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韓国ドラマ「ペントハウス3」あらすじと感想、ついに完結のシーズン3

2021-12-19 | 韓ドラ は行、ふへ

韓国ドラマ「ペントハウス3」あらすじと感想、最終回。
韓国で社会現象を巻き起こした「ペントハウス」の最終章がついに完結!
ヘラパレスの裕福な住人とその子供たちが通うエリート校で繰り広げられる物語は不倫や過去の因縁や殺人など権力争いが複雑に絡まり合う最強のドロドロサスペンス劇です。
1と2を視聴したら、もちろん3が気になるストーリー展開ですが、欲望と復讐心に燃える予想不可能なありえない展開にちょっと疲れてしまうのも3の特徴です(笑)
バカバカしいほどのストーリー展開や誰が敵で誰が味方か分からないストーリー展開、また人の死の節度に欠けている演出など、ダラダラと引っ張っていく設定にいい加減にしてほしいと感じてしまいます。
韓国でも3は視聴率がだんだん下がっていき、多くの視聴者が離れて行ったようです。

本作はあきれるくらい図々しく悪事を働いて生きている、ダンテとソジンが腹立たしく、更に二人の悪事がパワーアップするのが特徴のシーズン3で、やはりダンテとソジンの強烈な悪行は健在!
でも・・・このように辛口コメントを書いていますが、でも、終わってみるとちょっと寂しい気分でもあります(笑)
結局、夢中になって視聴していました・・・

また、親たちのクセ者たちに負けないほど子供たちの演技も光っていますが、特にジェニ役のチン・ジヒやウンビョル役のチェ・イェビン、またソクフン役のキム・ヨンデの活躍が目立っていた本作です。
また劇中、ソクフン役のキム・ヨンデと恋人のロナの切ない別れのシーンに流れるジュンスのOSTのバラード曲がより一層悲しさを増して胸が熱くなります。やっぱり、ジュンスのバラード曲は最高ですねぇ~~(^^♪♬ ウットリ♫

また本作は特別出演の俳優さんがとても多く、中でも久しぶりにソ・ジソクさんが登場された時は嬉しかったです。彼の代表作のドラマ「19歳の純情」や「グロリア」など大好きな作品でした。

あらすじ(ネタバレあり)

ヘラパレスの悪の面々は豪華な生活から一転して刑務所で服役生活を送ることになりますが、それでも反省の色が全く見られないのです。
逆に拘置所の中の権力者に頭を下げる姿には爆笑ですが、そんな中、スリョン(イ・ジア)がチョンア財団を買収することになります。

また一方、ローガン・リーの帰国の飛行機から同行していた謎の男ペク・ジュンギ(オン・ジュワン)の過去が明らかになります。
アメリカにいたローガン・リーはペク・ジュンギ(オン・ジュワン)を捜していて、やっと会うことができました。ペク・ジュンギ(オン・ジュワン)を精神病院から出してあげたのがローガン・リーです。
チュ・ダンテ(オム・ギジュン)の写真を見たペク・ジュンギはダンテを「ミスターペク」と叫び、「こいつは殺人犯です。僕の両親を殺し、全財産を奪って逃げた男です」と声を荒げます。するとローガン・リーは「ミスターペクは今、韓国にいます。チュ・ダンテさん、あなたの名前で…」と付け加え衝撃を与えます。「なぜ僕の名前で?」と言い、怒りの感情を示すのです。

ところが、韓国に戻ったローガン・リーとペク・ジュンギ(オン・ジュワン)ですが、車の爆破事件はダンテ(オム・ギジュン)が仕組んだものでした。
ローガン・リーの生死はまだ分かりませんが、刑務所にいるダンテ(オム・ギジュン)、ギュジン(ポン・テギュ)、ユンチョル(ユン・ジョンフン)、この3人も誰を信じていいのか分からず、特に自分の都合で行動するダンテとギュジンの根っからの悪人には反省の色はなく、姑息な手を使って出所を企てます。
そのダンテはナ・エギョ殺人事件の真犯人に亡くなったローガン・リーを仕立て、自分は刑務所から出てきました。
同じく、ソジン(キム・ソヨン)もナ・エギョ殺人事件の真犯人が分かり、現在精神的治療が必要なため刑務所から出てきます。
ところが、ダンテがすでに動き出し、ソジンの家の名義も財団もダンテのものにします。


