初めての鈴本演芸場

2007年08月17日 23時57分31秒 | 日記・エッセイ・コラム

Dscf2290  着いたらすごい列なので、こんな写真しか撮れませんでした。前は良く通るんだけど、生まれて初めて!

できたばかりだから、中はきれい。

前座さんは上らないんだ。今日だけ?いつも?初めてだからわからない。

今日は我太楼師匠「子ほめ」から。まだまだ新しい真打さん。普通。仙三郎社中の後、三三師匠!初めて聴いたけど、良かったね~「壺算」面白い!良いね~良いね~三三師匠も。マクラも面白い。品がいい!さすが、小三治師匠の弟子ね!

のいる・こいる師匠たちの癒される漫才の後、甚語楼師匠の「黄金の大黒」。この噺を聴くのは初めて!まだまだ初めてがたくさんある。なかなか、力が入った芝居ですな~

そして、喬太郎師匠!お・も・し・ろ・い!今日は創作したもの。タイトルは知らないけど、マクラも思わず笑ってしまう。噺も初めは、おじいちゃんと孫の話だと思ってたくさん笑わせてくれたけど、最後はお孫さんは幽霊で、しかも交通事故で死んだことがわかる。喬太郎師匠の噺の魅力って、こういうところにあるんだろうな?

曲独楽の紋之助さん。なかなか、いいのだ!とっても好感が持てる。眠くなった私も、しっかり最後は魅せられた!ファンになる人もいるだろうなというチャーミングな方。上手くできたら、ガッツポーズをしたりして、かわいいね!今日は涼しげにやるため、風車を使って、音楽もひまわり娘をかけていた。そういう曲だったよね?最後はスキップして帰って行った!

そして、正蔵師匠。噺は初めてなのでタイトルがわからない。でも、いい噺で聴かせてくれる。バカにする人が多いけど、がんばっていらしゃる。今、演芸ホールのとりだけど、客層が違う話を。鈴本は偏差値62だとすると、演芸ホールは40いくつと。う~ん。それは、トリのレベルにあわせてお客さんがくるからということにしないと、演芸ホールのお客さん怒るよね!

ものまねの小猫師匠、さすが上手いね~本物みたい!さすがお家芸。

「水屋の富」のさん喬師匠。はい、いつもながらいい。師匠のこの噺は、もちろん初めて。きっちり笑わしてくださる。

その後は、さん喬師匠、権太楼師匠の寄席の踊り。別々にね!もちろん、初めて!

正楽師匠の紙きり。今日のリクエストは、正楽師匠が!!その方だけ、ちゃんとご祝儀を差し上げていた。なんだこの人だけなのかな?私も欲しいよ~それ~

そして、待ってましたトリの権太楼師匠の登場です!ネタだしで、今日は「質屋庫」なのです。この間、平治師匠の「質屋庫」を聴いたばかり、しかも、権太楼師匠に教えていただいたそうで!

マクラで、この10日間はどうやって遊ぼうかと思って、遊んだそうです。今までは良かったんだそうです。問題は今日よ。しばらくかけてない噺なんだそうです。

権太楼師匠は続けて、芸協の平治が「質屋庫」を教えて欲しいときたんだけど、しばらくやってなくて、「壺算」じゃだめと聞いたんだけどと。2~3日、待って欲しいと頼んで、TBSでやったビデオを渡して、また、平治から電話がかかってきて、あげて欲しいといわれたと。そして、平治の「質屋庫」を聴いたら、すごく面白い、誰から教わったの~と!本当に聴いて、面白かったみたい!その時の顔が、本当にそうだったから。

さあ、平治師匠とどこが違うのかな?と。でも、途中、ふたりが重なってしまう!面白い!権太楼師匠より、平治師匠のさだ吉方が、ものすごく可愛いだけど。

でも、さすが権太楼師匠、本当にたくさん笑わせていただいた!すごくいい!来て良かったな~また、聴きたいよ~これを機会にたくさんこの噺をかけてくれるんじゃないかな?

平治師匠の時は、途中、庫の中の場面ではお囃子が入ったけど、今日は入らなかったな。

本当にいい噺を聴かせていただいた。一日、たっぷり!帰る足は軽い!生きてて良かった!幸せなのだ!本当にそう思った一日。師匠方、本当に素晴らしい芸をありがとうございます。


国立へ平治師匠と歌丸師匠を、夜は鈴本へさん喬師匠と権太楼師匠を聴きにいきました

2007年08月17日 23時18分35秒 | 日記・エッセイ・コラム

Dscf2289 今日は国立演芸場に平治師匠と歌丸師匠の怪談を聴くために行きました。うわ~すごく楽しかったのだ!!

前座の夏丸さんは「青い鳥」、可愛かったね~。最近、夏丸さんの噺を聴くことが多い。今日は途中からで、ロビーでですが。昨日、浅草ですれ違ったような?

