二代目中村錦之助襲名披露歌舞伎

2007年04月02日 23時33分21秒 | 日記・エッセイ・コラム

Dscf1835 今日は四月大歌舞伎 中村錦之助襲名披露の初日の歌舞伎にいきました。夜の部の口上があるほうです。二代目錦之助丈の叔父である萬屋錦之介の前名である錦之助は、萬屋一門にとって重要な名跡なんだそうです。

1.実盛物語 実盛に仁左衛門丈。やはり二枚目はかっこいい!お孫さんの千之助ちゃんがものすごくかわいい。お祖父ちゃんうれしそうです。馬に一緒に乗る所は、何だかうれしそうなんだもん。それに千之助ちゃんのミエが、いいの。さすが将来の仁左衛門です。

Dscf1838 2.口上 ずらーと歌舞伎役者が並ぶ姿は壮観です。最初は富十郎丈。富十郎丈は先代の萬屋錦之介さんとのおさななじみだそうです。その懐かしい話などをされていました。お父様の先代の時蔵丈が亡くなって、芸を一からと富十郎丈について勉強をされたそうです。そして、雀右衛門丈、仁左衛門丈、勘三郎丈などなど、中村獅堂丈も、ご親戚のひとりとして口上を述べられていました。今日が初日なので、錦之助丈は緊張されていました。いつもても襲名披露の口上は、いいですね!特に初日は、観ている私も緊張してみています。ハプニングがあったりしてね!

3.角力場(すもうば) 大関濡髪長五郎に富十郎丈、放駒長吉に錦之助丈。遊女吾妻に福助丈。それに錦之助丈が若旦那の二役です。錦之助丈の芸を楽しませていただきました。今まで、失礼だけどあまり注目したことがないので、観たという記憶すらなくて、これからはしかっと!

4.魚屋宗五郎(さかなやそうごろう) 主人公の魚屋宗五郎に勘三郎丈!女房役が時蔵丈です。やっぱり私は勘三郎丈が好き!と自分ではっきり自覚しました。楽しい芝居です。お酒を飲むたびにどんどん酔っていく宗五郎役の勘三郎丈。その酔っ払いを止める役の店の者役の勘太郎丈などのからみも面白くて笑えます!ほんとうにいい!!河竹黙阿弥の世話物はいいですよね~落語の話みたいなところがあります。

楽しい歌舞伎見物でした。客席に蛇の目寄席のT氏を発見して、休憩時間に挨拶にうかがいました。世間は狭いです。

Dscf1832 歌舞伎の前には、明治座の5月のチケットを購入し、その後は銀座松屋でやっている日展の日本画部 春季展を観にいきました。昔からの友人のMさんが、入選されたというご連絡がきたので、観にいきました。結婚され、お子さんもでき、昔の冒険していた頃からのしっかりした実力、それにいい意味で落ち着かれたんだな~と感じました。もう福岡に帰られて、10年くらいはあっていないでようか?でも、がんばって、成功されていく友人の姿をみるのはいいものです!私も負けないようにとは思いますが・・・。その帰りに松屋で気になっていたバックなどを購入してしまいました。

今日もとっても充実していた一日。でも・・・、先日の人間ドックの結果がよくなくて。もちDscf1833 ろん体脂肪です。昨年よりも増加傾向にあるので、ダイエットするように注意されました。本気で取り組まなければね!それに太っているのに貧血なんです!困ったものです!

水天宮・人形町の桜は満開です。花吹雪がとっても素敵でした。なんか桜の下を通ると歌舞伎役者になったような気がしません?なんだ~私だけか~