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韓国映画「南山の部長たち」あらすじと感想、大統領暗殺事件

2022-03-16 | 韓国映画、た行・な行
韓国映画「南山の部長たち」あらすじと感想。
イ・ビョンホンが主演を務め、2020年韓国年間興行収入第1位を記録した実録サスペンス「KCIA 南山の部長たち」。
日韓両国でベストセラーとなったノンフィクションを原作に、本作はあくまで「実話を基にしたフィクションである」としながらも歴史の闇に肉薄してゆく。
主演を務めたのは人気、実力ともに韓国を代表するトップスター、イ・ビョンホン。
愛国心と大統領への崇拝、そして静かに燃える野心との間で葛藤するキム部長を、キャリア最高とも言える演技で圧倒的説得力をもって体現する。

軍事クーデターで政権を握り、独裁者と批判されるほど絶大な権勢を振るったパク・チョンヒ(朴正煕)大統領。そんな大統領直属の機関として権力を握ったのが韓国中央情報部、通称「KCIA」。組織を束ねる者は、その所在地から“南山の部長”として恐れられる存在だった。暗殺犯が大統領に次ぐNO.2の権力者とも言われるそのKCIA(中央情報部)部長がキム・ジェギュ(イ・ビョンホン)だったというニュースは、韓国のみならず世界中に衝撃を与えた。権力闘争の果ての凶行か、はたまた独裁政治の横暴に対する義憤に駆られたためか、未だ様々な見方がなされている。

共演には「工作 黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男」でその年の賞レースを席巻したイ・ソンミン、大ヒット作「哭声/コクソン」のクァク・ドウォン、更には「1987、ある戦いの真実」のイ・ヒジュン、「ザ・キング」のキム・ソジンら豪華演技派キャストが集結。

<ストーリー>
1979年10月26日、大韓民国大統領直属の諜報機関である中央情報部(通称:KCIA)部長キム・ギュピョン(イ・ビョンホン)が大統領を射殺した。
大統領に次ぐ強大な権力と情報を握っていたとも言われるKCIAのトップがなぜ?
さかのぼること40日前、KCIA元部長パク・ヨンガクが亡命先であるアメリカの下院議会聴聞会で韓国大統領の腐敗を告発する証言を行った。
更には回顧録を執筆中だともいう。
激怒した大統領に事態の収拾を命じられたキム部長は、アメリカに渡り、かつての友人でもある裏切り者ヨンガクに接触する。
それが、やがて自らの運命をも狂わせる哀しき暗闘の幕開けとも知らず……。 (kstyle)




韓国映画「KCIA 南山の部長たち」は1979年、第二の権力者と呼ばれた中央情報部長キム・ギュピョン(イ・ビョンホン)が、韓国の大統領暗殺事件を起こすまでの全40日間の物語を描く作品。
出演者のイ・ビョンホン、イ・ソンミン、クァク・ドウォン、イ・ヒジュンなどそうそうたる演技派俳優が登場する期待作で終始彼らの慎重な動きとセリフで緊張感が走る作品でした。

特に大統領を暗殺するビョンホンさんはずっとメガネをしての演技でしたが、彼の顔や目を見ているとその人物像をつくりだす演技は何か突き動かすような本能的なものを感じます。
理屈ではなく、さすがトップスターの貫禄というか、本当にビョンホンさんのカリスマは半端ではありません。
また、大統領役のイ・ソンミンさんも実在の人物をそのまま表現され、きっとたくさんの努力があったと思います。
はじめ、イ・ソンミンさんとは分からないほど減量されて顔が細くなっていたのに驚きました。

俳優さんたちの表情から韓国の歴史の苦悩が切ないほど感じられ、全体的に韓国らしい作品で良かったと思いますが、韓国の歴史が絡んでいるので日本人(特に女性)には少し難しかったかも知れません。
また劇中の登場人物の名前が、キム部長、パク大統領、パク元部長など、名前の区別を対処するのが厄介でついて行けない部分が多かったです。でもオバサンの私だけかも?(笑)
結局、現在の世界情勢をみても分かるように独裁者を作ってはいけないということです。













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