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韓国ドラマ「マイン(MINE)」あらすじと感想、後妻たちのマインとは

2022-01-29 | 韓ドラ ま行

韓国ドラマ「マイン(MINE)」あらすじと感想、最終回。
韓国ドラマではお馴染みの複雑な家族関係と財閥家の後継者争いがミステリーアスに描かれています。
ただ、本作の財閥は今までにないケタ外れな誰もが羨むような暮らしぶりで、財閥家に嫁いだ嫁たちが愛憎と偏見を乗り越えて自身の人生をつかみ取ろうとする物語です。
財閥家の嫁たちに人気女優のイ・ボヨンさんをはじめ、「SKYキャッスル」で圧倒的な存在感の悪役キム先生を演じたキム・ソヒョンさんが秘密を持つクールな女性を演じ、今回も華麗なファッションを披露してくれます。女性から見てもキム・ソヒョンさんの素敵なファッションスタイルは憧れですね!

そんな二人の嫁の前に、企みを持った裏のある家庭教師が現れ、信じていた夫が仮面をはぐ時、今までの暮らしが一変します。
一見優雅な生活ですが、そこには自由はありません・・・予測できない緊張感あふれる悪の実体が怒涛のように押し寄せてきますが、それを演じる悪の理解不能な意図がつかめない行動に恐ろしさを感じます。

イ・ボヨンさんは財閥の次男に嫁ぎ夫の連れ子を守るために自身も女優から妻、母と強い女に変わっていく女性を演じ、キム・ソヒョンさんは長男に嫁ぎ、一族を引っ張っていく任務があります。相変わらずクールで冷静なキム・ソヒョンさんですが、真っすぐな熱い心もあり、二人の後妻が財閥に敵意や怒りや闘いを挑みながらも、義姉妹として信頼を得る間柄は唯一、心が和む嫁たちです。
大財閥のヒョウォングループ一家に取り巻く秘密が一つずつ暴かれていく中で、自分たちのものを守るために自分なりの選択をした嫁たちですが、イ・ボヨンさんもキム・ソヒョンさんも華麗な財閥の嫁がピッタリとハマり役で、そのオーラは半端ではありません!! 
さすが、トップ女優という貫禄が伝わってくる熱演で、目を楽しませてくれます!

それに比べ、会長夫人のヒステリックでわがままな行動は品がありませんが、笑いを取るパク・ウォンスクさんの演技は絶賛で、本作に必要な人物だと思いました(笑)
そして、もう一人、この会長夫人の長男役のパク・ヒョックォンさんのコミカルな演技も爆笑でお二人ともお馴染みのベテラン俳優さんで、笑いのツボは完璧です(笑)

また、今まで豪華な財閥を扱ったドラマ「SKYキャッスル」や「ペントハウス」に比べるとドロドロ感は薄く、肩がこらない見やすいドラマになっていますが、本作も絶対にあり得ない出来すぎたストーリーで、そろそろ飽きてきますが、でも、これが韓国ドラマなんですよね(笑)
タイトルのマイン(MINE)は「私のもの」を表しますが、どんな意味が含まれているのか?
そして、冒頭の殺人事件の真相が回を追うごとに少しずつ明らかになり、意外なストーリー展開に緊張感が走ります。

あらすじ(ネタバレあり)
1話
冒頭から警察へ走るシスターのエマは、「見たんです。血を流して死んでいました、殺人事件です」という回想シーンから始まります。
ヒョウォングループの大きな大邸宅の本家は「カデンツァ」、そばにある小さな分家は「ルバート」と呼ばれています。
ここは別世界で世間とは何もかも違い、雇用主と使用人には厳しい上下関係が存在します。
大きな大邸宅の本家「カデンツァ」には長男の嫁ソヒョン(キム・ソヒョン)がメイドとして新しくユヨン(チョン・イソ)を雇い、分家「ルバート」の次男の嫁でヒス(イ・ボヨン)は家庭教師としてジャギョン(オク・ジャヨン)を受け入れます。
ところが家庭教師ジャギョンの行動は秘密めいた怪しい雰囲気がありました。

