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韓国ドラマ「僕のヤバイ妻」あらすじと感想、夫婦の危険な駆け引き

2022-02-07 | 韓ドラ は行、ほ


韓国ドラマ「僕のヤバイ妻」あらすじと感想、最終回。
本作は日本で2016年に木村佳乃さんと伊藤英明さんが主演を務めた同名ドラマの韓国版で、2018年にはトルコ版も制作されたほど人気の高い心理サスペンスドラマです。
本作も不倫、誘拐、身代金、復讐、保険金、そして夫婦愛とキーワードがいっぱいあり、見どころ満載です。
幸せそうに見える結婚6年目の夫婦ですが、夫の浮気が判明し二人の間にはどす黒い雰囲気が漂っています。
夫が不倫相手と一緒に妻を殺そうとした時、妻の誘拐事件が発生し、50憶ウォンの身代金を要求される夫です。
そして、最後まで、この50憶ウォンを狙ってくる人物が次々と現れてきて、誰が犯人で味方か敵か分からなくなり、どの人物からも目が離せなくなります。
また、緊張感あふれるドキドキハラハラはありますが、ドロドロ感はなく、滑稽ですが深刻な問題でもある夫のブラックコメディには爆笑です。
その妻に翻弄される夫には幅広い演技で活躍されているベテラン俳優のチェ・ウォニョンが扮し、いつも一枚上手の妻に振り回されている姿はユーモアに溢れ笑いの渦です(笑)
また、主演の妻役には名作「パリの恋人」のキム・ジョンウンが、根っからのセレブをミステリアスに演じていますが、実は彼女には大きなある計画があり、その本心は最後の最後まで分からないエレガントな「ヤバイ妻」です・・・

また、主演二人のお互いの様子を見合う駆け引きが続く中、夫の不倫相手や隣に住む年上妻のウネや年下夫のミンギュなど、次々と本性を現していく登場人物たちにも注目です。
私は後半から大きなカギを握る隣に住む、親子ほど年の離れた年上妻夫婦がとても印象に残りました。
どう見ても母親に見えてしまう年上妻は、いずれは自分から離れていくと思っている年下夫を全て理解して、夫のために50憶ウォンを奪おうと仕組むのですが、年下夫は最後まで年上妻をかばい夫としての役目を努めるのですが・・・そこには愛があったのでしょうか・・・??
最終回の余韻を残す年下夫を演じた、ユン・ジョンソクの横顔が深く心に残るラストでした。

あらすじ(ネタバレあり)
1話
レストランを経営する夫のユンチョル(チェ・ウォニョン)と妻のジェギョン(キム・ジョンウン)は結婚6年目の夫婦ですが、夫は完璧すぎる妻に嫌気がさし、妻に触れるだけで蕁麻疹が出るほど窮屈な生活を送っています。
夫のユンチョルはローン返済に苦しんでいて、親の遺産を相続した妻のジェギョンに頼りますが妻から断られてしまいます。
そんな時、夫のユンチョルは不倫相手のソンミから妻の殺害をもちかけられます。
ワインに毒を入れるためワインを買って帰る夫のユンチョル。
ところが家に帰るとリビングに血痕の跡があり、テーブルの上に「50億ウォン用意しろ、通報したら女は死ぬ。N31」とメッセージがありました。
夫のユンチョルはすぐに警察に電話し、ソ刑事がやってきます。
いろいろ質問を受けますが、妻は僕にはもったいないくらい完璧な妻でしたと答える夫。
長い戦いになりますのでゆっくり休んでくださいと刑事は言いますが、刑事は夫のユンチョルに疑いの目を向けています。
刑事が帰った後、「自由だ、妻が戻ってこなければ金は僕のものだ」とビールを何本も飲んで妻から解放された喜びに笑みを浮かべます。

ところが、翌日、「楽な道を諦めたとは、警察に連絡したな、殺してやろう」とN31から再び手紙が届きます。
そして、妻のジェギョンの誘拐がニュースで報道され、メディアも注目し始めました。

警察は公開捜査に切り替えて捜査をはじめますが、妻のジェギョンは亡くなった両親から多額の遺産を相続していたことを知ります。彼女はウンダム食品の一人娘でした。

また、隣に住むジェギョンと仲がいいウネが「実を言うと最近ご主人が浮気しているかもと悩んでいました」と記者たちに話している姿がニュースで流れます。

2話
夫のユンチョルは自分を尾行していた妻の大学時代の後輩ユミンから、妻が不倫相手まで知っていて苦しんでいたと知り驚きます。
そして、後輩のユミンは尾行していたのは自分だけではないと教えます。
ユンチョルはなぜ僕を尾行したんだと不倫相手のソンミに聞きますが、あなたが心配だっただけと言いますが、ユンチョルは彼女に不信感を持ちはじめます。

