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韓国映画「デシベル」あらすじと感想、イ・ジョンソクが悪役を熱演

2023-10-06 | 韓国映画、た行・な行


韓国映画「デシベル」はキム・レウォン、イ・ジョンソク、ASTROのチャウヌ出演のサウンドパニックアクション映画。
大都会・釜山を舞台に、騒音反応型爆弾テロを起こす天才爆弾魔と標的にされた元海軍副長との攻防戦を描く手に汗握る物語です。
元海軍副長(キム・レウォン)対 元海軍で同僚だった天才爆弾魔(イ・ジョンソク)の間で巻き起こる騒音との緊迫した戦いが、音の強さの波形の中に刻まれた恐怖感を煽るものとなっている。そして、なぜ?同じ仲間だった元海軍副長(キム・レウォン)を狙うことになったのか、次々と明らかになる隠された真実に衝撃を受けるでしょう・・・
(あらすじ)
5万人のサポーターが応援を繰り広げる韓国釜山のサッカースタジアム。熱狂の中心部に近づくにつれ増していく音の強さ「デシベル」。ゴールの瞬間大歓声と共に、大爆発が起こります。
100dBの騒音で爆発する新型爆弾が市内に。
イ・ジョンソク演じる天才爆弾魔からの突然の電話で告げられた無差別爆弾テロ予告。
ターゲットにされたのは、キム・レウォン演じる元海軍副長カン・ドヨン。制限時間は60分。
街中に仕掛けられた騒音反応型爆弾(サウンドボム)を探し出せるのか?
窮地に立たされ孤軍奮闘する元海軍副長の前に、笑顔で立ちはだかる凶悪テロリスト。
「爆弾はどこだ……」鎮まることを知らない大都市で、止まらない大爆発。そしてそのテロ行為は、ついにドヨン(キム・レウォン)の家族にまで及ぶことになる。
天才爆弾魔は、なぜ元海軍副長を標的にしたのか。極限の状況下で明かされる連続爆破事件の悲しき真実とは……。
 (kstyle)


    


(ネタバレありの感想)
イ・ジョンソク君とチャウヌ君は同じ海軍の潜水艦勤務の兄弟で、弟想いの兄イ・ジョンソク君の様子が潜水艦内部の映像でよく伝わってきます。
ところが、リムパック訓練を終えた潜水艦がグアム近海で行方不明になります。
生き延びて帰った乗組員たちは皆、カン・ドヨン(キム・レウォン)中佐がいなかったら生存が難しく大変だったと言いますが、潜水艦の船尾のところで犠牲になった乗組員も多かったのです。そして、生存者たちは皆、あの日の忘れられない悪夢のような悲しい出来事に今も悩み続けトラウマを消せずにいます。
特にカン・ドヨン中佐役のキム・レウォンさんが自分のせいで苦しみながら生きている仲間たちがいることを十分に理解し、大きな責任を抱えている姿が痛々しく映っていました。
ただ犯人役のイ・ジョンソク君はカン・ドヨン(キム・レウォン)が世間で英雄としてたたえられていることが気に入らないのです。
そして、潜水艦が沈没した原因は敵が発射した魚雷ではなかったと主張します。あなたは真実を知っているだろう?とドヨンに迫ります。韓国政府が隠している真実とは・・・
その後もキム・ユテク少佐の家の前の公園で爆発事故が起こり、スタジアムまで爆発し、プールや車まで次々と爆破事件を起こし、最後はカン・ドヨン(キム・レウォン)中佐の家族まで危険にさらします。
狂気に満ちた爆発テロ犯を演じたイ・ジョンソクさんですが、特に悪びえもせず高笑いする彼の豹変ぶりに恐ろしさを感じるほどです。
また登場シーンは少なかったお二人の チャ・ウヌ君とイ・ミンギさん(特別出演)の潜水艦内部での真剣な眼差しや表現力が光っていました。チャ・ウヌ君のシリアスな怖い顔も良かった。

◉あの日、得体のしれない魚雷を受け潜水艦は座礁します。
潜水艦内部の酸素が不足している中、乗組員たちは、全員で死ぬか?それとも半分の乗組員たちを生かすか?選択を迫られるカン・ドヨン(キム・レウォン)中佐・・・
全員死ぬか?半分が生きて半分を殺すか?という、こんな果たすべき責任が重い選択を選べだなんて酷すぎます。
カン・ドヨン(キム・レウォン)中佐は心に決めました。
ここで、赤い糸(毛糸)が重要な くじ引きの道具として登場します。
何となく・・・タイトルにこの赤い糸を使ってもいいくらい強い印象が残りました。






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