次は二ツ目の可龍さん。とっても、いい噺をする方。今日のマクラも面白いし、湯屋番もなかなか良かった!その前に聴いた湯屋番が、小三治師匠のだったけど、可龍さんは可龍さんで短い時間だけど、いいね。それにいつもさわやかな~着物。今日は水色の着物でしたね!

待ってました平治師匠!!今日はマクラは国立にでているから国家公務員とか!で、会場が盛り上がる。マクラは短めだったけど、笑いがあっていい感じ。そして、一気に「垂乳根」へ。なんか、気が入っている芝居で、良かったな~そういえば、たくさん噺をきいているけど、平治師匠の「垂乳根」って初めて聴いたかな~舞台が平治ワールドに包まれていました。短い時間だけど、聴かせてくれて、ありがとうございます。いいたてで、ちょとつまずいたけど、大丈夫!だて~その後の、歌丸師匠も何度もあったから。隣の人たちは、上手いと誉めていた!

次は歌助師匠。前が盛り上がってしまうと、また、大変ね!だから、マクラは小咄をたくさんやって笑いを取る。普通のマクラだど、負けるよね。噺は「初天神」。平治師匠の「初天神」は、めちゃめちゃ笑えるんだけど、歌助師匠は「いやんばかん~」という木久蔵師匠の歌や師匠の歌丸ネタをいれてやって受けていた。まあ、いいんじゃないでしょうか。でも、小咄をたくさんやったので、噺は短いよね。飴買っただけだから。

Wモアモアさんは、相変わらず面白かった!

仲とりは、助六師匠「こり相撲」。初めて聴いたけど、初めの10分くらいがマクラの歌丸師匠に似ている話とか、拍手の話。拍手の話は師匠のいつものマクラなんだけど。そのあと10分くらいで噺だから、なんだか勿体ない。その後、寄席の踊りは上手だからいいけど。もっと噺が聴きたいな~う~ん、今日はグズグズ。

仲入り後、小南治師匠「棒だら」。実はこの噺はあまり聴いたことがないので、よくわからない。それに小南治師匠もあまり聴いたことがないけど、前に聴いた「皿屋敷」は良かったな。でも、最近、この師匠のいいところがやっとわかってきた。小南治師匠の噺も良かったよ~小南治師匠の噺の途中で、前の方に京須さんに似た人が座った!似てる?本人かな~気になる~拍手を全然しないところも、気になる~

次は、音曲の扇鶴師匠~涼しげ~ワンコに都々逸教える話が聴きたかったので、今日はワンコが唄うところがあって良かった~

そして、今日のとり、歌丸師匠の「怪談 乳房榎 かいだんちぶさえのき」面白かった~長い噺。もちろん初めて聴きました!円朝師匠って、すごいな~。とも思ってしまいました。最近、歌丸師匠の噺をよく聴いている気がします。今回もチケットがとれないくらいのずごい人気で、毎日、大入り立見です。それってすごい!天井画によく龍が描かれています。私も京都に行くとみています。まだ、加山又造先生の龍は観ていないので、ぜひ観たい!龍の絵を想像しながら聴いてました!でも、本当に不思議な噺だな~

国立の歌丸師匠が終わったのが、4時20分。急いで、上野の鈴本に向かいました!

鈴本には、5時少し前に。でも、長い列。少しづつ入場中。大丈夫、座れました。

ちょっと緊張!だって初めての鈴本だから。


カナブンって、黄金虫なの?

2007年08月17日 00時56分35秒 | 日記・エッセイ・コラム

Dscf2288 今日も窓を開けて、ブログを書いていたら、ぶ~んという音。まさか。

やっぱり、カナブンだ!!

今月、2回目の来客。同じカナブンじゃ?

ここは、大都会だと思っているのに!!

もちろん、なんとか、素手じゃないけど捕まえて、外に飛んで行ってもらった!

秋になると赤とんぼがカーテン開けた途端に入ってきたり、カーテンに二匹もくっついていたり、家の中をトンボが飛んでいたりで本当にびっくりする!!でも、毎年のように起こると、ちょっと慣れる。またか!!

知人に言うと、部屋の中の気がいいからだよ。と、二人から言われた!!

そう言われると嬉しいけど、私はカーテンの色がいいんだと思っている。だって、私が一目ぼれしたものだから!大好きな色なのだ!

今月は、かなぶんぶんが、入ってきて、一度目は部屋の中を飛びまわられ、ひとりでワーキャー言って大騒ぎして捕まえた。

今日も羽根の音が聞こえ、家の中を探すとカーテンをゆうゆうと歩いている。

かなぶんぶんは黄金虫なの?だから、お金持ちになる前触れ??そう思うと嬉しい!

黄金虫といえば、エドガーアランポーの作品を思い出しませんか?エドガーアランポーの名前から江戸川乱歩が名前をつけたのは、もう言う必要はないですよね!

実は、笑三師匠あてに乱歩の研究者の方から、私経由でご連絡をいただくということが、最近、ありました。

笑三師匠が江戸川乱歩の作品を落語化していることからのためなのです。詳細がわかれば、また、ホームページでも紹介させていただくことになっています。

いろいろなことが、リンクして起こるものですね!