また、妻のジェギョンはユンチョルの実家の家族たちを大切に面倒見てくれたことも、今回の事件があって初めて知りました。そして、実家の姪っ子がジェギョンから預かっていたという鍵をユンチョルに渡します。
家に帰って、そのカギで彼女の引き出しを開けると、そこには夫ユンチョル名義の通帳と愛情あふれる手紙が入っていたのです。それを見た夫は号泣します。
そんな時、またN31から、妻ジェギョンの動画が送られてきます。
更に、発行番号の違う紙幣で50憶ウォンを用意しろ、通報したら女を殺す、とメッセージもありました。
そして、50憶ウォンを用意したユンチョルは妻ジェギョンの救出に向かいますが、その場所で指定場所が変わり、次の場所に移動しますが、また新しい指示があり漢江のマリーナに向かいますが、身代金はドローンで運ばれてしまいます。
ところが、そのドローンはトゥムル船着き場の広場に降りますが、中身は紙切れで、夫のユンチョルは警察に知らせないで途中で身代金を犯人に渡していたのです。
従わなければ女は殺すと指示があり、仕方なかったのです。

その後、車中でボトルワインに注射器で何かを入れるのを目撃したと匿名で通報があり、家宅捜査が行われワインを押収します。また、夫に容疑がかけられます。
事件は夫婦と不倫相手の痴情のもつれが原因なのか、また身代金を狙った第三者の仕業なのか?
世間は注目しています。
そして、不倫相手のソンミが事件の重要参考人として連行されます。

3話
2年前にウンダムグループのジェギョンの両親が亡くなり、結婚に反対していた両親は財産を社会に寄付したのです。それを知らなかった夫のユンチョルはなぜ他人に財産をとガッカリします。そして、1年前から夫の事業がうまくいかず喧嘩が増えますが妻のジェギョンは耐えていました。毎週金曜日に浮気していることも知っていましたが、1か月前に夫と不倫相手のメール「夫婦間の最も美しい別れは死別だって」「手伝おうか?お葬式の準備でもしてて」これを見て泣き崩れるのです。
ジェギョンは復讐の準備をするために不倫相手の部屋に忍び込んで盗聴器を仕掛けます。
そして、悲劇の妻を演じるために自分を手伝ってくれる人が必要だったジェギョンは大学時代の後輩ユミンに偶然を装い再会し、自分の復讐に協力してくれるように話をします。

自作自演したジェギョンは橋の下で見つかり、搬送された病院に夫がやってきました。
「無事でいてくれて本当にありがとう、怖かっただろう、ありがとう」と胸をなでおろす夫です。
しかし、警察はジェギョンが犯人の顔を見てないというので、まだ夫のユンチョルの容疑が晴れたわけではないと思っています。
毒殺未遂の容疑もまだあるのですが、押収されたワインから毒は検出されなかったのです。
警察は不倫相手のソンミとユンチョルが共謀して誘拐事件を起こしたと疑いソンミを調べはじめます。
そんな時、ユンチョルの姉の元夫で元刑事の元義兄のノ・チャンボム(アン・ネサン)がユンチョルに近づいてきて、「俺たちが追うのは犯人ではなく50憶ウォンだ」と笑って話します。

4話
ジェギョンとユンチョルは同じ家で何事もなかったように再出発と言うかたちで暮らし始めますが、夫は妻を疑いながらも「私はあなたを信じている」と言う妻を信じたい夫です。
そして家にあった盗聴器も妻ではないと信じたいユンチョルは元義兄のノ・チャンボム(アン・ネサン)に相談しますが、夫は妻を、妻は夫を、見張っているはずだから、気づかれないように気をつけろと注意を受けます。
また、ユンチョルと不倫相手ソンミが妻のジェギョンが怪しいと感じ始めていた時、ジェギョンが夫のお店に来て仕事を手伝いたいと言います。