スリョンは「もうすでに法に正しい規則などない」と分かり、証拠を偽造してユニ(ユジン)を刑務所から出してあげます。そして、娘のロナが危険だから母親のユニが守ってあげなさいと言います。
スリョンとユニはソジンと手を組み同じ復習相手であるダンテを一緒に殺しましょうと誘いますが、ソジンは自分がダンテを殺すと言って覚悟を決めています。
そして、ソジンは証拠の写真でローガン・リーを殺して無罪判決にしたダンテを脅し始め、一緒に仕事をすることになります。お互いに信用しているわけではありませんが偽装夫婦を装う二人です。
その後、ソジンは義妹の不倫を脅し義母からビルを返してもらいますが、チョンア財団はスリョンの名義なのでダメだと言われて激怒するのです。

そんな中、スリョンの前に殺されたローガン・リーの兄だという人物が現れ、ローガン・リーを殺したのはお前か?と責めます。
また、意外な人物が登場して物語が面白くなりそうな雰囲気ですが、ローガン・リーと一緒に韓国にやってきたペク・ジュンギ(オン・ジュワン)をスリョンとダンテが捜し始めます。

また一方で、ダンテをはじめ、ギュジン、ユンチョルも出所し、ジェニの父親ドンピルも加わって、またチョンス地区再開発の計画を立て直し、一儲けしようと考えています。
そして、いつも計画担当だったユンチョルが人が変わったように悪になり、クズはクズのように生きていくと宣言するのです。

また一方で、相変わらず兄ソクフンとロナの関係に嫉妬する妹ソッキョンは父のダンテにどうしてもソウル大声楽科に進学したいとお願いします。
入試当日、ソッキョンはジェニにあなたの父親は殺人者だと言われ動揺したジェニは試験に失格し、ソジンの娘ウンビョルやロナもダンテの罠にハマってしまい、「合格は私だけかしら」と喜ぶソッキョンです。



また、ダンテに対する復讐心を抱き、それぞれが本格的な動きに乗り出した中、スリョンはペク・ジュンギ(オン・ジュワン)がダンテに銃を撃とうとする現場を目撃し、それを阻止します。そして、スリョンはローガンが死んだとき何していたの?と聞きます。
ペク・ジュンギ(オン・ジュワン)は「僕がチュ・ダンテです。あいつは僕の目の前で両親を殺し金庫の中から全財産を持って行った男です」そして「僕の姿になってあなたと結婚したのです」と衝撃的な真実を話します。
そのペク・ジュンギ(オン・ジュワン)は自らダンテの前に現れ、ダンテの家に押しかけて数日泊まることになります。
そしてヘラパレスの悪の面々4人たちの前でヒョンと呼び兄のように慕うのです。
ダンテは皆の前で昔の貧しかったころの話をするジュンギに「あの時、死ななかったことを後悔させてやる」と悔しがるのです。

また、ジェニは両親に「まだ、どれだけ秘密があるの?ママは垢すりでパパは殺人犯、後何回驚けばいいの」と泣き叫びます。
母のマリは「ダンテの首をへし折ってやる」と激しい剣幕ですが、父のドンピルは「俺がやる、あいつがあの女を殺した証拠を絶対に見つけてやる」と悔しそうに言います。
そんな中、スリョンはソッキョンに対する校内暴力に関する委員会を父兄と子供たちで行いますが、彼女は反省が見られない言葉でまたジェニを傷つけたために高校の退学を言い渡されます。

