高専観察録

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こりゃすげぇ、と。

2013年05月26日 | Weblog
日本史が大好きな俺ですが、特に好きなのは日清、日露、日中、そして太平洋戦争といった戦史です。

世の中には「戦史検定」なるものが存在しますが、ここでは近代戦史が出題されます。

現在、大河ドラマ「八重の桜」で紹介されているのは幕末戦史の「戊辰戦争」。先週はその口火を切った『鳥羽伏見の戦い』。

幕府側が新政府側に圧倒的兵力で敗れます。人は幕府側が多かったんだけど、兵装が古かった。
相容れるわけがないと思っていた薩摩と長州が手を組んだ(薩長同盟)
薩摩が新式銃をヨーロッパから大量に購入した
太平洋戦争でも、近代戦争に乗り遅れた日本はアメリカにぼろ負けします。似てますね。鎖国政策の竹箆返しって感じですな。

因みにこの鳥羽伏見の戦いののち、各地で次から次へと戦いが起きます。

淀千両松(よどせんりょうまつ)の戦い
→この戦いで新島八重の弟、新島三郎が戦死します。

阿波沖(あわおき)海戦
→旧幕府軍の勝利、しかし旧幕府軍の撤退により新政府軍は制海権を掌握します。
ここで総大将である徳川慶喜は怖気づき、江戸に逃げ帰ります。
一気に旧幕府軍の士気が下がります。当たり前です。

甲州勝沼の戦い

宇都宮城の戦い

市川・船橋戦争
→新政府軍の兵力は800、旧幕府軍の戦力は2000でしたが、奇襲攻撃により惨敗。

五井戦争

上野戦争

北越戦争

(会津戦争)
白河口の戦い

母成峠(ぼなりとうげ)の戦い

二本松の戦い

日光口の戦い

磐城(いわき)の戦い
→会津戦争はこの5つの戦いが主となりました。

箱館戦争

宮古湾海戦

二股口の戦い

箱館湾海戦

ここまで、幕府側が勝った戦いはありません。

戊辰戦争は革命と言っていいでしょう。古い政府から新しい政府へ、常識が非常識となってしまうんだから。とんでもない事です。

「戦い」という行為は避けてはいけません。やんなきゃいけない事なんです。

凄い事なのに。

人の歴史は戦いによって成り立つと言ってもいい。

武器は抑止力として持つべきなのに。

物は言い様だね。

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