学院大学駅伝のランナーの名前が覚えられない。
●静止画像の「テレビ年賀状」を見ると正月を感じる。
→テレビで放送するよりも直接出した方がいいと思うんだけどなぁ…。ま、お国柄ですね。

●海がないのにアワビの煮貝が名物なのは釈然としないが「かいや」のCMで無理やり納得させられている。
●東京では急行に乗るのに別料金が要らないことに衝撃を受けた。
→急行列車がないのでしょうか。いや、ある筈。
●その富士急行の特急電車は意味がないと思っている。
●清里を「きヨさと」と「よ」にアクセントをつけて発音する県外人に納得できない。
●よっちゃんイカが好きだ。
→本社が山梨県にあるので大好きなのも否めない。本社の名前は「よっちゃん食品工業株式会社」です。「よっちゃん」の5文字で一気に拍子抜けします。

●地域のチャイム放送で朝・昼・晩に音楽が鳴るばかりか、「終戦記念日の黙祷の合図」「迷子」「迷い人」、さらに「熊出現!注意」「猿による農作物被害」もある。
●八王子を高校生くらいまで都会の部類に入れていた。
●冬瓜を「ゆうがお」と呼ぶ。
→あれ、「とうがん」じゃないの!?夕顔は実在するけど・・。

●富士五湖がよくTV撮影に使われるのが自慢。
●富士急行線もよくドラマや映画の撮影に使われるがかなりの数の「無人駅」があるのは内緒だ。
●甲府CATVが国内最大規模であるとまだ思っている。
●国中ではジャージの事を『ジャッシー』と呼ぶ。
→他県からは「ジャッキーの間違いじゃねぇの?」って言われるかもしれないです。
●「伸太郎」の「白い風」が全国発売になったときは応援したが、今はもう恥ずかしい過去だ。
●曲輪田のループ橋を見に行ったことがある。
●県外者に県庁所在地が山梨市だと言われると腹が立つ。
→県庁所在地は「甲府市」です。県知事の横内正明さん、PRしないと駄目じゃないですか。頑張ってください。

●『甲州弁ラップ』はDragon Ashを超えたと思う。
●各駅停車の電車のことを鈍行列車と言う。
→普通列車と鈍行列車は同じものですよ。たま~に耳にしますが、やっぱり「普通列車」かな…。

●自動車運転免許を持ってない人間は、市民権がないも同然だ。
→そう、ですか…。

●モツ煮込みといえば「馬モツ」である。
→あれ、牛じゃないの?でも、馬のモツって美味しいのかな…。食ったことないから分らんな。

●季節になると誰かからもらうので、ぶどうと桃は買ったことがない。
→桃というと山梨では「熟していない青い桃」が一般的のようです。シャリシャリと触感がリンゴのような具合で、甘さは変わらないんだとか。
他県には運送中に完熟になるようにしているんですから、山梨県に行かなきゃ味わえないですね。
●スーパーといえば オギノ。
●デパートといえば岡島。
●給食にほうとうが出た。
→ほうとうはもともと、籠城の際の非常食として開発されたという説もあります。うどん、というよりもすいとんに近いんですね。
●甲斐ゼミ出身である。
●ジャンボ鶴田に県民栄誉賞を与えていないことを不満に思っている。
●ホームセンターといえば、くろがねやである。
●かつ丼とはご飯の上にトンカツとキャベツの千切りが乗っているものである。
●貴金属王国を自負している。
●国内唯一の「宝石学校」山梨県立宝石美術専門学校も自慢。
●富士山が爆発するのではないかと、少し心配している。

●だしつゆといえばテンヨのビミサンである。
→お世話になってます。会社名は「株式会社テンヨ武田」です。創業から137年の歴史があります。テンヨとは「天から与えられたもの」の「天与」から来ています。
●教科書などで、扇状地の例として甲府盆地がよく取り上げられるのでちょっとうれしい。
●赤飯とは甘いものである。
→いや、醤油味だっ!!っと長岡市民が主張してみる…。

●関東というと山梨が含まれるが、首都圏には含まれないのが悔しい。
→こっちでは「一応、関東だね」という感じかな。

●「ウッティ」絵描き歌が歌える。が、この歌では描けないとも思う。
●武田信玄のことを「信玄公」という。
●武田節が歌える。
●希望の星のリニアの行く末が心配でたまらない。
●ヴァンフォーレ甲府は応援しているが、本格的に応援するのはJ1昇格後だと思っている。
●国中と郡内は、お互いに対抗意識を持っている。
●平日の休みは「笑っていいとも」を2回見る。
●甲府バイパスの国母交差点の渋滞が嫌だ。
●方言「はんでめためたこっちょでごいす」は、聞いたことがあるだけで、意味は知らない。
→これは「いつもたびたびご苦労さんです」という労いの言葉です。若い人には通じない言葉になりつつあるのかもしれません。

●キティちゃんで有名な「サンリオ」の社名は山梨出身の社長の野望「山梨王」が由来であるという、うんちくを披露したことがある。
●大事なお客さんが来ると煮あわびを出す。
→あれ、鮑は佐渡では刺身じゃないかと思いますが。