また一方でユニはローガン・リーからソラの遺産100億ドルをあずかってほしいと彼の金庫の鍵を預かっていました。そのお金をどう使おうがかまわないと言いますが、1つお願いがあると、「スリョンさんには内緒ですが、彼女にもう一人、ソラじゃない双子の子供がいるかもしれない」と聞かされるのです。その後、ユニはソラとヘインが取り違えのあった病院に行き、ヘインの実の母の情報を聞き出します。また医師にスリョンが双子を出産した記録はないかと聞きます。
ユニは興信所を利用し、ヘインの実の母を捜すように依頼しますが、すでに6年前に殺されていて彼女を殺した加害者がなんとドンピルだったという衝撃的な報告を受けます。
そして、そのころ警察はダンテを疑っていたと言います。






ソジンはペク・ジュンギ(オン・ジュワン)のカバンの中から昔の指名手配の紙を見つけます。
ところがその人物の顔はダンテなのに名前はなぜかペク・ジュンギなのです。
ソジンにあいつは詐欺師だと言い張っているジュンギに、ソジンは心の中で面白くなってきたと笑っています。

そんな中、チョンアアートセンターが完成し、センター長の選挙戦がはじまります。
ソジン、マリ(シン・ウンギョン)、ギュジン(ポン・テギュ)などがセンター長に立候補しますが、ユニも立候補し、皆が驚くのです。さらにユニがアートセンターの持ち分20%を持っていたことも皆は驚きます。
ヘラパレスの悪の面々は、やはりローガン・リーの100億ドルがユニに渡ったということに関心を持ちます

その後、ローガン・リーから生きているかもしれないスリョンの双子のもう一人を捜してほしいとお願いされたユニはその子どもを探すのに私のお金を全部使ってもいいと言っていた彼に応えるようにユニが抱いていたスリョンの秘密が明らかになります。
スリョンが産んだ双子の一人がダンテの娘のソッキョンだったのです。

ダンテはスリョンの双子の一人をすり替え、一人は実母を継母だと思っているのです。
ダンテの子供はソクフンだけだったのです。そして、ダンテはこの事実を脅迫されるとその女性を殺害し、その罪をドンピルになすりつけた。これがドンピルの殺人事件の真実だったのです。


ソジンの娘ウンビョルがプンホン先生に誘拐され、それを目撃したユニが車で後を追いかけ、ウンビョルを奪い返します。ところがその後をダンテに追いかけられ、崖に追い詰められたユニたちは危険な状態になりますが、ダンテは一人逃げていきます。
ところが、ソジンとスリョンがその崖に駆けつけたときは、ウンビョルしかいなかったのです。
ユニとユニが乗っていた車とダンテが乗っていた車は崖から転落していました。
先に着いたソジンがユニを崖の下に落としたのです。
娘のロナはウンビョルが見つかって母がいないなんておかしいと号泣しますが、その時車が引き上げられますが、ウンビョルの誘拐犯はユニとなってすべてユニの犯行でニュースが流れます。
またローガン・リーの金庫の鍵を手にしたダンテですが、金庫には100億ドル全部はなく、ユニがどこかに隠したと思っているダンテです。
そんな中、ユニの遺体が見つかり、ロナとスリョンは泣き崩れるのです。
ユニの葬儀の中、ユンチョルに向かってロナは「あんたみたいな人が父親だったなんて、もう二度と来ないで」と言って献花の花を投げつけるのです。かわそうなロナでした・・・
そして、ソジンに対する復讐もできないまま一人亡くなっていくユニの死があまりにもあっけなく感じるのです・・・
きっと、この先、やっぱり復讐のために生きていました・・・と復活するのかなぁ~?と
今までの筋書きだとそう思ってしまう、ユニの死でした・・・