また、ヒョウォン家では長男も次男も連れ子の結婚なので嫁たちはそれぞれ自分が産んだ子供ではありません。
また、長男の嫁ソヒョン(キム・ソヒョン)は同じく財閥の娘ですが、次男の嫁ヒス(イ・ボヨン)は元女優という華やかな嫁たちです。
夜、ヒョウォン家のホームパーティーが開かれますが、ハン会長は家族が集まった席で大事なブルーダイヤのネックレスを贈る主人公を発表しようとしますが、その瞬間電話がありヒョウォングループの不正が記事で報道され、その場で倒れてしまいます。
その祖父を心配した長男の息子でヒョウォンの跡取りの孫であるスヒョク(チャ・ハギョン)が帰国します。
実は次男ジヨンは会長の愛人の子供で、会長は今でも亡くなった愛人ミジャを愛していて、それが気に入らないヒステリックな会長の妻。
その倒れた会長は次男ジヨンの嫁であるヒス(イ・ボヨン)をとても気に入っています。
また、優秀な次男のジヨンに対して、できの悪い長男と長女は劣等感を持っています。

2話
ある日、ヒス(イ・ボヨン)は家庭教師のジャギョン(オク・ジャヨン)とワインを飲みながら結婚してないという彼女に「恋愛の経験はあるでしょう?」と質問します。
「もちろん、死ぬほど苦しい恋愛をしていまだに忘れられない・・・あの頃に戻れるなら違う選択をします」と言って、ヒスの指輪を見つめます。

また一方で、わがままな長女ジニのパワハラが公になり、記者がヒスを指名してきます。
そして、パワハラ記事を止めてほしければ特ダネである、ヒスの子供が実子ではない事実を要求してきます。
ヒスは実の子供ではないことを正直に認め、「私たちはお互いを大切に思っています。でもそれが記事になったら、子供がどれだけ傷つくか分かりませんか?あなたの子供だと思って考えてください。パワハラ記事はお好きにどうぞ、高慢な財閥は正さないと、時代は変わったんだから」と言って、席を立ちます。 この時のボヨンさんはカッコ良かった!

また一方で、ソヒョン(キム・ソヒョン)はメイドの主任であるチュ・ミンスからヒョウォン家の人物を盗撮・盗聴した携帯を手に入れますが、そこには自分の姿も映っていて、それを見たソヒョンは心の中が不安になり、ヒスから紹介されたシスターのエマを訪ねます。
彼女に言われた通りに目を閉じて、深く閉ざされた扉を開けるとそこには昔愛した女性との過去が浮かび上がってきたのです。

また、長男の息子スヒョク(チャ・ハギョン)は帰国後すぐに政略結婚が待ち受けていますが、幼少期のトラウマから不眠症になっています。
同じくメイドでやってきたユヨン(チョン・イソ)も同じ不眠で悩んでいて、なぜかお互いの部屋を変えるとよく眠れるのです。

3話
理事会が開かれ、倒れた会長の代りの代表理事職には問題の長男ジノが任命され、会長の妻は長男が就任するのがこの家の慣例であると大喜びです。
ヒスは息子のハジュンに全てを与えたいと思っていたので夫を問い詰めます。
「なぜお義兄さんに代表を譲ったの?」と、夫は「ハジュンは僕と同じ立場だ、君の子供じゃないし、婚外子ってことだ、理事たちは知っている、ハジュンを傷つけたくない、僕と同じ傷を負ってほしくない」と言い、「ハジュンは私の子供よ」と、二人は気まずい雰囲気になります。

また、最近ハジュンの態度がおかしく心配になったヒスは学校にいきますが、そこで実子でない理由でいじめられていることを知り、主犯格の子供の家を訪ね謝るように注意します。

また、ヒスは同じく家庭教師のジャギョンが母親気取りでハジュンに接していることから「あなたは家庭教師として度を越えている」と注意します。
ところがヒスが「心から息子を愛している、ハジュンのためならどんな屈辱だって耐えられる」と言ったヒスの言葉に家庭教師のジャギョンは「感謝します」と言ったのです。
それを聞いたヒスは一瞬、不審な顔をします。
息子のハジュンもなぜか家庭教師のジャギョンを慕っているのが怖くなるヒスです。

4話
家庭教師のジャギョンはハジュンをいじめた主犯格の母親のところに行き、いきなり頬を平手打ちします。まるで子供のことで理性を失った母親のようだったとその母親が言います。

また、会長の妻にスヒョクとユヨンの関係が分かってしまったユヨンは豪邸から追い出されますが、スヒョクはユヨンのバイト先のハンバーガー店に会いに行き、連れもどすのです。

また、ヒスは夫のジヨンに「家庭教師のジャギョンは非常識な部分もあり、ハジュンと私の仲を裂かれた気分なの」と度を越えた行動がイヤで解雇したと告げます。
ところが、夫は「感情でクビにしたらダメだ」とむきになり、家庭教師のジャギョンをかばうのです。

ヒスを心から愛していると思っていたのでちょっとショックな夫の不審な行動ですが、子供の母親は死んだと言っていたのに、今になってなぜ?ジャギョンは現れたのでしょうか?謎です?

