同じ釜の飯（2）

…いや、姑様。
今になって、何故そんなことを？

確かに、旦那ちゃんの単身赴任で、生活費は多少厳しい。
でも、この一年なんとかやってきたではないですか？
最初は、味付けも好みも違う嫁姑だったけれど、
嫁は、あなたに安くても美味しいものを食べていただこうと
あらゆる努力をしてきました。
作るのが億劫な時もございますが、
『ごはん支度が自分の仕事』と心得て、頑張ってきたつもりです。
なんだかんだ言っても、私たちうまくいってたではないですか？

…否、そんな感情論はさておいて。

「はぁ～めんどくせーーーっ！」（ライチ、心の声）

↑それが正直なところ、だ。

なんでやねん！それぞれで作るとなると、今度はガス代がかかるし、
全然、経済的合理的じゃないじゃん。
かえってお金かかるんだよっ！
…ってか、こっちが困るんだってばよ！

「私、一回作れば、何日でも同じもの食べられるし」…って？
アタシはヤダねっ。