また、夫のユンチョルは毒入りのワインが見つからなかったのが、おかしいとずっと考えていましたが、そんな時、妻のジェギョンが「証拠の毒入りワイン」を隠して持っていたことを夫に話します。
やはり自作自演を疑っていた妻が犯人だったと分かった夫のユンチョルは妻の裏の顔をみて恐ろしくなります。
そして、毒入りワインを持っていたあなたは殺人者よと言って、あなたも私も同じ犯罪者なのよと意味ありげな怪しい笑みを浮かべます。
ワイングラスを持ったジェギョンは「復讐は相手の死を願いながら飲む毒よ、私たちはすでに飲んだわ、死が私たちを分かつまでやってみるの、私たちの再出発を・・・」と乾杯する妻・・・

5話
ジェギョンの後輩ユミンがこの事件に関わっていると考え、警察は引き続き捜査を行っていましたが、そんな時、ユミンのアトリエで火災が発生します。
人は誰もいませんでしたが、建物の地下にはジェギョンの大きな肖像画が飾られていました。
ユミンは心から愛するジェギョンの絵画だけは燃やせなかったのです。

夫のユンチョルは妻がユミンを始末したのでは?と思い、今朝もあの事件の時、ジェギョンの爪が送られてきた夢をみて、「今度はあなたの番よ」とささやきかける夢の中の妻にビクビクするユンチョルです。
ところが、朝早くに警察が来て、アトリエの火災について話しますが、ユンチョルとジェギョンは仲の良い夫婦を演じ、刑事は無事に戻られて良かったですと言って犯人は必ず捕まりますと言って帰っていきます。

夫のユンチョルは妻が持っている50憶ウォンが気になり、妻を尾行するとユミンと密会する場面を目撃し、50憶ウォンもユミンが持っていました。今度はユミンを尾行しますが、途中で妻とバッタリ会ってしまい、妻はこんな所で会うなんて嬉しいと言います。
妻の平然としている姿を見ると、これも仕組まれたことなのでしょうか?
その後、警察は事件の有力な容疑者としてユミンを緊急指名手配します。

また一方で、不倫相手のソンミもジェギョンの自作自演を知り、ユンチョルとまた手を組み、一緒に50億ウォンを奪うために作戦を立てます。
ところが、その日の夜に帰宅したユンチョルはガレージでユミンに襲われ殺されそうになりますが、ジェギョンが助けに入り、ユミンはジェギョンに殴られます。
これも二人が仕組んだことだと思っている夫のユンチョルは怖くてこの家を出ると言いますが、それでも夫婦生活を続けるという妻です・・・
ところが、3人で揉めているところを隣に住む年下夫のミンギュに見られていました。

6話
愛するジェギョンがユンチョルと一緒に住んでいることを心配するユミンはジェギョンの言うことを聞かずに勝手な行動ばかり起こします。
ジェギョンはユミンのことをバー「SUD」の社長イ・ジンスに相談しますが、その後を隣に住む年下夫のミンギュが尾行します。
その後でユミンを呼び出すジェギョンは「私より自分の心配をしなさい」と注意をします。

ユミンの潜伏先のホテルを突き止めたソンミはユンチョルに連絡します。
その後、ユミンがホテルの部屋を出ていくところを見たソンミは部屋のキーを手に入れ、部屋に50憶ウォンがあることを確認して、キーをユンチョルに渡します。
翌日、ユンチョルはユミンの潜伏するホテルの部屋に忍び込み、50憶ウォンが入っているアイスボックスを開けますが、そこにお金はありませんでした。
部屋の中を隈なく探しますが、どこにも50憶ウォンはありません。



7話
ホテルの窓から転落し血を流して倒れているユミンを目撃したユンチョル。
自分が疑われると思い、聞き込み中の警察官を振り切って車で逃げてしまいますが、これも妻の計画の1つなのかと疑ってしまうのです。

その50憶ウォンは夫のお店に宅急便で届き、妻のジェギョンがコーヒーの袋にいれて、お店の倉庫で保管しています。
ところが、そこへ元義兄のノ・チャンボム(アン・ネサン)が現れ、ジェギョンに探りを入れてきます。
すると今度はソ刑事がやってきて、「ソン・ユミンが死にました、ホテルの窓から落ちたようです」と話し、「事件現場の近くでご主人が目撃されました、連絡があればすぐに知らせてください」と言って帰っていき、すぐに夫のユンチョルは警察に連行されます。
夫に容疑がかかっていると知ったジェギョンは完璧な計画を立てて夫のユンチョルを救います。
でもユミンが死んだのは本当なのでしょうか?
すべて、死んだユミンがジェギョンを誘拐して自殺したことになりました。