葬儀の後、家に帰ったスリョンはソッキョンのわがままな態度に深い悲しみと怒りを感じ、家から追い出すのです。本当は自分の娘なのに・・・


ソジンは元のように華やかに復帰し、娘のウンビョルも記憶を取り戻しました。
ところがウンビョルはあの時死んでいくロナのおばさんと目が合ったの、おばさんをママが車で押して殺したじゃない、おばさんは最後まで私を助けようとしたのに」と言って、泣き叫ぶのですが、ソジンは「あなたのためにやったの」と言い訳をしますが、ウンビョルは「あんたは人間じゃない、ママみたいになりたくない」と気が狂ったようになります。
その後、ウンビョルはプンホン先生から危険な記憶を無くす薬をもらっていて元の強気で意地悪なウンビョルに戻り、母のソジンと優雅な生活に戻るのです。

そんな中、マリがスリョンを訪ねてきて、自分の夫ドンピルがダンテに利用されているのを知りマリがすべての真実を打ち明け、助けを求めにきました。
マリは自分を信頼してくれるお客様のソン会長に頼んで、ダンテがユニの死と繋がっている証拠を手に入れることに成功します。これを聞いたスリョンは「悪魔は悪魔が相手にしなければ意味がないの、地獄に送るには」とマリに言い、ダンテへの本格的な報復をはじめるのです。
ダンテとソジンがユニの殺人に関わっていると言うスリョンですが、ペク・ジュンギ(オン・ジュワン)の本当の正体も疑っています。

また一方で医師だったユンチョルは謎の男の指示を受け、あるところで保護されているローガン・リーの火傷の治療をしています。それが、6ヶ月前に保釈金をだしてもらい出所した理由でした。
そしてその男の正体がソジンだと明らかになり、ソジンはペク・ジュンギ(オン・ジュワン)とも取引をしていて、繋がっていたのです。あまりに出来すぎた物語に愕然としますが(笑)本当に恐ろしいソジンです。
更にユンチョルはその男の主がダンテだと勘違いしています。


肩に蝶のタトゥーを入れ、ナ・エギョに変身したスリョン(イ・ジア)は教育部のユン次官(ペ・ヘソン)に会って、教育部のカン長官(ソン・ヨンギュ)がダンテ、ギュジン、ユンチョル、ドンピルから名門校のチョンス地区移転に力を貸してほしいと裏金をもらう接待中の現場の画面を見せます。スリョンはすべて私がやりますから、あなたは教育が利用されないように移転できないように阻止してくださいとお願いします。
更にダンテから裏金をもらった建築家にチョンア建設と建築破棄の覚書を取り付け復讐への準備が少しずつ整っていきます。

次にダンテはチョンス地区の施工権をものにするために資金が必要になりダンテは、ソジンにチョンアグループの株式10%を譲渡する替わりに、500億ウォンの資金を得て、組合長と組合幹部たちまでお金で買収します。
ところが結局教育部のカン長官の不正が速報でニュースで流れ、チョンス地区の施工会社がチョンア建設ではなく、エコ都市を公約としているトヘ建設に決まりダンテをはじめとした悪の面々たちの事業計画は完全に崩れ去ります。

また一方で、最近のユニの娘ロナはソジンに負けていません。
ソジンがアートセンターの公演で娘のウンビョルに会わせようとした世界的指揮者クラークが先にロナの歌を聴いてロナは声も美しく高音は完璧だと褒めるのです。

また一方で、ロナとソクフン(キム・ヨンデ)はお互いに好意を持っていますが、ソクフンは父であるダンテの悪事に嫌気がさし、ロナの母であるユニを殺したと思っているので、ロナに申し訳ない気持ちで苦しいのです。「ロナを愛せないなんて、死ぬしかないのか、ダンテの息子だから死んで終わらせないと・・・」こんな気持ちにさせるダンテが憎いですね。
ソクフンはロナに別れを告げ、「ごめん、ロナ、本当にごめん」と心の中でつぶやきます。
そのソクフンは父親ダンテの仕事を手伝うと言って学校を休学します。
この二人の切ない別れのシーンに流れるジュンスのOSTのバラード曲がより一層悲しさを増していきます。

