ささやき・つぶやき・備忘録

木漏れ日の下で~安らぎをもとめて~
花風景館 ~自然を求めて~
SNOW&み~♪の備忘録です。

むさくろしおす

2008-12-03 | 折々の京ことば(yahoo blog)
むさくるしいところですが。
客を座敷へ招き入れるときにいうあいさつ。
「ほんまにムサクロシオスケド、どうぞお上がりやしとくれやす」。
ムサクルシイとも。ごちゃごちゃしていて不潔なの意。
ムサイは不潔で不快なさまの形容で「苦しい」と複合した。
だらしなく汚らしい身なりにも言う。
「ムサクロシイ格好して笑われるがな」。
京都人は身なりについて厳しい観察をする。
 
           (折々の京ことばより)


ほんま身なりについては厳しかったです。
昔から大阪の食いだおれに京の着だおれってゆわれていました。
食べるもんをシマツしてまで着るもんにお金を使うてました。
四季折々の着物や帯・髪かざりと時期はずれのもんを身につけてたら影でコソコソと。。。
京都には呉服問屋がようけありましたし、着るもんには困らへんかったけど、京都で外食しようと思ってもなかなかお店が見つからなかったです。
見つけても一見さんお断りやし。。。ほとんどが大丸や高島屋の大衆食堂でした。
阪急百貨店はまだ新しくって出来て30年ぐらいでしょうか。
藤井大丸は洋服ばっかりで食堂はなかったですね。 今はどうなんでしょう。

もらいずて

2008-12-03 | 折々の京ことば(yahoo blog)
贈り物をもらって返礼しないこと。
「いつも結構なもんいただきまして、モライズテで、すんまへん」。
「貰い」に「捨て」をつけた。モライズテは「貰いっ放し」ということ。
客が手土産を持参し、「しょうもない物どすけど、どうぞお納めやしとくりゃす」と言うと
「それはそれは、そんなら辞儀なしに頂戴します」とあいさつする。
ジキナシニは「遠慮なし」という意味。
 
            (京都新聞 折々の京ことばより)