8話
夫のユンチョルはお店の倉庫で50憶ウォンを見つけますが、それを見ていた元義兄のノ・チャンボム(アン・ネサン)と取っ組み合いの争いになり、結局はお互いに半分づつ分け合うことになりました。
すぐにソンミに電話して夫のユンチョルはソンミに半分のお金が入ったバックをを渡しますが、そんな時、妻が倉庫にやってきます。散らかっている倉庫を見て驚く妻に知らない誰かに襲われたとその場を逃げ切ります。

また、元義兄のノ・チャンボム(アン・ネサン)が半分のお金を持っていることをすべて気付いている妻のジェギョンは娘である姪っ子を誘拐します。
また、ユンチョルとソンミは海外に逃亡することにしますが、チャンボムから電話があり、「今すぐ金を持ってこい、お前の妻が娘のチェリムを誘拐した」とあせっています。
不倫相手のソンミは「私たちには関係ないじゃない」といいますが、夫は「僕が妻を止めないとみんなが危険にさらされる」と言い、安全のために埋めたお金を掘り返すのです。
50憶ウォンをまた手に入れた妻のジェギョンです。
ところが、50憶ウォンが気になって夫は家に帰ってきたと思っていた妻でしたが・・・
夫は離婚届を持ってきたのです・・・
そして、妻をスタンガンで気絶させ、50憶ウォンを持って家を出ていきます。

9話
また一方で、ユンチョルの隣に住む年下夫のミンギュはソンミを呼び出します。
「俺は見たんだぞ、ソン・ユミンが50憶ウォンを持っていると考えて尾行し、金を奪おうとして
ソン・ユミンを殺した」と言うと、「私は誰も殺してないし、財布には5万ウォンもない」と言います。「俺たちいい仲間になれると思うけど」と誘いかけてきます。
そして、酔ったソンミを家に送りますが、そこにユンチョルがやってきて、二人が親密そうにしている姿を目撃します。
ユンチョルは自宅に戻りますが、強盗事件が起きて妻のジェギョンが倒れていて病院に搬送されます。
ユンチョルは一度自宅に帰り、バックを確認しますが、中身の50憶ウォンはただの紙切れで、また妻にまんまと騙されてしまった夫です。
病院に戻ったユンチョルは医師から「スタンガンの衝撃で階段から落ち、後は精神的ショックによる記憶喪失です」と告げられます。
家に戻った記憶喪失の妻ジェギョンを優しく見守る夫のユンチョルは新婚当時の二人を思い出していきます。
でも、これも妻ジェギョンの演技なのでしょうか?

10話
ラブラブな甘い生活を送っているユンチョルとジェギョンですが、生活の雑音の中で少しづつ記憶を取り戻しているジェギョンは夫を不倫相手から取り戻すためにある計画を立てていたことを少しだけ思い出します。そして、あのお金はどこに?? 一番大事なことを思い出せないのです。
夫のユンチョルも妻ジェギョンの変化に直感的に気がつきはじめ、お互いに相手を騙しながらの日々を続けています。

また一方で、まだジェギョンを襲った強盗犯が捕まっていませんが、ソ刑事はソン・ユミンの遺書が偽装だと知っている奴が容疑者だと考えていますが、証拠になる50憶ウォンは今どこにあるのか?警察も捜査しています。

そんな中、ジェギョンがお店にやってきて、倉庫で夫と二人きりになります。
50憶ウォンの行方についてお互いにまた揉めますが、妻は「記憶喪失は計画になかった、おかげで何日か幸せだった」と涙を流します。
とりあえず、お金を捜すことになった二人は結婚6周年を祝うパーティーを自宅で行いお店の従業員を呼びます。この中にお金を狙っている人がいるというジェギョンです。

記憶をなくしていた妻のジェギョンはお店の従業員のイム・ドヒョンに強盗犯になってもらったことを知ります。ドヒョンのおかげで記憶も戻ったのです。
そして、50憶ウォンはキムチが入っている大きなタッパーの中に入っていたのです。

11話
離婚したい理由は本当に君を殺すかもしれないからだという夫。
ジェギョンは家を出ていくという夫に50憶ウォンを渡します。
夫は「慰謝料としてありがたく受け取るよ」と言って出ていきます。
ついに50憶ウォンを手に入れて自由になったユンチョルのところに離婚協議の代理人がやってきます。妻は離婚に合意するとのことです。
慰謝料はいらない、自宅や土地や車や店の経営権など、財産分与に関しては今後協議していきますと言って、協議離婚申請書を渡します。