またそれを知った息子のハジュンは「ひどいよ、乗馬のレッスンで馬から落ちた僕を助けてくれた先生をどうしてやめさせるのか」と母のヒスを怒ります。
そして、夫にハジュンの実母のことを聞いた時、乗馬のコーチだったと聞かされ、今までの異常な態度の意味がはっきりと分かったのです。
ヒスは急いで、ジャギョンの所に行き、ちょうど部屋を出るところだったジャギョンに「行かないで」と怒鳴り強くにらみつけるのです。



5話
倒れた会長の代りに代表理事職に就いた長男のジニは最近趣味だった宝くじも止めていますが、相変わらず新しい女が出来たようですが、妻のソヒョンは取り乱すことなく堂々としています。
ソヒョンはそもそも骨の髄まで貴族なのです。

また、ヒスは義姉ソヒョンに家庭教師のジャギョンのことを「どういうルートで家に来たの?」と相談します。「採用したのは私だけどイヨン家の奥様からの紹介」だと言います。
ヒスは「彼女は秘密を隠している不吉な予感がします」と伝え、イヨン家に向かいます。
ところが、イヨン家でも非の打ち所がない完璧な家庭教師で自分の誤解だと知ります。
少し敏感になりすぎたヒスでしたが、家庭教師のジャギョンが内緒で息子のハジュンに渡したペンダントを出し、これからは秘密を作らないでと言って返します。
それに対し、悔しさをにじませるジャギョンは夫のジヨンとこっそり会い、「私のものをすべて取り戻す」と言います。
それに対してジヨンは「ただ家庭教師としてハジュンを見守れ、実の母の君と育ててくれたヒスがハジュンには必要なんだ」と言い、なんとジャギョンをこの家に呼んだのは夫のジヨンだったのです。大人しそうな態度の夫ジヨンですが、恐ろしい意外な別の顔があったとは驚きです。

そんな時、息子のハジュンがヒスの実子ではなく、更にスヒョクもソヒョンの実子ではない記事が公になります。
ヒスは身も心も憔悴し、スヒョクとソヒョンの親子関係も更に冷え切っていきます。
ソヒョンは記事の出どころとハジュンの実の母イ・ヘジンを調べますが、亡くなったはずのイ・ヘジンが生きていることを知ります。
そして、息子のハジュンが学校の帰りにいなくなります。

また、政略結婚をさせられるスヒョクは「彼女とお似合いよ」と言ったメイドのユヨンを呼び出します。
「お似合いって?」と尋ねると、ユヨンは「同じ世界の人だし、そう思っただけです」と言います。「本当にそう思ったの?君の本心は?」と聞かれ、「本当はあなたが好きみたいです」と告白しますが、「何もかわりません、住む世界が違うのは分っていますし、あなたの世界に興味もない、26歳でお坊ちゃまと呼ばれる気分は?最低賃金やバス料金を知っていますか?学資ローンや携帯の使用料は? 手の届かないものに興味は持ちません、お城の中で暮らすのが、あなたの運命でしょう、この気持ちは自分でケリを付けます」と強い言葉で問い伏せます。
ただ黙って下を向いているスヒョクです・・・
そんなスヒョクに「愚かなまねはやめなさい」と母のソヒョンは言います・・・
ところが、記事が公になった夜、スヒョクはユヨンを抱きしめキスをします・・・

6話
妊娠をしていたヒスはいなくなったハジュンを捜すために車を運転し「ウ・ウォンジェコンサート」の会場で息子のハジュンを見つけてホッとします。
一歩遅れたジャギョンはその二人をを見つめながら、自分の子供を取り戻そうと強い欲望にかられます。
ジャギョンはジヨンに「明日あの女に全てを打ち明けてやる」といいますが、ジヨンは「ヒスが妊娠したから彼女に手を出すな、欲張りな女は嫌いだ、ハジュンの母親は出産後交通事故で他界した、これが事実だ」と言い、ジャギョンを更に怒らせるのです。

