アオクジラ-Bluepain-

日々徒然に思ったことを書き記します。ワッショイ!

薄めて伸ばして

2007年03月30日 00時08分43秒 | 日記
なけなしの時間を
貪るように
遊び食らい駆け回る

どうせ死ぬまでの限られた時間なのに
あまりにそれは現実感がなさ過ぎて
ボクらは時間を無駄にする

だから、あるていどの制限された時間が必要なのさ

自由では何をして良いかわからないから
ある程度の条件を課してくれれば
その中で自由に力を発揮できる


いつか死ぬ事を四六時中考えてたら
ハラハラしてなんにもできんけどね

少しくらいケツに火がついてたくらいが良いんだ日常

哀しき性

2007年03月27日 22時44分36秒 | 日記
頼んでもないトラックバックのお陰か
余計なアクセスが数日増えている気がする。

意図せずやってきた方こんばんわ。

ここに快楽はないよ。
ここにあるのは毒にも薬にもならないテキストと
でまかせのでまかせによるでまかせのためのでまかせだ。
さぁ、早口で三回言ってみれ。

それでも気に入ってくれた方はまたきてチョーダイ。

何の役にも立たないのにハローワークのトラックバックもあるし
まぁ、別に良いんですが

さすがバーチャル。体温などないですね。

沢山トラックバックがつくように
無駄にキーワードを羅列した日記でも書いてやろうかしら。


余談、ブログの更新要ページがレイアウト変更され気持ち悪い。

悪食

2007年03月24日 03時58分41秒 | 日記
ある時期「リスペクト」という言葉が
世の中を席巻した。

誰も彼もがそれに手を伸ばし
我が物顔で口々に声にする。

その輝きに対して、戸惑うオマエラには
それは格好の餌だった。

誰かを尊敬し認めるという行為は
所在無き劣等感を都合よく優越感に変えてくれた。

その行為は妬みに比べればさも崇高で清潔に見えるものな。

親の脛をかじり続けるクソガキどもが
せっせと父へ母へリスペクトを歌う。
世界平和もロックも大安売りで渦巻いて

案の定

瞬く間にその価値はゼロに等しくなった。


今や、「リスペクト」の権威は見事に失墜し
笑いの種になるに至る。


ガキどもが食いついたのは結局
言葉でもその意味でもなくてただのオモチャであり
飽きれば次のオモチャを探してさまようだけ。

構造は変わっていない。


ここ最近、新たに台頭してきたのは
「ありがとう」

相変わらず、上辺に食いつく輩は耐えないが
前者に見る、派手さがない分、幾分かその価値を失わず
上手く浸透しているような気がしている。

何が違うのかといえば品なのかもしれない。
「品格」という言葉も今もてはやされているが
つまり食い荒らされる言葉というのは下品なのかもしれない。
それに比べると「ありがとう」は上品。
クソガキどものひ弱なアゴでは噛み砕けない。

魅せるということ

2007年03月23日 22時23分14秒 | テキスト
我侭な子だった
愚かな子だった
贅沢な子だった

けれど嫌いじゃなかった

卑怯な子だった
横暴な子だった
弱い子だった

けれど嫌いじゃなかった

魅力というのは
マイナスがないことではなく
マイナスをプラスに変える

或いはマイナスにプラスを見出す
そういう姿勢に宿る

プラスティックルーム

2007年03月22日 22時30分51秒 | テキスト
素直になれないんだなんて事を
素直に洩らす狡猾さを携えて
アナタを傷つけたくないからなんて
実は実は本当は
自分が傷つかないための建前で

自身に息づく薄汚れた本心を
どこまで自分が理解しているのか
それすら定かではない

意識できるエゴの裏にある
無意識的なエゴの存在を
漠然と感じるだけで
何一つ確かなことは言えない

裏返って捩れて歪んで
黒い太陽抱きしめて焼けこげて
笑って誤魔化して

穴はない、穴は開いてない
黒い太陽が胸の砂漠に浮かんでいるだけ

悪ふざけ

2007年03月20日 20時06分28秒 | 日記
特筆すべきこともなし

動力となる不安や不満も一向に変化なし

いつまで経っても変わらんそれらが
腹立たしいとか

変わらんのは自らの怠惰ゆえ
矛先もどこへ向けようもないのだ

酸性の反対はアルカリ性なのだ

意味わかんね

あ、ハローワーク卒業(笑)

持て余し候

2007年03月19日 03時49分09秒 | 日記
犬も歩けば棒に当たって
ボクは歩かなくても棒が当たって
話の腰が折れて
心の芯が折れて
漏れて噴き出して
取れて泣き出して
急いで巻き返して
それはなんでもないいつものこと