また一方で、夫のユンチョルは元義兄のノ・チャンボム(アン・ネサン)から、絶対にもう一人の共犯者がいる可能性があると聞かされ、調査をするとジェギョンの元家庭教師でバー「SUD」の社長のイ・ジンスにたどり着きます。
そんな時、ソンミから「会いたい」と電話があります。
ソンミは年下夫のミンギュから、ユンチョルがカバンを2つ持って家を出たことを聞かされます。
ユンチョルはとりあえずソンミを信じようとします。
そして、妻ジェギョンにイ・ジンスという男がいたことも話してしまいます。

12話
ジェギョンは夫の50憶ウォンの保険金をかけて殺すためにソンミと手を組むことにします。
夫が死ねばお金が入り、夫の遺書も作ったのでソンミのユミン殺害の件もきれいに片付きます。
お互いの弱みを知る対等な関係だとジェギョンは言い、それに承諾するソンミでしたが、すぐにユンチョルに「ジェギョンが明日の夕食であなたを毒殺するつもりよ」と妻の計画をバラします。
ソンミは「あの女は私と手を組んでいると思っているので、逆にあの女に復讐する絶好のチャンスよ」と反撃する覚悟を決めます。
ソンミはユンチョルを守りたいのではなく、本当はただあの女を潰したいだけなのです。
今主導権を握っているのは私、このゲームは最後までやり通すと自信をのぞかせるソンミでした。
そして、毒薬のアドキシンを作ったソンミはそれをジェギョンに渡します。
当日の夜、二人で料理を作り、久しぶりに夫婦でテーブルにつきますが、ワインから乾杯する二人の駆け引きがはじまります。
ところが、ジェギョンが泣きながら「実はスペアリブにアドキシンを入れたの、腹が立ったからソンミさんと手を組んで、あなたを殺そうとしたの。もうすぐ彼女も来るわ。手土産のワインも毒入りだから絶対に飲まないで」と必死に伝えます・・・

また一方で、ユンチョルの隣に住む年上妻ウネが嫉妬からソンミをゴルフクラブで殴ったことから、偽装結婚していたことまで分かってしまい惨めになったウネは年下夫のミンギュに「秘密の約束を破ったから、この契約は終わりよ」と怒りをあらわにします。
そして、なぜか、年下夫のミンギュはユンチョルの家に忍び込み、盗聴器を仕掛けます。



13話、
夕食の席にソンミが加わり、3人が揃いますが、ソンミはユンチョルが持ってきたアドキシンの入ったアヒージョの料理を口にし、吐血して倒れてしまいます。
すべてを、隣に住む年下夫のミンギュは盗聴していました。
そこに突然、ジェギョンに用事があると言って元義兄のノ・チャンボム(アン・ネサン)が訪ねてきます。
ユンチョルが対応し、ジェギョンは怪しまれないようにソンミの死体を車庫に運び車で家を出ます。

また一方で年上妻ウネのいつもと違う行動を見て、年下夫ミンギュは怪しく感じていましたが、妻はソン・ユミンの持っていた50憶ウォンを狙っていて、ソン・ユミンのホテルの部屋でもみ合いになり転落したことが分かりました。犯人は年上妻ウネだったのです。
夫婦は50憶ウォンを奪うために今度は力を合わせようと手を組むことにします。

ところが、翌朝になって、ユンチョルの家に「50憶ウォン用意しろ、女を殺したことは知っている」と脅迫状が届きますが、隣の年下夫ミンギュは自分ではないと妻に話します。