会長の妻である義母とジヨンの企みに私とヒスが踊らされていると分かったソヒョンは久しぶりに分家の「ルバート」を訪ねますが、ヒスから妊娠したことを告げられます。
本当はハジュンの実の母イ・ヘジンが家庭教師のジャギョンだと知らせたかったのですが、ヒスには絶対安静が必要だと考えたのです。
ソヒョンはジヨンのところへ行き、「こんな奇想天外なことして何を企んでいるの?自分からヒスに話して、そして手遅れになる前に彼女に決めさせて」と伝えます。
ところがジヨンは「あなたなら理解してくれると思った、いろいろな愛のカタチがあることを・・・そして、僕には野心もあり、あなたのたくらみを知る必要もある」、そして「お互いの秘密を知っているから」と脅迫してきます。ジヨンはソヒョンが同性愛者だと知っていたのです。
ソヒョンは心の内を明かせる相手が欲しくて、シスターのエマを訪ね「私の話を聞いて下さい」とお願いします。
そして、「彼女は私にとって、マイン、私のもの、そんな存在でした・・・」と、ソヒョンは涙を流しながらエマに話します・・・

また一方で、シングルマザー財団の集まりがあった日にソヒョンがヒスを訪ねてきます。
聞きたくない真実を話しても耐えられる?と聞くソヒョンにヒスは「話して、真実は避けられません、向き合います」と言い、「生きているイ・ヘジンが家庭教師のジャギョンよ」と真実を話すソヒョン・・・
するとその時、車でジャギョンが現れ、ヒスに「こんにちは、イ・ヘジンです」と平然な顔をして挨拶するジャギョンの頬に平手打ちするヒス・・・

7話
家に戻ったヒスは点滴を受けながらソヒョンから「ハジュンのことだけ考えて、あなたが望むとおりにしてあげるから、弱気にならないで」と優しい声をかけてもらいます。

しかし、夫のジヨンは「僕は知らなかった、僕を信じてくれ」とあくまでシラを切るのです。
ヒスは「頭を整理するから一人にして」と夫に言います・・・
ヒスは何が真実で何が偽りなのか分からなくなっています。

ソヒョンはジヨンに「過去の女と結託して妊娠した妻を騙すなんて、あまり調子に乗っていると痛い目に遭うわよ、偽りのジャギョンは私のそばに置くから、採用したのは私だからその責任を取らないと、後、ヒョウォングループは私が守る」と言って、ソヒョンとジヨンは対立します。

また一方で息子のハジュンは産みの母の顔は覚えてないけど匂いは覚えていて、馬から落ちたとき体で救ってくれたジャギョンが実の母であることが分かり、ヒスに「ごめんね、カン・ジャギョン先生を憎まないで、先生を追い出さないで」と泣きながらヒスに訴えかけます。
そして、ジヨンに追い出されたジャギョンを家に入れてあげるヒスです。
ヒスに助けられたジャギョンは、自分のことをこの家に呼び戻してくれたのがジヨンだと正直に話し、大奥様もご存じです。そして彼とはずっと続いていたけどあなたの妊娠が判明したらすぐにこの家を出ろと言われ捨てられたと告白します。
ヒスにこれ以上騙されないでほしいと言い、彼はあなたが想像するより恐ろしい男よと訴えかけます。
ヒスは義母スンヘの所に行き、真実を聞き出しますがジャギョンが話したことが本当だったと確認し、ずっと夫のジヨンに騙されていたことを知り大きな衝撃を受けます。
そして、ふらつきながら家に戻るヒスの足元に大量の血が流れ倒れてしまうヒス・・・
それを聞いて、すぐに駆け付けたソヒョンは号泣するヒスをそっと抱きしめます。

8話
流産したヒスは病院のベットで「私は家をでます、必ず出ていきます、ハジュンと自分のためにこれ以上傷つきたくない」と覚悟を決めます。
ヒスの言葉を本気だと感じたソヒョンは「私が応援してあげる、私はあなたの味方よ、高い壁を乗り越える方法を教えてあげる」とヒスの心の中を理解するのです。
一人きりになりたかったヒスは夫に1週間実家にいるとメールを送り、お腹の子供も元気だと伝えます。そして、その後、ヒスは「ルバート」で夫のジヨンと普通に生活しています。

また一方で、スヒョクの家族と彼女アリムの家族と食事会をしますが、その席でスヒョクは、ハッキリ婚約はしないと伝えます。
義母スンヘは激怒して相手方のご機嫌を取るように言いますが、問題は相手ではなくスヒョクだとソヒョンは言います。
義母スンヘは二人が結婚すれば長男のジノが会長になれるからソヒョンにどうにかしてとお願いします。絶対に愛人のミジャの息子ジヨンが会長になるのを許せないのです。

