アオクジラ-Bluepain-

日々徒然に思ったことを書き記します。ワッショイ!

映画大放出

2007年03月11日 06時49分46秒 | 映画
◆M:I:3

想像通りの軽さで
ボーっと楽しむには大変よろしい。

◆大停電の夜に

想像以上に良い出来でした。
バラバラであったはずの物語が
ラストへ向けて収束していく。
珍しい手法ではありませんが大好きです。
気持ちよく点が線で繋がっていくのは
見ていてとてもすがすがしい気分になる。
話の結末は見た人それぞれの価値観によって
是非がわかれるものだと思います。
この作品の迎えるラストはその中でも最も
無難な安全パイのようなラストですが
ボクは非常に好感をもちました。
「安全パイを切れる誠実さ」
見終えてそれをすごく意識しました。



◆最終兵器彼女

終始、リアリティの薄さに違和感がありました。
メリハリも弱く全体的な人間描写も薄く感じました。

にも拘らず、久しぶりに
死ぬという事を考えてしまったのは何故だろう。
恐らく生きるということに直面している現状
そのせいだろうと思います。


◆ギミー・ヘブン

「共感覚」という一つの情報に対して二つ以上の感覚を
持つ人をモチーフにしたミステリーなんですが
「共感覚」という感覚自体は大変興味深かったです。
映画としてはそれへの期待感より劣る感じでしたが
最後のシーンがもっと感動的だと良かった。
すごく訴えたい感じは理解できただけに。

小さい雨粒はハロー
大きい雨粒はガーベラ

自分の見えないものを見える人に
誰しも好奇心、或いは恐怖心を覚えるものですね。
そして大なり小なり自分の感覚に
共感してくれる誰かを求めているものです。

◆間宮兄弟

奇妙な兄弟が織り成す奇妙な生活
予告編でも見ることのできる
佐々木蔵之介演じる兄がビジネスホテルで言うセリフ。
その為だけにあるといってもいい良作

◆サイレントヒル

ご存知ゲームからの映画化。
ゲーム自体やっていないけれど
実際にプレイした人に聞いても良い出来だとか。
確かに、バランスが良かった印象があります。
程よく刺激的で必要以上に見せてない。
借りてみるだけの価値あり。