総大会 8月6日

「自分の頭で考える」とはどういうことですか？　その2

自分の頭で考え、自分の言葉で語るなら、
間違える可能性があります。
その点、聖句や指導者の言葉の
コピーであれば心配ありません。
責任もありませんから、
自信のない人でも大丈夫です。

ただし、心配な点もあります。

・そこに証はありますか？
教会二世の男の子が言いました。
「うちの親は模範解答でしか答えない」

・モロナイの約束はどうなりますか？
「心の中で深く考えてほしい」とあります。
約束が果たされないとしたら、もしかすると…

・信仰は育ちますか？
知識ばかりを求める人もあるようです。
‟知識＝信仰”との誤解があるかもしれません。

ある人と福音について語り合う機会がありました。
彼は非常に熱心な勉強家で、
質問に対する答えを聖典から的確に紹介してくれました。
ひとつのお願いをしました。
「よろしければ、聖典を閉じて、
　自分の言葉で語り合ってみませんか」
言葉は止まってしまいました。

「あぁ、あの教会ですね」
　「いえ、この教会です」
「え？　・・・」