そして、理事会の日、脳卒中であるハン会長の顧問弁護士から会長の遺言書が公開されます。

9話
ヒス、ジヨン、ジャギョンの3人が子供ハジュンのことで大喧嘩になりますが、そんな時、ハン会長の遺言書が公開されると電話を受けるソヒョン。
ハン会長の遺言状が公開されますが、ヒョウォングループの経営権はソヒョンに譲ると書かれてあり、スヒョクが30歳になったら後継者になります。ジヨンはソヒョンに全てを奪われ、後継者から外れてしまったのです。
ハン会長はそれぞれ子供たちに遺言を残しますが、性格や能力など全体の様子をよく見ていたのですね。

また、ソヒョンはジャギョンに「あなたを死んだことにしたのはジヨンよ、義母にはそんな小細工はできない、復讐するならジヨンだけにして」と言われ、悔しがるジャギョンです。

またヒスはジヨンに「お義父さまがなぜあなたを後継者にしなかったのかしら? もしかして、他にも私に隠していることがあるの?」聞きます。
「普通に考えて若いスヒョクを後継者にするのは変よね、でも遺言を残す時は人生全体を振り返るから年齢は関係ないの、お義父さまはあなたの本性を知ってて未来を予測したのでは・・・」と冷静に話します。
そして、「私はあなたを許してなんかない、ただ、あの女にハジュンは渡さない、安心してお腹の子のために穏やかに過ごすわ、だから助けてね」と続けて話します。

また、ジャギョンは息子のハジュンを取り戻すために弁護士事務所を訪れます。
問題化させたいのか?、また自分が実母だと世間に知らしめたいのか?、交際相手を捨て、女優と結婚し過去の女は死んだことに、捨てられた事実を暴露したいのでしょう・・・
もちろん、ヒスもハジュンのために準備に入ります。

また一方で、ソヒョンは無名の画家の絵画が気に入り、直接ギャラリー「スタジオA9」に作品を見に行きますが、そこで画家になったチェ・スジに出会います。
「やっと、あなたに会えた、元気だった?」と言う彼女にソヒョンは「結局はこうして会ってしまうのね」彼女は「あなたが私にインスピレーションをくれて成功し、夢が叶ったのは全部あなたのおかげよ」と・・・
ソヒョンは「私は絵を愛してると思ってたわ、でも違った、あなたと描くことが好きだったの、あなたと離れて絵が描けなくなった・・・私にとって絵はあなたよ」と・・・
切ないシーンが映し出されます・・・
この日からソヒョンはスジが気になって苦しみ続けます・・・

10話
ハン会長の意識が戻り目を覚まします。
ハン会長の妻である義母がアザが出来るくらい「このクソジジィ、死ね」とハン会長を殴ったおかげだったのです(笑)
でも、それよりも皆は、あの遺言書がどうなるのか、それだけが心配です。
ところが、ハン会長の病室をシスターのエマが訪ね、そっと手を握ります。
会長は、シスターのエマを「ソルファ」と呼びます・・・
実はジヨンの母とソルファは友人でジヨンがハン会長の子供でないことを知っている一人なんです。
また、この事実を知っているのはソヒョンだけですが、裁判が近くなりソヒョンはヒスに「ジヨンはハン会長の子供ではない」と知らせます。
そして、「私以外誰も知らない。ハン会長は血のつながりのないジヨンまでは愛せなかった、その母親は愛せても・・・」と話します。

また一方で、ソヒョンは息子のスヒョクがメイドのユヨンと一緒にいる時とても幸せそうに見えると使用人から聞き、「幸せならいい・・・」と二人の仲を認めるのです。
ソヒョンはスヒョクに「あなたの幸せは何?一度だけでも母親らしいことをさせて。ヒョウォングループを継ぐ気は全くないの?」と真剣に聞きますが、「はい」と答えます。

そんな中、ソヒョンの夫ジノがお酒に酔って、メイド主任のチュ・ミンスを殴ったことで、ソヒョンにアルコール依存症の治療センターに入れられてしまいます。それを聞いた会長夫人はジノ、ジノと泣き叫びます(笑)

