キャメロンの実験

話題のアバター観てきました。やっと。
ちゃんと3D上映の方。

聞いていた通り
メガネonメガネでの鑑賞は
些かのストレスではありましたが
これも前評判通り
3Dで観てなんぼだと思いました。
慣れるのに少し時間がいるし
人によっては酔ってしまうようですが
想像の上をいく映像体験でした。

シナリオがどうこうという批評もありますが
それはもう重箱の隅を突くものですね。

主人公が世界認識を混濁させるように
現実を忘れて映画の世界にどっぷり浸かるのが良いです。
世界観の設定がユニークで楽しかった。

何より、
観客が劇中の人物に感情移入できるかを飛び越して
人でないものにもそれは可能かという
実験的な要素が興味深かった。

余談、かつてエイリアンで登場した
パワードスーツとか
未だ実用化されてないのに
映画の中ではさらにグレードアップしてて
一昔前から見たら相当未来な現在の
遥か先を加速してく人の想像力に
目が眩む思いがした。

さらに余談、この作品を退けて
アカデミー作品賞とった
ハートロッカーは
さぞやハードルがあがったもんです。

Everyman, Everywhere

気持ちに遊びが必要ってのが
常日頃、肝に銘じていることだけれど
遊びが大きくなりすぎて
精度が緩慢になってしまっている気がする。

モチベーションや集中力が維持できない。
緊張感が足りない。

にもかかわらず余計な感覚は研ぎ澄まされてきて
歯と歯が噛み合わない気持ちの悪さが付き纏う。


途方もなく離れているものだったら
ある種の諦めに似た感情で澄ましていられたのに
それと分かる距離にそれが在って
手が届かないことが分かるというのは
中々たちの悪いことです。

触れられないならそれでも良いさと
何食わぬ顔をしていながら
触れたくて触れたくてしかたがないのです。

痛風

肉体的な痛風には
幸い、まだなったことがないけど

精神的痛風みたいなことになって
むやみやたらにヒリヒリする。

いつの間にか手札には
呼び込んだ覚えのないカードが紛れていて
そいつを切れと誘うよう。
気に入らない選択肢が
浮かび上がった事に
苛立ちを覚えるのに
視線がそれから外せない。
そもそも何のゲームで
何を賭しているのか
よく考えたらわからないんだけど
とりあえず負けるのはゴメンなのです。

人の噂

良く言えば上昇志向で理想家
悪く言えば独善的で我が儘

それがどちらに傾くかを左右するのは
人生経験や気配りだと思うのだけれども

残念ながら後者に傾いた上に
年上とか非常に面倒くさい。

見事なくらいにその性格は
些細な所作に現れているもので

色々、好意的に受け取ろうと努めても
マイナス面ばかりが積み重なっていく。

幸いひねくれものな誰かは
それを受けて自らの姿勢を
存分に正せたりして
なんとも皮肉な話です。


それにしても
プロフェッショナルを
履き違えて回りに迷惑かけてるのは
見るに堪えなくて腹の立つ一週間だったなー。

好き放題やりたいなら
フリーランスになれば良いのに。
大概そういうタイプは
本質的には組織に依存した
勘違いヤローさんです。

悲しいことに
業界的に何処の職場行っても
この手の人が必ずいるんですよね。

なけなしの実績にしがみついて
執拗に自分を大きく見せようとする奴には
ならないようにしよう。

いよのいよ

更新が一ヶ月空いてしまった。

こういう綻びを放っておくと
気がついた頃には原型など跡形もなくなっているからね

さてさて、どうしたもんか。

色んなことの在り方などを模索したりして
半分は迷走や混乱に近いものだけれど
それなりの落し所だとか回答だとかを
見つけないといけないんだとは思っている。

もう道が無限に続いているようには見えなくなってきたしな。