また、亡くなったユニの腕時計が発見され、警察に向かったロナとスヒョンですが、スヒョンが修理してもらうと時計に録音機が付いていて、「スリョン、あなたに娘がいるの、娘が生きているの、ソッキョンがあなたの娘なのよ」とユニの声が録音されていました。


スリョンはすぐにソクフンに真実を話し「ダンテは生まれてすぐにソラとヘインをすり替えて、ソッキョンは死んだことにしていたの、そのソッキョンが実は私の子供だったの、全部ダンテの仕業なの」と話します。
ソクフンは「一体、何のために」、「私を苦しめるためよ、ソッキョンに嘘を吹き込んで不仲にさせるためよ、最近ダンテの何か様子が変よ」と不安になるスリョンです。
ソクフンはスリョンにソッキョンは僕が必ず守るから心配しないでと慰めます。
ところが、ソッキョンは地図にない孤児院に監禁されていたのです。
その場所をソクフンがスリョンに教え、迎えに行くのですが、そこには先にダンテがいて、ソッキョンは「ママ、もう私を捜さないで、パパには捕まらないから」というメッセージを残して、その施設を逃げ出していたのです。

そんな中、アートセンターでは子供たちのオーディションがはじまり、ロナが大賞を受賞します。


また7か月ぶりに目を覚ましたローガン・リーをユンチョルが助けていましたが、その後ソジンが毒入りの注射をしたので、ソジンもダンテもローガン・リーが死んだと思っています。
またダンテはジュンギもソジンが韓国に呼んだことを知り、本当に怖い女だ、手を打たないと今度は俺がやられてしまうと感じています。

そして、ローガン・リーが脱出に成功しますが、今回のローガン・リー脱出は彼と兄弟のアレックスの仕組んだ筋書きで、ローガン・リーとスリョンは7か月ぶりに再会することができ、彼が生きていたことに驚くスリョンですが監禁していた人物がソジンだったことに驚く二人です。

その後、ウンビョルのプンホン先生から証拠のドライブレコーダーを受け取ったスリョンたちはユニを殺した犯人がソジンだと分かります。

チョンア財団の理事長就任式の当日、前理事長を殺したのはソジンだというメッセージが届き、
また、チョンス地区新都市開発式の当日、ローガン・リーを殺したのはダンテだという映像が流れます。スリョンとローガン・リーが二人の犯罪を暴露することに成功し、ソジンとダンテはお互いに相手が犯人だと思い大喧嘩になります。





その後、スリョンとローガン・リー、そして、ユンチョル、マリ、ドンピルたちは悪のソジンとダンテを倒すことで力を合わせることになります。
そして、彼らはソジンとダンテの仲が崩壊するように仕向けます。
更にペク・ジュンギ(オン・ジュワン)とウンビョルのプンホン先生も利用して二人の資金源を止めようとする計画まで進めます。

更にウンビョルのプンホン先生は前に記者会見したことは全部嘘で、すべてダンテが真犯人だと改めて記者会見を開きます。
ダンテは追い詰められて警察から逃げ回りますが、ドンピルが中国にいく船があるとダンテに嘘をつき、スリョンたちから日本の精神病院に送られたダンテです。
一生苦しむといいわ、同じ目に合わないと、死ぬより苦しいだろうと・・・これで自分がやってきたことを自分が受ける側になったのです。
あとはソジンですが、ソジンは娘のウンビョルから「これはママのために取っておいたの」といって、記憶がなくなる薬をワインに入れて飲ませますが、とっくにソジンは気が付いていたのです。