●夜景といえばフルーツ公園。
●海がないのにアワビの煮貝が名物なのが実は釈然としていないが「かいや」のCMで無理やり納得させられている。
●神奈川県の生活用水は山梨なしには語れないことを理由に、神奈川に恩を着せている自分がいる。
●土産物といえば桔梗信玄餅だ。
●「いんげん」は「じゅうろく」である。
●お中元・お歳暮はシャディのサラダ館で。
●ぶどうは絶対に房の下のほうから食べる。
→上の方じゃないのかと。何か利点があるのでしょうか。

●車の中の装飾にこだわる。
●子供の頃は富士五湖が全部言えるかどうかが、「頭がいいかどうか」の境目だった。
●「東京に接してる県は?」の問題で山梨を忘れられると悔しい。
→東京都は細長いからねぇ…。

●ぶどうの銘柄にくわしい。
●かつ丼より煮かつ丼が好きだ。
●県外のラブホテルに入ったときに電子レンジが各部屋にないことに驚いた。
●地域限定の巨峰ポッキ-が長野なのも納得いかない。
●十っちょし言葉を使いこなせる。
●県外に行って夜遅くTVを見たとき、ラブホテルのCMが放映されていなくてショックを受けた。
→子供に見せなくてよかったねぇ~。ほんと。

●オウムのサティアンを見に行った。
●「ほうずら?」と言って、他府県の人に驚かれたことがある。
→「~ずら」というとドカベンの殿馬を思い浮かべますね。

●中部横断自動車道の早期開通を願っているが、自分が生きている間は無理だと思っている。
●子どもの頃、「ちびっこバンセン」に出たことがある。もしくは出るのが夢だった。
●金丸信はまだ生きていると思っている。
●天気予報で関東と一緒に予報されるとむしょうにうれしい。
●また、天気予報で東京の次に長野や静岡まで出て、山梨の天気が表示されないのは納得いかない。
●清里高原のペンションに来る観光客がウザい。
●都会の人にはだまされないようにと言われるが、実は山梨の方が腹黒だと思う。
●真夏に甲府の今日の最高気温が全国一だとなんだか嬉しい。40度を超えると意味も無く誇らしい。
→その代わりに熱中症とかでぶっ倒れる人が多くなるからご用心。

●最高気温のライバルは埼玉県熊谷市と岐阜県多治見市。
●甲府駅周辺のことを街と呼ぶ。でも街の割には人が少ないのは見てみぬふりをしている。
●平日の休みは、ごきげんようも2回見る。
→再放送をやるんでしょうね。NHK朝の連続テレビ小説もその日に再放送をやるのと同じ原理です。
●黒人を見ると全員オツオリかと思ってしまう。
●隣県以外はどこ行くにも、一度は東京に出てからでないと行けないのが悲しい。
●ほうとうが大の好物だ。
●都留ケーブルテレビの降水確率20%は絶対に雨が降る。
→信頼が薄いですね…。ま、天気はまだ人間の技術ではどうにもなりませんからね。
●「ありぐるしい」の意味がわかる。
→ありがたいなのか苦しいなのかわかりませんね。

●ヒマなときは、ついグランパークに遊びに行ってしまう。
●駅伝は必ず見る。
●富士急ハイランドの「フジヤマ」が誇り。
以前富士急ハイランドに行ったときに「フジヤマ」「トンデミ~ナ!」に乗りました。「ええじゃないか」「どどんぱ」は危なっかしくて乗る気にもなりませんでした。素で怖かった。
では最後に、山梨県の歌で今日はお開きです。
作詞矢沢千里さん、作曲岡本敏明さんにより昭和25年8月12日に制定されました。



光すがしい朝風に
めぐる山なみ色映えて
のぞみ溢れる山梨に
伸びゆく明日のよろこびを
心あかるく語ろうよ



富士もきよらな湖に
実る葡萄の野は晴れて
めぐみ豊かな山梨に
文化を興すたのしさを
共に讃えて進もうよ



ゆうべまどいの灯に
力新たに湧きいでて
ゆくてかがやく山梨に
手をとりいきるしあわせを
胸の底から歌おうよ



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2 コメント

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おしい! (東部富士五湖)
2012-06-22 23:59:22
はじめまして。
山梨県民ですw
笑っちゃうのもいくつかありましたが、東部富士五湖地方出身の私としては、かなり違和感!これは殆どいわゆる「国中地方」甲府盆地の人々ですね。
ちなみに国中地方の方々は、普段東部富士五湖を静岡に押し付けてる感がありますが、富士山とか富士五湖とかFUJIQとかになると、「いやいや、あんたら山梨県よ~!」的なツラをしますw
甲州弁と言われているものも富士五湖の言葉とは違うし、信玄公祭りとか興味ないし...wこれが山梨!とか言われても納得いかない所が多々です。
ちなみに、カツ丼ですが、甲府で知らずに頼んだとき、ご飯+キャベツ+ただのトンカツ+ソースが出て来た時は、単なるミスかと思いましたW
国中地方の人間はちょっと苦手です...。
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Unknown (こまっちもあ)
2023-08-05 12:28:13
山梨県は首都圏ですよ
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