その後、子供のハジュンをめぐって裁判がはじまりますが、ヒスとジャギョンの間には張り詰めた緊張感が走ります。
ところが、法廷ではまさかの展開が起こり、ジャギョンが夫ジヨンの父親失格の行為を暴露し、それをヒスが認めたのです。今までヒスがハジュンを育て、これからも母親としての資格があるという流れをつくり、夫ジヨンの悪事を世間に知らせるという、はじめからヒスとジャギョンとソヒョンが計画したことだったのです。
そして、ヒスの主張どおりハジュンは父親には養育の資格はないとみなし、ヒスが親権者になります。
そんな時、ジヨンが次期会長に選ばれたとソヒョンに電話があります。
ヒスは「これでよかった。上に行くほど失うものが大きくなる」とこれからの復讐に決意を新たにする3人です。

ヒスは夫のジヨンに「おめでとう、ハン・ジヨン会長」と言ってから、「もう終わりよ、ハジュンは私が育てる、私たち離婚しましょう、私はハジュンを連れてあの家を出る」と離婚届を渡します。



11話
実はヒスが流産して姿を消した1週間に、ヒスとソヒョンとジャギョンの3人はジヨンの復讐のために結束していたのです。
ジャギョンはヒスの流産の罪悪感から、ヒスに心から謝罪し、息子のハジュンをヒョウォン一家と夫のジヨンから救ってくださいと頭を下げます。
今までのジャギョンとは想像もつかないほど、ヒスに好意的になっていきます。
ヒスは「この歯を作ってあげたのは、あなただから」と言ってジャギョンにハジュンの乳歯を渡します。
これからヒスは強くなって正義のために闘う覚悟が出来ました。

ジヨンが後継者になると聞き、アルコール依存症の治療センターを飛び出してきた長男のジノでしたが、息子のスヒョクは父親と縁を切ると言って家を出ていきます。
ソヒョンは夫のジノからも怒鳴られ、ジヨンからも画家のチェ・スジのことで脅迫され、頭を抱える始末です。
ソヒョンは出国するスジに電話をかけて、「出国前にインタビューをするの?私たちの話をしてもいいわ。やっと、偏見に立ち向かう勇気がでたの」とこれから堂々と歩んでいこうと心に決めたのです。

また、ジヨンが後継者になり世間はジヨンの顔色を窺っています。
理事たちもジヨンを支持し、正式就任の前なのに更に勢いを増すはずです。
そんな中、長男ジノの携帯に「ハン・ジヨンはハン会長の実子ではない」とメールが入ります。

12話
夫のジヨンはヒスから「死んだの、あなたが殺したの」と言われ、ヒスが流産したことを知ります。
ヒスは「あなたみたいな男にならないように息子のハジュンは私が育てるから離婚しましょう」と言います。
そして、「あなたのようなクズが圧倒的に強いせいで私は希望を失った、だけど妙なの、不思議とスリルを感じている、相手が強いほど燃えるものよ、どうなるかお互いに楽しみね」と戦いを挑む旨を夫に告げます。
直ぐに、ハン会長の妻である義母の所に行き、「流産しました、離婚しますが、裁判になります、6年間嫁だった身として筋を通すために話します」と告げ、「実の息子でなくてもジヨンをちゃんと育てるべきでしたね、あなたが裏切者に育てたの、ハジュンは父親のようになってほしくないので私が育てます。ここに置いておけないので、お義母さんを見て学びました。そして、あなたの嫁でいることは苦痛でした」とハッキリ自分の意見をぶつけるヒスにスカッとします(笑)
また、ハン会長の容態が良くなり家に帰りますが、妻はハン会長の部屋の秘密の地下室が気に入らないと夫の会長をジヨンがいる分家の「ルバート」へ行くように言います(笑)

また一方で長男のジノは弟のジヨンが闘犬場で男たちを戦わせる違法格闘技を楽しんでいる恐ろしい事実を知ります。それは、血が流れるほど多くの大金がもらえるのです。
ジノは父の子供でもないジヨンの更に裏の顔を知り、すぐに会いに行きますが、それでも兄を「おまえは負け犬だ、大人しくしていろ」と言い、堂々としています。
また、ヒスも長男のジノから夫ジヨンの裏の顔を聞き恐ろしくなります。
ヒスはジャギョンに「あんな父親のそばに置いとけない、ハジュンとアメリカに行って」と伝えます。そして、これから、ジヨンの本性を暴いて、裁きを受けさせるとヒスは言います。

ところが、そのジヨンは違法格闘技の情報を長男のジノに提供した男クァクを殺してしまいます。
翌日、長男のジノのアルコール依存症の記事が公になり、立場が悪くなったジノは使用人のソンテを呼んで、ブルーダイヤをあげるからジヨンを殺せと言います。