ソジンの元に逃亡中の夫ダンテについての調査があるので署までお願いしますと警察がやってきますが、ソジンは「知りません、全部夫です、私ではありません」と言い、強制連行されます。
夫婦以前にビジネスパートナーの夫のダンテの代りに妻のソジンが返済することになる莫大な借金ができました。
一生お金に困らなかった女が一生働いても返せない地獄を味わうことになります。
そして、取り調べの最中に急に倒れてしまったソジンはショック状態で病院に運ばれます。
その後、幻覚症状がでておかしくなったソジンはヘラパレスにやってきて、歌の練習をしているロナを自分の娘のウンビョルだと勘違いし、「今日は就任式だから準備しないと遅れるわ」と言って外に連れ出そうとします。
その時、ユンチョルが助けに来て、ロナをソジンから引き離そうともみ合いになり、ソジンは2階の手すりを乗り越え1階に落下してしまいます。
更にソジンの体の上に天井からシャンデリアが落ちてきてソジンは口から血を吐く衝撃がシーンが描かれました。
また、ユンチョルとロナも、らせん階段から転げ落ち二人は意識を失いますが、ユンチョルは頭から血を流す大怪我を負ってしまいます。


はじめは強がりを言っていたソッキョンでしたが、やっと母であるスリョンに「ママ本当にごめんね、会いたかった、会いたくて死ぬかと思った」と泣きながら素直な言葉を伝えます。
そんな時、ソジンとユンチョルとロナの事故の知らせを受け、スリョンは病院に向かいます。
ソジンは軽傷でしたが、自分自身のことや、娘のウンビョルも分からなくなっていて、早期の認知症だと医者はいいます。もちろんソジンの演技で嘘をついているのです。
そして、ユンチョルは脳の損傷がひどく意識不明の状態になっています。

そんな時、スリョンはダンテが日本の精神病院から脱出したという衝撃的な知らせを受けます。
「どちらかが死ななければ終わらない。受けて立つわ」とスリョンは覚悟を決めます。
そして、予想通りダンテは息子のソクフンを頼ってきました。
韓国に戻ったダンテは息子のソクフンもスリョンとローガン・リーの仲間だったことを知り、大きなショックを受けるのです。
スリョンはダンテが逃げたことで、子供たちに危害が及ばないように、これ以上逃げられないようにダンテの正体を世間にバラすのです。
殺人犯のダンテ、元ペク・ジュンギの衝撃的な過去が明らかになり、指名手配になるダンテですが、それでも、「終わってたまるか、昔には絶対に戻らない」と強気な態度です。

また、指名手配のダンテを見つけても、捕まえられないお粗末な警察官にイライラしますが、スリョンはダンテをおびき寄せるために、ローガン・リーとヘラパレスで婚約式を挙げることにします。
そこへダンテは現れ、ヘラパレスに爆弾を仕掛けます。
ローガン・リーはヘラパレスの住人に「爆弾が仕掛けられました。早く非難してください」と呼びかけます。
ダンテとスリョンはペントハウスで宿敵の相手との最後を懸けた戦いを繰り広げます。
スリョンの銃に撃たれたダンテはペントハウスの窓から外に墜落し、スリョンはダンテが仕掛けた爆弾により韓国で最高峰のペントハウスの建物の中に残されてしまいます。


ヘラパレスの住人をすべて避難させたローガン・リーはスリョンを助けにペントハウスに向かいます。
ようやく逃げ切ったスリョンとローガン・リーはヘラパレスの記者会見で住人たちの全ての被害に対する補償を約束をし、倒産したチョンアグループも買収して立て直すことになりました。

また一方、らせん階段から転げ落ちて重症だったユンチョルが意識を取り戻します。
ロナの無事を知り、「よかった、本当にありがとうございます」とローガン・リーに告げます。そして、ダンテが死んだことを聞かされ、あとはソジンだけですが、そのソジンに急性認知症の症状があることを聞かされます。ユンチョルは急に認知症になるわけがない、ユニの件があるから逃げようとして認知症の演技をしているだけだと言います。
ところが、そのユンチョルは失明していたのです。
その後、ユンチョルは後輩の医師からソジンのMRI写真が偽造されていたことをつかみます。