また、脅迫状を突き止めようと動くジェギョンは家の中で盗聴器を発見しますが、夫のユンチョルはソンミを殺してしまった罪悪感から幻想を見るようになります。

14話
ソ刑事たちは、ジェギョン誘拐事件後から始まった同じような内容のウェブ小説をネットで見つけます。
誘拐事件がテーマでタイトルは「The wife」といって、ワインや毒、浮気など、キーワードが全く同じです。
そして、2時間前に新しく投稿された最新話には夫婦が浮気相手を殺したと書かれていました。
ソ刑事は怪しい匂いがすると言い、すぐにユンチョルのお店に向かうのです。
ソ刑事がソンミの話をするとユンチョルは「チン・ソンミは僕のせいで死にました。僕が殺しました」と罪の意識を感じている言葉で自白し、連行されますが、途中でバー「SUD」のイ・ジンスと接触し、ユンチョルは妻のジェギョンがわざとアヒージョを食べるように仕向けたことを知り、衝撃を受けます。ソンミを殺したのは妻・・・
イ・ジンスは「彼女を止められるのは夫のあなたしかいない」と言って証拠の品を渡します。
ところが警察にやって来たユンチョルはそこでソンミを見つけます。
死んだはずのソンミが生きていたのです。
すべて、お芝居だったのですが、これもユンチョルを困らせる復讐の1つだったのでしょうか?
「どうして生きて戻ったか気にならない?」というソンミに頬を平手打ちするユンチョル。
すべて、妻ジェギョンと不倫相手ソンミが手を組んだ仕業だったのです。

そのジェギョンは隣のウネたちの盗聴に気が付き、ケーキを作ってウネを訪ねて行きます。
「ユミンを殺したのはウネさんでしょう?」と問い詰めます。
ウネは「すべて、全部、あなたたちのせいよ」と言ってジェギョンを刃物で刺してしまいます。

15話
ウネがジェギョンを刺したところに年下夫ミンギュが帰ってきます。
ウネは「ソンミは死んでなかった、50憶ウォンを奪うわ、そのお金が手に入ったら、今度は終身契約を結びましょう」と年下夫ミンギュに言います。
夫婦はジェギョンを誘拐して、50憶ウォンを手に入れようとします。

また、怒りをむき出しにしながら自宅に戻ったユンチョルは脅迫状を見つけますが、「二度も同じ手に乗るものか」とブチギレます。そして、結婚指輪を取って投げつけるのです。
ところが、バー「SUD」のイ・ジンスから「N31」の意味を聞かされ、妻ジェギョンの真実の愛を知ります。
そんな中、50憶ウォンを持っていたソンミが年下夫ミンギュに襲われ、50憶ウォンを奪われてしまいます。
年下夫ミンギュは妻のウネに50憶ウォンを手に入れたと電話しますが、「それはあなたへの違約金と退職金の50憶ウォンよ、ご苦労様、私はこの結婚が思ったより幸せだったわ」と言って、電話を切ります。

16話(最終回)
夫のユンチョルがN31の意味を覚えていることを祈ったジェギョン。
そして、幸せも不幸も分け合うのが夫婦だと分かってほしかったのです。

ウネは傷を負っているジェギョンと一緒に死のうとジェギョンの家に火を付けようとしますが、夫のユンチョルが駆けつけます。
そこへ、50憶ウォンを持って年下夫のミンギュも現れ、ライターを持っているウネに「何してるんだ」と驚きます。
その後、ヤケになったウネがユンチョルまでも刺してしまうのですが「僕のせいでこんなことになってすまない」と言葉を残します。
また、年下夫のミンギュも妻のウネを捨てないで、一緒に逃走します。

3か月後、
ソンミはお店の社長になり、皆と仲良くお店を運営しています。
ジェギョンはリハビリを受けながら、もう少しで杖なしで歩けるようになるようです。
ユンチョルとジェギョンは夫の実家のお店を手伝いながら、笑顔のたえない毎日を送っています。
お店も譲り、50憶ウォンも失いましたが、全然悲しくない妻のジェギョンです。
それは、夫を取り戻せたからです・・・

そして、ソ刑事はリハビリ中のジェギョンを訪ねます。
「ずっと頭から離れないことがあります、隣人夫婦の逃亡を手助けしましたね。どう考えても、
理解できない、なぜあの日、あんなミスをしたのか」と話します。

また、事件で身代金50憶ウォンが奪われ、負傷し、自宅も焼失したことで、1,200万ユーロ、役160憶ウォンの保険金がジェギョンにおりることになりました。
そして、受取人は配偶者のキム・ユンチョルです。
そうなんです!ジェギョンは保険金を受け取るのに夫が必要だったのです・・・
隣で笑っている妻の真実はなんだろうか?恐ろしくて聞けない、いや想像もできない・・・
僕が一生懸けても理解できない人だ、僕のヤバイ妻、シム・ジェギョン・・・

そして、結婚10周年を迎えたユンチョルとジェギョンは思い出のお店でお祝いします。
「ありがとう、もう10年も経ったのね」というジェギョンは思い出のワインで乾杯します。
これからも二人は永遠に・・・




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