13話
「ジヨンが血を流して死んでいました、階段の上には人影があり、それはヒスさんでした。そして、現場にはもう一人倒れていました。助けを求めて外に出て戻ってくると、倒れていたもう一人がいなくなっていた」とシスターのエマが警察に話します。
そのヒスは事件のショックから記憶喪失になり、何も覚えていないのです。

ソヒョンは警察にジヨンが「心臓麻痺」で転落したという死亡診断書があり、家族で葬儀を終えたことを話します。
そして、その消えた第三者を捜してくださいと言いますが、もし事件なら一族全員が容疑者線上にあるということです。

事件が発生する11日前、ジヨンはハジュンの母親のジャギョンを殺そうとしますが失敗します。
ヒスは安全のためにジャギョンをハジュンの家庭教師として再度呼び戻します。
そして、10日前に違法格闘技の情報を長男のジノに提供した男クァクが殺され、アルコール依存症の記事が出て、ジノは父の会長に会いに行きますが、会長は後継者のことでお前の息子のスヒョクが来たと言います。
ジノはトップがジヨンでなければ俺は誰でもいいと言って帰っていきます。

また、ソヒョンは夫のジノに「明日、重要なインタビューを受ける、その前にあなたには言っておくのが礼儀だと思って言うわ、私は性的マイノリティなの、愛する人が女性なの、黙っててごめんなさい、望むなら離婚するわ、でも今は時期ではない、ジヨンを引きずり下ろすまで待ってほしいの」と言います。
ところが、夫のジノは「男がいると言われるよりもずっと気が楽だ、本当はソ秘書を疑ってたよ、俺は鈍感だな、君は悪くないよ」と言われ、涙を流すソヒョンです。
夫のジノは「君に謝られる日が来るとは、新鮮だな」と笑いながら、ヒョウォングループの代表になるソヒョンを後押しすると言い、離婚はしないと・・・

また、自首しないというジヨンにヒスは仕方なく家族たちの食事会でジヨンの殺人等の悪事を暴露します。
更に長男のジノは母である会長夫人に「ジヨンは父さんの子ではない、血がつながってない、ジヨンの母親が他人の子を妊娠したまま父さんと交際していた」と話すと、母は「あのクソジジィ、そんな子をどうして私に育てさせたの?」と泣き叫びます。

そして、ジヨンの死後、1週間が過ぎ、警察が捜査をはじめることになります。
ジヨンは会長就任の承認を受ける株主総会の前日に39歳で心臓麻痺により自宅で死亡し、遺族の希望で家族葬が行われました。しかし、現場にいたという目撃者の証言により警察が捜査することになりました。

14話
事件が発生する4日前、使用人のソンテはジヨンを地下室に案内します。
そこにはハン会長がいて「お前の母さんに誓って、今日からお前の本当の父親になる、だから過ちを謝罪し許しを乞い生まれ変わりなさい、全てを捨てて洗い流せ」と言いますが、ジヨンからは「できない」という言葉が返ってきます。
また、ヒスもシスターのエマも説得しましたが冷たい態度のままでした。

しかし、事件2日前、違法格闘技の殺人ブローカーの決定的な証拠が出てきて、理事会の決定が保留になります。
そして、ジヨンが窮地に立たされた状況の中、事件が起きるのです。

事件当日、その日はスヒョクとメイドだったユヨンの婚約式の日でヒョウォンファミリーが集合し、庭でパーティが開かれていました。
その時、ジヨンは使用人のソンテから耳打ちされ、席を立ちました。
それをヒスやソヒョンや会長夫人やメイド主任のチュ・ミンスなどが見ています。

そんな中、交通事故に遭ったジニの夫で義弟のところへ行った長男のジノとアメリカにいたジャギョンはアリバイが立証されます。
ところがその日、ハン会長を支えるソヒョンの手に血が付いているのを見つけた会長夫人の義母はソヒョンなのかと疑うのですが口には出しません。
また、メイドたちはジヨンが死んだ翌日にここをやめて外国に行った使用人のソンテを怪しく思っています。
警察では女優だったヒスが本当に記憶喪失なのか診療記録を調べなおしています。
ところが、ヒスは事件当日にろっ骨も骨盤も骨折していて、整形外科で治療していました。
ペク刑事は記憶喪失は本当で、ジヨンと倒れていたのはヒスだとソヒョンにいいますが、それなら階段の上にいたのは誰ですか?と・・・
その後の調べで、ヒスを病院に連れて行ったのがソヒョンだと分かりました。