ユンチョルは娘のウンビョルを迎えにアパートにいきますが、そこでソジンと出会い、もみ合いになり3階から転落してしまいます。
ソジンは急いでユンチョルのところに駆けより「死なないで、お願いよ、ユンチョル」と手を取って号泣しますが、ユンチョルはソジンに「一度も忘れたことはなかった、愛してた、ユニ」と言ってこの世を去っていきます。
この言葉にソジンは「最後まで私を悪者にするのね、死ぬ瞬間まで」と言って、その場を去っていきます。

最後まで母ソジンの嘘を信じない娘のウンビョルはスリョンと一緒にユニが殺された崖で母のソジンをおびき寄せる罠をかけます。
その崖のそばでソジンとスリョンの全ての真実の会話を聞いていたウンビョルは自分まで騙していたことを知り、その場で警察に母の殺人を通報します。
すぐに警察が来て、窮地に追い込まれたソジンは「あんたさえいなければ完璧だった・・・」と叫びスリョンを両手で無理やり崖下に突き落とし、スリョンは亡くなります。

⑭最終話
裁判で娘のウンビョルは「母は認知症ではありません、嘘をついています。スリョンおばさんも母が祖父を突き落とした時もユニおばさんを突き落とした時も全部私は見ていました。私の目の前でたくさんの人を殺しました」と証言をして、その場で自ら自分の首を鋭利なネックレスで刺し病院に運ばれます。
そして、ソジンは無期懲役を言い渡されます。

3年後、イタリアで有名なソプラノ歌手になったロナが韓国に帰国します。
ウィーンからソクフンも世界的なプリマドンナとなったロナの伴奏するために帰国し、二人は3年ぶりに再会します。
そして、ソクフンはウィーンの自分の家の鍵をロナに渡し、「いつ来てもいいから、僕の家にいていいから」と言い、「会いたかった、ロナ」、「私も会いたかった」と・・・
ソクフンは突然ロナにキスをします。
ペ・ロナ帰国独奏会の日にマリ、ジェニ、ソッキョン、サンア、ミニョク、そして、ローガン・リーに再会したロナはソクフンのピアノ演奏で母ユニが好きだった歌を捧げます・・・

また、垢すり師になったギュジンは相変わらず調子のいい打算的な生活をしていて、また詐欺で逮捕されます。

マリは海運建設ソン会長の秘書になり、会長から気に入られ「あなたがヘラクラブの勝利者ね、結局チョンス地区に住むのだから」と言われ夫のドンピルが出所するまで頑張るというマリです。

また、ソッキョンはアルバイトを掛け持ちしながら自ら生活費を稼いで真面目に暮らしています。

また、受刑者のソジンは特別の外出の日に娘のウンビョルがいる聖堂を密かに訪ね、娘が指揮する聖歌隊の歌を心穏やかに聴いています。
そして、ソジンは「ごめんなさい、娘に迷惑をかけたくない、ウンビョル、ママのようにならないで、あなたは幸せになるのよ、愛している」と手紙を残して自ら命を絶つのです。
人間の欲の果てを見せつけた女、そして母であるソジンの最後でした・・・

また一方で、3年前、スリョンは特殊な救命胴衣と最悪な時のためのGPSをローガン・リーから渡されていました。
すべてローガン・リーが用意したもので、「僕たちはいつも一緒だよ」と言って指輪も改めて付けてあげました。
ところが、スリョンの救命胴衣もGPSも指輪も部屋に置いてあったのです。
そして、スリョンは遺体で発見されました。
あの日、スリョンは逆に自分からソジンの手を取って後ろに下がり崖下へ転落します。
自ら死の選択をしていたのです。
それは、ナ・エギョもユニもユンチョルも死なせてしまった罪を償うために・・・
そして、ローガン・リーもロナの公演を準備しながら持病の癌が再発して、この世を去っていたのです・・・ 
愛するスリョンのところに行ったのです・・・
 おわり

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