アオクジラ-Bluepain-

日々徒然に思ったことを書き記します。ワッショイ!

アンチハレルヤ!

2010年09月12日 00時22分43秒 | 日記
臭いものに蓋をしても
それは消えるわけではなくて
うっかりそれが開いた時には
異臭は一層酷くなっている。

まぁつまりはそんな状況。

大人達はずる賢く
仮想敵を作っては
自分には矛先が向かぬように
タマムシ色の御託をならべますがね。

すいませんが
それに騙されるようなガキではないのですよ。
ガキではないので無意味な批難もしませんけど。

自分のケツは自分で拭きましょう。
それが大人ってものですよ。

まぁ頑張って大人になっても
つまらんつぶてに当たるばかりで
ろくなもんじゃないですけどね。
そう言いながら腐ってはやらねぇってのは
ロックだと思うのです。

アリエッティ、他、映画善し悪し

2010年09月03日 01時15分55秒 | 映画
こないだアリエッティ見てきました。
ゆったり観られる様に集客が落ち着いた頃合の
平日レイトショーの時間帯に行くのですが
運悪く隣の席にいちゃいちゃバカップル4人組がいて
くちゃくちゃお菓子を食うという有様で少し気を削がれました。

作品は非常に良かったです。
良くも悪くも程ほどの味付けといった感じ。
小さな生き物からの視点によって
ありふれた世界が全く新しい世界として成立していて
気づきを楽しめる作品でした。

個人的には猫の絡むシークエンスは好きだったな。
特にラストの猫の振る舞いは素敵だった。


DVDも何本か観まして。

蟹工船が中々良かったです。
SABU監督の作品はヒリヒリした空気があってよろしいですな。
これを観て容易く共感するのはどうかと思うんだけれども
言わんとしている事には大いに賛同するというか
まさに日ごろ自分が抱えてるジレンマが描かれていると感じました。


それから、もう押井守はいいやと結論付けさせてくれたのが
実写最新作のアサルトガールズでした。
もはや、制作意図も意義も測りかねるというか
この監督の悪いところが全面に出た作品でした。
エンターテインメントを作る気がないんじゃなかろうかと
常々思いながらもこれまで作品を見てきたけれども
まだ、こんなことをするのなら今後の作品は観なくてもいいとつくづく思いました。

先日亡くなられた今敏監督とは対照的に
全く、観客を意識していない傲慢な作品でした。
クオリティの面でもかなり詰めが甘くて困惑すらしました。