15話
ソヒョンは「義妹が怪我をしたので病院に連れて行きました」と言い、家族の中にジヨンを殺した人はいません、彼が自ら命を絶ったと考えるのが自然ではとペク刑事に伝えます。

また、長男のジノはペク刑事から「使用人のソンテの出国を助けましたね、航空会社の記録からあなたが購入者だと判明しました、なぜあのタイミングで彼を海外に?正直に話してください」と質問されると、ジノは一瞬黙り込んで「ソンテが好きなんです、お互いに大切な存在で・・・ 早く会いたいなぁ」と言うとペク刑事は「交際していたと言うんですか?」と、ハァ??とあきれてます(笑)
ジノも弟のジヨンが全てを失い、死ぬしかなかったと彼は自殺だと言います。
その使用人のソンテはブルーダイヤを持たないで外国に逃げていきましたが、ペク刑事に「僕は殺していません」と国際電話をかけてきます。

また一方で、ソヒョンもジャギョンもヒスが記憶喪失の演技をしていることに気が付きますが、その理由は何か??と考えますが、一緒に彼女を守っていこうと思っています。
 
ハン会長の地下室が今度は亡くなったジヨンの形見の部屋に変わります。
その部屋をメイドから案内されヒスがはじめて入ります。
その後、捜査の打ち切りとなる2時間前に最後に地下室が見たいというペク刑事が訪ねてきますがそこにはヒスがいました。
ペク刑事はヒスに「すべて覚えていますね、殺したのはあなたですね」と言うと、「そうです。私が殺しました。私が殺したと思うけど、何も覚えてないの、刑事さんには申し訳ないけど」と言って、部屋に飾ってあるジヨンの写真を見つめます。

16話(最終回)
ジヨンは致死量の睡眠薬を飲んでいて、他に証拠はなく自殺で捜査は打ち切りになりました。

ソヒョンは将来の嫁になるユヨンに「まずは品格を備えなさい。英語の勉強、美術と料理も、そして、自分を高めてから私に反抗しなさい」と優しい母親の顔で伝えます。
食事の席でハン会長は「去った者もいるが、我々は生きねばならず新しい家族も迎え入れた、まっさらな気持ちで始めることにしょう」と皆に伝えます。
スヒョクは「ハジュンの部屋は残してあげましょう。学校が休みの時に帰ってこられるように、
ハジュンは大切な従弟(弟)です。僕が面倒を見ていきます。」と言うと、会長夫人も「ハジュンはヒョウォンの子よ、そう思っている」と言い、皆が同じ思いだったことが救われる未来です。

そして、この後、スヒョクたちの婚約パーティの様子が詳しく描かれていき、パーティの途中で亡くなったジヨン事件の真相が明らかになります。
そして、意外な人物が真犯人でした・・・

ソヒョンはハン会長と夫人の義母に「今ジヨンが2階から落ちて、その場で亡くなりました。血管が破裂したんです。主治医はもう来ています。私に任せてください」と言いますが、この時ソヒョンの手に血が付いているのを義母は見ています。
ジヨンとヒスは2階から一緒に落ちて、ソヒョンはヒスを病院に連れて行ったのです。

その後、ソヒョンはジヨンをヒスが殺していなかったことを知ります・・・
そして、ブルーダイヤをハン会長に渡して、ある人物が会長宅を去っていきます・・・

その後、ジャギョンはなぜ記憶喪失のふりをしたのかヒスに聞きます。
「私は結婚生活の間に2度演技をしたの、すべてハジュンのために、ジヨンに殺されかけたことを警察に言えなかった、父親の死だけでもあの子は深く傷ついているのに、母親まで殺そうとしたことを知られたくなかった、理由はそれだけよ、私には大切なことなの」と言います。
これを知ったジャギョンは産みの母の自分より大きな愛を注ぐヒスに涙を流すのです。

ヒスは「ハジュンを産んでくれてありがとう」
ジャギョンは「ハジュンはあなたの子です、私はそのことを忘れません」と感謝の言葉を伝えます。

その後、ヒスは「マイン」で女優復帰を果たします。
そして、ソヒョンは「マイン」に投資してくれました。
二人の関係は特別なものでしたが、自分たちの人生を切り開いていく姿は輝いています。

そして、最後、結果的に、あの大きなブルーダイヤはハン会長婦人の義母様の胸でキラキラと輝いていました(笑)







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