アオクジラ-Bluepain-

日々徒然に思ったことを書き記します。ワッショイ!

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2011年02月23日 22時55分40秒 | 映画
人の入りも落ち着いてきた頃合なので
仕事帰りにゆったり見てきました。

ひっきりなしに言葉として溢れる情報量に
退屈する余裕すら奪われる映画。
そんな感じでした。

フィンチャーが実話を基にした作品を作るのに関しては
ゾディアックの記憶からちょっと不安でしたが
今回の作品は前述の通り退屈しませんでした。
とはいえ、やはり創造的な作品で手腕を発揮して欲しいとも思います。
脳天打ち抜かれるような衝撃は今作にはなかった。

それでも叩き込まれた情報量は余韻として
これを書いてる今に至るまでぐるぐるぐるぐると脳内を巡っているので
非常に見て良かったとも思います。

今作を見た人は何処に焦点を当ててみているのだろうか
フェイスブックに興味を抱くのか、人間関係に見入るのか、或いは…
特に中心人物であるマーク・ザッカーバーグを嫌って見るのか好いて見るのか
その辺の傾向にも興味が湧きました。
個人的には彼の性格は嫌いではない。
些か不足するものが在るものの、それを補足できない、というより
補足しない理由も凡そわかるので終始ストレス無く彼らのやり取りを楽しめました。

現在、ユーザー数は全世界で5億人だとか。
それが示すのはこのmixiにしても誰かに知って欲しいけれど
誰にも知ってもらえてない平凡な人がそれだけいるということなんでしょうね。

何しろ、当のマークは自らのSNSに登録などしなくても
5億人以上に知られているわけですから皮肉にもならん皮肉です。