決められた周期で苦悩と楽観をチェンジ

風の影響を受けて右へ左
雨のせいにして窓を閉ざす
差し込む光は瞼で閉ざす
頼んでもないのに棒が当たって目が覚める

家政婦は映画を見た

2007年03月14日 23時15分51秒 | 映画
家政婦とか雇ってみたいものです。
なんか怖いからやっぱりイイ。

◆onepieceオマツリ男爵と秘密の島
子供映画と侮るなかれ。おもしれー。
純粋にわくわくして見ました。
なんか懐かしさと清々しさが相まって
非常に爽快感が得られました。

◆トム・ヤム・クン
トニー・ジャーすげー!
マッハの時から異様でしたが
その身体能力たるやジャッキーを越えたか…
すごすぎて笑いが込み上げるという
おいしい料理食べた時と同じで
人は想像の範疇はみだすと笑うね。

◆インザプール
いい加減にいい加減に作られた映画
あんな精神科医サイテー。
後二人ほどおかしな患者を見たかった。

◆嫌われ松子の一生
始めの方、ミュージカルテイストが非常にくどかったけれど
慣れてくるのとテンポが良いのとで引き込まれる
引き込まれたかと思うとすごい距離が出来たり
ふざけた中に妙に真面目なニュアンスが入っていて
流石に評判がよかっただけのことはあるなと。
中谷美紀がやたらと前に出ているが瑛太が非常にしっかりと
話を繋いでいってるのがよかった。
しかし不条理な話。あれを幸福だと思えと言う力業な作品。

◆スーパーマンリターンズ
新鮮かつ違和感なく観ることのできた
こってこてのアメリカヒーロー映画。
日本のヒーロー物は変身が基本であるが
アメリカのは変身じゃなくてコスプレだという
松本人志の言葉を思い出してならない。
どんだけ力あるんだよというラストの
ぶっ飛んでる感とか参考にしたい。

ロード トゥ ゼロ地点

2007年03月14日 01時22分20秒 | 日記
彼は言った

三ヶ月もすれば楽になると

彼女は言った

半年もすれば忘れてしまうと

忘れるということは
人が生きていくために獲得した能力なのだと思う

けれどもオレにはそれが備わっていない

どうせたかだか何十年かすればゼロになるものを
必死に忘れてしまうこともない
痛みだっていずれはゼロになる

結局、生き方が違うというだけ
忘れて前に進んでいく彼も彼女も間違いではない
オレはそれらを引きずったまま前に進んでいくだけ

どうせゼロになるいつかまでの短い間だ

映画大放出

2007年03月11日 06時49分46秒 | 映画
◆M:I:3

想像通りの軽さで
ボーっと楽しむには大変よろしい。

◆大停電の夜に

想像以上に良い出来でした。
バラバラであったはずの物語が
ラストへ向けて収束していく。
珍しい手法ではありませんが大好きです。
気持ちよく点が線で繋がっていくのは
見ていてとてもすがすがしい気分になる。
話の結末は見た人それぞれの価値観によって
是非がわかれるものだと思います。
この作品の迎えるラストはその中でも最も
無難な安全パイのようなラストですが
ボクは非常に好感をもちました。
「安全パイを切れる誠実さ」
見終えてそれをすごく意識しました。



◆最終兵器彼女

終始、リアリティの薄さに違和感がありました。
メリハリも弱く全体的な人間描写も薄く感じました。

にも拘らず、久しぶりに
死ぬという事を考えてしまったのは何故だろう。
恐らく生きるということに直面している現状
そのせいだろうと思います。


◆ギミー・ヘブン

「共感覚」という一つの情報に対して二つ以上の感覚を
持つ人をモチーフにしたミステリーなんですが
「共感覚」という感覚自体は大変興味深かったです。
映画としてはそれへの期待感より劣る感じでしたが
最後のシーンがもっと感動的だと良かった。
すごく訴えたい感じは理解できただけに。

小さい雨粒はハロー
大きい雨粒はガーベラ

自分の見えないものを見える人に
誰しも好奇心、或いは恐怖心を覚えるものですね。
そして大なり小なり自分の感覚に
共感してくれる誰かを求めているものです。

◆間宮兄弟

奇妙な兄弟が織り成す奇妙な生活
予告編でも見ることのできる
佐々木蔵之介演じる兄がビジネスホテルで言うセリフ。
その為だけにあるといってもいい良作

◆サイレントヒル

ご存知ゲームからの映画化。
ゲーム自体やっていないけれど
実際にプレイした人に聞いても良い出来だとか。
確かに、バランスが良かった印象があります。
程よく刺激的で必要以上に見せてない。
借りてみるだけの価値あり。